燕岳 〜槍とスイカとビールと雷鳥〜

2012年08月26日(日) 〜 2012年08月27日(月)

• GPS: 27:05
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,493m
• 下り: 1,493m

コースタイム

【8月26日】
9:15 中房温泉 [1455m]
　↓
10:07 第1ベンチ
　↓
10:44 第2ベンチ
　↓
11:17 第3ベンチ
　↓
12:02 富士見ベンチ
　↓
12:45 合戦小屋（昼食・スイカ休憩）
13:45 出発
　↓
15:00 燕山荘テント場

【8月27日】
4:50 燕山荘テント場
　↓
5:10 燕岳 [2763m]（展望を満喫）
5:50 出発
　↓
6:20 燕山荘テント場（朝食）
7:10 出発
　↓
7:50 蛙岩
　↓
9:30 燕山荘テント場（撤収）
9:40 出発
　↓
10:20 合戦小屋（昼食）
10:55 出発
　↓
11:13 富士見ベンチ
　↓
11:30 第3ベンチ
　↓
11:50 第2ベンチ
　↓
12:05 第1ベンチ
　↓
12:25 中房温泉

天候

8/26 晴れ→曇り
8/27 晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

【マイカー】豊科I・C → しゃくなげ荘
【バス】しゃくなげ荘 → 中房温泉

中房温泉手前の道に路上駐車が並んでいました。道路はあまり広くないので、バスでの移動をお勧めします。電車の場合は穂高駅から、マイカーの場合はしゃくなげ荘からの乗車が便利です。

コース状況／危険箇所等

全体を通して危険個所はありません。ロープや鎖もありますが、使うことなく登ることが出来ました。

燕岳のピストンなら日帰りも可能ですが、早朝の日の出の時間を楽しめるような山行計画をお勧めします。雲のかかっていない槍・穂高から裏銀座の山並みは極上です。

写真

8/26 7:34

しゃくなげ荘の登山者用駐車場。日曜日の朝は結構埋まっていました。

8/26 8:43

中房温泉への道。路上駐車が多いです。

8/26 9:15

中房温泉

8/26 9:39

登り始めは樹林帯。登山道はよく整備されています。

8/26 10:07

第1ベンチ

8/27 19:56

第1ベンチからちょっと下ったところの水場

8/27 19:56

前を歩く子供は速かった！

8/26 10:36

木の根の足場。きれいな年輪。

8/26 10:43

合戦小屋の荷揚げ用リフト

8/26 10:44

第2ベンチ

8/26 11:05

紅葉前のもみじ

8/26 11:08

やばそうなきのこ

8/26 11:17

第3ベンチ

8/26 11:18

第3ベンチは大混雑

8/27 19:57

木製階段

8/26 12:02

富士見ベンチ

8/26 12:20

空は青いけどガスってます。

8/26 12:23

ギンリョウソウ

8/27 19:58

合戦小屋まであと10分

8/27 19:58

あと5分

8/26 12:45

合戦小屋

8/26 12:58

昼食はサンドイッチ

8/26 13:15

食後のデザートはスイカ

8/26 13:48

8/26 13:59

樹林帯を抜けたところの案内板

8/26 14:13

8/26 14:25

鎖場ですが危険は感じません

8/26 14:45

お花畑

8/26 14:59

燕山荘

8/26 15:31

自宅完成！

8/26 15:56

テント場からの燕岳

8/26 16:29

生ビールで乾杯♪

8/27 19:59

ガスってます…

8/26 16:32

方位盤

8/27 20:00

燕山荘の売店のバッチ軍団

8/26 17:14

夕食はキムチ鍋

8/26 17:14

かぼちゃサラダ

8/26 18:28

夕暮れの燕岳

8/26 18:30

槍の穂先ちょっぴり

8/27 20:00

燕山荘裏の岩

8/26 18:38

コマクサは終了間際

8/26 18:40

テント場も埋まってきた

8/26 18:44

日が暮れていく

8/26 18:56

夜の自宅

8/27 4:24

おはようございます。もうすぐ夜が明ける。

8/27 4:29

東の空1

8/27 4:37

東の空2

8/27 4:48

東の空3

8/27 4:51

富士山と南アルプス

8/27 4:55

イルカ岩と槍ヶ岳

8/27 5:00

岩の上の雷鳥さん

8/27 5:03

日が昇る直前

8/27 5:11

燕岳の頂上は満員

8/27 5:11

槍様！

8/27 5:14

ご来光1

8/27 5:15

ご来光2

8/27 5:18

ご来光3

8/27 5:21

ご来光を浴びる槍穂

8/27 5:27

記念撮影

8/27 5:31

山頂の証

8/27 5:32

燕岳から南

8/27 5:32

南西には槍ヶ岳・穂高岳など

8/27 5:32

西には双六岳・鷲羽岳

8/27 5:32

北西には野口五郎岳

8/27 5:32

北には立山連峰・鹿島槍ヶ岳

8/27 5:32

北東には雲海

8/27 5:39

頂上から槍ヶ岳を眺める

8/27 5:48

いま槍ヶ岳に登っている人もいるのだろう。

8/27 5:51

自分たちの影を槍ヶ岳と一緒に撮影

8/27 5:57

メガネ岩

8/27 6:01

ホシガラス。何羽も飛んでいます。

8/27 6:17

妻とイルカと槍

8/27 6:34

朝食はチーズサンドとスープ

8/27 6:53

テント場にイワヒバリ

8/27 20:05

快晴の燕岳

8/27 7:19

遠いけどたぶん雷鳥さん

8/27 20:05

蛙岩の手前の真っ二つ岩

8/27 7:47

蛙岩の看板

8/27 7:47

蛙岩（げえろいわ）

8/27 7:51

今回の登山で槍ヶ岳に最も近付いたところ

8/27 20:06

俺を犠牲に進め！

8/27 20:06

ひゃっはー！

8/27 8:19

雷鳥が2羽

8/27 8:20

雷鳥が3羽

8/27 8:23

シャッターチャンス

8/27 8:24

飛び降りる雷鳥。足が長い。

8/27 8:24

こんなに近くで会えるとは！

8/27 20:07

実は4羽でした。親子かな。

8/27 8:30

燕岳は素敵です。

8/27 20:07

テント撤収中

8/27 9:19

バンダナを購入

8/27 9:37

燕岳さん、また来ます。

8/27 9:38

滑落した小猿

8/27 10:24

昼食はチーズとんこつラーメン

8/27 10:27

こちらはチーズカレーラーメン

8/27 10:27

デザートは2日続けてスイカです。美味い！

8/27 10:56

ごちそうさまでした♪

8/27 11:13

富士見ベンチ

8/27 11:31

第3ベンチ

8/27 11:51

第2ベンチ

8/27 12:05

第1ベンチ

8/27 12:25

中房温泉に無事下山

8/27 12:27

お疲れ様のアイスクリーム

撮影機器：

LUMIX DMC-GF2 パナソニック

感想

deportivo21

北アルプス2回目の登山は、表銀座の起点である燕岳です。
槍ヶ岳や常念岳まで足を延ばしたいのですが、今回は休暇の都合で1泊。往復＋αとして蛙岩まで。

中房温泉からの登りは樹林帯で、第1から第3ベンチ、さらに富士見ベンチ、そしてスイカで有名な合戦小屋と休憩ポイントが多数あるので登りやすいです。
夏休み終了間際ということもあってか親子連れが多く登っていました。母親と一緒の男の子は燕山荘に2泊するとのこと。羨ましい！

合戦小屋で名物のスイカをいただきます。甘い♪
ここまで来ると樹林帯を抜けて日差しが強くなります。日焼けには注意が必要ですね。

合戦小屋から少し登ると森林限界を超えます。向かう燕岳は雲の中。かろうじて燕山荘が見えます。あと少し！！

ちょっとした鎖場を抜けるとお花畑が迎えてくれます。そこにはテント場があり、先客は10張ぐらい。日曜日だから空いていましたが、土曜日はもっと混んでいるのでしょうね。
燕山荘でテント設営の申し込みを済ませて今夜の家を建てます。少し傾斜はありますが整備されています。
夕食の前に無事の到着を祝って生ビールで乾杯。登りでものすごく汗をかいたので美味さ倍増！
夕食は肉団子キムチ鍋。なんという贅沢な山ご飯でしょうか！重い荷物を背負ってきた甲斐があったというものです。冷えた体も暖まります。
就寝は20時前。夜中に近くのテントからの携帯電話の着信音で目覚めてしまいました。そのあとはすぐに眠れたので、まあ良しとしましょう。

翌朝、3時過ぎに起床。まだ暗いです。
身支度を整えているうちに東の空が赤みを帯びてきます。燕岳の頂上からご来光を見たいので、4時半ぐらいに軽装で出発。
イルカ岩を通過したところに雷鳥が1羽。歓迎してくれているのでしょうか。
頂上はご来光目的の登山客で賑わっています。
5時15分、8月27日の朝日が昇ってきました。雲海の向こうから登ってくる太陽から与えられるパワーはすさまじい。
周囲の北アルプス、八ヶ岳、南アルプス、遠く富士山までが赤く染まっています。これぞ『山のゴールデンタイム』。
頂上付近で展望を楽しんでいるうちに人が少なくなったので山頂を満喫。山頂で寝そべったり、槍ヶ岳をいろいろな角度で撮影したり。

テントに戻って朝食を済ませて、蛙岩に向かいます。
7時になると雲がすごい勢いで登ってきます。槍穂方面は雲に飲まれそう。
蛙岩の手前の真っ二つに割れた岩がいい感じ。花崗岩の山は岩の美術館だと思います。蛙岩は「？」となる蛙でしたが。

燕山荘に戻る途中でいきなり雷鳥軍団が登場。2羽かと思ったら3羽、ではなく4羽。距離はわずか2メートル。至近距離から見て分かったことは、意外と首が長いこと、足元が白いこと、そして逃げないこと。ぷっくりしていて可愛らしい。冬の白い姿も見てみたいものです。

テント場に戻って撤収です。燕山荘で素敵なバンダナを購入して下山です。
下山時も合戦小屋でスイカをごちそうになり元気一杯！

燕岳の美しい姿、槍ヶ岳・穂高連峰の雄々しき姿、イルカ岩はまさにイルカ、雷鳥の愛嬌、汗をかいた後に飲むビール、スイカの美味さ。燕岳を満喫した2日間でした。

コメント

sumiko

雷鳥さん可愛いですね。
depor021さん tanyaさん　こんばんは

燕岳は表銀座の山々が観られる素晴らしい山ですね。
９時過ぎからの樹林帯の登りは暑かったでしょう。
合戦小屋のスイカは格別な味になりましたね。

私達は以前日帰りで行きましたが下山時、合戦小屋に
燕山荘テント場満員の看板がありました。
週末は早い者勝ちのようですね。

素晴らしい展望と雷鳥親子にも出会えてラッキー
でしたね。

deportivo21

sumikoさん
合戦尾根の登りは猛暑で、尋常じゃない発汗量でした それだけの価値がある山行になったと思っています。

テント場の混雑は心配していましたが、日曜日の夜だったためか余裕でした。登山口の駐車スペースは大変なことになっていましたけどね

表銀座からの槍穂・裏銀座の展望は格別でした 雷鳥が間近で見られて嬉しくなりました 下山したくなくなるほどです