思ったより多い積雪に悪戦苦闘【金峰山】

2020年02月01日(土) [日帰り]

• GPS: 07:55
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,196m
• 下り: 1,192m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:54
• 休憩: 1:48
• 合計: 7:42

7:29 瑞牆山荘
7:50 7:50 富士見平林道交差
8:02 8:02 富士見平林道終点
8:05 8:05 富士見平湧水
8:09 8:19 富士見平小屋
8:55 8:55 鷹見岩分岐
9:03 9:06 大日小屋
9:38 9:50 大日岩
10:39 10:51 砂払いノ頭
11:01 11:01 千代の吹上
11:10 11:10 金峰山小屋分岐
11:35 11:35 五丈石
11:40 11:44 金峰山
11:50 12:15 五丈石
12:29 12:29 金峰山小屋分岐
12:40 12:41 千代の吹上
12:47 12:53 砂払いノ頭
13:28 13:44 大日岩
14:02 14:02 大日小屋
14:11 14:11 鷹見岩分岐
14:38 14:56 富士見平小屋
14:59 15:00 富士見平湧水
15:03 15:03 富士見平林道終点
15:11 15:11 富士見平林道交差
15:11 瑞牆山荘

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

瑞牆山荘近くの登山者駐車場（無料）朝7時到着で20台くらいでした
瑞牆山荘までの道は増富温泉経由は渓谷沿いで日が当たらないため凍結箇所多数。みずがき公園側から回ったほうが安全です。

コース状況／危険箇所等

大日小屋まではそれほど積雪も多くありませんが、凍結箇所がところどころあるので心配な方はチェンスパかアイゼンがあったほうが楽です。
大日岩からは積雪量が増えて、稜線の吹きだまりは膝くらいまであります。
（2月1日の状況です）

その他周辺情報

日帰り温泉：増富ラジウム温泉　増富の湯（830円）

写真

2/1 7:29

瑞牆山荘前の登山口からスタート
はじめから雪がありますが、傾斜も緩やかなのでツボ足で

2/1 7:57

樹々の間から瑞牆山を望みます

2/1 7:57

西側斜面から登っていくので日陰で寒い

2/1 8:09

40分で富士見平
つぼ足でまだしばらくいけそうでしたが、念のためここでアイゼンを装着

2/1 8:19

富士見平は日差しが暖かい

2/1 9:04

春はシャクナゲの咲くところも、この時期はこのとおり葉を固く閉じてます

2/1 9:06

谷間に建つ大日小屋は日差しもなくひっそり
トレースもありませんでした

2/1 9:18

大日小屋からは薄暗い樹林帯の急登

2/1 9:28

登りきって大日岩の手前ではこの展望
南アルプスの名峰がズラリ

2/1 9:28

白峰三山をアップで

2/1 9:29

こちらは中央アルプス

2/1 9:30

圧倒的な大きさの大日岩

2/1 9:50

目指す金峰山山頂
山頂直下の五丈岩が特徴的

2/1 10:31

だいぶ雪が増えてきた

2/1 10:36

稜線も近そう

2/1 10:39

砂払の頭
ここから稜線歩きのため、ハードシェルを着用し、手袋も厚手のものに交換

2/1 10:56

山頂への稜線
基本的に稜線の左側（北側）を行きます

2/1 10:55

振り返ると八ヶ岳
すでに瑞牆山は見下ろす高さまできました

2/1 10:57

千代の吹上の断崖の間から富士山

2/1 10:58

かなり深い雪に足を取られ、思うように進めない

2/1 11:08

景色を見ながら休み休み進む

2/1 11:18

山頂まで近いようでなかなか近づかない
それにしても見事なオクチチブルー（奥秩父の青空）

2/1 11:23

吹きだまりでは深い雪をかき分けながら進む
ところどころ踏み抜いたりしてかなり体力を消耗

2/1 11:35

山頂付近の小さな木々は霧氷のコーティング

2/1 11:42

やっとこさ金峰山山頂

2/1 11:43

山頂から金峰山のシンボル五丈岩

2/1 11:43

真っ白に雪化粧した八ヶ岳が美しい
瑞牆山が日本庭園の岩のよう

2/1 11:44

遮るものなく富士山が聳えています

2/1 11:44

東をみれば国師ヶ岳、甲武信ヶ岳など奥秩父の山々

2/1 11:50

五丈岩の下で風を避けて休憩
標高2500mの高さに、なぜこんな巨大な岩があるのか不思議でなりません

2/1 12:14

びっしりの霧氷と八ヶ岳

2/1 12:16

重厚な感じのする五丈岩ですが、横から見ると意外と薄い

2/1 12:26

八ヶ岳を正面に見ながら下山

2/1 12:45

千代の吹上の迫力ある断崖

2/1 13:11

雪道の下山はテンポ良く下れます

2/1 13:45

八ヶ岳には雲が湧いてきました

2/1 14:39

富士見平小屋
冬季は予約人数が集まったときのみ営業

2/1 14:57

そのかわりテント泊は冬でも人気の場所です

2/1 15:00

水場もちゃんと出ていました

2/1 15:04

午後の日差しを浴びながらの樹林帯

2/1 15:27

無事瑞牆山荘に下山
ここも冬季は予約時のみ

2/1 15:31

朝に比べると半分くらいになりました

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

ken_poplar

この週末は冬型の気圧配置で上信越の山よりも関東周辺の山の方が天気が良いみたい。週はじめに雨が続いたので山の上は雪も期待できそう。今年に入って短めの山歩きが続いたので、今回はしっかり歩きたくて奥秩父の金峰山へ。

登山口から雪が付いていて期待どおり。大日小屋を過ぎたあたりから積雪も増えてきて、本格的な雪山っぽくなってきました。
砂払の頭からはいよいよ稜線歩き。気温も低く、風も強い予報だったので、しっかりと装備を整えて出発。最高にクリアな晴天で、富士山、南アルプス、八ヶ岳が一層大きく見えました。
しかしそれ以上に稜線北側に付いた登山道には雪が吹きだまっていて、前の人のトレースがある程度はついているものの、かなり深い雪に埋もれながらの登りで、思うように前に進まない。ところどころ踏み抜いたりして体力も消耗。快適なはずの稜線が、かなりハードなものとなりました。でもこれも冬山の楽しみ。奥秩父の山で思った以上の雪山を満喫することができました。