中倉山:孤高のブナに会うためひたすら登り!半袖隊長、足尾や日光の山並みを大展望


- GPS
- 05:32
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 985m
- 下り
- 1,028m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 5:30
累積標高(上り): 1351m /累積標高(下り): 1390m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:39.85=19.39+(1351÷100)+(1390÷100÷2)
→→→判定「●EK32〜40未満 日帰りとしてはきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献

分県登山ガイド08栃木県の山(山と渓谷社/2018年7月1日初版)
31中倉山(なかくらやま)21530m:360度さえぎるものがない足尾山地の展望台
天候 | ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【復路】通洞駅1611 ![]() ![]() ![]() ![]() (注1) ![]() (注2) ![]() 【考察】日光市営バス(足尾JR日光駅線)を利用すれば、1時間ほど行程を早めることが可能である。但し ![]() ●東武日光駅0936 ![]() ![]() (東武日光駅〜赤倉BS=1,200円、赤倉BS〜銅親水公園入口BS=130円) ⇒日光市HPを参照 http://www.city.nikko.lg.jp/seikatsuanzen/guide/seikatsu/bus/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]![]() ●ロープ・鎖・梯子などが設置された岩場などはなく、特に際立った危険箇所はない。 下りで落ち葉堆積地帯やザレ場でのスリップ・転倒を注意するぐらいで事足りる。 ●その他の特徴的なこととしては、指導標があるのは頂上だけで、親水公園駐車場から始まり、林道入口にも、登山道取り付き地点にも、尾根・巻き道分岐点にも、もちろん途中にも、道標の類は一切ない。その心積もりで入山して下さい。 ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★泥濘状況 ![]() ★積雪状況 ![]() ★蜘蛛の巣 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★駐車場 ![]() ★トイレ ![]() ★携帯 ![]() ★食料調達処 ![]() ★酒類調達処 ![]() ![]() ★お土産処 ![]() ★飲食店 ![]() ★温泉 ![]() いつも水沼駅にある温泉に入りたいと思うが、わ鉄運行本数が少ないので、帰ることを優先してしまう ★宿泊施設 ![]() |
写真
感想
後刻記載します
⇨⇨⇨しました。
まず最初に……中倉山は栃百には選ばれていませんが、他のヘタな栃百より、よっぽど見た目、山頂展望などに優れ、人気がありますね。
サッカーJリーグのように入替戦があれば、昇格確定だと思います。
さて、中倉山の孤高の一本ブナ、いや孤高の一本ブナが立つ中倉山のことを知ったのは、もう数年前にはなるmakoto1959さんのレコを拝見したからでした。
拙者は「花より団子」ではなく「花より落葉樹」。中でも特にブナ類が好きです。
今から30年以上も前になるでしょうか…1980年代後半、青秋(青森〜秋田間)林道の建設是非を巡って、根深誠さんがそれこそ「孤高の戦い」を挑み、結果として白神山地のブナ林が世界遺産として生き残りました。
当時の「山と渓谷」にもたびたび関係記事が掲載され、まだ見ぬ大規模ブナ林がとんなものか…想像だけが頭の中をグルグル回っていました。
拙者がようやく白神山地主峰の白神岳に登ったのは、それから20年後の2009年でした。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-412366.html
「孤高のブナの木」…なんて魅力的な響きなのでしょう。
…とは思いながらもなかなか行く機会がありませんでした。
何といっても遠い!分県登山ガイドでも、登山口まではわたらせ渓谷鉄道(わ鉄)終点・間藤駅から歩くかタクシー利用です。
その間藤駅までが、拙者の場合はほぼ5時間…朝5時20分に拙宅を出て、到着するのが10時27分。
そしてそこから更に取付き地点まで約7km…今回はちょうど正午ごろに到着、拙宅からだと6時間半でした。
(注)よくよく調べたら…日光駅回りの方が早かった(´;ω;`)ウッ…
⇒具体的な内容はアクセス欄を参照
それとこのところ山梨百⇒栃木百集中的にを巡っていたため、栃木百名山ではない中倉山は後回しにしていました。
その栃木百も既登85山まで積み上げたものの、その先は電車バス日帰りで行けるのは数えるほど。
そこでついに孤高のブナに会いに行く(⋈◍>◡<◍)。✧♡ことにしました。
分かっちゃいるものの、取付き地点までは遠かった!
取付く直前で既に下山してきたご夫婦ハイカーとすれ違いました。
細長い頂上部に上がるまでは、ひたすらの登りるだけ。
「孤高のブナ」との甘い囁きにもっと楽なイメージがありましたが、そんなものはぶっ飛びました。
しかし頂上に近付くにつれ、足尾・奥日光・前日光の山々の大展望が広がります。
二番目にすれ違った男性ソロハイカー氏から頂いた「尾根道・巻き道分岐点では、往路では右の尾根道を行く方があとあと好いのでは?」との助言通りに行くと…その通り…圧巻の眺望が広がっていました。
この辺りの主要なピークは庚申山を覗いて全部踏み、最後に残ったのが中倉山だったので、周囲を見渡す時の思い入れが違いますね(⇒と、グレートトラバースの田中陽希さんもしみじみ語っていましたね)。
頂上の更に先にある孤高のブナはすっかり落葉しているので、思っていたよりは小さく見えましたが、葉っぱが付いた頃に来ると、また違って大きく見えるのだろうと思いました。
また沢入山⇒オロ山⇒庚申山と続く尾根道がスーッと伸びる様も素晴らしい。
いつか歩いてみたいと思わせるプロムナードに見えました。
下山はあっという間…林道歩きでは頂上で一緒になり証拠写真を撮って頂いた男性ソロ(宇都宮からいらっしゃった宇都宮さん)とあれこれ四方山話しながら。
一ヶ月前にも来たそうで、その時は紅葉真っ盛りで、駐車場は満杯…こんなに人気があるのかと驚いたそうです。
何でも最近テレビ映像で「孤高のブナの木」が紹介されそうで、その影響が大きのかなと話されておりました。
(⇒その後ネット検索したら、東京新聞紙面かも。)
また拙者が間藤駅まで歩いてわ鉄で帰ると申すと、駅までクルマでお送りしましょうと。
普段なら、往路で赤線を引っ張ったから、帰りは乗せてもらってもいいな…と思うのですが、ちょうど電車ダイヤのエアポケットで、送って頂いたら間藤駅で1時間半近くも待ち時間が生じるので、だったら歩いていた方が時間をつぶせると考えご辞退しました。
結果として、あと15分ほど早着すればもう一本前のわ鉄に乗れたのですが…ダメとなったら、商店がある通洞駅まで歩いてを調達するしかありません。
Yショップで売切れと言われた時には奈落の底に落とされた気分でしたが、他にもないかと探したら…やってるのか分かんない酒屋に恐る恐る入ってみると…ありました!ありました(^^)v
その後はわ鉄で寝過ごして一駅間を歩いたりと紆余曲折でしたが、念願の孤高のブナに会えて楽しい山歩き+ロードでした。
これで「栃木県の山」掲載の山は、残り9山となりました。
【今回登った主な山】
★中倉山(なかくらやま)1530m:初…無冠(栃木県の山)
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
孤高のブナの木がTVで紹介されたと言うのは驚きです。益々人気がでますね。
お疲れさまでした。
拙者も下山後の林道歩きの宇都宮さんより聞いたことの受け売りなので真偽のほどは分かりません。
そこで「孤高のブナ テレビ映像」でググってみたら…なんと「孤高のグルメ」が検索されました
一方で、映像ではありませんが、今年の東京新聞記事で採り上げられていますね。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/photoservice/zekkei/list/CK2019110602100005.html
色付いた一本ブナの写真がアップされています。
行ってみたくなりますよね、これを見たら
お正月写真
紅葉の季節も良さげですが、冬枯れが一番似合いそうでもあります
でYショップ、
yamabeeryuさん、こんにちは。
ついに行かれましたか〜
でも遠いですよね〜
車でも足尾は3時間半は掛かるので遠く感じます。
孤高の一本ブナとは何かお話されました?
あの稜線にポツンとたたずむブナを見てると色々な感情が湧いてきて思わず話しかけちゃうんですよね
中倉山から沢入山までの稜線も素敵ですし、私は行ってませんが沢入山から先も気持ち良さそうな稜線が続いているんですよね〜
秋の紅葉も綺麗ですが5月頃のツツジの咲く時期も素敵でした。
写真33で目の前に生えている木はすべてヤマツツジだと思います。
山頂手前はツツジのトンネル状態で見事ですよ。
新緑の衣をまとったブナとアカヤシオ・ミツバツツジ・ヤマツツジ。
また会いに行かれてください
ついに!!!行って来ました。
備前楯山を歩いた時に「原向駅発/間藤駅を過ぎて通洞駅着」でしたので、拙宅からの遠さは分かっていましたが、それにしても片道5時間ですからねぇ。
その間に北千住・館林・太田・相老で乗換えなので、寝過ごしも怖いし
一本ブナには優しく手を触れて「ようやく…会いに来たよ」と優しく語り掛けました
すっかり落葉していたので、ちょいと気恥ずかしそうでしたが、群青色の空に溶け込んでしました
宇都宮さんは沢入山から更にグミ山まで往復されたと言ってました。
「遠かった!!!でも皇海山や庚申山が間近に見えるんですよ
出来れば銀山平から庚申山に登って、中倉山に向け縦走して下山するのが満喫コースのような気がします。
確かに頂上尾根にはツツジがありました。
この後にツツジで有名な丹勢山(日光)を歩いた折りに、「中倉山にもあったツツジだ」と思いましたから。
冬枯れの抜けるような景色もいいですが、春を迎えて一斉に咲き出す花々の頃も魅力ですね。
「冬来たりなば春遠からじ」…あと3ヶ月も経てば花の便りです。
冬枯れの魅力は何と云っても、樹間や梢の間から覗く青の世界と遠望ですよね。
またシカの増殖と共に広がるヒルが活動停止中なのが安心です。
足尾(通洞駅前)のYショップは想像されているものとは大きく異なると思います。
かつては栃木県下でも二番目の人口を抱えた足尾ですが、銅山の衰退と共に街は次第に空き家・廃屋が増え、今やゴーストタウンの一歩手前です。
そんな街では商品在庫を増やす訳にはいかず、ビールが並んでいても、すき間が空いています。
恐ら開店時に並んでいるのは10本ぐらいでしょう。
それを主に旧・足尾銅山観光客が買って行くわけで……天気次第もあり、販売量が読めないのだと思います。
例えばCDさんやカズさんに、スバルさんやアイさんがグループ山行に来た日には、あっという間に売り切れでしょう。
最後の写真で写っているカップ酒は、
駅前広場に商店があるだけでも有難い……って、思うようになりますね、地方行脚していると。
yamabeeryuさん、こんにちは!
中倉山ですか。
私もずいぶん前から、ヤマレコで知って「お気に入り」にぽちっとしたのですが
とにかく遠いですよね。
日光からバスのほうがはやいということでしょうか。
(この路線、前に帰れマンデーで足尾から日光に向かっていました。)
でも、これくらい遠くなければ「孤高」ではいられませんね
こんにちわ。
酒屋があってよかったですね。
秋に、芦尾銅山に行き、通洞駅でアルコール類を調達することになりました。友人が酒屋を発見したのですが、私は、そこが酒屋だとは気が付きませんでした。店内は暗くて、商品はまばら、入っていいのかと躊躇しましたら、ちゃんと営業していました。
駅前の酒屋は重要です!
特急に乗っても、「始発で普通電車乗継」には勝てません。
初夏に行くと、着いた頃にはもう暑くて暑くて…道路歩きで干上がってしまうかもしれません。
今(12〜3月)は運休中ですが、「赤倉BS〜親水公園入口BS」間のバスが運行される4月以降であれば、10時半ごろには到着します。
今回は間藤駅から歩いて親水公園入口BSに着いたのが11時20分ですから、「日光からバス乗車」に軍配が上がります。
約40分の差…これは大きいと思いますよ。
帰れマンデー…わ鉄でもやっているのを見た記憶があります。
拙者が歩いたことがあるのは「間藤〜足尾〜通洞」のみですが、恐らく通洞駅周辺に「ちょっとだけよ〜」ぐらいしかないのではないかと思います。
通洞駅近くのYショップがあるのは知っていたのですが、まさかの売り切れとはがっかりでした。
その薄暗い酒屋さん…確かに小銭を出す時に見えにくかったです。
今は老眼でなおさらなのに…
拙者も最初はガラス越しに中を覗き、
ご主人がすぐに奥から出ていらっしゃいましたけどね。
その酒屋のすぐ近くにメンチカツの美味い店があると駅の案内地図にあったので、次回は(…っていつになる分かりませんが)訪れてみます。
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