【阿蘇 高岳・中岳】 悠久の阿蘇、でも登山道はきつかった
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 922m
- 下り
- 921m
コースタイム
11:55 仙酔峡分岐
12:15 天狗の舞台
12:40 月見小屋
12:55 高岳
14:20 ロープウェイ火口東駅
14:30 火口東展望所
15:50 仙酔峡登山口
天候 | 曇り時々晴れ、山頂ガス&雷雨、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
小倉〜博多 新幹線 博多〜仙酔峡 車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
仙酔峡からの登りの仙酔尾根はバカ尾根と言われる火山岩の急登が続きます。 途中急な斜面もありますので慎重に。 山頂付近の稜線〜天狗の舞台〜月見小屋までは藪漕ぎとなります。 背丈以上の藪もあり、足元が見えにくい箇所があります。 中岳からの迂回路の下山はロープウェイ駅までガレ場が続きます。 黄色のペンキの石を見失わないように。ケーブルに沿って下山 濡れると滑り易く、浮石も多い。 |
写真
感想
下関への帰省を利用して同じく帰省中だったTさんと朝7:00に博多で合流し、
車で阿蘇に行ってきました。先日登山デビューした義弟も連れて3人での登山。
雄大でおおらかなイメージの阿蘇山でしたが、分岐まではバカ尾根とも
呼ばれる仙酔峡からの登山道は急登が続きガレ場の多い山でした。
途中、ハイキングに来たという若人があまりの急斜面に途中引き返して
下山していました。
仙酔峡分岐から天狗の舞台までは背丈を越える藪の中。途中履いていた
一張羅のCW-Xを藪で引っ掛け、穴を開けてしまいました。ショック・・・
天狗の舞台からの根子岳の眺めは最高でした。
そこから月見小屋を経由し、高岳を目指しますが、月見小屋手前までは
同じく藪漕ぎ。
月見小屋を過ぎ、高岳を目指そうとした辺りから天気が急変し、
あたり一面ガスの中。高岳山頂では眺望ゼロ。ザックをデポし登った
のですが、登ってきた登山道が一瞬わからなくなるのではと思うほど
ガスで何も見えませんでした。
ザックを取って中岳を目指します。まだ雨は降っていなかったので
少し先を急ぎます。
中岳山頂に着いてもガスは晴れるどころか、雨が降ってきて、更に
雷まで鳴り出しました。雷の大きな音でかなりビビリました。
山頂付近にいた為、少し高度を落とし雷が過ぎるのを待ちます。
ガスがすぐには晴れそうに無いので、閉鎖中の中岳〜ロープウェイ火口東
のルートを避け、迂回ルートを取ります。
迂回ルートといっても登山道らしきものは無く、基本ケーブル沿いを
下山。石や岩のガレ場なのですが、雨で滑りやすく、浮石も多いので
慎重に黄色のペンキの付いた石や岩を目印に下山します。
途中雷雨も止み、ガスも晴れてきたので、ロープウェイ火口東まで着いてから
トーチカ(退避壕)にザックをデポし、火口東展望所まで登り返しました。
火口東展望所からの火口は自分の脚で山を登った人が見ることの出来る
景色です。火口からの噴煙とその近さは圧巻です。
そこからは阿蘇五岳が見渡せ、九重の山並みも見ることが出来ました。
車でアクセス可能な西側の展望所には観光客が沢山いましたが、
東展望所には我々3人しかいませんでした。登山客も遠くに見えた人を
含め8名くらいしか確認出来ず、かなり少なめでした。
東展望所からの下山道はガレ場に比べると非常に歩き易く快適でした。
下山後は近くの市営の温泉「アゼリア21」に寄り、その後は西側に
ドライブ。米塚や草千里ヶ浜、そして西側から阿蘇を満喫しました。
それから熊本市内に移動し、黒亭で熊本ラーメンを美味しく頂きました。
始発で行って終電で帰る、という登山でしたが義弟もとても楽しめたようです。
悠久の時を経て形成された雄大な阿蘇。見た目のおおらかさとは異なり
やはり火山、そして百名山。登り甲斐のある良い山でした。
結構しんどかったです。次回の帰省でも九州の山に行って見たいですね。
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