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Yamareco

記録ID: 2169017
全員に公開
ハイキング
東海

郷島⇒野田平_IN_竜爪山_OUT_森谷沢、もとい郷島

2020年01月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:34
距離
15.0km
登り
1,430m
下り
1,429m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:55
休憩
0:40
合計
6:35
6:56
154
スタート地点
9:30
9:44
43
10:27
10:27
13
10:40
11:06
145
13:31
ゴール地点
GPSロガーのデータを無修正で登録しています。
「竜爪山」が薬師岳に相当します。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
「郷島」集落入口の「さおしん」向かいの県道脇に駐車。
公共交通機関の場合は「郷島」が最寄バス停。
コース状況/
危険箇所等
今回のコース中で、静岡市が管轄するオフィシャルな登山道は、基幹林道※注)から駒引峠を経由して主稜線を文珠岳へ行ったところまでです。
この間はコース明瞭で道標完備。迷う・落ちるような個所はありません。
※基幹林道:地図にはありませんが、南北に走る竜爪山の主稜線西側・標高700m付近にガードレール付きの林道が並行しています。
オフィシャルな登山道の前後はバリエーションルートを歩きました。
往路
「野田平」の農道最奥点から512m三角点までは踏跡、赤リボン等はほぼありません。方向を定めてひたすら急登するのみ。
農業用モノレールの軌道を辿れば三角点のある尾根まで迷わず行けそうですが、歩き易いかは別問題です。
私は尾根直下まで軌道に沿わずに歩きました(これが正解とは言い難いですが)。
むしろ「野田平」集落最北にある「釈迦堂」のすぐ先で三角点尾根に直接乗れますので、こちらの方が歩き易い可能性があります(未確認)。
512m三角点からは尾根の踏跡が比較的はっきりしていてピンクリボンもありますので基幹林道まで迷うところは少ないです(一箇所だけ尾根の幅が広いところ有)。
基幹林道が近付くと車道の枝道があってやや行き先の判断が必要です。
基幹林道と高圧送電線が交差する辺りに、林道から駒引峠へ向かう入口があります。
復路
文珠岳の三角点から西へ下る尾根はほぼ廃道です。
標高710m付近までは色の抜けたリボン等を頼りに何とか下れましたが、そこから分岐して北北西へ派生する尾根のルートに乗れず、僅かな痕跡を辿っているうちに牛妻方面へ下ってしまいました。
途中で樹間から「松野」集落が見えたのでルートミスに気付きました。
このまま下ると森谷沢へ降りてしまいます。
まだ時間があるし、たまたまやや明瞭な踏跡があったので、それを辿って北上。
地図上「津渡野」の文字がある付近は台風被害による倒木帯で踏跡が寸断されておりログが乱れています。
標高400m付近で送電線巡視路に遭遇し、林道経由で無事下山出来ました。
視界が開ける場所は基幹林道上の一部と文珠岳山頂東側だけです。
その他周辺情報 最寄に油山温泉がありますが、残念ながら日帰り入浴不可です。
手前の「牛妻」集落に「白鳥食堂」があります。
同「牛妻」集落にあるファミリーマートが最終コンビニです。
同「森谷沢」集落にある市営「安倍ごころ」に公衆トイレがあります。
水洗で24H利用可能。夜間はセンサーライトで自動点灯。駐車可。
「郷島」集落外れの県道脇に駐車。
山の西側なのでこの時刻でも暗いです。
2020年01月04日 06:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 6:42
「郷島」集落外れの県道脇に駐車。
山の西側なのでこの時刻でも暗いです。
「郷島」集落内の道路を分岐して「野田平」集落へ向かいます。
ここが標高130m。
2020年01月04日 07:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 7:00
「郷島」集落内の道路を分岐して「野田平」集落へ向かいます。
ここが標高130m。
特別天然記念物「かもしか」に遭遇。
集落間の市道ですが、この地域では珍しくありません。
素晴らしい健脚で、この脚があればバリルート楽勝!
2020年01月04日 07:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/4 7:07
特別天然記念物「かもしか」に遭遇。
集落間の市道ですが、この地域では珍しくありません。
素晴らしい健脚で、この脚があればバリルート楽勝!
「野田平」集落公民館のところを右へ入りショートカット。
2020年01月04日 07:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 7:14
「野田平」集落公民館のところを右へ入りショートカット。
先のT字路を右折します。
上に見える送電塔付近が512m三角点のある尾根。
2020年01月04日 07:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 7:19
先のT字路を右折します。
上に見える送電塔付近が512m三角点のある尾根。
農道の最奥点。
しばらく使われていなそうなモノレール搬器。
軌道を辿らず右側の踏跡へ取り付きました。
2020年01月04日 07:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 7:23
農道の最奥点。
しばらく使われていなそうなモノレール搬器。
軌道を辿らず右側の踏跡へ取り付きました。
相当荒れていますが踏跡がありました。
しかし最初だけで自然消滅します。
2020年01月04日 07:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 7:24
相当荒れていますが踏跡がありました。
しかし最初だけで自然消滅します。
とにかく上へ登っていくと板根の木がありました。
熱帯樹林だけじゃないんだ…
2020年01月04日 07:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/4 7:55
とにかく上へ登っていくと板根の木がありました。
熱帯樹林だけじゃないんだ…
茶園の耕作放棄地へ出ました。
藪の中でも石楠花と並ぶ最凶のヤブです。
2020年01月04日 07:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 7:56
茶園の耕作放棄地へ出ました。
藪の中でも石楠花と並ぶ最凶のヤブです。
農園管理小屋付近の茶の木は剪定されて整備されているようです。
2020年01月04日 08:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 8:06
農園管理小屋付近の茶の木は剪定されて整備されているようです。
農業用モノレールに出くわしたので沿って歩きます。
2020年01月04日 08:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 8:07
農業用モノレールに出くわしたので沿って歩きます。
茶の木は枝が固く、表面が滑りにくく、くねくね伸びて冬でも葉を落としません。
藪を漕ぐには相当な抵抗があります。茶渋も付いてしまいます。
捨てても惜しくないナイロンの服があると便利です。
2020年01月04日 08:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 8:12
茶の木は枝が固く、表面が滑りにくく、くねくね伸びて冬でも葉を落としません。
藪を漕ぐには相当な抵抗があります。茶渋も付いてしまいます。
捨てても惜しくないナイロンの服があると便利です。
茶園を突破してすぐに512m三角点がありました。
2020年01月04日 08:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 8:15
茶園を突破してすぐに512m三角点がありました。
三角点のある尾根は、これまでに比べればダンチの歩き易さ。
2020年01月04日 08:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 8:43
三角点のある尾根は、これまでに比べればダンチの歩き易さ。
基幹林道直前で、登山道は一旦車道(枝道)へ吸収されてしまいます。
2020年01月04日 08:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 8:56
基幹林道直前で、登山道は一旦車道(枝道)へ吸収されてしまいます。
基幹林道は大型車の通行に十分な幅があります。
林道を南進すると前方に送電線が見えて来ます。
2020年01月04日 09:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 9:08
基幹林道は大型車の通行に十分な幅があります。
林道を南進すると前方に送電線が見えて来ます。
送電線に近付くと林道西側が開削されて視界が開けます。
2020年01月04日 09:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 9:12
送電線に近付くと林道西側が開削されて視界が開けます。
そこの反対、山側に駒引峠の入口がありました。
2020年01月04日 09:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 9:13
そこの反対、山側に駒引峠の入口がありました。
道標が出てきました。
オフシャル感が漂います。
2020年01月04日 09:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 9:16
道標が出てきました。
オフシャル感が漂います。
良く踏まれて申し分無し。
2020年01月04日 09:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 9:17
良く踏まれて申し分無し。
一本杉。
2020年01月04日 09:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 9:26
一本杉。
駒引峠に到着です。
X字形に登山道が交差しています。
2020年01月04日 09:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 9:33
駒引峠に到着です。
X字形に登山道が交差しています。
薬師岳までは一部笹原を横断します。
2020年01月04日 10:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 10:16
薬師岳までは一部笹原を横断します。
穂積神社からの道と合流。
2020年01月04日 10:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 10:24
穂積神社からの道と合流。
間もなく竜爪山最高点の薬師岳山頂へ着きます。
ここに三角点は無く視界も開けません。
2020年01月04日 10:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 10:26
間もなく竜爪山最高点の薬師岳山頂へ着きます。
ここに三角点は無く視界も開けません。
早々に文珠岳へ向かいます。
2020年01月04日 10:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 10:27
早々に文珠岳へ向かいます。
文珠岳一等三角点、1040.8m。
2020年01月04日 10:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 10:40
文珠岳一等三角点、1040.8m。
本日の富士山。
裾野だけに雲があります。
「頭を雲の上に出し〜」
2020年01月04日 10:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/4 10:42
本日の富士山。
裾野だけに雲があります。
「頭を雲の上に出し〜」
輝くススキの向こうに三保半島と折戸湾。
2020年01月04日 10:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/4 10:55
輝くススキの向こうに三保半島と折戸湾。
文珠岳の山頂は東面が切り開かれて広場になっており、陽当たり良くテーブルもあって休憩に最適。
2020年01月04日 10:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/4 10:55
文珠岳の山頂は東面が切り開かれて広場になっており、陽当たり良くテーブルもあって休憩に最適。
恒例の三角点タッチ。
2020年01月04日 11:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 11:03
恒例の三角点タッチ。
文珠岳山頂西側の、かつての登山道は閉鎖されていました。
2020年01月04日 11:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 11:04
文珠岳山頂西側の、かつての登山道は閉鎖されていました。
有名な山頂反射板。
葵区油山にある変電所と清水区広瀬にある東清水変電所を無線中継するための設備のようです。
2020年01月04日 11:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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1/4 11:05
有名な山頂反射板。
葵区油山にある変電所と清水区広瀬にある東清水変電所を無線中継するための設備のようです。
これから下る先に道と呼べるような痕跡はありません。
(ふたつ前の写真の先)
2020年01月04日 11:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 11:08
これから下る先に道と呼べるような痕跡はありません。
(ふたつ前の写真の先)
消えてしまった看板とか、色が抜けてしまったリボン等が微かに残っていました。
2020年01月04日 11:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 11:15
消えてしまった看板とか、色が抜けてしまったリボン等が微かに残っていました。
ルートミスに気付き、北へ進路を変えて暫く歩くと龍西橋が見えました。
2020年01月04日 12:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 12:17
ルートミスに気付き、北へ進路を変えて暫く歩くと龍西橋が見えました。
沢にワイヤーロープが張ってあります。
送電線巡視路ですから“備品”ですね。
これは助かります。
2020年01月04日 12:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 12:43
沢にワイヤーロープが張ってあります。
送電線巡視路ですから“備品”ですね。
これは助かります。
主要登山道並みの巡視路。
2020年01月04日 13:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
1/4 13:00
主要登山道並みの巡視路。
巡視路が林道へ出ました。
林道を突っ切り、県道脇へ降りる道がある(あった)と思うのですが、車道があるので廃道化していることが予想されます。
また県道には法面があってピンポイントで下らない限り、降りるに降りられません。
素直に林道を歩きます。
2020年01月04日 13:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 13:06
巡視路が林道へ出ました。
林道を突っ切り、県道脇へ降りる道がある(あった)と思うのですが、車道があるので廃道化していることが予想されます。
また県道には法面があってピンポイントで下らない限り、降りるに降りられません。
素直に林道を歩きます。
林道が合流します。
向かって右側の林道から出てきました。
右側は地図に載っていません。
2020年01月04日 13:15撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 13:15
林道が合流します。
向かって右側の林道から出てきました。
右側は地図に載っていません。
「郷島」へ帰って来ました。
2020年01月04日 13:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 13:32
「郷島」へ帰って来ました。
降りてきた方向を振り返ります。
左端が文珠岳。その右が814mピーク?
2020年01月04日 13:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1/4 13:34
降りてきた方向を振り返ります。
左端が文珠岳。その右が814mピーク?

感想

バリエーションルートにおいて、体の向いている方向と実際に歩いた方向を一致させるのは非常に難しいです。
今回の山行ではロガー以外のGPSは無く、時計の高度と地形図頼り。
時計のコンパスは静止時しかアテにならず、歩いた軌跡が現場で分からないと正しい方向に進んだかどうかを客観的に判断出来ません。
全く人跡が無ければ方角だけ見ればいいですが、なまじ痕跡があるとそっちに惑わされます。
障害物を避けたり巻いたりするうちに方角がずれてしまいます。
下りのルートファインディングは本当に難しいです。
好天と時間的余裕がアドバンテージになります。

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