休山 & 灰ヶ峰 〜呉市の紅葉🍁は最盛期でした(^^)〜

2019年12月01日(日) [日帰り]

• GPS: 11:11
• 距離: 32.1km
• 登り: 1,624m
• 下り: 1,642m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:41
• 休憩: 0:30
• 合計: 11:11

4:03 スタート地点
7:54 7:55 三津峰山登山口＆鍋桟橋下山口
8:38 8:38 高烏山(二等三角点)
9:41 9:51 休山
10:19 10:20 尾島山(三等三角点：大仁王山)
11:23 11:29 登山口
13:04 13:15 灰ヶ峰
13:58 13:59 灰が峰尾根ルート登山口
15:14 ゴール地点

　私は結果的も含め、呉市音戸町&警固屋、焼山など、人生の1／3以上、呉市にお世話になりました。第二の故郷です。

　どう巡ろうか？思案に思案を重ね、呉の街と代表的な休山〜灰ヶ峰の稜線を歩きました。
　音戸瀬戸での朝陽、三津峰山の眺め、休山への縦走路にて幾度も味わった瀬戸の情景、灰ヶ峰の鉄板の展望 & 紅葉。。

　やはり「呉」は素晴らしき山河を持つ、誇り高き街でした(^O^)。

天候

晴れ のち 曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二河峡P(広島県呉市二河峡町)に駐車させて頂きました。本当は呉二河球場(現在は鶴岡一人記念球場)横：呉市スポーツ会館Pに駐車したかったけど、朝4時前のため✖。有料Pはありますが・・・。

コース状況／危険箇所等

　全般によく整備されており、休山・灰ヶ峰ともルート様々な上、山頂まで車で行けます。
　特に灰ヶ峰は広島県三大とも中国地方三大ともいわれる夜景の名所で、私も呉市焼山町に住んでいる頃は、家族とよく車で訪れていました☆☆☆。また、2016年公開『この世界の片隅に』の舞台となっています。

その他周辺情報

麓は呉市内なので、何でもあります。

写真

12/1 4:04

朝2:30起床〜東広島市西条町から呉市二河峡町へ〜呉二河球場横のPが閉まっていたので、意を決して二河峡Pから4:04　山行開始。もちろん真っ暗。。

12/1 4:21

4:21　呉二河球場(現：鶴岡一人記念球場)。本日は呉市の魅力を伝える観光案内のような(笑)。西の夜空に大オリオンを眺めながら歩く。。

12/1 5:05

5:05　TVでよく見る大和の塔。大和ミュージアム経由：てくてく歩き、造船工場の上まで来ました。

12/1 5:05

造船所はこの時間も明か明かしてます。

12/1 5:06

戦艦大和を建造したドックの一部も残っていると聞きます。呉は旧海軍および海軍工廠により発展した街。

12/1 5:23

5:23　日新製鋼の炎🔥。昼間はよく見えないけど、すごい火柱‼

12/1 5:26

5:26　アレイからすこじま。海上自衛隊の艦船が停泊しています。

12/1 6:09

6:09　第二音戸大橋(2013開通)が見えてきました。奥に第一も。

12/1 6:22

6:22　約11km歩いて 音戸大橋(1961開通)にトウチャコ。まだ夜明け前。

12/1 6:41

6:41　トイレ休憩していたら、明るくなってきました。今見てもナイスデザイン👍。ここが休山 登山口？

12/1 6:47

6:47　第二音戸大橋分岐。ここから休山(やすみやま)まで7.5km。　

12/1 6:48

呉の街は絶えず動いています。。

12/1 7:01

7:01　雲がたなびいていますが、夜明け間近。。

12/1 7:08

7:08　何となく車道からコンクリ道へ。

12/1 7:12

7:12　音戸の瀬戸公園。

12/1 7:12

第二音戸大橋(手前)と音戸大橋。第二の橋梁をサルベージ船で運んでいたド迫力シーンを思い出す。。

12/1 7:19

7:19　車道を進み、平 清盛公像のある広場にて朝陽を拝む。
うっとりしながら🍙を頂く。。

12/1 7:25

(南東)瀬戸の情景。牡蠣いかだアート。

12/1 7:28

朝陽を浴びる清盛公。

12/1 7:33

7:33　広場からの遊歩道を進むと草むらに・・・。踏み跡を辿る。

12/1 7:35

7:35　こんな山道ですが、アスファルトより足に優しく心地良い(^^)。

12/1 7:38

7:38　再び車道にて クサギの実。灰ヶ峰にもありました。

12/1 7:42

7:42　アオツヅラフジ。あんどうさん⇒hobbitさんより教わる。

12/1 7:43

ムラサキシキブ。

12/1 7:50

7:50　ヤクシソウ。

12/1 7:53

7:53　三津峰山→休山 縦走路登山口。

12/1 7:53

手作り感あり。感謝。

12/1 8:03

8:03　よく整備されており快適(^^)。

12/1 8:07

8:07　三津峰山 手前の塔を見に、草むらへ入ったらヌスビトハギの種が衣服にびっちり付いて、取るのに20分くらい？費やしました・・・。はあ〜(+o+)。

12/1 8:12

8:12　三津峰山(高烏山：380.4M)。初めて。

12/1 8:12

(北西)造船所など素晴らしい展望(^^)/。右手奥側に広島市内も見える〜。

12/1 8:13

8:13　アレイからすこじまの艦船。潜水艦も。

12/1 8:35

地理院ではこの山名。「三津峰山」は地元名でしょう。

12/1 8:37

左端に工業用塩の島も見える。

12/1 8:37

日新製鋼、広いね〜。旧：海軍工廠。

12/1 8:40

8:40　少し進んで三角点にて。

12/1 8:45

8:45　下りたら一旦、車道に出て、再び山道へ。

12/1 8:59

12/1 9:01

9:01　危ない東屋(笑)・・・。

12/1 9:03

9:03　こんなピーク(419M：眺望なし)もありながら。。

12/1 9:06

9:06　高天原神社。石柱が切れたところに遊歩道入口あり。

12/1 9:06

休山が近付いてきました。

12/1 9:09

9:09　石段や・・・。

12/1 9:11

9:11　木段を登って行く。

12/1 9:19

9:19　(北北東)休山の左肩に灰ヶ峰の山頂レーダードームが見え、テンション(↑)。

12/1 9:20

北側に呉の街並みを望む。麓の広いグランドは「入船山公園」。

12/1 9:20

(中央奥)再び二河球場。カープの公式戦や昔、南海ホークスの春キャンプが行われていました。更に奥がスタート地点の二河峡。

12/1 9:23

9:23　旧日本軍でしょう。石柱が何箇所かありました。

12/1 9:29

9:29　車道→山道→車道の繰り返し。

12/1 9:34

道が色々あって、意外と面白い(^^)。

12/1 9:38

9:38　呉は温暖なため、現在(いま)が紅葉見頃(^^)。

12/1 9:39

いずれにしても階段が多いです。

12/1 9:41

9:41　休山(やすみやま)。スタートから5時間半強。

12/1 9:42

展望台より南東。中央の小島は「下黒島」、左手に下蒲刈島が伸びています。

12/1 9:47

もやっていますが、北西に広島市内を望む。正面左手：安芸の小富士👍。

12/1 9:53

三角点はないので、「休山(497.4米)」石標にて＼(^o^)／。3度目かな。

12/1 9:56

9:56　休山で休んで、「清水・阿賀方面」へ車道を下りる。清水方面は、呉医療センターや呉市の総氏神：亀山神社へ繋がります。

12/1 9:57

すぐ下に休山の神社。

12/1 9:59

9:59「休山〜大入(だいにゅう)登山路」へ下ります。目指すのは大入(阿賀南)方面でなく、呉越峠：西鹿田へ。

12/1 10:08

10:08　山道〜車林道〜山道を繰り返します。

12/1 10:11

10:11　休山の北尾根を縫うように下りる。

12/1 10:13

10:13　(東側)阿賀〜広の町並み。

12/1 10:18

この分岐を右上に辿ると・・・。

12/1 10:21

10:21　電波塔設備の近くに 316.5M三角点あり。

12/1 10:21

その横の石碑。比較的、新し気。。

12/1 10:31

10:31　再び車林道を下りていると、景色が開けて灰ヶ峰がバ〜ンと。。テンションMAX(^^)/。 右のこんもりは江ノ藤山。

12/1 10:38

10:38　その前に下りなきゃ(笑)。車林道を少し外して、強引に斜面をトラバース・・・。

12/1 10:41

10:41　はっきりしない道ですが、こういうのが面白い(^^)。

12/1 10:44

10:44　あっけなく本道に復帰。もう少し楽しみたかった。。

12/1 10:54

10:54　休山トンネル上あたり：鹿田地区の公園に出ました。

12/1 11:01

11:01　路地をてくてく下りると、呉越峠：本通(八丁目)。こんな坂道に昔は市電が通っていたと聞く。

12/1 11:02

灰ヶ峰は目の前。本通をまたぎ、「平原浄水場（灰ヶ峰登山口）」を目指します。

12/1 11:08

11:08　映画「海猿」でお馴染み。呉は階段の街・・・。地味にしんどい('ω')。

12/1 11:12

11:12　浄水場の辺りを地味に上っていく。この辺に住んでいる人は足腰がおのずと鍛えられそう〜。

12/1 11:26

11:26　日陰の無い地味な舗装路の上りが、この山行一番の難所だったかも(笑)。。やっと山道登山口・・・。

12/1 11:40

11:40　墓地ゾーンを抜け、山道に入ると何故か？元気復活の私(^O^)。

12/1 11:49

11:49　本日は紅葉目当ての七曲コースへ。

12/1 11:55

11:55　崩落した山道へ行かないようロープが張られています。感謝。

12/1 12:03

12:03　銀明水。う〜ん、飲むにはちょっと勇気が要る？ 上の金明水は山道からやや外れているためパス。汲んで帰ったことありますが・・・。

12/1 12:13

12:13　この日を選んだのはこのため。

12/1 12:14

上に行くほど素晴らしき紅葉。呉は温暖な気候のため、11月下旬〜12月上旬が紅葉の見頃だってことを、元：呉市民の私は体感していました。

12/1 12:15

12:15　七曲コースの紅葉を以下に。

12/1 12:16

12/1 12:17

12/1 12:19

12/1 12:19

12:19　しあわせです。。

12/1 12:21

12/1 12:21

12/1 12:22

12/1 12:26

12:26　車道出合いの東屋。

12/1 12:28

12:28　呉市の眺めもありましたが、後ほど。車道から右上しばらくの山道から紅葉の続きをお楽しみ下さい(*^^)v。

12/1 12:32

12/1 12:33

12/1 12:34

12/1 12:37

12/1 12:39

12/1 12:40

12/1 12:49

12:49　最後に急な木段を登ります。右にやや緩やかな山道もあり。

12/1 12:53

12:53　この季節は急登も苦になりません(^^)。

12/1 12:59

12:59　木段が崩れている箇所もありながら。

12/1 13:02

13:02　阿賀方面に展望が開ける岩場もありながら登って行き・・・。。

12/1 13:04

13:04　山頂直下。

12/1 13:06

13:06　灰ヶ峰。山頂展望台はこんな天気良いのに、まさかの貸し切り。

12/1 13:07

登頂4度目ですが、レコ版は初めて。＼(^o^)／。
この後、カップル(昭和な響き・・・)が2組。

12/1 13:10

東に野呂山を望む。雨模様かと思っていただけに感慨ひとしお(*'▽')。

12/1 13:10

野呂山(膳棚山)の鉄塔は11本以上。。広島では一番かも？

12/1 13:11

(南西)本日巡った呉の街と休山。音戸瀬戸は山の向こうかぁ。。

12/1 13:11

(南南東)阿賀〜広 方面。🍙食べながら。。

12/1 13:13

(北東)麓の呉市郷原町〜東広島市黒瀬町 方面。左手の岩山には「火の用心」が刻まれいます。

12/1 13:19

展望台下の三角点。737(M)は何と呉市の〒郵便番号⁉。

12/1 13:21

(北西) 私的「広島県百名山」100座目：絵下山。どこから？

12/1 13:26

13:26　帰路は中電道：西尾根ルートにて。

12/1 14:00

14:00　車道出合手前にあったマンリョウ。縁起良い感じ(^^)。

12/1 14:00

振返って、ここが下り口。

12/1 14:02

車道をまたいで、イノシシ柵付の竹林を下りると・・・。

12/1 14:03

14:03　この祠に出ました。車道を直進→焼山、右→郷原、左→平原〜呉市内の交差点。

12/1 14:10

14:10　車道中、カラスウリ。「真っ赤な秋」を口ずさむ♪。

12/1 14:16

14:16　ここから細い車道を下りました。

12/1 14:28

14:28　👍。

12/1 14:30

14:30　呉らしい情景。

12/1 15:01

15:01　呉二河球場まで戻って来ました。朝は真っ暗で見えなかった休山を望む。。

12/1 15:18

15:14　11時間11分の山行を終える。

12/1 15:21

久しぶりに思い出ある二河峡を見物して西条に帰る。
良き日でした。。

撮影機器：

IXY 650 CANON

感想

よしP

　呉の歴史のなかで苦難の時代だったでしょうが、旧：日本海軍の一大拠点。元を辿れば、ほとんどの住民が日本全国各地から海軍関係の疫労で集められた先祖を持つのではないでしょうか？　当時は山々に囲まれ自然の要塞ともいえる地形が、海軍基地としての適性を持ち合わせていたようです。
　この山行で巡った休山〜灰ヶ峰は、もちろん戦時中の最高軍事機密で、その当時を生きていた方々は、絶景や紅葉を味わうなんて許されなかったでしょう・・・。※戦時中は高射砲陣地など知られないよう地図から稜線が消されていた・・・。
　違う意味での「申し訳なさ」すら感じました。。

　昭和20年7月1日の呉大空襲で呉市は壊滅的被害を受けました。「この世界の片隅に」によく描かれています。苦難を乗り越えて造船業や海猿が躍動する呉市には、他の都市にはないパワーを感じます。

　お世話にもなり、大好きな呉市＼(^o^)／。紅葉真っ盛りの灰ヶ峰から素晴らしき呉の街並みを眺められ、「幸せ」な一日でした。。

コメント

hobbit

早起きというか・・
えんなさん　こんにちは

鶏より早く
夜中から出発されて
海からの夜明け素晴らしいですね。
日の短い季節に長い時間を作られたことに敬服します。

最後の紅葉がせとうちへ到達して
見どころ満載のロングルートでしたね。

よしP

Re: 早起きというか・・
　hobbitさん、ありがとうございます(^^)。

　呉には思い出があり過ぎて、呉の素晴らしさを少しでもお伝え出来たら。。のような、普段とは180°違う想いで巡りました。

　今は亡き父が、私の幼な時期に呉国立病院(現：医療センター)に長く入院したこともあり、週末といえば薄暗い病室や食堂を思い出します。
　そんな時に母が私と妹を連れ、中通りの「サン劇(現在は駐車場･･･)」で当時の大ヒット作：「ジョーズ」(※子供には刺激が強過ぎ、夜トイレに行くのが怖くなりましたが･･･)を観た後、近くのデパートで「カツ丼」を食べさせてくれたことを覚えています。妹は「お子様ランチ」だったかな〜。あの当時としては贅沢な一日でした･･･。

　新婚時代は、お互いの職場があった関係で呉市焼山に住んでいました。子供が出来、家族で何度も「灰ヶ峰」の夜景を眺めに行っては、「明日からも頑張ろう！」と活力を頂いていました。

　辛いことも幸せなこともありましたが、「呉」は私にとって大切な場所です。一昨日は大好きな呉を巡り、予報に反して好天、心に残る山行となり、「幸せ」な日でした(^O^)。

もみじ🐤@momijiosamu

青い海と赤い山と
こんにちは。
山も街並みも素敵な呉欲張りセットお疲れさまでした。
広島県でもまだまだ紅葉楽しめるのですね。
明日は湯来町の方へ行く予定でしたが、沿岸部の山も候補に入ってきました。

よしP

Re: 青い海と赤い山と
　 momijiさん、ありがとうございます(^O^)。

　奥の山の素晴らしさも感じつつある私ですが、呉の灰ヶ峰が根本にあるかも知れません。
「来て良かった〜(^^)/」な感じは、(ひいき目も含め)どこの山にも勝るものがあります。
　急登→(紅葉etc.含む)絶景→美味しい🍙は私の「山登り」に求める三大要素かな(笑)。。　景観は太陽光の加減で、三津峰山から望む呉〜広島の眺めが、この旅一だったかも知れません･･･。

　とはいえ、犬伏的な奥深さにも惹かれながら。。momijiさんだけにお伝えしますが(笑)、明後日、100座目の絵下山を目指します。どんなルートで登るか？未だ思案中。。