大阪〜伊勢神宮まで170キロお伊勢参り+朝熊山


- GPS
- 50:21
- 距離
- 173km
- 登り
- 2,948m
- 下り
- 2,896m
コースタイム
- 山行
- 13:01
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 13:09
- 山行
- 17:21
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 17:28
- 山行
- 20:59
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 20:59
天候 | 12月28日晴れ、29日晴れ 30日雨 31日曇り 1日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース地図 http://kaz.my.coocan.jp/ise14-1.htm コース詳細 http://kaz.my.coocan.jp/ise121.htm 上記サイトを参考にさせていただきました。 特に危険なところはなかった。榛原から高井までにルート上危険と書かれたところがあったが大きな荷物を背負っているため迂回した。 |
その他周辺情報 | ・暗峠を越えたところに無料の足湯(歓喜の湯)あり。眺めもよく気持ちがよい。 ・石割峠を越えた先、上田口専明寺の分岐がわかりにくくロスト。峠を降りてすぐ右にJINYA入口という看板のほうへ進むと専明寺だった。 ・美杉の道の駅は食事は16時まで、営業は17時までだった。 ・三重交通のバスで近隣の火の谷温泉に行こうとしたが定刻後30分以上まってもこなかった。事前にバス会社に電話確認し年末年始は土日の運行と確認もしていたのに・・・謎だ。 ・相可(おうか)のクリスタルタウンの多気の湯は、10時から24時まであいていてよかった。年末年始料金850円 ・伊勢内宮から朝熊山へのご来光バスが臨時で出ているのを知らなかったため、 五十鈴川駅まで歩きそこから朝熊駅まで電車。下車後2時間かかって登山し山頂にいったためご来光をおがめなかった。グーグルの経路では臨時バスのことまではでないので事前に調べておく必要があった。 ・朝熊山(あさまやま)伊勢神宮の鬼門を守る位置にあり昔から重きを置かれていました。お伊勢参らば朝熊かけよ、朝熊かけねば片参りと歌われています。 山頂からは富士山や御嶽山が見えます!伊勢神宮のお参りのあとに朝熊金綱しょう寺へいってみてください。 |
写真
感想
お伊勢参りは、江戸時代に流行し1日7万人もの人が伊勢神宮にむけて出立したとか。
起点である大阪玉造稲荷神社〜暗越奈良街道〜上街道〜初瀬街道〜伊勢本街道で伊勢神宮・内宮まで170キロのテント泊の歩き旅です。
12月28日(土)
玉造稲荷神社~天理柳本公園まで。
前日に荷物を天理のコインロッカーにデポ。
暗峠(くらがりとうげ)を越える。この道は暗越奈良街道とよばれ大阪から奈良をいく最短の古道(8里8町:34キロ)だ。暗峠は、松尾芭蕉、役行者、鑑真などの有名人もとおったいうところで坂バカのチャリダーの憧れの地でもある。途中でフレッシュヒラタケをゲット!
峠を越えると無料足湯スポットがあり、疲れた足には、まさにその名のとおり「歓喜の湯」だ!奈良駅を通過。奈良駅からは古い町並みも残り(再現かな)いいかんじです。外国人の観光客もたくさんいました。天理駅でデポしたリュックをかついで柳本公園まで。
12月29日(日)
柳本公園〜宇陀市桃俣まで。
宿場町の雰囲気を残した町並みや関所あと、長谷寺などの神社仏閣、いくつもの峠越えなど歴史をかんじられるコースでした。
日は伊勢本(気)(マジ)街道妄想女子な1日。(文章長いっす。)
山の辺道を歩き、せっかくやからあちこち寄り道したいワタシと計画通りに歩きたいAOさんとがぶつかり『もうっ1人でいくわいっ』と妄想のなかではケンカしとったけど結局AOさんが譲ってくれて寄り道して、へらへら歩いてもた。それから腰も痛なってとろとろ歩き、AOさんに痛み止めの薬をもらいなんとか歩く。
途中石割峠では道がやや荒れてて
伊勢本(気)(マジ)ラブラブ道の妄想が始まる。
大阪ユースホステル協会主催の170キロ伊勢迄歩講で若者たちが一緒に歩いた人と結婚式することよくあるらしいというのを聞いたもんで
『キャッ』杉の枝に足をひっかけ転ぶ女子(妄想)『大丈夫?ほらつかまって』思わず手を差し出す男子(妄想)…。心のなかで妄想が大きくなるが実際はたらたら歩いとったからAOさんにおいていかれぼとぼ妄想にくれながら歩く。
石割峠降りたところでお寺の道へいかなあかんとこをロスト。(専明寺への道はJINYAという看板があるところを右に曲がる)
さらに
ワタシがたらたら歩いたもんでいくつか峠を越える頃日が沈みかける
鞍取峠越えはもう真っ暗。
日本昔話だと市原悦子が、
『峠を越えるころには日が、とっぷり暮れてしまった』というくだりだ。
そうなると次の妄想は追い剥ぎや狐やタヌキや山姥だ!
おしりを出した子一等賞♪をみて育った世代として次々に三枚のお札やたのきゅう、お伊勢めぐりにいくカエルの話などが浮かんでくる。
デヴィ夫人の山姥が包丁を研ぐ姿が浮かんでくる。妄想と痛くなったつま先とで、またまた足が遅くなり、
さらに吐息が白くヘッドランプの光に乱反射し前が見えなくなりなきそーになった頃、桃俣着。
本日の収穫は、えのきたけ、ムキタケ。エノキラーメンにした。荷物がめちゃ重いので昨日は正月用の餅をいただき、今日は正月用のお神酒(金箔入り)を飲んだ。正月イブイブやな。
12月30日(月)
宇陀市桃俣〜道の駅美杉村
雨なので出発も遅く少しだけの歩きとなりました。御杖村のミニスーパーでアンパンとお稲荷さんを買うと中で食べていいよとお店のかたが行ってくださり椅子をもってきてくれた上に熱いお茶もご馳走になり、雨で冷え切ったからだがほっこりあたたかになりました。(大矢部商店のおばさまありがとうございました!)
美杉には14時ごろ到着したのでバスで近くのホテルの温泉に入ろうということになりバス停で時刻を確認。念のためバス停のお問合せ先の三重交通ともう1か所に電話確認し土日時刻の運行だということで雨の中ガタガタ震えながらバスを待つも30分まってもバスが来ない。もう1度確認するとやはり土日運行だという。これ以上まっていると風邪ひくわということで温泉をあきらめ道の駅へ。
道の駅美杉であったかいチャーハンと肉まんを食べて、濡れた衣類も暖房ですっかり乾きあたたかく眠れました。
12月31日(火)〜1月1日(水)
道の駅美杉村〜相可天然温泉多気の湯〜伊勢神宮
美杉〜相鹿上神社。かなり疲れていることと、足も痛いのでここからクリスタルタウンの温泉までバスにのって温泉で夜までリゾートしちゃってまた、この神社から夜歩きはじめることにする。温泉では、とろけるんちゃうかというほど(約2時間)温泉に入り、がっつりごはんを食べ、ビールをあび大大休憩。
夜10時ごろ温泉を出て神社まで歩きそこからログをいれてヘッドランプで歩き始める。途中でウルトラウォーキングという団体だそうだが100人ぐらいの人たちに出会った。彼らも伊勢神宮を目指し歩いているようだ。道の途中で年明け〜あけましておめでとう!
午前3時外宮着。あたかなたき火に迎えられる。大きなたき火に思えたが今年は風が強くたき火を小さくしたんだとか。すでにもうたくさんの人が初詣に来ていました。古市参宮街道を通り内宮へ!内宮の正宮でゴール!足も、肩もボロボロでした。
それでもそのあとおかげ横丁〜五十鈴川駅まで歩きさらに朝熊駅まで電車に乗って下車後、徒歩約2時間で朝熊山(標高555m)と展望台へ。日の出時間には間に合わず。後で知ったが内宮から朝熊山までの初日の出臨時バスが3本ほど出ていた。
朝熊山頂からは、御嶽山や富士山がみえた!展望台には、足湯や食堂もありにぎやかです。
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