ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2177727
全員に公開
ハイキング
近畿

東ヶ谷山から深坂峠へ、冬枯れの県境尾根歩き

2020年01月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:35
距離
10.5km
登り
604m
下り
560m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:56
休憩
0:38
合計
5:34
9:04
9:04
60
10:54
11:14
65
12:19
12:21
71
小アケビ岳
13:32
13:40
54
14:34
ゴール地点
天候 晴れ 無風
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
R8県境に自転車をデポして山門湿原から入山
コース状況/
危険箇所等
■守護岩〜県境:広い尾根でどこでも歩ける。薄い踏み跡あり。県境に乗って直ぐに北から南東まで望める絶景ポイントあり。
■県境合流〜東ヶ谷山:踏み跡は概ね明瞭でマーキングが疎らにある。
■東ヶ谷山〜深坂越え:東ヶ谷山では東側の展望あり。数ヵ所の枝尾根に注意。小アケビ岳は駄口へ通じる古道がある様で特に注意。
■深坂越え〜新道野R8:△448.5までは作業道がある。以降は細い道になり下山ポイントを間違えないように。
※県境尾根は余呉トレイルでは破線区間、最近は滋賀一周トレイルとして整備が進んでいるようです。
山門湿原の沢コースからスタート
2020年01月11日 09:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
1/11 9:15
山門湿原の沢コースからスタート
湿原から県境尾根、右端が東ヶ谷山
2020年01月11日 09:26撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 9:26
湿原から県境尾根、右端が東ヶ谷山
冬枯れの山門湿原、水面がかろうじて見てとれる。
2020年01月11日 09:32撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 9:32
冬枯れの山門湿原、水面がかろうじて見てとれる。
笹がネットで保護されている。鹿の食害対策の試験中らしい
2020年01月11日 09:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 9:59
笹がネットで保護されている。鹿の食害対策の試験中らしい
守護岩に辿り着くと、お正月らしくしめ縄が真新しい。
2020年01月11日 10:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
1/11 10:06
守護岩に辿り着くと、お正月らしくしめ縄が真新しい。
広い尾根を県境へ
2020年01月11日 10:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 10:15
広い尾根を県境へ
ブナ?カエデ?葉っぱがないと分からない未熟者。
2020年01月11日 10:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 10:16
ブナ?カエデ?葉っぱがないと分からない未熟者。
ここから県境、右(北)が深坂峠方面。ここは左(西)へ。
2020年01月11日 10:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 10:21
ここから県境、右(北)が深坂峠方面。ここは左(西)へ。
薄い踏み跡を辿ると
2020年01月11日 10:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 10:22
薄い踏み跡を辿ると
開けた所に出て岩籠山と敦賀市街が望める。
2020年01月11日 10:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 10:22
開けた所に出て岩籠山と敦賀市街が望める。
直ぐに小ピークに出て、北から南まで抜群の展望地が現れる。
2020年01月11日 10:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 10:24
直ぐに小ピークに出て、北から南まで抜群の展望地が現れる。
大黒山、上谷山、妙理山、三国岳、横山岳
2020年01月11日 10:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 10:25
大黒山、上谷山、妙理山、三国岳、横山岳
横山岳、金糞岳、伊吹山。中央手前は行市山
2020年01月11日 10:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
1/11 10:25
横山岳、金糞岳、伊吹山。中央手前は行市山
左に伊吹山、近江盆地には霞。右端に琵琶北湖がチラリ
2020年01月11日 10:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
3
1/11 10:24
左に伊吹山、近江盆地には霞。右端に琵琶北湖がチラリ
快適な尾根歩き。黄色のマーキングテープが頻繁に現れちょっと拍子抜け
2020年01月11日 10:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 10:33
快適な尾根歩き。黄色のマーキングテープが頻繁に現れちょっと拍子抜け
広々としたコル
2020年01月11日 10:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 10:34
広々としたコル
山頂への肩は直登する。十分ほどだけどキツイ
2020年01月11日 10:43撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 10:43
山頂への肩は直登する。十分ほどだけどキツイ
樹間から西側が透けて見える。岩籠山から南に延びる尾根の南端は乗鞍岳
2020年01月11日 10:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 10:55
樹間から西側が透けて見える。岩籠山から南に延びる尾根の南端は乗鞍岳
もうすぐかな
2020年01月11日 10:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 10:55
もうすぐかな
到着!
2020年01月11日 10:56撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 10:56
到着!
東ヶ谷山は三等三角点
2020年01月11日 10:57撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 10:57
東ヶ谷山は三等三角点
更に南側へ県境尾根道は続く。今日はここまで
2020年01月11日 10:58撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 10:58
更に南側へ県境尾根道は続く。今日はここまで
金糞岳から伊吹山への稜線を望む。手前は文室山と日計山
2020年01月11日 10:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
1/11 10:59
金糞岳から伊吹山への稜線を望む。手前は文室山と日計山
朽ちかけた山銘板
2020年01月11日 11:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 11:00
朽ちかけた山銘板
🍙休憩、久しぶりに自撮りしました。
2020年01月11日 11:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
6
1/11 11:07
🍙休憩、久しぶりに自撮りしました。
来た道を引き返す。気持ち良い尾根
2020年01月11日 11:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 11:24
来た道を引き返す。気持ち良い尾根
横山岳、金糞岳、伊吹山。急坂を下った所の好展望地から
2020年01月11日 11:28撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 11:28
横山岳、金糞岳、伊吹山。急坂を下った所の好展望地から
雰囲気のよいコル
2020年01月11日 11:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 11:40
雰囲気のよいコル
振り返ると先ほどまで居た東ヶ谷山
2020年01月11日 11:48撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 11:48
振り返ると先ほどまで居た東ヶ谷山
守護岩からの合流点まで戻り北上すると、見事な自然林の尾根に吸い込まれ唖然とする。
2020年01月11日 11:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
1/11 11:59
守護岩からの合流点まで戻り北上すると、見事な自然林の尾根に吸い込まれ唖然とする。
県境尾根に復帰して小アケビ岳(三角点峰)を直進して間違いに気付く。後で調べるとこの薄い踏み跡は駄口に向かう古道らしい
2020年01月11日 12:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 12:20
県境尾根に復帰して小アケビ岳(三角点峰)を直進して間違いに気付く。後で調べるとこの薄い踏み跡は駄口に向かう古道らしい
低山らしい植生
2020年01月11日 12:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 12:40
低山らしい植生
開けた所に出た。山行の目途がついたのでここで遅いランチ休憩です。
2020年01月11日 12:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 12:55
開けた所に出た。山行の目途がついたのでここで遅いランチ休憩です。
見事な株立ちアカガシ、幹回り3m近くあろうか!
2020年01月11日 13:15撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
1/11 13:15
見事な株立ちアカガシ、幹回り3m近くあろうか!
自然林の中を縫うように歩いて行くと
2020年01月11日 13:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 13:22
自然林の中を縫うように歩いて行くと
唐突に堀割れた古道が現れる。西へ進むと道は続いているが尾根から遠ざかってしまうので戻る
2020年01月11日 13:26撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 13:26
唐突に堀割れた古道が現れる。西へ進むと道は続いているが尾根から遠ざかってしまうので戻る
古道を東へ詰め尾根に取り付いて、数分歩くと見覚えのある深坂峠に出た。
2020年01月11日 13:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 13:34
古道を東へ詰め尾根に取り付いて、数分歩くと見覚えのある深坂峠に出た。
「深坂峠あれこれ」平清盛の命により敦賀と琵琶湖を繋ぐ運河開削工事が行われた。深坂地蔵が掘り起こされて工事止めの原因になったとされる‥。
2020年01月11日 13:35撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 13:35
「深坂峠あれこれ」平清盛の命により敦賀と琵琶湖を繋ぐ運河開削工事が行われた。深坂地蔵が掘り起こされて工事止めの原因になったとされる‥。
峠を東に進むと木道階段の作業道が整備されている。
2020年01月11日 13:49撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 13:49
峠を東に進むと木道階段の作業道が整備されている。
△448.5峰
2020年01月11日 14:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 14:02
△448.5峰
振り返って448.5峰
2020年01月11日 14:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 14:19
振り返って448.5峰
湧き水と小屋のある所に出るが下山ポイントが違うので引き返す。この辺りは黄色マーキングが入り乱れている。
2020年01月11日 14:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 14:25
湧き水と小屋のある所に出るが下山ポイントが違うので引き返す。この辺りは黄色マーキングが入り乱れている。
中央分水嶺の源流。この水は何処へ?
2020年01月11日 14:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1/11 14:34
中央分水嶺の源流。この水は何処へ?
新道野越え峠の蕎麦屋孫兵衛の裏手に出ると、犬に吠えられて下山完了です。
2020年01月11日 14:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
1
1/11 14:36
新道野越え峠の蕎麦屋孫兵衛の裏手に出ると、犬に吠えられて下山完了です。

感想

山門湿原から東ヶ谷山に登ろうと計画していたが、続けて県境尾根を北上してみよう。何なら深坂峠から新道野までとルート取りを思いつき自転車を積んで自宅を出発。
県境尾根はflatwellさんの山行記録があったはずなので、念のためログをダウンロードしておく。
山門湿原の管理舎は開いていたので、協力金200円を納め本日のルートを伝えておく。早朝は雲があったが最早快晴の様相で元気よくスタート。

東ヶ谷山の南から東に下りてくる尾根に取り付きたいところだが自信がない。守護岩経由で県境尾根に合流すると岩籠山の好展望地に出る。更に少し進むと、東側が北から南まで開けている小ピークの絶景ポイントがある。北は湖北の大黒山や横山岳、上谷山から三国岳、金糞、伊吹に至る県境稜線が一望できる。素晴らしい!これがyamanekoさんが言われる絶景地だろうと推測する。目指す東ヶ谷山は朝日が眩しくて見にくい。

尾根や広いコルはブナやミズナラ、カエデの自然林でこれまた素晴らしい。黄色の新しいマーキングが散見されるので辿って行く。急坂を直登するとやがて東ヶ谷山に到着する。山頂は2〜3mの若木で西側は展望が良くないがそれでも冬枯れなので開放感がある。風衝林かもしれない。東側が開けていて金糞と伊吹が望める。次回には積雪期や新緑の季節にも訪れようと山頂を後にする。

再び守護岩からのルートとの合流点まで戻ると県境尾根を北上して深坂峠に向かう。・530の南から東に延びる尾根はブナやミズナラの素晴らしい自然林が続いていて思わず誘い込まれてしまう。
黄色の新しいマーキングもあるので、地図を見ないまま歩いていると返って枝尾根に迷い込んだりする。道も大まかではあるが枝払いがされている。余呉トレイルの破線区間のはずだが、近年に滋賀一周トレイルとして手が入っているようで拍子抜けしてしまう。

△498.5小アケビ岳では、北に緩やかに下る薄い踏み跡があるので特に注意を要する。駄口へ下りる古道があるらしい。
山行の目途が付いたので・428の北側の開放的な尾根で遅い昼食を取る。後に深坂峠に下りると未だ13時半、予定通り△448.5峰の県境尾根をゼーゼーと登り返す。新道野越えにある蕎麦屋孫兵衛の裏に出た途端に犬に吠えられてビックリして下山終了。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:585人

コメント

絶好の展望!
東ヶ谷山を訪れたのは山門水源に森の管理舎で鷺草が咲き誇る八月末の蒸し暑い日、雨天の合間をついて登ったのですが、naojiroさんが登られたこの日は絶好の展望に恵まれましたね。夏の湿度の高い日とでは展望の素晴らしさがまるで異なりますね。守護岩から国境稜線に出てすぐの好展望地では素晴らしい眺望を心ゆくまで堪能されたことと思います。

ところで、しばらく前に余呉トレイルの恋谷(籾ヶ岳)から眺めた時は上谷山もかなり白かったのですが、最早、白くなくなってきているようですね。

東ヶ谷山はすぐお隣の乗鞍岳〜岩籠山への稜線からでも真正面にみながら縦走することになりますが、昨年登った山の中でもとりわけ気に入った山の一つで、季節を変えて訪れたいものだと家内とも話しておりました。冬枯れの自然林の尾根も素晴らしいですね。

私も積雪期に訪れたいと思っていたのですが、果たして今年はその機会が得られるかどうかです。

本年もどうぞ宜しくお願いします。
2020/1/14 20:26
Re: 絶好の展望!
東ヶ谷山は低山なのに手つかずの自然林が残されていて素晴らしいところでした。近くの山なのに今まで訪れていなかった事を後悔しました。yamanekoさんのおかげです。

絶景ポイントでは湖北の山や江越美国境の稜線が、岩籠山や野坂岳から見るよりメリハリが効いて山の位置関係が良く理解できます。また是非とも訪れたいと思っています。

上谷山はここのところうっすらと雪化粧したかと思うとまた消えたり、積雪期限定の藪山はチャンスがあるのか、もう今冬はダメかもですね。昨年のyamanekoさんの上谷山のレコには拍手喝采しましたよ

前回の岩籠山のコメント返信では、年を越しているにも関わらず新年のご挨拶を失念していました。遅ればせながら今年もどうぞよろしくお願いします。
2020/1/15 0:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら