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Yamareco

記録ID: 214931
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳 新中の湯ルート→上高地 / 小三の甥っ子連れて

2012年08月09日(木) [日帰り]
 - 拍手
子連れ登山 clary hiruneri その他3人
GPS
11:55
距離
10.3km
登り
962m
下り
989m

コースタイム

5:50中の湯 = 6:15登山口 = 9:00下堀沢出合 = 11:20北峰山頂11:50 = 13:30展望台14:00 = 14:15焼岳小屋 = 16:55登山口 = 17:45河童橋
天候 快晴→午後よりガス
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中の湯温泉旅館に駐車
上高地BTより中の湯温泉旅館へはタクシー3,200円
コース状況/
危険箇所等
中の湯の登山口には登山ポストなし。事前にメールなどで送付が吉。
新中の湯ルートは大変よく整備された歩きやすい気持ちの良い道。
山頂付近は火山ガス注意。
山頂から中尾峠への下りは足元のとても悪いザレ場。浮石注意。
焼岳小屋から上高地への下りはクサリやハシゴあるもそれほど危険な箇所はなし。
中の湯温泉旅館。
2012年08月09日 05:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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中の湯温泉旅館。
登山口です
2012年08月09日 06:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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登山口です
新中の湯ルートはとてもよく整備された道。
2012年08月09日 07:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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新中の湯ルートはとてもよく整備された道。
たいへん気持ちよく歩けました。
2012年08月09日 07:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/9 7:34
たいへん気持ちよく歩けました。
山頂を望む広場にて
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山頂を望む広場にて
下堀沢出合から上はこんな感じのハシゴが連続
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下堀沢出合から上はこんな感じのハシゴが連続
2300m地点。頂上から噴煙がモクモクと立ち上っているのが見える。
2012年08月09日 10:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
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2300m地点。頂上から噴煙がモクモクと立ち上っているのが見える。
南峰・北峰の鞍部から望む火口湖。
2012年08月09日 11:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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南峰・北峰の鞍部から望む火口湖。
硫黄臭の中、噴煙のすぐ下を行く
2012年08月09日 11:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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硫黄臭の中、噴煙のすぐ下を行く
山頂直下の岩場。ここを越えれば…
2012年08月09日 11:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
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山頂直下の岩場。ここを越えれば…
穂高の大展望キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!
2012年08月09日 11:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
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穂高の大展望キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!
雲の間から一瞬だけ見えた槍ヶ岳
2012年08月09日 11:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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雲の間から一瞬だけ見えた槍ヶ岳
焼岳山頂到着です!
2012年08月09日 11:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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焼岳山頂到着です!
霞沢岳。あそこから見る穂高もまた素晴らしいと聞く。一度見てみたい。
2012年08月09日 11:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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霞沢岳。あそこから見る穂高もまた素晴らしいと聞く。一度見てみたい。
パノラマでどうぞ。
2012年08月09日 11:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/9 11:27
パノラマでどうぞ。
下山開始。焼岳展望台の向こうにチョコンと焼岳小屋が見える。
2012年08月09日 12:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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下山開始。焼岳展望台の向こうにチョコンと焼岳小屋が見える。
山頂直下の下りは非常に歩きにくいザレ場の急坂。
2012年08月09日 12:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/9 12:00
山頂直下の下りは非常に歩きにくいザレ場の急坂。
危険地域注意の看板。
2012年08月09日 13:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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危険地域注意の看板。
中尾峠。
2012年08月09日 13:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
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中尾峠。
展望台から見る焼岳。とても人間が歩ける道があの斜面にあるようには思えない。
2012年08月09日 13:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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展望台から見る焼岳。とても人間が歩ける道があの斜面にあるようには思えない。
焼岳小屋。
2012年08月09日 14:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
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焼岳小屋。
上堀沢と峠沢。焼岳が荒々しい。
2012年08月09日 14:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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上堀沢と峠沢。焼岳が荒々しい。
ちょっとしたクサリ場がある。
2012年08月09日 14:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ちょっとしたクサリ場がある。
有名な三段アルミ梯子。たっ高ぇ!!
2012年08月09日 14:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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有名な三段アルミ梯子。たっ高ぇ!!
下から見てもやはり高い。
2012年08月09日 14:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
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下から見てもやはり高い。
その後もハシゴめっさ多い。
2012年08月09日 15:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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その後もハシゴめっさ多い。
下が透けてる怖い橋。これを通過したらとりあえずストック出してもOKです。
2012年08月09日 15:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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下が透けてる怖い橋。これを通過したらとりあえずストック出してもOKです。
水のない沢。ここまでくればあと一息。
2012年08月09日 16:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
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水のない沢。ここまでくればあと一息。
ようやく登山口に到着。
2012年08月09日 16:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ようやく登山口に到着。
ビール(゜Д゜)ウマー
2012年08月09日 17:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/9 17:54
ビール(゜Д゜)ウマー
河童橋と穂高。来年はあそこに行くぞ!!
2012年08月09日 17:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/9 17:56
河童橋と穂高。来年はあそこに行くぞ!!

感想

7月に蝶ヶ岳・常念岳に行ってきたばかりなのだが、偶然ひるねと連休が重なり、せっかくなのでどこかに行こうかという話になったところ、前に西穂高に登った時にすぐ手前まで行っておいて上まで行けなかった焼岳に行こうということになった。

それで、一昨年に転倒して足首の骨を折って以来、山から遠ざかっている父を誘ってみることにした。山に行くのが大好きだった父だが、足が治ってもなかなか行こうとしない。聞くと他人に迷惑をかけるのが怖いのだそうな。
しかし父もあと2〜3年で70歳、いつまで山に行ける体力があるかわからない。最後に登った山の思い出がこけて骨折なんて悲しいじゃないか。日帰りでいけてオレもついて行ってフォローできるならハードルも低かろう。

…と思っていたら、突然「ポン太(甥っ子)も行くことになったから」というメールが届く。おいおい小三男児を連れて北アルプスに登るのかよ。しかも「連れて行ってもいいかな」ではなく「行くことになったから」かいな。
しかし久しぶりの山行を最愛の孫と行けるとwktkしている父に文句も言いづらく、オレとひるね、オレ両親に甥っ子の計5名で行くことになったとさ。

父の車で夜中に走り、明け方に出発地であり今夜の宿でもある中の湯温泉旅館に到着。軽く食事をし、仕度をして出発。
今回通った新中の湯ルートは、大変よく整備されたとても歩きやすい気持ちの良い道。ポン太も最初はテンションアゲアゲ絶好調。
ところがさっきまではしゃいでたポン太、出合をすぎたへんからぐずり出す。「あと10分で頂上ぉ〜?」とか「下りはロープウェイ乗るの〜?」とか「足痛い〜」とか何とか。それにいちいちかまう両親。孫が可愛いのはわかるけど、オレらが相手するからアンタらは自分らのペース守って登ってくれ。

結局序盤からペース乱れてコースタイム3時間のところを4時間半かけて南峰と北峰の鞍部に到着。やれやれ。先が思いやられる。
碧色の水をたたえる火口湖に感動し、噴煙めっさモクモク出まくってる噴気孔のすぐ下を通って山頂へ。
11:20、焼岳北峰山頂到着。穂高の展望が素晴らしい。

ちなみに、焼岳の高さは2455mとなっており、これはより高い南峰の標高である。ところが南峰は火口湖とともに立ち入り禁止となっており、現在「焼岳に登る」というのは北峰に登ることを意味する。しかしどう見ても南峰よりもあっちこっちから火山ガスが噴出している北峰の方が危険そうな気もするが。
ところで、北峰山頂には「2393m」と書かれた標識が立っているが、実際の北峰の標高は2444mらしい。何がどうしてそういう間違いが起こったのだろうか。ひょっとして標識を立てた後に火山活動か何かで山頂が隆起したりしたのだろうか。頑張れ北峰。南峰を抜いて真の焼岳山頂に君臨する日は近いぞ。

30分ほど山頂で景観を楽しんでから上高地へ向かって下山を開始する。
山頂直下は急斜面のザレ場。急斜面に大小さまざまの石砂礫が散乱し、浮石も多い。歩きづらいことこの上なし。父は転倒しないように慎重に慎重を期して下っていく。そして走ったり跳んだり岩の上に登ったりといらん事してひるねや母に怒られるポン太。

13:30、焼岳展望台に到着。
3年前に西穂から縦走してきた時は、焼岳に登るつもりがここで引き返したのであった。3年越しのリベンジ成功である。
しかし今しがた歩いてきたとはいえ、こうやって見るとまったく人間が歩ける道があるようには見えない。日帰りの低山(とはいえ2400mあるが)といって侮ってはいけない。
ここで遅めの昼メシ。多賀SAで買ってきた柿の葉寿司やみかんとももの缶詰。もっとゆっくりしたかったが、中尾峠あたりで急にガスが出てきて、雷雨になっても面倒くさいので30分くらいで展望台を後にすることに。

焼岳小屋で飲み物を購入し、上高地への下山路へ。
道中はハシゴが非常に多い。ハシゴ通過したと思ったらまたハシゴ。これがホントの梯子のハシゴというシャレなのだろうか。
それにしても神経を使う長時間の歩行に父はかなり疲労しているようだ。
逆にいつもは10分に1回休憩を要求し、五竜岳に登っている途中で「もうここが山頂でええやん」という名言も残した母が今回は元気だ。新調した登山靴とダブルストックが威力を発揮しているのだろうか。
ひるね、ポン太、母には先行してもらい、オレは父のペースに合わせて最後尾を歩く。

そろそろ日も暮れかけるのではないかと思えてきた16:55、焼岳登山口に到着。
そして17:45、河童橋到着。やれやれ。
コースタイム7時間半のところを12時間近くかかりました。10時間くらいでいけると思ったオレが甘かったか。

晩は中の湯温泉旅館に宿泊。父の持参したウイスキーをチビチビやりながら今日の山行について語る予定もあったのだが、風呂入って晩メシ食って部屋に戻ったらそのまま布団にバタンQして翌朝まで眠りこけてしまいましたとさ。

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焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
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体力レベル
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新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
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