記録ID: 2194672
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波
高山〜戦場ヶ原 * 雪と戯れに奥日光へ *
2020年01月25日(土) [日帰り]
栃木県
ピアソラ
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:01
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 454m
- 下り
- 365m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | ○ 天気 ： 晴れ 時々 曇り。 ○ 風速 ： 普通（5m/s程度）。 ○ 気温 ： 暖かめ（山頂で1℃くらい）。 ○ 視程 ： やや短め。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
・自家用車／06:40 {自宅} - 08:20 東武日光駅（約118km） ※高速利用：桜川筑西IC〜壬生IC、鹿沼IC〜日光IC ※途中、買い物の時間を含む（10分） ※駐車場：東武日光駅近くのコインパーク（330円／時間） ・東武バス／09:05 東武日光駅 - 10:06 竜頭の滝 [湯元温泉行き] ※参考HP：http://www.tobu-bus.com/uploads/files/info_20191121.pdf ○ 復路 ・東武バス／15:08 赤沼 - 16:06 東武日光駅 [JR日光駅行き] ・自家用車／16:20 東武日光駅 - 20:40 {自宅}（約124km） ※高速利用：日光IC〜鹿沼IC、壬生IC〜桜川筑西IC ※途中、夕食、温泉入浴の時間を含む（110分） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○ 竜頭の滝遊歩道（上部）は改修工事により通行不可です（3月23日まで）。 ○ 竜頭の橋〜高山〜熊窪分岐の区間は、一部を除き、積雪もしくは凍結した 斜面を歩くため、滑り止めが必要です。 ○ 熊窪分岐〜幕張峠の区間は、全区間中で最も積雪が多かったです（膝上程度）。 夏道を外れると踏み抜くので、ワカンやスノーシューが威力を発揮します。 ○ 小田代ヶ原と戦場ヶ原の遊歩道は、雪不足の上圧雪されているため、 ワカンやスノーシューはあまり役に立ちません。 ○ その他、特に危険を感じる場所はありませんでした。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ �� 竜頭の滝 ※未確認（ネット情報） �� 赤沼バス停 (2) 登山ポスト 見つけられませんでした。 (3) 温泉施設 自宅近くまで戻り「つくば温泉喜楽里別邸」の温泉に入浴しました。 少し高めの値段設定ですが、泉質は良い方だと思います。 ※営業時間 ： 9:00 〜 24:00（最終受付：23:00） ※料金 ： 1250円／人（平日は1000円／人） ※参考HP ： https://www.yurakirari.com/kirari/tsukuba/ |
写真
また来ました、日光に！残念ながら我が家のポンコツでは冬のいろは坂を越えられないので、ここから路線バスに乗ります。
路線バスの車窓から、中禅寺湖越しに社山（しゃざん：1827m）を眺めます。雪不足の影響でしょう、例年よりも雪が少ない気がします。
20
1/25 9:59
路線バスの車窓から、中禅寺湖越しに社山（しゃざん：1827m）を眺めます。雪不足の影響でしょう、例年よりも雪が少ない気がします。
竜頭の滝（←今のところ氷瀑化する気配無し）から山歩きを開始します。が、ここで誤算・・・。竜頭の滝遊歩道が改修工事のため通行禁止になっていたのでした。出鼻を挫かれ車道を歩くはめに、、、
13
1/25 10:12
竜頭の滝（←今のところ氷瀑化する気配無し）から山歩きを開始します。が、ここで誤算・・・。竜頭の滝遊歩道が改修工事のため通行禁止になっていたのでした。出鼻を挫かれ車道を歩くはめに、、、
ただ、この男体山（なんたいさん：2486m）が見られたので良しとしましょう（笑）。
遅ればせながら、今季初の雪山歩きです。1年振りに雪の感触を確かめます。
竜頭の橋から見えたピークの北側を巻くようにして登っていきます。この辺りは降雪後は迷いやすそうですが、今回は幸いにしてトレースが残っていたので、ありがたく盗らせて頂きました。
7
1/25 10:53
竜頭の橋から見えたピークの北側を巻くようにして登っていきます。この辺りは降雪後は迷いやすそうですが、今回は幸いにしてトレースが残っていたので、ありがたく盗らせて頂きました。
凍結箇所もありロープまで出てきたので念のため軽アイゼンを履きました。
稜線に出ると、陽のよく当たる場所では雪が融けている場所もありました。やはり雪不足のようです。
樹間から戦場ヶ原が見え隠れします。もっと視界が開けて見渡せることを期待していたのですが、そこまでフォトジェニックな場所は終始見つけられませんでした。
8
1/25 12:14
樹間から戦場ヶ原が見え隠れします。もっと視界が開けて見渡せることを期待していたのですが、そこまでフォトジェニックな場所は終始見つけられませんでした。
着いたー、高山（たかやま：1668m）！狭すぎず広すぎずの良い山頂です。
樹間から中禅寺湖と対岸の山々が見渡せました。ここまで誰とも会わず山頂を二人占めです。手袋も要らないくらいのポカポカ陽気の中お昼休憩をとりました。
6
1/25 12:22
樹間から中禅寺湖と対岸の山々が見渡せました。ここまで誰とも会わず山頂を二人占めです。手袋も要らないくらいのポカポカ陽気の中お昼休憩をとりました。
山頂を辞し熊窪分岐へ下ります。その中程で反対側から登ってきた6人組のパーティとすれ違うまでは、しばらくノートレースでした。ロストしないように注意して歩きます。
4
1/25 12:54
山頂を辞し熊窪分岐へ下ります。その中程で反対側から登ってきた6人組のパーティとすれ違うまでは、しばらくノートレースでした。ロストしないように注意して歩きます。
熊窪分岐にて。ここから中禅寺湖畔に下って周回するプランも考えていましたが、殊のほか天気が良かったので、小田代ヶ原と戦場ヶ原を散策することにしました。
5
1/25 13:09
熊窪分岐にて。ここから中禅寺湖畔に下って周回するプランも考えていましたが、殊のほか天気が良かったので、小田代ヶ原と戦場ヶ原を散策することにしました。
凍結した林道を（幕張峠で軽アイゼンは脱いだので）慎重に渡って、小田代ヶ原に入っていきます。
徐々に湿原ぽくなってきました。ところどころ木道が剥き出しになるほど雪が少ないです。
なんとも神秘的な光景です。左から、太郎山（たろうさん：2368m）、小真名子山（こまなこさん：2323m）、大真名子山（2376m）と、三兄弟が勢揃い。
17
1/25 14:43
なんとも神秘的な光景です。左から、太郎山（たろうさん：2368m）、小真名子山（こまなこさん：2323m）、大真名子山（2376m）と、三兄弟が勢揃い。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
サブザック
輪カンジキ
軽アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
ピッケル（未使用）
|
|---|
感想
雪不足と冬らしからぬ低い晴天率に翻弄されて出遅れてしまいましたが、
今季初の雪山に（足慣らしも兼ねて）登ってきました。
中禅寺湖と戦場ヶ原に挟まれて丸く聳える高山（たかやま：1668m）は、
その恵まれた立地条件から来る期待感ほど必ずしも展望の良い山では
ありませんでしたが、春はシロヤシオが、秋は紅葉が見事なようなので、
また季節を改めて登ったら違った印象を覚えるかもしれません。
とはいえ、やはり単体で登るだけでは物足りないようで、大抵は近くの
景勝地と併せて周遊する方が多いようです。僕らもその例に漏れず、
下山後に小田代ヶ原と戦場ヶ原を散策することにしました。
（もう一つの景勝地である中禅寺湖畔を散策するコースと迷いましたが、
それは紅葉の秋に取っておくことにしました。）
これまで、運転中にチラ見するか、山上から遠く俯瞰することでしか
知らなかった戦場ヶ原は、一言では言い表せない神秘的な空間でした。
神秘的と書きましたが不気味といったほうが正しいかも知れません。
灰色混じりの怪しい青空、広闊な雪原を覆う今にも動き出しそうな
枯れ草の斑模様、疎らに立ち並ぶ枯木、それらの奥に黒く鎮座する山々・・。
底知れぬ寂寞の奥に、戦場ヶ原の究極の美の正体を見た気がしました。
この時季にしか見られない絶景を心のフィルムに焼き付けました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：1533人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
高山の最新記録
夫婦DE👥日光高山
2025年08月17日 (日帰り) [C]
高山
2025年08月14日 (日帰り) [C]
高山から千手ケ浜、菖蒲ケ浜
2025年08月09日 (日帰り) [B]
奥日光 竜頭ノ滝〜高山〜小田代原
2025年08月09日 (日帰り) [C]
高山
2025年08月08日 (日帰り) [C]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する