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Yamareco

記録ID: 2183555
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
関東

石老山 《藤野15名山》

2020年01月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
山キチどん その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:21
距離
15.5km
登り
1,088m
下り
1,098m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:33
休憩
0:49
合計
6:22
8:31
8:31
72
寸沢嵐尾根取付き
9:43
9:50
21
10:11
10:29
8
10:37
10:37
18
10:55
10:56
4
11:00
11:07
26
11:33
11:35
19
キャンプ場跡
11:54
11:54
86
鼠坂
13:20
13:32
12
13:50
13:50
25
相模ダム
14:15
相模湖駅
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:横浜線橋本駅からバス相模原市三ヶ木下車
福胙:中央線相模湖駅
寸沢嵐(すわらし)尾根取付き
2020年01月12日 08:30撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/12 8:30
寸沢嵐(すわらし)尾根取付き
高塚山(676m)山頂
2020年01月12日 09:44撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/12 9:44
高塚山(676m)山頂
石老山(702m)山頂
2020年01月12日 10:21撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/12 10:21
石老山(702m)山頂
石老山山頂から大室山(1,588m)を望む
2020年01月12日 10:21撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/12 10:21
石老山山頂から大室山(1,588m)を望む
蛭ヶ岳(1,673m)、黍殻山(1,273m)
石老山山頂より
2020年01月12日 10:22撮影 by  ILCE-6500, SONY
2
1/12 10:22
蛭ヶ岳(1,673m)、黍殻山(1,273m)
石老山山頂より
3等三角点「石老山頂」(694m)
2020年01月12日 10:30撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/12 10:30
3等三角点「石老山頂」(694m)
大明神の札の入った祠
大明神山(551m)山頂
2020年01月12日 10:55撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/12 10:55
大明神の札の入った祠
大明神山(551m)山頂
鼠坂方面は通行止め
大明神展望台
2020年01月12日 11:07撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/12 11:07
鼠坂方面は通行止め
大明神展望台
2019年の台風19号で登山道がズタズタ
2020年01月12日 11:24撮影 by  ILCE-6500, SONY
1/12 11:24
2019年の台風19号で登山道がズタズタ
石老山(702m)
鼠坂より
2020年01月12日 12:09撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/12 12:09
石老山(702m)
鼠坂より
嵐山巻道の崩壊箇所
2020年01月12日 12:54撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/12 12:54
嵐山巻道の崩壊箇所
嵐山(406m)山頂から相模湖を望む
2020年01月12日 13:20撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/12 13:20
嵐山(406m)山頂から相模湖を望む
嵐山山頂の産霊宮水上神社
2020年01月12日 13:21撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/12 13:21
嵐山山頂の産霊宮水上神社
相模ダム
2020年01月12日 13:53撮影 by  ILCE-6500, SONY
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1/12 13:53
相模ダム
相模湖公園より嵐山(406m)を望む
2020年01月12日 14:01撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
1/12 14:01
相模湖公園より嵐山(406m)を望む

感想

 横浜線橋本駅から三ヶ木行のバスに乗り終点で降りた。国道412号線を南下し河岸段丘で深い道志川に下りる道があり電波塔の処から50m程下った。三太旅館の前に下り道志川を渡った。右岸も河岸段丘で住宅のレベルまで登り返し山間部へと入って行った。
 寸沢嵐(すわらし)集落の外れから登山道に入り進んで行くと忽ち道形が怪しくなり送電鉄塔へと這い上がって行った。送電巡視路がありそうなものだがそれらしい道もなく、送電鉄塔からは尾根を忠実に辿り標高差130mを急坂で登った。頻繁にテープがあったのである程度登山者はいるようだ。
 傾斜が落ち着きP554に達すると先に大きな山体が見えてきた。再び急登となり這い上がると高塚山(676m)に達した。3等三角点「山道」が置かれているが頂部を赤く塗られ用地境界標のようになっていた。山頂からの展望は得られなかった。西北西に進路を取りピークを一つ越えなだらかに登っていくと今日のメインの山、石老山(702m)山頂に達した。藤野15名山に挙げられる山で道志の大室山や丹沢山系の蛭ヶ岳、鬼ヶ岩ノ頭、不動ノ峰が望めた。北東側にある顕鏡寺への道は東海自然歩道だが昨年の台風で通行止めとなったままだった。
 山頂域の西の先端に3等三角点「石老山頂」(694m)があり東海自然歩道が篠原へと下って行った。北北東に進路を取り急坂を下った。60m程下ると傾斜は落ち着き小さなアップダウンを繰り返しながらなだらかに高度を下げた大明神山(551m)は、展望もなく大明神と書かれた木片が入った祠が鎮座していた。更に北に進み次のピークに達すると大明神展望台があり櫓が設えられ相模ダムや景信山を望むことができた。この先鼠坂(ねんざか)集落への下山路は昨年の台風で通行止の掲示があった。男性3人がいたので鼠坂から来たのだろう。展望台の裏の尾根にも踏み跡があるようだが状況が分からないので鼠坂を下ることにした。
 最初は尾根道だが、登山道が谷間に入っていくと崩壊地が現れた。土石流が出たのか酷い荒れ方で登山道が何処に付いていたのか判明できない程の崩れ方だった。土石流が出た痕跡は100m程続いていたが通過に問題はない。軈て林道に達したが此の林道も被害を受け橋の手前が陥没していた。登山者向けのトイレがあるキャンプ場の跡に達した。
 一般車道との合流地点にもゲートがあり丁度ハンターが帰っていくところだった。車道を歩き鼠坂集落に向かうと隣の谷も土石流の跡が凄まじく道路の復旧作業が行われているところだった。顕鏡寺を通って来た東海自然歩道に合流し標識に従って民家の隙間を通り抜け国道412号線を歩道橋で乗越し嵐山への道を行くが老人施設の裏手に入った処で道が無くなり、枯草を焼いていた地元の人に道を尋ねると国道を越えて10m程進んだ処に分岐があると云う。引き返して登山道に入ったが分岐点に指導標がなく、5m程登った処に設置されていた。これでは間違う筈だ。
登山道の右手は相模湖ピクニックランドの敷地で広い駐車場には警備員が出て車を誘導していた。ピクニックランドは尾房山(373m)全帯が開発され遊園地になっている。両側をフェンスで区切られた登山道は山頂を通ることはできず完全に巻き道で深い谷間を越えていく。地形図に描かれた道とは全く違ったところを行くようで下山してしまうのではないかと思う位下降し再び登りとなった。谷を越える処で大規模な崩壊地が現れ急斜面を這い登り大きく高巻き迂回した。道中もう一ヶ所崩壊地があり、此処は高巻きが大変そうなので谷間に降りて対岸を這い上がった。
 2本の丸木橋で谷を渡り尾根に取り付くともう安心、左手に嵐山が木の間越しに望め南東側から回り込むように嵐山(406m)に乗り上った。山頂には、産霊宮水上神社(むすびのみやみなかみじんじゃ)の祠があり、小さな祠が置かれていた。3等三角点「若柳村」が設置され相模湖の展望が素晴らしく扇山や権現山の姿も望めた。案内板によると道志山と小仏山脈の“間の山”が本来の名前で相模湖からの山容が京都の嵐山に似ていることから“嵐山”と呼ばれるようになったと云う。
 北に向けて下山すると初老の男女が登ってきた。極軽装だったのでこの先の道には危険箇所はないだろう。徐々に湖面が近づき石造のモニュメントのある公園に降り立った。すぐ傍に相模ダムがありダムサイトの上を歩くことができたので車道の相模湖大橋は渡らずに対岸に渡ることができた。相模湖公園から振り返ると嵐山が円錐形の姿を見せていた。車道を歩き相模湖駅に達し登山道を終えた。上りの列車は行ったばかりだったので駅前の喫茶店で寛ぎ八王子へと向かった。駅前の居酒屋で反省会をして18時前に解散した。

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