白銀世界、経ヶ岳（大泉所ダム登山口から）

2020年01月04日(土) [日帰り]

• GPS: 08:04
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,416m
• 下り: 1,417m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:17
• 休憩: 0:48
• 合計: 8:05

8:43 大泉所ダム分岐
10:02 10:04 四合目分岐
11:35 11:37 七合目
12:33 12:37 経ヶ岳八合目
12:50 12:51 露岩の頭
13:05 13:06 九合目
13:50 14:03 経ヶ岳
14:28 14:38 九合目
14:40 14:40 露岩の頭
14:45 14:45 経ヶ岳八合目
15:08 15:23 七合目
16:00 16:00 四合目分岐
16:45 16:45 大泉所ダム分岐
16:48 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り　
稜線に出ると南側からの風が非常に冷たかった。
気温は-7〜8℃、風が吹き付ける場所で日が陰ると指先や鼻が危険な寒さ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大泉所登山口の駐車場を利用（トイレあり　5台）

コース状況／危険箇所等

難所無し。
一合目から山頂迄定期的に標識があり次の地点までの時間も記載されている。
六合目より雪道となり、七合目から八合目の途中辺りから雪が深くなってくる。
八合目は非常に眺めが良く、御嶽山や木曽駒ヶ岳、南アルプスに八ヶ岳、浅間山と見渡せる。
八合目以降はアイゼンなど装着した方が楽。

その他周辺情報

大芝の湯　大人500円　21時まで

写真

1/4 8:35

大泉所ダム登山口到着。
トイレや準備、ヤマレコマップDLなどでバタバタしていたら出発が8時40分に…
コースタイムは山頂まで4時間半。ヤバイな…

m）今日はお腹の調子がよろしくない・・。

1/4 8:36

登山口のトイレは使用可能。
車は自分達の前に一台、後から一台。
本日この登山口より登った登山者は自分たち含めて4人だった。

1/4 8:58

暫く林道めいた広い道を歩くと1合目の標識が現れた。
これは1から8、8.5、9、9.5、山頂とあり、それぞれ次の地点までのタイムまで書かれていた。
親切だなあ

m）中学校の強歩大会に使われたりしてるからじゃない。

1/4 9:15

まだ2回目で履き慣れていない冬靴が重い。
これの履き慣らしの為来たのだ

m）履きまくって元取らないと。

1/4 9:20

暫く雪が全く無い道が続く。
この後も日が当たる側の雪は溶けていた

1/4 9:23

あの白い山は目指す経ヶ岳か？と思ったら黒沢山だった。
あちらへの道は荒れてるという

1/4 9:55

雪が出て来たがまたアイゼンを着ける程では無い

1/4 9:57

南アルプス方面の視界が開ける。
彼方も快晴だな

1/4 9:57

八ヶ岳は雲が多いか

1/4 9:59

4合目到着。
ここからは仲仙寺からのルートと合流。
ここで休憩中、後から来た車の単独男性が抜いて行った。

1/4 10:10

笹で分かりにくい雪無しの道を暫く進む

1/4 10:38

広場になっている場所に出たら5合目の標識が

1/4 10:54

5合目から6合目への途中、冷たい風が南から吹き付け始め体感温度が急激に低下。
暑くて脱いだミドルレイヤーをまた着たくなる

1/4 10:59

坂が急になって来たのでチェーンスパイクを装着。
maruta27はノーアイゼンらしい

m）お腹痛いからね。（関係ないけど）

1/4 11:08

雪がサラサラでチェーンスパイクの効果はイマイチ

1/4 11:12

6合目の標識

1/4 11:14

6合目を過ぎると次第に傾斜が急に

1/4 11:34

7合目到着。
6合目から20分ほど

1/4 11:34

経ヶ岳山頂方面

1/4 11:35

7合目からは南アルプス方面の眺望が開ける

1/4 11:35

甲斐駒ケ岳

1/4 11:36

仙丈ケ岳と白峰三山かな

1/4 11:46

八ヶ岳。蓼科山が顔を出した

1/4 12:06

長い登り

1/4 12:15

サルオガセが凍り付いている

1/4 12:21

7合目から8合目までは長く、今迄に比べアップダウンもある。なかなか辛い

1/4 12:27

木曽駒ヶ岳など中央アルプスの中心部は少し前から雲に覆われていたが、遂に経ヶ岳にも雲が…
眺めが良いという8合目に着く前に曇ってしまうのか！？

1/4 12:27

1/4 12:28

1/4 12:32

8合目到着。
雲は多いが眺望あり。ギリギリセーフ！
正面は御嶽山だが、山頂付近は雲を被っている

1/4 12:32

目指す経ヶ岳山頂はあれだろうか

1/4 12:32

8合目の標識が雪に埋れている。
開けている分風も強く、グローブを外しているとすぐ手がかじかんでしまう

m）写真撮るときに指先がやばかったね。

1/4 12:32

まだ南アルプスは見えるが、右側（中央アルプス方面）から雲が流れ始めている

1/4 12:33

八ヶ岳や奥秩父、浅間山など大展望だ

m）遅れ馳せながら2020年、あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします。（のダブルピース)

1/4 12:34

さて、雪山恒例のヒトガタをつける為準備を始めるmaruta27

1/4 12:34

走り込み雪に飛び込む！

1/4 12:34

決まった！（思ったより深くめり込み抜け出すのに苦戦）

m）思ったより沈んだわ

1/4 12:39

8合目を存分に楽しんだので先へ進む

1/4 12:41

八ヶ岳の右奥に奥秩父が見える

1/4 12:41

残念ながら青空は隠れ始めた

1/4 12:48

チェーンスパイクだと辛い斜面。アイゼン着けた方が良いかな？

1/4 12:52

下山の年配男性とすれ違う。
恐らく駐車場に停まっていた車の持ち主だろう

1/4 12:53

木々が白くなり始めた

m）8合目以降は霧氷もあるし足元はモフ雪だったね。

1/4 12:54

8.5合目。
休憩中の男性登山者2人に挨拶。
恐らく仲仙寺登山口からの登山者。
既に山頂から戻って来たらしい。
やはり我々は出発が遅かった様だ。急がなければ

1/4 12:58

雲の流れは早く度々日は差すが、暗めの空が続く

1/4 13:04

さらに雪が深くなり斜度が増した為12本装着。
maruta27はポールを出しただけでノーアイゼン。

m）さらにお腹が痛いからね。（関係ないけど）
前を行くkukaminnを見ながら様子見したけど、着けても着けなくてもあまり変わらなそうだった。

1/4 13:04

ピッケルを持って来たが使うシチュエーションは無くただの重りになってしまった

m）カップ麺とお湯もやってる時間なくて錘になっちゃったな。

1/4 13:06

9合目到着。もう13時を過ぎている。
14時が下山リミットとしているので気が焦る

1/4 13:06

m）リミットは迫るけど8合目以降の雪景色に写真撮ってってなかなか前に進まない。

1/4 13:32

また曇りに。
中々着かない山頂に疲労もあり足取りも重い

1/4 13:36

疲れ果てたのでmaruta27に先行してもらう

1/4 13:42

遂に山頂か！？

1/4 13:43

経ヶ岳山頂到着。
登山口からなんと5時間もかかってしまった。
一応リミット前に着けたがすぐ下山しなければならない

m）雪道だったことも考えるとまぁまぁのペース。
そんなことよりもうお腹の状況がやばかった。

1/4 13:43

ろくに休憩も取らず食べてもいないのでお握りだけ齧る事にして15分後に出発だ

1/4 13:54

休憩していると急に雲が晴れ始めた…！

1/4 13:54

おーやったぞ！

1/4 13:54

風で舞う霧氷

1/4 13:54

1/4 13:55

時間も無いのでコーヒーブレイク用に持ってきたデザートも食べてしまう。
ローソンのホボクリム、これ美味いよ

m）これ美味かったね。下界に下りたら買いに行こ。

1/4 13:58

晴れたのが嬉しくて、時間が無いと言いながら記念撮影

1/4 13:59

ポーズを決めるmaruta27

m）はやく下山してトイレに行きたいポーズ

1/4 14:00

あー、美しい

1/4 14:00

モバイルバッテリーを忘れて充電が心許ない自分に変わり、下山のレコはmaruta27にお願いした

m）ログだけならお任せを

1/4 14:00

1/4 14:00

中央アルプス方面は雲晴れず

1/4 14:04

少しタイムオーバーしてるが14時5分下山開始。
日が暮れる前に下山しなければ

1/4 14:04

帰り道は快晴！
写真撮影で何度も立ち止まり足が進まない

1/4 14:06

1/4 14:07

1/4 14:09

明るいと気分も浮き立つ。
下山時間に追われる焦りもこの景色に和んだ

1/4 14:09

1/4 14:09

1/4 14:09

ノーアイゼンなのに軽快に降るmaruta27

1/4 14:10

1/4 14:13

目に楽しい帰り道

1/4 14:14

時間も時間なので自分達以外誰もいない

1/4 14:14

1/4 14:33

下山はかなり快調に進めた。八合目がもう直ぐそこだ

1/4 14:34

南アルプス手前に雲があり、あちら側は見えず

1/4 14:34

1/4 14:35

木曽駒ヶ岳方面は雲晴れず

1/4 14:46

八合目にサヨナラ

1/4 14:46

ここまで40分で来れたので、このペースなら日暮れ前に降りれそうかな

1/4 15:09

山頂より1時間で7合目到着。
ここでアイゼンを外す。

1/4 15:59

16時前に4合目到着。
ここまで来たらもう消化試合だ

1/4 16:43

16時40分、無事下山。
日暮れ直前にギリギリ間に合った。

m）お疲れさま〜、腹痛で辛かったけど楽しい山行でした。日没に間に合ってよかった。

1/4 16:43

この後日帰り温泉で汗を流した。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

kukaminn

2020年初登山をするにあたり、冬靴の履き慣らしの為雪のある山をリクエスト。
maruta27の提案で中央アルプス最北端の山、経ヶ岳へ決まった。
しかし標高2,300m弱で難所もない為油断したのか、山頂までの正確なタイムを認識していなかったmaruta27、そして任せっきりでマップダウンロードもしていなかった自分…

準備に手間取り登山開始が遅れに遅れ、なんと8時40分になってしまう。
登山前に確認すると山頂までは無雪期で4時間半程。これはヤバイ。
かなり急がないと下山前に日が暮れる！

履き慣れない冬靴が重くスピードの出ない自分と、体調イマイチのmaruta27だった為、結局山頂へは5時間近くかかってしまい、下山は大急ぎで降る羽目になったが、結果から言うとなんとか日暮れ前に下山出来た。
しかしこんなギリギリの登山はしたくないもの。
反省だらけの山行だ。

最初雪も無く、樹林下のあまり面白味の無い道が長々と続いて精神的にもキツかったが、8合目の抜群の眺望や、深くなる雪、14時前後からの快晴の青と白のコントラストは疲れを吹き飛ばすに足る喜びがあった。
9合目への登り辺りからは特に雪が深く、これ以上雪が深くなると奥に分け入るのはかなり困難になりそう。
登山者も少なく何かあっても全て自分で解決しなければならない怖さはあるが、静かな樹林に分け入っていく楽しみを味わえる。

誘われてよく調べず来てしまったが、予想以上に楽しい山行となった。

まるた

今年の初登りに経ヶ岳へ行ってきました。
登山口へのアクセスが車でないと大変なので、
kukaminnくんに車を出してもらい付き合ってもらいました。
今日は朝からお腹の調子が悪く、終始腹痛を抱えたままでしたが、
8合目以降はモフ雪と霧氷の銀世界を存分に楽しめたので、
辛いながらも楽しい山行となりました。
甘々な計画で山頂でのランチタイムを取れなかったのは残念でしたが、
なんとか日暮れ前に下山できてよかったです。