冬山訓練で西黒尾根のラクダの背(ラクダのコブ)
- GPS
- 05:21
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 749m
- 下り
- 737m
コースタイム
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 5:14
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今年の谷川岳は雪が少なく、谷川岳ロープウェイまでの道路は全く雪無し。登山道も西黒尾根の鉄塔まで雪が無く、逆に水が出ており、じくじくしている。鉄塔から上部は雪が出てくるが、しばらくは雪と石混じりの登山道で1000m位から完全な雪道となる。ラクダの背の鎖場は、鎖が出ている。 |
写真
感想
12/21は、山岳会恒例の冬山訓練で谷川岳の西黒尾根に山岳会メンバーの5名と一緒に出掛けてきた。
今年は、暖冬傾向が顕著で、谷川岳ロープーウェイの駐車場までの道路には、全く雪がなかった。8:00に駐車場に着き、登山の準備をして準備体操を行い、8:25に出発した。天気は、予報と異なり、どんよりとした曇り空で気温は1℃だった。山岳資料館で登山届を提出し8:41に西黒尾根登山口に着いた。別ルートで登ってきたT先輩と合流し、西黒尾根に取り掛かった。雪山訓練だが、登山路に雪がない。登山道は、凍結どころか、ぬかるみの道だった。ぬかるんで滑りやすい道を登り、9:05に送電鉄塔に到着した。ここで小休止をとった。ここまで登山道に雪が無かったが、鉄塔の先の登山道にやっと雪があらわれはじめ、徐々に雪山登山らしくなった。一昨年は、駐車場からアイゼンを着けて登り、その後はラッセル訓練やワカン訓練を行ったが、今年はアイゼンを着ける必要がない。雪不足は深刻だ。
徐々に雪山らしい登りとなり、10:45にラクダのこぶ手前の鎖場に着いた。ここでアイゼンを装着し、鎖場を登ることにした。この頃になると、天候も回復してきて、北を振り返るとまっ白く雪をいただいた朝日岳が見えた。アイゼンを装着し、鎖場を登り、11:00にラクダのこぶに着いた。リーダーの判断で、今年の訓練は、ここで折り返すことになり、ラクダのこぶで昼食休憩を摂った。
11:40に下山を開始し、鎖場の少し先でアイゼンを外し、一気に下り12:56には送電鉄塔に戻ってきた。10分間の休憩後13:26に西黒尾根登山口に帰着した。山岳資料館では水道が出ていたため、泥だらけになってしまった登山靴等を綺麗にして13:42に谷川岳ロープーウェイに帰着した。
今年の雪山訓練は、深刻な雪不足に見舞われ、雪山登山というより冬山山行に近い形になったが、そのおかげでラクダのこぶまで登ることができた。アイゼン装着期間は短かったが、鎖場を登ることができ、久しぶりの冬靴とピッケルの登山の感覚を楽しむことができ、満足だった。
コメント
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本当に雪がないんですね。私も そろそろ始動しようかと思いながら雪がなさそうなんで 拍子抜けですwww。今日降っている雨が 山では雪なのかなぁ〜。と思いつつ 記録を読ませていただきました。暖冬の年は関東平野では大雪になるとか言ってましたので 奥多摩あたりで雪山トレーニングができるかもしれませんね。
T先輩のオーバー手袋はすごく暖かそうですね!!これで先輩も冬山行けそうですね!!また年明けには皆さんと雪の山にご一緒できたらいいですね。楽しみにしております。
mmakiraさん、こんにちは。
昨日西黒尾根を登っているとき、T先輩の電話の呼び出し音がなり、話の内容から相手がmmakiraさんと判りました。雪山に一緒に登りたいという思いが電話口から漏れ聞こえてきました。若々しい声で岩虫さんの顔が浮かんできました。
今年は、例年にない雪不足で西黒尾根も鉄塔上部まで全くの雪無しの登山路でびっくりしました。天気予報では、今夜は甲信地方で雪が降ると言っていましたが、本当に奥多摩でトレーニングができるといいですね。
T先輩のオーバー手袋は、凄く強力な冬山向けの装備で、これにテムレスが加わると敵なしのように思います。今後ともよろしくお願いします。
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