知らない道を歩いてみたい 新大日


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,593m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:35
出発当日またもや寝坊し出発が1時間半遅れ、悩んだ末に計画自体とりやめることにした。
天気は良いようなのでとりあえず、丹沢方面へ向かってみる。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:神奈中バス 大倉停留所、小田急線 渋沢駅 |
写真
感想
寝起きはそれほど良くない方なので、眠さを抱えたまま電車に乗る。
眠すぎて計画も立てないまま、何となく秦野駅で下りてヤビツ峠行きバスを待つ。
結構な行列だったが、あとから臨時便が出たので座ってヤビツ峠まで行けた。
この時点では大山へ登り、下社に下りて参道で豆腐料理を頂くつもりでいた。
ヤビツ峠に着いて地図を眺めていると、未踏の長尾尾根が気になってしまう。
コースタイムでも問題なさそうなので、長尾尾根で新大日へ登るコースを計画した。
まずは門戸口(青山荘)へ向かう、台風の影響か以前来たときより道は荒れていた。
喫茶店の前で少しばかり休憩して、札掛へ向けて舗装路を一路北上する。
吊り橋を渡って少し行くと丹沢ホームがあり、ゲートを越えて林道へ進んだ。
10分ほど歩いて、地図を見ると林道ではなく登山道で進むコースがあるので戻る。
林道からも別ルートで新大日へは続いているが、現在通行止め区間があるらしい。
丹沢ホームまで戻って裏手に登山口を見つけ、無事に長尾尾根に合流した。
長尾尾根はおおむね道が良かったが、一カ所だけ崩落している場所があった。
崩落箇所を高巻いた踏み跡があったので、さほど問題もなく通過できた。
新大日に着くまでの間で会った登山者は一人だけ、ヤビツ峠の喧騒が嘘のようだ。
新大日には休憩中の登山者が二人いて、自分も座ってこの後のコースを模索する。
はじめは塔ノ岳に行くつもりだったが、長尾尾根を歩いてきた意味が薄れそう。
政次郎の頭から戸沢へ下りようと思ったが、その時書策新道の事を思い出した。
スマホを駆使して情報を集め、念のため先人のログをスクリーンショットしておく。
行者ヶ岳との間にちょっとした平地があり、そこが書策小屋の跡地らしい。
その奥に書策新道の下山口があり、廃道のためか通せんぼロープが張られていた。
ロープを越えた先には整備された登山道が続いていて、とても廃道とは思えない。
マーキングも豊富だし、危なそうなところにはだいたい補助ロープが張られている。
それでも、ちょっと道が不明瞭なところもあり、実際道間違えした場所もある。
途中ビバークするのに良さそうな洞穴があったが、おそらく鉱山の坑道跡。
かつてこの辺りは大日鉱山と呼ばれ、マンガン鉱石の採掘場となっていた。
大日鉱山が廃坑になった後に、鉱山道を整備して書策新道ができたという話だ。
白竜の滝などを経て水無川本谷と出合う、ここはこの夏に沢登りで一度来ている。
以前はあった登山道の道しるべの看板が、柱だけを残して無くなっていた。
さらにそこから登山道へ復帰する道も崩壊していて、多少復帰に手こずった。
そこを越えたら再び整備された登山道、下るにつれて木々の葉が色づきだした。
書策新道の登山口に到着、水の流れる階段を下って作治小屋の方へ下りた。
そこから先は林道を大倉方面へと向かう、風の吊橋を渡るとバスが待っていた。
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