記録ID: 2138090
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無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
雨飾山(キャンプ場~荒菅沢出合~笹平~山頂 往復)
2020年08月15日(土) [日帰り]


- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 972m
- 下り
- 972m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:21
気温の上昇が予想されたので、早朝夜明け前の出発を予定した。荒菅沢出合までは危険個所はなさそうだったので、夜明け前にライトをつけて進み、荒菅沢で夜明けを待つことにした。それでも、下山時は気温が上がって、コロナ自粛で鈍った体にはこたえた。
天候 | 【8月15日(土)】登山口>荒菅沢出合>笹平>山頂>笹平>荒菅沢出合>登山口 〇晴れときどき曇り 早朝、標高1160mにあるキャンプ場で起床。夜明け前、高度が高いので気温はやや低く感じられた。テントは夜露に濡れる。風弱く、空は晴れ、三日月の明かりがおぼろげに降り注ぐ。 キャンプ場からライトを照らして、大海川の河原に沿って歩いてゆく。さらに尾根に取りついてブナ平を経て荒菅沢へ登ってゆく。ここまでは陽射しがないので汗はかくが暑さはさほど気にならなかった。 荒菅沢出合から笹原への登りは、朝陽が昇りはじめ、日光が注ぎ出す。大汗を拭きふき高度を上げていく。 尾根を登りきると笹原に到着する。日差しが強いものの涼風が吹きつけて気持ちがいい。 最後の急な登りをこなして山頂に着く。一瞬、雲に覆われて視界がなくなったが、心配する間もなくすぐに晴れた。山頂から東を眺めれば手前に火打山、奥に妙高山を望むことができる。北には姫川を下って糸魚川市街地の奥に日本海を望むことができる。西には北アルプスが展望できるらしいが、山並み全体が雲に覆われて判然としない。 下山時、笹原から下ると徐々に気温が上がってくる。大海川の河原を歩くころには、気温が上がりサウナの中で歩行訓練をしているようだ。キャンプ場のスタッフさんも「今日は本当に暑いね」と言葉を交わしていた。 (参考)気象庁【長野県長野】 8月14日(金)12時 気温摂氏31.6度 東北東の風 風速2.6m/s 晴れ 8月14日(金)15時 気温摂氏32.9度 北の風 風速5.1m/s 晴れ 8月14日(金)18時 気温摂氏29.2度 北北西の風 風速3.1m/s 晴れ 8月14日(金)21時 気温摂氏26.5度 西北西の風 風速1.3m/s 晴れ 8月14日(金)24時 気温摂氏24.4度 北西の風 風速0.3m/s 晴れ 8月15日(土)03時 気温摂氏24.4度 北東の風 風速1.0m/s 晴れ 8月15日(土)06時 気温摂氏23.8度 北西の風 風速0.6m/s 晴れ 8月15日(土)09時 気温摂氏29.3度 南南東の風 風速1.8m/s 晴れ 8月15日(土)12時 気温摂氏33.7度 北北東の風 風速2.2m/s 晴れ 8月15日(土)15時 気温摂氏34.4度 北の風 風速3.4m/s 晴れ 8月15日(土)18時 気温摂氏28.7度 北の風 風速3.6m/s 晴れ (参考)長野県長野市(8月15日(土)) 日の出時刻 05:05 日の入時刻 18:38 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
04:39 登戸駅 発【電車で】 05:24 立川駅 発(18分) 06:23 大月駅 発(4分) 07:24 甲府駅 発(12分) 09:20 松本駅 発(2分) 10:26 信濃大町駅 発(8分) 11:25 南小谷駅 着 11:52 南小谷駅 発 L00.0km H511m 12:07 中土交差点 通過 L04.5km H489m 12:39 中土郵便局 通過 L08.0km H553m 13:55 押立沢 通過 L12.9km H755m 14:50 露天風呂前 着 L16.1km H983m 15:30 露天風呂前 発 16:20 キャンプ場 着 L19.1km H1164m 【8月15日(土)】 13:15 キャンプ場 発 13:25 露天風呂前 通過 13:55 中土交差点 通過 14:13 道の駅おたり 着 15:20 道の駅おたり 発 15:28 北小谷駅 着 16:01 北小谷駅 発 16:19 南小谷駅 発(3分) 17:19 信濃大町駅 発(6分) 19:26 上諏訪駅 発(36分) 21:31 大月駅 発(5分) 23:08 新宿駅 着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【全行程の休憩ポイントなど】 ●登山口横休憩舎の水道は飲用不適。キャンプ場利用者はキャンプ場受付で飲用水をもらうことができる。荒菅沢出合で水を補給する(飲用は自己責任で)。 ●登山口にトイレがある。荒菅沢出合手前の標高1500m小ピークに簡易トイレブースがある。 ●ブナ平、荒菅沢出合、標高1700m付近岩場、金山への分岐、山頂に腰を下ろせる場所があり、休憩ポイントになる。 【危険ポイントなど】 《登山口~荒菅沢出合》 特に危険個所はない。 水道とトイレのある休憩舎の中に登山ポストがある。この休憩舎の横に登山口がある。登山口からいったん緩やかに下り、大海川の河原に沿って歩く。やがて、左手の尾根に取りついて樹林の中の急坂を登っていく。登りが緩やかになるとやがてブナ平に至る。さらに登ると標高1500m付近の小ピークを迎える。ここに簡易トイレブースが設置されている。この小ピークを過ぎて60〜70m程度坂を下っていくと視界が開け荒菅沢に出る。この沢の両岸が水補給(飲用は自己責任で)、休憩のポイントになる。 《荒菅沢出合~笹平》 特に危険個所はない。 荒菅沢を横切って対岸の樹林帯の中の急坂を登っていく。樹林帯を抜けると荒菅沢の渓谷や山頂方面の山際を見渡すことができるようになり、尾根筋を登っていることに気づく。この尾根筋の登山道の一部には岩場や、急な箇所にはハシゴが設置されているが、足元に注意して進めば危険なことはない。さらにしばらく進むと、傾斜が緩やかな笹原に至り、雨飾山山頂を正面に臨むことができる。笹原の中の登山道を進むと、金山への分岐、さらに雨飾温泉への分岐を見送り笹平に至る。 《笹平〜山頂》 特に危険個所はない。 笹平を過ぎてしばらく進むと荒菅沢をのぞき込む小さな谷に至る。この谷の周辺は花がいっぱい咲いていた。この小さな谷を渡り急坂を登ると山頂に至る。雨飾山の山頂は小さな二つの頂からなる双耳峰になっている。山頂からは360度の展望を楽しむことができる。 |
その他周辺情報 | 【道の駅おたり 日帰り温泉 深山の湯】 料 金:大人660円、子供330円 営業時間:8月15日 09:00 – 21:00 (最終受付 20:30) 日によって営業時間は変わるので、H.P.で要確認 休 館 日:水曜日 (ただし、8月中は水曜日も開館) 住 所:〒399-9601 長野県 北安曇郡小谷村 北小谷 1861-1 電 話:Tel: 0261-71-6000 ホームページ:https://www.michinoeki-otari.com/ 【雨飾高原 露天風呂】 料 金:寸志 営業時間:10:00 – 21:00 休 館 日:期間中無休 ※冬期(11月下旬〜4月中旬) ホームページ:https://www.vill.otari.nagano.jp/kanko/spa/amakazari/ 施 設:男湯、女湯、脱衣所、水道(飲用できるか不明)あり。洗場なし |
写真
装備
個人装備 |
登山靴:Sirio P.F.630 26.0cm
Giant Glide
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感想
・コロナ禍からのリハビリ
コロナ自粛で7kg体重が増えてしまった。今回リハビリのため雨飾山を選んで臨んだ。登ってみたところ、体重の増加もきつかったが、それ以上に循環器系の能力が低下して、すぐに息が上がってしまうことがきつかった。スタミナ切れとはこのような状態を指すのであろうか。スタミナ回復のトレーニングを工夫したい。
・25年ぶりの雨飾山
雨飾高原露天風呂は昔と変わっていない。アブの襲来も昔と変わらない。登山口にある休憩舎と雨飾高原キャンプ場は昔はもっと簡素な施設であったと記憶している。今回訪れてみて、充実した施設が整備されていて快適であった。次回はアブのいない季節に訪れてみたい。
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