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Yamareco

記録ID: 2141616
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

噂の激藪尾根へ(チョキ北西尾根〜八幡尾根〜金峰山)

2019年12月11日(水) 〜 2019年12月12日(木)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
24.2km
登り
1,881m
下り
1,876m

コースタイム

1日目
山行
3:53
休憩
0:18
合計
4:11
10:26
60
スタート地点
11:26
11:44
92
チョキ北西尾根とりつき
13:16
13:16
81
14:37
P2035手前コル
2日目
山行
6:27
休憩
1:11
合計
7:38
6:46
34
P2035手前コル
7:20
7:45
76
9:01
9:01
82
P2333
10:23
10:23
10
主脈合流
10:33
10:43
97
12:20
12:34
18
12:52
13:14
70
14:24
ゴール地点
天候 12/11 晴れ
12/12 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年12月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
【チョキ北西尾根】
チョキへと直登する北西尾根の枝尾根の選択肢は3つある
今回は一番人の手が入っていそうに見えた中央の枝尾根を選択。
尾根の下部は林業用の作業道となっており、非常に歩きやすい。尾根の上部は気持ちの良い笹原が広がっている。テープや踏み跡は皆無だが、尾根を外さなければ迷うことはないと思われる。
【八幡尾根】
行程の半分位は石楠花とコメツガの藪だが、ルートをしっかり見極めればそこまで猛烈な藪漕ぎを強いられることはない。尾根上にシャクナゲが密生している場所は大体尾根の東か西側から逃げられる。尾根上の巨岩も基本巻けるようになっている。
テープや境界見出標を頼りに歩けるので、藪慣れしている人ならそこまで苦労せずに歩ける印象を受けた。
木賊峠へ至る林道は冬期通行止めになっています。
木賊峠へ至る林道は冬期通行止めになっています。
チョキ直登尾根のとりつき付近
当たりをつけていた尾根が3本あったが今回は中央の尾根を選択。
チョキ直登尾根のとりつき付近
当たりをつけていた尾根が3本あったが今回は中央の尾根を選択。
この斜面を直登
尾根に乗ると快適な道となる
林業用の作業道が続いていました
2
尾根に乗ると快適な道となる
林業用の作業道が続いていました
振り返ると八ヶ岳
12月中旬とは思えない光景
1
振り返ると八ヶ岳
12月中旬とは思えない光景
藪もなく快適な尾根道
藪もなく快適な尾根道
チョキ北西尾根上部は気持ちの良い笹の道
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チョキ北西尾根上部は気持ちの良い笹の道
自撮り
今回は猛烈な藪こぎに備えて2泊3日の装備を40Lのザックの収めてきました。
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自撮り
今回は猛烈な藪こぎに備えて2泊3日の装備を40Lのザックの収めてきました。
チョキ山頂直下は急登でした
チョキ山頂直下は急登でした
チョキ登頂
山頂標識?で記念撮影
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山頂標識?で記念撮影
八幡尾根に乗り換えました。
石楠花の藪が酷い尾根とのことでしたが果たして・・
ここはまだ平和です。
八幡尾根に乗り換えました。
石楠花の藪が酷い尾根とのことでしたが果たして・・
ここはまだ平和です。
途中にある覗き岩に寄り道
途中にある覗き岩に寄り道
これから歩く八幡尾根を俯瞰
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これから歩く八幡尾根を俯瞰
途中雰囲気が良い草原がありました。
途中雰囲気が良い草原がありました。
草原からは富士の展望
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草原からは富士の展望
正面に2035手前のピーク
ここまでは平和な尾根でした
正面に2035手前のピーク
ここまでは平和な尾根でした
いよいよ来たか
もう逃げられない
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もう逃げられない
崩落地の縁を歩く
崩落地の縁を歩く
比較的新しいテープが取り付けられている
比較的新しいテープが取り付けられている
ピークからコルへ降りる場所も藪
ピークからコルへ降りる場所も藪
藪を抜けると開放的な空間が広がっていました。
本日の幕営地に到着です。
藪を抜けると開放的な空間が広がっていました。
本日の幕営地に到着です。
水場があれば最高のキャンプ地なんだけどなぁ
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水場があれば最高のキャンプ地なんだけどなぁ
今回はテントマット代わりにSOLのブランケットを使用したが超快適でした。
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今回はテントマット代わりにSOLのブランケットを使用したが超快適でした。
翌朝、朝日を浴びる奥秩父の美しい森
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翌朝、朝日を浴びる奥秩父の美しい森
尾根上には巨岩が立ち塞がります。
ここは左に巻く
尾根上には巨岩が立ち塞がります。
ここは左に巻く
八幡山手前のコルにはトタンやドラム缶が散乱していました。
八幡山手前のコルにはトタンやドラム缶が散乱していました。
巨岩が乱立するピークの一つが八幡山です。
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巨岩が乱立するピークの一つが八幡山です。
八幡山から金峰山
右手前のピークが2333ピーク
八幡山から金峰山
右手前のピークが2333ピーク
進路を東へ
ここも藪がうるさい
進路を東へ
ここも藪がうるさい
水晶畑
かつての採掘の名残だろうか
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水晶畑
かつての採掘の名残だろうか
透明度が高いものも混在してました。
2
透明度が高いものも混在してました。
ずっしり
コメツガの森
初期型?のアクエリアス缶
80年代初期のものらしい
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初期型?のアクエリアス缶
80年代初期のものらしい
ここにも採掘跡?が
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ここにも採掘跡?が
こんなのがゴロゴロ落ちてる
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こんなのがゴロゴロ落ちてる
巨石と苔の森
雰囲気が素晴らしいです。
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巨石と苔の森
雰囲気が素晴らしいです。
奥秩父てやっぱりいいな
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奥秩父てやっぱりいいな
岩のアスレチック
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岩のアスレチック
深い森を抜けると金峰山が間近に迫る
深い森を抜けると金峰山が間近に迫る
森林限界を越えると藪に這松が仲間入り
ここからの尾根歩きが八幡尾根のハイライト
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森林限界を越えると藪に這松が仲間入り
ここからの尾根歩きが八幡尾根のハイライト
強い冬型で天候が安定しない
強い冬型で天候が安定しない
12月半ばの森林限界てこんなに青々としてたっけ
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12月半ばの森林限界てこんなに青々としてたっけ
ここまで来れば藪からは解放されると思ってたが・・
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ここまで来れば藪からは解放されると思ってたが・・
最後の最後で強烈な藪漕ぎを強いられましたw
最後の最後で強烈な藪漕ぎを強いられましたw
地面に足がつかないタイプの藪は八幡尾根ではここだけでした
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地面に足がつかないタイプの藪は八幡尾根ではここだけでした
あと少し
抜けた!この開放感よ
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抜けた!この開放感よ
歩いてきた八幡尾根を振り返ります。
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歩いてきた八幡尾根を振り返ります。
主脈に合流しました
主脈に合流しました
瑞牆山と小川山
小川山の北陵もいつか歩いてみたいな
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瑞牆山と小川山
小川山の北陵もいつか歩いてみたいな
3年ぶり3回目の金峰山頂
展望はイマイチ
3年ぶり3回目の金峰山頂
展望はイマイチ
八幡尾根を見下ろしながら下山します
八幡尾根を見下ろしながら下山します
尾根の北側はガチガチに凍結していました。
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尾根の北側はガチガチに凍結していました。
予定ではここでもう一泊する予定でしたが想定より3時間早く八幡尾根を突破したのでこの日中に下山することにしました。
予定ではここでもう一泊する予定でしたが想定より3時間早く八幡尾根を突破したのでこの日中に下山することにしました。
瑞牆山の雄姿
みずがき山荘に下山しました
お疲れ様でした〜
みずがき山荘に下山しました
お疲れ様でした〜

感想

長らくご無沙汰していた奥秩父の山へ
以前から暖めていたチョキから八幡尾根を経由しての金峰山のルート。
今回漸く出向く機会が訪れました。
八幡尾根は「激藪」との噂は聞いていたので、今回は荷物を極限まで軽量化する等、万全の体制で挑みました。
実際にはそこまで藪は酷くなく、ルートも想像していたよりも抜け道が多く、快適に歩ける区間が多いなという印象の尾根でした。身動きが取れないような藪を期待していただけに少々拍子抜けでしたが、ルート上では奥秩父らしい美しい森や水晶畑、森林限界を超えた大展望の尾根と奥秩父の魅力が凝縮されたルートで楽しめました。
シャクナゲの時期にまた再訪してみたいと思います。

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コメント

行ってきたか!
チョキチョキ行ってきたのね〜!
言うほど藪ではないでしょ〜

冬山検討しておいてちょうだいな!щ(゜▽゜щ)
2020/1/18 3:33
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