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Yamareco

記録ID: 2186341
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ハイキング
東海

遠州修験道春峯踏査(大尾山〜高塚山〜小天狗の峰〜天狗の座敷〜八高山〜五又路)ならここの里より周回

2020年01月19日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:24
距離
21.5km
登り
1,178m
下り
1,194m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:37
休憩
0:51
合計
7:28
8:05
73
スタート地点
9:18
10:06
183
13:09
13:09
36
13:45
13:48
41
14:29
14:29
64
15:33
ゴール地点
天候 晴ときどき曇
過去天気図(気象庁) 2020年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ならここの里第4駐車場に停めさせていただきました。
コース状況/
危険箇所等
基本的に危険箇所はありませんでした。
大尾山から八高山への向かう舗装路への最短ルートの入口、高塚山への取り付き、カザンタオの取り付きが分かりづらかったので、写真のコメントを参考にしてください。
その他周辺情報 久しぶりにならここの湯に寄りたかったんですが、今回は時間の都合で断念。また今度あらためて訪問しようと思います。
8:05、ならここの里駐車場から出発。キャンパーの朝ごはんの匂いがここまで漂ってきました。いいなぁ、キャンプ飯。
2020年01月19日 08:03撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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8:05、ならここの里駐車場から出発。キャンパーの朝ごはんの匂いがここまで漂ってきました。いいなぁ、キャンプ飯。
左奥に見える山が大尾山。「おおびさん」ではなく「おびさん」です。
2020年01月19日 08:08撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 8:08
左奥に見える山が大尾山。「おおびさん」ではなく「おびさん」です。
約15分の舗装路歩き終了!かわいい標識の登山口。
2020年01月19日 08:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 8:19
約15分の舗装路歩き終了!かわいい標識の登山口。
前回の光明山から投入した新兵器、Apple Watch 5。ヤマレコアプリで地理院地図見ながら安心登山。
2020年01月19日 08:32撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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1/19 8:32
前回の光明山から投入した新兵器、Apple Watch 5。ヤマレコアプリで地理院地図見ながら安心登山。
大尾山ハイキングコースはとても歩きやすい。キャンプの合間にちょろっと登るのもいいですね。
2020年01月19日 08:54撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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大尾山ハイキングコースはとても歩きやすい。キャンプの合間にちょろっと登るのもいいですね。
登山口から約40分で一旦舗装路に。顕光寺の駐車場かな。
2020年01月19日 09:00撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 9:00
登山口から約40分で一旦舗装路に。顕光寺の駐車場かな。
再び山道へ。
2020年01月19日 09:03撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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再び山道へ。
遠江三十三観音霊場巡り13番札所、大尾山顕光寺の本殿です。4月下旬カイドウの花が見頃で有名みたい。
2020年01月19日 09:11撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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遠江三十三観音霊場巡り13番札所、大尾山顕光寺の本殿です。4月下旬カイドウの花が見頃で有名みたい。
さらに登ると歴史を感じる石段が。
2020年01月19日 09:16撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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さらに登ると歴史を感じる石段が。
石段の右手には天然記念物「鳥居スギ」の切り株が。樹齢千余年の大木だったんですが、2018年の台風で倒れてしまいました。
2020年01月19日 09:18撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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石段の右手には天然記念物「鳥居スギ」の切り株が。樹齢千余年の大木だったんですが、2018年の台風で倒れてしまいました。
そして正面には観音堂。鳥居スギの直撃で破損した屋根が痛々しい…。807年の創建で、かつては山伏の修験道場だった由緒ある寺院です。
2020年01月19日 09:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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そして正面には観音堂。鳥居スギの直撃で破損した屋根が痛々しい…。807年の創建で、かつては山伏の修験道場だった由緒ある寺院です。
観音堂左手には鳥居スギの残骸?この周辺をさまよってみましたが、山頂標識等は見つかりませんでした。地図ではこの写真の場所が大尾山山頂みたいです。
2020年01月19日 09:20撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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観音堂左手には鳥居スギの残骸?この周辺をさまよってみましたが、山頂標識等は見つかりませんでした。地図ではこの写真の場所が大尾山山頂みたいです。
観音堂左手裏に広い道を発見。ここから下ります。
2020年01月19日 09:29撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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観音堂左手裏に広い道を発見。ここから下ります。
ロープが張られたところから舗装路に出ました。ここで写真撮れなかったけどカモシカくんに遭遇。こっちは派手に熊鈴鳴らしてるのに警戒しないのね…。
2020年01月19日 09:43撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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ロープが張られたところから舗装路に出ました。ここで写真撮れなかったけどカモシカくんに遭遇。こっちは派手に熊鈴鳴らしてるのに警戒しないのね…。
大尾山から下ること約30分。ここにも大尾山への取り付きが!?こっちのほうが山道だし距離も短いし、かつての修験ルートに近いのでは…。
2020年01月19日 09:56撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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大尾山から下ること約30分。ここにも大尾山への取り付きが!?こっちのほうが山道だし距離も短いし、かつての修験ルートに近いのでは…。
ということで、もう一度ここから大尾山へ登ります。想像以上に踏まれてる感じで歩きやすい。
2020年01月19日 10:00撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 10:00
ということで、もう一度ここから大尾山へ登ります。想像以上に踏まれてる感じで歩きやすい。
わずか10分弱で観音堂手前の石段下まで戻ってこれました。ここに繋がっていたのか…。
2020年01月19日 10:05撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 10:05
わずか10分弱で観音堂手前の石段下まで戻ってこれました。ここに繋がっていたのか…。
再び今の道で舗装路へ戻ります。やっぱりこっちのルートのほうが圧倒的に早いし楽。
2020年01月19日 10:14撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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再び今の道で舗装路へ戻ります。やっぱりこっちのルートのほうが圧倒的に早いし楽。
再び舗装路を北上すると「通行止」の標識が…。これは、やっぱ歩行者もダメなのかな?数分間悩みましたが、様子を見ながら進んでみることに。崩落してたり工事してたりしたら諦めて引き返します。
2020年01月19日 10:16撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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再び舗装路を北上すると「通行止」の標識が…。これは、やっぱ歩行者もダメなのかな?数分間悩みましたが、様子を見ながら進んでみることに。崩落してたり工事してたりしたら諦めて引き返します。
どこも崩落してないし、落石もないし、工事箇所もよく分かりませんでした。これから工事が始まるのかな?左手には森町方面の山々。
2020年01月19日 10:45撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 10:45
どこも崩落してないし、落石もないし、工事箇所もよく分かりませんでした。これから工事が始まるのかな?左手には森町方面の山々。
1時間以上もの舗装路歩きに嫌気がさしてきたところ、やっと八高山への分岐が!
2020年01月19日 11:23撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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1/19 11:23
1時間以上もの舗装路歩きに嫌気がさしてきたところ、やっと八高山への分岐が!
いきなり上下に道が分かれてますが、ここは登る方が正解!最初下の道へ進んだらすぐに道が終わってました。
2020年01月19日 11:25撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 11:25
いきなり上下に道が分かれてますが、ここは登る方が正解!最初下の道へ進んだらすぐに道が終わってました。
さらに真っ直ぐ進むと、再び道が途絶えてる…。ここは、左手の土手に登って直進が正解でした。案内が皆無なので難しい…。
2020年01月19日 11:31撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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さらに真っ直ぐ進むと、再び道が途絶えてる…。ここは、左手の土手に登って直進が正解でした。案内が皆無なので難しい…。
やっとトレイルを歩けます。
2020年01月19日 11:37撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 11:37
やっとトレイルを歩けます。
少し登るとすぐに「掛川市最北端の山」高塚山のピークに到着。
2020年01月19日 11:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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少し登るとすぐに「掛川市最北端の山」高塚山のピークに到着。
高塚山を下り、県道39号掛川川根線沿いのトレイルをしばらく進むと、再び舗装路へ下りてきました。カザンタオ(風倒)峠です。
2020年01月19日 11:54撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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高塚山を下り、県道39号掛川川根線沿いのトレイルをしばらく進むと、再び舗装路へ下りてきました。カザンタオ(風倒)峠です。
舗装林道脇のここが取り付きでした!なかなか見つけるのに苦労しました。
2020年01月19日 12:04撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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舗装林道脇のここが取り付きでした!なかなか見つけるのに苦労しました。
この取り付きよじ登るのが今回唯一のドキドキポイント。でも慎重に登れば大丈夫ですよ。
2020年01月19日 12:05撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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この取り付きよじ登るのが今回唯一のドキドキポイント。でも慎重に登れば大丈夫ですよ。
その先には歩きやすい山道が続いていました。境界見出標が目印になります。
2020年01月19日 12:05撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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その先には歩きやすい山道が続いていました。境界見出標が目印になります。
「女小天狗峰」と書かれたピークに到着。ほかの案内看板では「小天狗峰」とか「女天狗峰」などとも書かれていたんですが、どの呼び方が正解なんでしょうか?
2020年01月19日 12:22撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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「女小天狗峰」と書かれたピークに到着。ほかの案内看板では「小天狗峰」とか「女天狗峰」などとも書かれていたんですが、どの呼び方が正解なんでしょうか?
女小天狗峰から下りきって、いよいよ八高山への急登が始まります…。
2020年01月19日 12:31撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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女小天狗峰から下りきって、いよいよ八高山への急登が始まります…。
なんども立ち止まるほどの急勾配でしたが、ようやく八高山の西にある小ピーク「天狗の座敷」に到着。
2020年01月19日 12:47撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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なんども立ち止まるほどの急勾配でしたが、ようやく八高山の西にある小ピーク「天狗の座敷」に到着。
近くに四等三角点「奥山北」があったので、ちょっと寄り道して踏んできました。
2020年01月19日 12:51撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 12:51
近くに四等三角点「奥山北」があったので、ちょっと寄り道して踏んできました。
13:02、八高山の頂上に到着!2015年7月に福用駅から登って以来、4年半ぶり2度目になります。せっかくの眺望は雲があがってきてしまいイマイチでした。
2020年01月19日 13:02撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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13:02、八高山の頂上に到着!2015年7月に福用駅から登って以来、4年半ぶり2度目になります。せっかくの眺望は雲があがってきてしまいイマイチでした。
計画よりもかなり遅れてるので先を急ぎます。ちょっと下って白光神社へ。ご祭神は、第二十七代「安閑天皇」となってましたが、神仏習合までは蔵王権現を祭神としてたんでしょうね。ここは修験の山ですから。
2020年01月19日 13:14撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 13:14
計画よりもかなり遅れてるので先を急ぎます。ちょっと下って白光神社へ。ご祭神は、第二十七代「安閑天皇」となってましたが、神仏習合までは蔵王権現を祭神としてたんでしょうね。ここは修験の山ですから。
正面へ進めば大井川鉄道福用駅方面。今回は右手の「五叉路、泉バス停、ならここ温泉」方面へ。
2020年01月19日 13:16撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 13:16
正面へ進めば大井川鉄道福用駅方面。今回は右手の「五叉路、泉バス停、ならここ温泉」方面へ。
とても歩きやすい整備された山道でした。
2020年01月19日 13:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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とても歩きやすい整備された山道でした。
五叉路とならここ温泉への分岐。遅れていたのでちょっと悩みましたが、計画通りの五叉路方面へ。
2020年01月19日 13:38撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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五叉路とならここ温泉への分岐。遅れていたのでちょっと悩みましたが、計画通りの五叉路方面へ。
すぐに舗装路に下りてきました。もしかしてこの後はずっと舗装路歩きなのかな?
2020年01月19日 13:40撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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すぐに舗装路に下りてきました。もしかしてこの後はずっと舗装路歩きなのかな?
ちょっと進むとゲートに到着。「五叉路」です。
2020年01月19日 13:43撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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ちょっと進むとゲートに到着。「五叉路」です。
バイクの進入を防止するために脇も柵で封鎖されていて、抜けるのに苦労しました。
2020年01月19日 13:44撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 13:44
バイクの進入を防止するために脇も柵で封鎖されていて、抜けるのに苦労しました。
計画していた「八重鐘山」へのルートは、ここから再び尾根に取り付いて山道を越えていくらしい…。今回は時間切れということで、ここから舗装路を歩いてならここの里へ戻ることにしました。
2020年01月19日 13:48撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 13:48
計画していた「八重鐘山」へのルートは、ここから再び尾根に取り付いて山道を越えていくらしい…。今回は時間切れということで、ここから舗装路を歩いてならここの里へ戻ることにしました。
ひたすら舗装路を下ります。25分ほど進むと八高山への取り付きが。五叉路手前の分岐を曲がるとここに繋がるみたいです。
2020年01月19日 14:12撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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ひたすら舗装路を下ります。25分ほど進むと八高山への取り付きが。五叉路手前の分岐を曲がるとここに繋がるみたいです。
さらに25分歩くと、ときどき分岐点の標識に出てきた黒俣の「泉バス停」に到着。掛川駅から300円でここまで来れるのは安い!
2020年01月19日 14:37撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1/19 14:37
さらに25分歩くと、ときどき分岐点の標識に出てきた黒俣の「泉バス停」に到着。掛川駅から300円でここまで来れるのは安い!
登山者用駐車場もありました。でも次回はバスで来て五叉路から八重金山を経て粟ヶ岳に抜ける修験ルートを踏査したいなぁ。
2020年01月19日 14:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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1/19 14:39
登山者用駐車場もありました。でも次回はバスで来て五叉路から八重金山を経て粟ヶ岳に抜ける修験ルートを踏査したいなぁ。
歩くことさらに50分!ようやく大尾山の入口まで帰ってきましたよ。長かった…。
2020年01月19日 15:30撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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歩くことさらに50分!ようやく大尾山の入口まで帰ってきましたよ。長かった…。
15:32、駐車場に帰還。計画通り突き進んでいたら17時を過ぎていたことでしょう。大尾山〜カザンタオ〜八高山の修験ルートを踏査できたので、今回は満足です。
2020年01月19日 15:32撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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15:32、駐車場に帰還。計画通り突き進んでいたら17時を過ぎていたことでしょう。大尾山〜カザンタオ〜八高山の修験ルートを踏査できたので、今回は満足です。

装備

個人装備
フリース 長袖シャツ Tシャツ ロングパンツ タイツ 靴下 グローブ レインウェア 帽子 トレランシューズ ザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

遠州は遠江国一宮 小國神社の神体山として崇められる本宮山を起点にして、東方には白山・春埜山・大日山・大尾山・粟ヶ岳へと山並が連なり、太平洋に突き出た駒形神社の御神体である御前崎(御前岩)を経由し、笠原荘の熊野山々を巡りながら再び峯中路を踏み分け、小笠山から法多山へ到達する春の入峯修行が存在しました(「遠州の霊山と山岳信仰ーその源流と系譜ー」より)。その歴史ある道を、かつての修験者達のことを想像しながら踏破してみたい!という歴史ロマン溢れる山行を2017年から細々と続けています。

今回はヤマレコで見つけたsannketuさんの2016年の記録を参考にさせていただき、(大日山)→大尾山→八高山→(粟ヶ岳)周辺の踏査に行ってきました。

ヤマレコ山行記録:八高山(居尻〜大尾山〜八高山〜居尻)by sannketuさん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-873225.html

まずならここの里から大尾山(おびさん)ハイキングコースで山頂へ。とても整備されたハイキングルートで、山登りが初めての人でも問題なく歩けそうです。眺望がいい場所はありませんが、山頂の顕光寺観音堂は歴史ロマン感じます。一昨年の台風で鳥居スギが倒れて、屋根が痛々しく破損してしまっていますが…。

大尾山からは最初林道経由で下ってしまいましたが、舗装路途中で発見した取り付きから再び大尾山に登って確認してみたところ、観音堂下の階段右脇に抜けることができました!道も特に荒れていないし、上りも下りも林道経由の半分程度の時間で通過できます。

そこから高塚山への取り付きまでは延々舗装路歩き。修験が行われていた時代は当然舗装路もなく、おそらくゆるやかな尾根伝いを歩いていたと思うので、いつか途中にあるピークにも登って踏査してみたいと思います(きっとすぐに舗装路に戻ってしまうと思うので、どこまで意味があるのかは微妙ですが)。

高塚山〜カザンタオ〜女小天狗峰〜天狗の座敷〜八高山は、ネットの情報もあまり多くなく、もっと踏まれていない荒れた道なのかなと想像していましたが、踏み跡も明瞭で意外でした。カザンタオからの取り付きはちょっと分かりにくいので注意が必要。あと天狗の座敷の手前の急登はしんどかった…。

八高山から五叉路までの登山道は人気のハイキングコースなのでスイスイ楽々です。

本当はさらに八重鐘山を経由して粟ヶ岳の近くまでルートを繋げたかったんですが、今回は時間切れということで、五叉路から舗装路を延々歩きならここの里へ戻りました。

今回はインターネットにあった山行記録をなぞるスタイルだったので、探検・踏査的な要素は薄かったわけですが、それでも分かりにくい取り付きを探したり、鎌倉時代に行われていた入峯修行に思いを馳せながら歩くことができ、1日楽しく遊ぶことができました。次回はどこを踏査しようかな?

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コメント

お疲れ様でした。
今晩はnkitaniさん
私の山行記録を参考にしていただきありがとうございました。
大尾山からは最初林道経由で下って舗装路途中で発見した取り付きとありましたが、私も気が付いたけど登り返す余裕はなく登り返すとは驚きです。
修験ルート探索目的があることはいいことです、これからも頑張って下さい。
2020/1/21 20:22
Re: お疲れ様でした。
sannketuさん、コメントありがとうございます!
修験ルート春峯の八高山〜粟ヶ岳間がずっと謎だったので、sannketuさんの記録を見つけたときは宝物を発見した気分でした。今回は時間切れで行けませんでしたが、近いうちに八重鐘山のほうへも歩いてみたいと思っています。sannketuさんの健脚ぶりには驚くばかりです。
大尾山への登り返しは自分もかなり迷いましたが、好奇心がわずかに勝りました(笑)。ちなみにあの取り付きから大尾山へのルートには、途中分岐から並行した道が続いている箇所がありました(途中で道はよく分からなくなってました…)。もしかすると尾根沿いに八高山方面へ繋がっていた旧道跡なのかもしれません。
2020/1/22 11:16
プロフィール画像
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