白馬乗鞍岳スキー【下部薮漕ぎで天狗原引き返し】
- GPS
- 07:17
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 639m
- 下り
- 632m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:18
天候 | 晴れ、上部強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴンドラ終点、栂の森駅からシール歩行。 栂池ロープウェイ自然園駅までは林道をシール歩行。 自然園駅より上は尾根に乗る時に一部板を外したが、あとはシール歩行できた。 白馬乗鞍岳東斜面に真新しい雪崩跡あり。 積雪不足のため、天狗原〜自然園駅間は滑走困難。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉: 岩岳の湯 下山後の食事: お食事処ちとせ(とんかつ屋) |
写真
感想
大学山岳部の後輩たち(山スキー初心者)と山スキー入門として白馬乗鞍岳へ。
栂池のゴンドラを使ってアプローチ。朝08:00過ぎに往復のゴンドラ乗車券(積雪不足のため、帰りのゴンドラ券も買わないといけないことに…)を買って、ゴンドラをありがたく使わせてもらう。ゴンドラに乗っている時に周りを見渡すと雪が少ない… こんなに雪がない白馬は初体験。ゴンドラ下車後はいきなりシール歩行開始。林道上は流石に雪はあるのでシール歩行は問題なし。ただ、今回はシール歩行初めてのメンバーが4人いたため、歩き方のコツやキックターンとか教えてたら時間がかかってしまった。
自然園駅でちょっと休んで尾根に乗ることにするが、ルートミスで薮の斜面を登らないと行けなくなり、板を外して薮漕ぎ。なにやってんのかわかんない感じになるが、冒険的でいいのではないか。(と自分に言い聞かす) 幸い、破漕ぎゾーンは短く、板も尾根に乗れば履けた。尾根に乗ってからは先行者のトレースもあり、スムーズに進める。しかし、風はだんだん強くなる。
薮漕ぎによる時間浪費と不慣れなパーティということもあり、白馬乗鞍岳に行くことは諦めて、天狗原のモニュメントで引き返すことに。
モニュメントの所は風が強く寒いので、そそくさと準備して滑走開始。13:30ごろ。さてここからが大変だった…
天狗原周辺は風でパックされた雪で重く、滑りにくい。ただ、広いのでターンはできる。しかしその後の尾根滑りは夏道登山道トレース上しか滑れない状態なので、狭い&カチカチ斜面を滑らないといけなかった。ここに山スキー初心者の皆さんが苦戦。横滑りが上手くできない子もいて、ひたすら「もうダメだ」「無理かもしれない」と呟きながら(転けながら)降りていく。心折れる子も出てきて林道に出る直前には僕がその子のスキーをシートラして滑って、歩いてもらったりした。そしてなんだかんだ、ゴンドラ自然園駅横の林道に着いたのは15:40ごろ。ゴンドラ下り最終が16:00なので、やばい。乗り遅れたら雪のないスキー場を歩かねばならない。とはいってもあせってもだめなので、ゆっくりと林道ボブスレーをして確実に滑っていく。最後のロープウェイ乗り場からゴンドラ栂の森駅までの登りで遅れている子のスキーを早めに着いた人達で持ったりしたり、バタバタした。ゴンドラ乗り場に行列ができていたおかげで、結果的には全員揃ったのは16:10ごろであったが、乗ることができて一安心。お疲れ様でした。
白馬乗鞍まで行けなかったのは残念だが、積雪不足の今シーズン、薮と戯れながら山を堪能出来たのではないか。
山岳部の子たちは年末年始に妙高に山スキーでこもるということなので頑張って💪
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する