ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 215429
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山 子供とゆっくり(富士宮口〜御殿場口)悪天候でルート変更

2012年08月12日(日) 〜 2012年08月13日(月)
 - 拍手
子連れ登山 fine その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
14:32
距離
21.2km
登り
1,665m
下り
2,608m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8/12(日)
(6:20)水ヶ塚駐車場
(7:33)-シャトルバス-

(8:18)富士宮口5合目2400m(9:02)-
(9:25)6合目2490m-
(10:34)新7合目2780m-
(11:48)元祖7合目3010m(12:27)-
(13:25)8合目3250m
 (泊:池田館)

8/13(月)
(5:00ご来光)8合目(7:11)-
(7:55)9合目3460m-
(8:37)9合5勺3590m-
(9:35)頂上3720m-

御殿場口下山(11:13)-
(13:24)赤岩八合館-
(14:02)砂走館-
(14:19)わらじ館-
(14:24)日の出館-
(14:43)下り六合-
(14:49)馬の背手前尾根(引き返し)-
(14:52)下り六合-
大砂走-
(15:29)気象庁避難小屋-
(15:42)次郎坊-
(16:16)大石茶屋-
(16:43)御殿場口5合目1440m

(17:00)-バス-(17:15)水ヶ塚駐車場

天候 1日目:晴れ〜曇り
2日目:ガス〜雨(強風)
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
(マイカー規制中)
水ヶ塚駐車場(駐車料金1000円)〜富士宮口五合目シャトルバス(バス料金[往復]1300円子供650円)

御殿場口新五合目〜水ヶ塚駐車場 路線バス(大人500円 子供250円)
http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/31.html

コース状況/
危険箇所等
宝永山火口近くの尾根筋 馬の背 は非常に風が強く危険な状況でした。
6合目から気軽に行ける宝永山ですが、遮るものが全くない富士山では、天候状況によって非常に危険な状態になります。
子連れの方は十分注意して行かれたほうがよいかと思います。

予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
ファイル
天気図(2012年8月13日)
(更新時刻:2012/08/19 23:46)
登山者配布チラシ_富士宮口
(更新時刻:2012/08/19 23:48)
水ヶ塚駐車場 1000円
水ヶ塚駐車場 1000円
駐車場からはきれいな富士山の全容が見えました。
1
駐車場からはきれいな富士山の全容が見えました。
6合目から頂上もくっきりと見えます。
6合目から頂上もくっきりと見えます。
2012年08月12日 06:25撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 6:25
2012年08月12日 06:24撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 6:24
駐車場はそこそこ混んでいました。
2012年08月12日 07:25撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 7:25
駐車場はそこそこ混んでいました。
2012年08月12日 07:26撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 7:26
シャトルバス 1300円(往復)
2012年08月12日 07:29撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 7:29
シャトルバス 1300円(往復)
2012年08月12日 07:33撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 7:33
富士宮口5合目駐車場
富士宮口5合目駐車場
2012年08月12日 08:18撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 8:18
売店で杖を購入
2012年08月12日 08:22撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 8:22
2012年08月12日 09:01撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:01
協会の方が軽装登山の方に注意を促していました。
2012年08月12日 09:02撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:02
協会の方が軽装登山の方に注意を促していました。
いよいよ登山開始です。
2012年08月12日 09:02撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:02
いよいよ登山開始です。
最初の公衆トイレ
最初の公衆トイレ
ゆっくり行くよう言い聞かせました。
2012年08月12日 09:15撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:15
ゆっくり行くよう言い聞かせました。
六合目に到着
2012年08月12日 09:25撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:25
下のほうから積乱雲が発達してきています。
2012年08月12日 09:27撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:27
下のほうから積乱雲が発達してきています。
2012年08月12日 09:27撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:27
ここはまだ!? 300円です。
これより上は500円
ここはまだ!? 300円です。
これより上は500円
いよいよ本格的な登りです。
2012年08月12日 09:29撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:29
いよいよ本格的な登りです。
2012年08月12日 09:43撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:43
かなとこ雲でしょうか?
2012年08月12日 09:43撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
1
8/12 9:43
かなとこ雲でしょうか?
2012年08月12日 09:44撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:44
2012年08月12日 09:44撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:44
2012年08月12日 09:48撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 9:48
2012年08月12日 10:07撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 10:07
次男はすいすい登っていきます。
次男はすいすい登っていきます。
2012年08月12日 10:31撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 10:31
やっと新7合目に到着です。
2012年08月12日 10:33撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 10:33
やっと新7合目に到着です。
隣のお姉さんと同じポーズ
2
隣のお姉さんと同じポーズ
焼印
2012年08月12日 10:37撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
1
8/12 10:37
焼印
2012年08月12日 10:37撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 10:37
2012年08月12日 10:39撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 10:39
2012年08月12日 10:40撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 10:40
2012年08月12日 10:40撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 10:40
2012年08月12日 10:41撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 10:41
2012年08月12日 10:43撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 10:43
2012年08月12日 10:44撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 10:44
ストレッチも念入りに行います。
ストレッチも念入りに行います。
2012年08月12日 11:02撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 11:02
2012年08月12日 11:02撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 11:02
2012年08月12日 11:34撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 11:34
だいぶきつくなって、周りの景色を見る余裕もなくなってきました。
だいぶきつくなって、周りの景色を見る余裕もなくなってきました。
次男はもう山小屋に到着しています。
2012年08月12日 11:38撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 11:38
次男はもう山小屋に到着しています。
3000m地点を通過
2012年08月12日 11:40撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 11:40
3000m地点を通過
やっと元祖7合目
2012年08月12日 11:48撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 11:48
やっと元祖7合目
昼ご飯を食べてさっさと出発
2012年08月12日 12:04撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 12:04
昼ご飯を食べてさっさと出発
上は青空がなくなってきました。
2012年08月12日 12:04撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 12:04
上は青空がなくなってきました。
三男も出発です。
2012年08月12日 12:27撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 12:27
三男も出発です。
2012年08月12日 12:52撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 12:52
8合目が見えてきました。
2012年08月12日 13:03撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 13:03
8合目が見えてきました。
2012年08月12日 13:04撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 13:04
2012年08月12日 13:17撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 13:17
2012年08月12日 13:18撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 13:18
富士山1000回登頂達成の72歳の佐々木さんが下山中です。
ほとんど毎日登るなんてすごいですね!
1
富士山1000回登頂達成の72歳の佐々木さんが下山中です。
ほとんど毎日登るなんてすごいですね!
2012年08月12日 13:19撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 13:19
2012年08月12日 13:20撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 13:20
やっと8合目に到着!
やっと8合目に到着!
ガスが出てきました。
(やっぱり山の天気は午前中が勝負ですね)
今日はここで宿泊です。
2012年08月12日 13:25撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 13:25
ガスが出てきました。
(やっぱり山の天気は午前中が勝負ですね)
今日はここで宿泊です。
2012年08月12日 14:29撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 14:29
2012年08月12日 14:30撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 14:30
2012年08月12日 14:31撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 14:31
2012年08月12日 14:35撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 14:35
2012年08月12日 14:35撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/12 14:35
ご来光待ちです。だいぶガスっています。
2012年08月13日 04:57撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 4:57
ご来光待ちです。だいぶガスっています。
2012年08月13日 04:57撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 4:57
太陽が見えました!
2012年08月13日 05:01撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
1
8/13 5:01
太陽が見えました!
2012年08月13日 05:02撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
1
8/13 5:02
2012年08月13日 05:02撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 5:02
朝は寒いです。
2012年08月13日 05:03撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 5:03
朝は寒いです。
雲やガスが流れています。
雲やガスが流れています。
2012年08月13日 05:05撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 5:05
2012年08月13日 05:05撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 5:05
フル装備で出発です。
フル装備で出発です。
風が大分出てきました。
2012年08月13日 07:42撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 7:42
風が大分出てきました。
2012年08月13日 07:54撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 7:54
九合目に到着
2012年08月13日 07:55撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 7:55
2012年08月13日 07:55撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 7:55
焼印待ちです。(乾かしてから焼印するため時間がかかります。)
アメリカ人の方も焼印してもらっています。
1
焼印待ちです。(乾かしてから焼印するため時間がかかります。)
アメリカ人の方も焼印してもらっています。
気温8度
2012年08月13日 08:00撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 8:00
気温8度
9合5勺到着
2012年08月13日 08:37撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 8:37
9合5勺到着
2012年08月13日 08:38撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 8:38
ガスの中に頂上の鳥居が見えました。
最後の水分補給
ガスの中に頂上の鳥居が見えました。
最後の水分補給
ガスで産毛に水滴が付きます。
ガスで産毛に水滴が付きます。
鳥居通過!
2012年08月13日 09:33撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 9:33
鳥居通過!
頂上到着!
2012年08月13日 09:35撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 9:35
頂上到着!
真っ白です。
2012年08月13日 09:35撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 9:35
真っ白です。
頂上郵便局で登山証明セットを購入
登頂記録(風景印を押してもらいました)
2012年08月19日 14:16撮影 by  MG6100 series, Canon
1
8/19 14:16
頂上郵便局で登山証明セットを購入
登頂記録(風景印を押してもらいました)
登山証明書(はがきになっていて自宅に郵送されてきました)
2012年08月19日 14:15撮影 by  MG6100 series, Canon
1
8/19 14:15
登山証明書(はがきになっていて自宅に郵送されてきました)
今回、私の密かな目的でした。
浅間神社奥宮でご朱印をいただきました。
雨の中ご朱印帳を持って行った甲斐がありました。
2012年08月19日 14:12撮影 by  MG6100 series, Canon
8/19 14:12
今回、私の密かな目的でした。
浅間神社奥宮でご朱印をいただきました。
雨の中ご朱印帳を持って行った甲斐がありました。
頂上でカップラーメンを食べました。
山頂の空気とともに、私の財布も薄くなりました・・・
頂上でカップラーメンを食べました。
山頂の空気とともに、私の財布も薄くなりました・・・
剣ヶ峰とお鉢めぐりは、あきらめました。
2012年08月13日 11:13撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 11:13
剣ヶ峰とお鉢めぐりは、あきらめました。
いよいよ下山です。
いよいよ下山です。
2012年08月13日 11:15撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 11:15
2012年08月13日 11:27撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 11:27
結構な強風です。
三男は風によろめいて一回こけました。
2012年08月13日 11:27撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 11:27
結構な強風です。
三男は風によろめいて一回こけました。
なかなか山小屋が見えてきません。
頭痛もあります。
なかなか山小屋が見えてきません。
頭痛もあります。
赤岩八合館に到着
2012年08月13日 13:24撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 13:24
赤岩八合館に到着
中でホットココアを飲みます。
2012年08月13日 13:24撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 13:24
中でホットココアを飲みます。
2012年08月13日 13:25撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 13:25
砂走館到着
完全な雨です。風も強い
このあと予想外のルート変更が・・・
2012年08月13日 14:02撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 14:02
完全な雨です。風も強い
このあと予想外のルート変更が・・・
大砂走り後半 気象庁避難小屋で小休止
周りは真っ白です。
2012年08月13日 15:29撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 15:29
大砂走り後半 気象庁避難小屋で小休止
周りは真っ白です。
2012年08月13日 15:29撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 15:29
少し視界が開けました。遠くに御殿場口駐車場がうっすらと見えます。
ここからが長かった・・・
2012年08月13日 15:42撮影 by  HDC-TM35, Panasonic
8/13 15:42
少し視界が開けました。遠くに御殿場口駐車場がうっすらと見えます。
ここからが長かった・・・
大石茶屋に到着
雨風が最後まで強かった・・・
大石茶屋に到着
雨風が最後まで強かった・・・

感想

 2年ぶりに子連れ富士登山にチャレンジしました。
 前回は長男(当時中3)と次男(当時小6)でした。今回は子供全員での登山としようと思いましたが、部活の日程等が合わず、次男(中2)と三男(小5)でのチャレンジです。

天気予報では、不安定でぐずついた天気が続き、からっとした晴天は見込めない行程を覚悟しておりました。
ただ、台風が接近しているわけではないため風はそんなに影響ないだろうと想定していました。その予想は2日目に覆されました。(山の天気は甘くないです。)


【1日目 8月12日(日)】

マイカー規制期間中で五合目には駐車できませんので、シャトルバス利用でのアクセスとしました。
自宅を3:30に出発し、途中、富士宮のコンビニで昼食を購入し、約3時間で駐車場に到着しました。
(6:20)水ヶ塚駐車場(7:33)-(8:18)富士宮口5合目2400m
富士山全体がきれいに見渡せました。
シャトルバスは、30分毎に出発しますが、乗客が多いときは満車になり次第出発してくれるそうです。

富士宮口5合目2400m(9:02)-
5合目で三男用の杖を購入し出発しました。
三男は初めての登山で、とにかくゆっくりと一歩ずつ進むことを言い聞かせてゆっくりと登りましたが、次男は体力があり余っているためずんずん前に行き、山小屋で待っている事の繰り返しでした。
(9:25)6合目2490m-
(10:34)新7合目2780m-
(11:48)元祖7合目3010m(12:27)-
 山小屋前のベンチで昼食をとります。

 8合目直前で、富士山1000回登頂を達成した佐々木さん(72歳)とすれ違いました。テレビとWEBで見た格好と同じだったのですぐにわかりました。
 声はかけませんでしたがエネルギーをもらった気がしました。

(13:25)8合目3250m(泊:池田館)
 前回は頂上に宿泊しましたが、気圧が低く頭痛がひどかったので今回は8合目に宿泊することとしました。

14:00チェックイン(夕食付で6000円/泊)
16:00頃 夕食(カレーライス)
就寝スペースは1畳に2人ぐらいでしょうか。寝返りも厳しい状況です。
 
消灯後は午前1時(頂上ご来光を目指す人の起床)と日の出前(山小屋前でのご来光)に明かりがつきます。

ここでぐっすり眠れる方は、相当の強者ですね。


【2日目 8月13日(月)】
三男は頂上でご来光が見たいと言いましたが、今までの登頂ペースでは難しいと思ったため今回は山小屋からご来光を拝むこととしました。
ガスっていましたが、ちょうどガスの合間に何とかご来光を拝むことができました。

(5:00ご来光)8合目(7:11)-
一面にガスって、天気はあまり回復が望めないため雨装備で出かけることとしました。子供の着付け?に結構時間を取られてしまいました。
7時チェックアウトとなっているため、追い出されるように出発しました。
(7:55)9合目3460m-
(8:37)9合5勺3590m-
頂上に向かうにつれガスの水分が多くなり頂上に着いた時にはほとんど雨のようなガスになっていました。

(9:35)頂上3720m-
風もだいぶ強くなり、視界も20m位でしょうか。
剣ヶ峰は全く見えない状態です。今回は剣が峰登頂はあきらめました。
大分前に着いていた次男は、軒下で待ちくたびれて凍えていました。

さっそく浅間神社に3人で参拝しました。
雨に濡れないように持ってきたご朱印帳に記帳していただくことができました。
その他、お札、お守り、杖への刻印をしていただきました。

郵便局も開いていたため、登山証明書のセットを購入し、風景印を押してもらい投函しました。

次男が冷えきっていたため、山小屋に入って暖かい食べ物をとることにしました。
カップラーメンを3人で食べて暖をとりました。(800円/杯で財布は大分冷えました・・・)

御殿場口下山(11:13)-
ガスが完全に雨に変わり風も強くなりました。
ザックにあたる風で煽られて三男はフラフラしながらの下山で、1回転びました。
三男は頂上滞在中に頭が痛くなってきたようで、休憩の都度下を向いてこらえていました。
山小屋までは大分長く三男にとっては精神的にきつかったんじゃないかと思います。

(13:24)赤岩八合館-
先に到着していた次男がまたびしょびしょで冷え切っていたため、ホットココアを飲みました。体を温めさせていただいて再出発です。
ここは富士登山駅伝等のコースとなっているため、走りに見えている方もいました。自分ではとても考えられません。

(14:02)砂走館-
雨の中で焼印を押してもらう場合、一度杖を乾かしてから押してくれるため非常に手間がかかるようです。(文句も言わずにやっていただいてありがたいです。)

(14:19)わらじ館-
(14:24)日の出館-
 この辺から砂地になってきます。(三男の歩行ペースも少し早くなりました。)
 この先分岐があるため、間違えないよう次男も一緒に行かせることにしました。

(14:43)下り六合-
 ここから宝永山を抜けて富士宮口に向かうルートに入ります。

(14:49)馬の背手前尾根(引き返し)-
 あとは、宝永山を抜けてもう少しで下山できる、と少しほっとしていたのですが、宝永山火口の尾根に出た途端、ものすごい強風が火口から吹き抜けていました。
 大人でも立っていられない程の強風と10mもない視界で、たまらず少し戻った山の斜面に退避しました。(次男を先に行かせなくてよかった・・・何も考えずに突っ込んでいきそう。)
 地図をみて冷静に考えた結果、富士宮口はあきらめ御殿場口に下山することとしました。
 山の気象の激しさと身の危険を実感しました。

(14:52)下り六合-
大砂走-
 大砂走に出ても強風と雨は収まらず、視界もほとんどない状態でした。
 幸い砂のクッションで足の負担が軽減され、3人が同じペースで下ることができました。(走るまではいきませんが、連続して下り続けるため合羽の中で汗をかきました。)

(15:29)気象庁避難小屋-
 やっと見えた構造物 真っ白な世界で足元のロープだけが頼りでした。

(15:42)次郎坊-
 砂が浅くなり足へのショックが大きくなってきました。
 前方に駐車場が見えてきました。晴れていたら雄大な景色なのでしょう。
 しかし、この道が非常に長かった・・・三男もぶつぶつ言いながら歩いていました。
 
(16:16)大石茶屋-
 やっとゴールが見えてきました。
 風と雨はおさまりません。

(16:43)御殿場口5合目1440m
 何とか到着、
 売店で聞いてみると路線バスがまだあるとのこと。タクシーで移動することを想定していただけに助かった!(早速売店でバスチケットを購入 500円子供は半額)
http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/31.html
 タクシーも2〜3台待機していました。 御殿場駅行のバスも同じ場所から出発しています。
 
(17:00)-バス-
 
 
(17:15)水ヶ塚駐車場
 何とか暗くなる前に駐車場に到着
 びしょびしょになった服を車で着替え、駐車場の売店で土産物を購入し出発しました。


三男は、富士山登頂を果たし、家に帰ってきてからもガイドブックやパンフレットで通ってきたコースをしっかりと振り返っていました。

※焼印
通過してきた山小屋や頂上ではほとんど焼印を押してもらいましたので、三男にはよい記念になるでしょう!(焼印は200円から400円)
富士宮口の焼印では元祖7合目が「年」、九合五勺では「年月日」が入ります。

※水分
 今回水分は、水とスポーツ飲料を込みで自分が8L(2L×3、500cc×4)、子供が2L(500cc×4本)と大量の水分を持っていきました。(私自身、非常に汗かきのため)
しかし、今回は悪天候で汗をあまりかかなかったため、消費量は自分が3L、子供が1.5Lでした。
大分余ってしまい、重い荷物を富士山頂に上げて降ろしただけになってしまいました。天気が良ければもっとたくさん消費したと思いますが、今回はいいトレーニングをしたと思い納得・・・

※他の登山者の方々(装備)
 とにかく、日本人から外国人(アメリカ、中国、東南アジア等)、老若男女様々な方が登っています。
 しっかりとした装備の方から、Tシャツ短パン(アメリカ人の若人)の人までいました。体力に自信のある方でも、天候の変わりやすい山の気候ですので是非しっかりとした装備で登られることをお勧めします。(快適さが違います。)
 合羽も100円ショップで売っているような白のビニル合羽を着ている方がいましたが、風に耐えられず、ことごとくビリビリに破れてしまっていました。
びしょびしょになった服で強風にあたると命取りにもなるかと思います。
 靴も、普通の運動靴(ジョギングシューズ)の方やビジネスシューズの方もいました。濡れた岩の上も歩きますので、靴底のしっかりした靴で行ったほうがよいと思います。
 あとは、加水分解にも注意されたほうが良いです。今回も靴底がペロンとはがれて落ちていました。いったんはがれかけると一気に進展します。
しまっておいた靴をたまに使うとなりやすいです。(私は、仕事用の編み上げ靴で2度ほど経験しました。)
 自分自身の安全を確保する装備です。快適に楽しく登るためにも高級品でなくとも、しっかりとしたものを準備したいですよね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1112人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 富士・御坂 [2日]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 富士・御坂 [日帰り]
富士山御殿場口ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
富士山 (富士宮ルート)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 富士・御坂 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
富士宮口ピストン
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
富士山御殿場日帰りピストン
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 富士・御坂 [2日]
富士宮口登山道
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 富士・御坂 [日帰り]
富士宮口五合目2380>富士山頂劍峰3776
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら