瑞牆山＜登りぬいた4歳児、百名山ハイキング＞

2012年08月15日(水) [日帰り]

• GPS: 10:00
• 距離: 5.5km
• 登り: 858m
• 下り: 849m

コースタイム

静岡市内を0530頃出発し、東名・新東名から国道52号で北上。
中央道にのり、須玉ICで降りて瑞牆山荘へ。

0830：瑞牆山荘付近の駐車場
0835：登山口よりアタック開始
0945：富士見平の分岐
1040：小川山への分岐
1105：天鳥川
1240：岩のトンネル
1340：瑞牆山　山頂！
1420：下山開始
1700：富士見平の分岐
1805：瑞牆山荘の登山口
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天候

曇り。
日本全国では荒天傾向。山梨近辺はギリギリセーフ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

息子と共に愛知を出発し、静岡で妹と合流。
静岡→山梨という北上ルート。
静岡ICより東名→新東名で国道52号で北上。
中央道で須玉ICで降りて、瑞牆山荘近辺の駐車場へ。

コース状況／危険箇所等

■コース状況
　特に際立って危険な箇所はありません。
　ただし天鳥川から山頂までの登りにおいて
　途中ロープが設置された大きな岩（濡れてるとスべる）が
　何箇所かありました。
　4歳児でもサポートしながら行けましたので
　強烈に危険！というレベルではありませんが
　十分に注意しましょう。安全登山！

■温泉情報
　下山後、ラジウム温泉の「増富の湯」に入ろうと予定していましたが、
　残念ながらタイムアップで受付時間終了後でした（泣）
　＜増富の湯＞
　http://www.masutominoyu.com/
　温泉入れないまま帰る訳にいかないので、急遽周辺を検索。
　「たかねの湯」という施設を発見。
　広くて綺麗な温泉施設でした。
　＜たかねの湯＞
　http://www.okanokouen.com/takane/

写真

さぁ登山開始！
頑張って歩いてね。4歳児！

森の中をテクテク行きます。
木のトンネル。

富士見平に出る前に瑞牆山を拝める場所があります。
岩でゴツゴツしています。

よし！まずは富士見平に着いた！
まだまだ行けそうね。

綺麗な蝶を発見。
とりあえず一枚。

富士見平→天鳥川の途中。
小川山への分岐ポイント。

小川山への分岐から天鳥川へは
一旦ガクッとくだります。
4歳児、登りよりも下りに四苦八苦します。

天鳥川まで降りてきました。

この日の前後で日本各地は荒天（各地で強烈な水害が発生）でしたが、このエリアは時折晴れ間を見せる天気に恵まれました。

天鳥川から少し行くと、大きなひび割れが生じた巨岩が。
となりのハシゴで上へ進みます。

登りも下りも、小さな体では全てが相当な障害物となります。
頑張れ！

湿った岩は滑りやすいので要注意。
サポートしながら、でも自力で登っていきます。
我が子ながら凄いなぁ、と関心してしまう。

途中、岩のトンネルがありました。

いよいよ頂上も近い！
富士見平の前で見た岩肌の一つかな？

着いた！頂上だ！
ホントに自力でここまで来たね！スゴイぞ！！
正直、途中で泣きが入るかと想定していましたが
予想を裏切ってくれました！
よく頑張った！キミの山だ！

私も混ぜてくれ。

3名、無事に登頂を果たし、バンザイ！
ちょっと時間かかったけど、ギリギリセーフって事でOK！

基本、曇り空でしたが、時折見せる切れ間に
これはこれで、面白い山の表情だなぁ、と。

山頂はなかなかの賑わいでした。

復路においては時間の関係で、4歳児が苦手（時間を要する）箇所は
肩車ボッカモード！で対応。
まずは天鳥川からの登りをこれで時間を稼ぐ！
自らの体重＋荷物＋子供で膝には100kgオーバーの負荷が（笑）
笑うしかない、とはまさにこの事。

なんとか時間配分で大丈夫なレベルに追いついた。
富士見平で一休み。
あと一息だね。

ちょっと時間かかったけど、皆、無事に下山！
私自身、久々の登山でバテ気味でしたが、子供も小さな体で良く頑張った！
下山して「もう嫌だ」と言うかと思いきや
「また、お山行こう！」という発言に、父は目頭が熱くなるのでした。

感想

Bassman

最近、山に全然行けてない為、禁断症状が出始めた。
毎月届くヤマケイ（山と渓谷）では楽しそうな内容が目白押しとなっており禁断症状は遂にピークに。
子供からも「お山に行きたい」という願ったり叶ったりな要望をいただいた為、
お盆休みを使い、山行を計画。
天気が優れない状態が続き、各地荒天で水害も発生。
天候で諦めざるをえないかと覚悟を決めてはいたものの、天気図・降雨レーダーから
このエリアは大丈夫と判断。ハイキング好きな妹を誘い、共に瑞牆山を目指す。

瑞牆山荘からの往復においては、一般的に短い時間で往復できるお手軽ハイキングコースと認識しているが
4歳児と共に登った場合、どうなるかは未知数で不安があった。
特に、時間がかかりすぎて途中で引き返さなければならない場合と、
途中でギブアップされて、背中の重量が大幅に増えることが懸念された。

結果としては、今回想像以上に子供が頑張ってくれたおかげで、引き返すこともなく済んだ。
帰り道（復路）は時間の関係で、一部の行程を肩車で対応したが
基本9割以上を自らの足で踏破したことには本当に驚いた。
やるな4歳児！
父は感動したぞ！
普段にはない長い距離を歩くことで、最後はグズグズ言うシーンもあったけど
最後の最後は「またお山に行きたい」という発言に、私の目頭は熱くなるのでした。
また行こう！