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Yamareco

記録ID: 221641
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

吾妻連峰(五色沼−西大顛−西吾妻−弥兵衛平−東大顛−家形山−一切経山−浄土平)

2012年08月31日(金) 〜 2012年09月01日(土)
情報量の目安: S
都道府県 山形県 福島県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
31.9km
登り
2,080m
下り
1,261m

コースタイム

8月31日 五色沼入口5:40−6:35グランデコスキー場、8:30ゴンドラ8:40、山頂駅8:40−10:20西大顛−10:45最下点(水場)−11:10西吾妻小屋−11:20西吾妻山−11:35天狗岩(吾妻神社)−12:10大凹の清水−12:35人形石−13:05ヤケノママ分岐−13:10籐十郎−菅平分岐−13:50弥兵衛平分岐−14:05小屋(明月荘)
    金明水往復(10分+15分)
9月1日 小屋5:30−5:50弥兵衛平分岐−6:00東大顛−東大顛山頂30秒−6:15谷地平分岐−6:50昭元山(靴の水抜きで15分)−7:30烏帽子山(靴の水抜き+乾燥で20分)−8:20ニセ烏帽子山−8:35兵士−8:40堀田新道分岐−9:00家形山−9:10五色温泉分岐−五色沼展望(靴の水抜きで15分)−9:40高湯温泉分岐−10:10一切経山−10:35酢ヶ平小屋−10:40鎌沼北分岐−11:00鎌沼南分岐−11:30浄土平合流−11:40浄土平
(字がコード出しとなるため、大顛 としました。)
天候 8月31日 晴れ(夜は時々雨)
9月1日 晴れ(前夜の雨で大露)のちガス
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
8月31日 (夜行バス)猪苗代駅4:50−(バス)5:10五色沼入口5:40−歩きでグランデコスキー場−8:30ゴンドラ8:40−頂上駅
9月1日 (バス)12:45浄土平−14:00福島
コース状況/
危険箇所等
登山道と、水場について先に書きます。

先に、一言、ひどい登山道でした。
これが、実線であることが、ルートマップの間違いだと思います。

グランデコ〜西大顛は、歩く人も少ないと思いますので、ふつうの登山道です。

西大顛〜西吾妻山〜人形石は、天元台からの登山者が多く、非常に明瞭で、整備されています。

人形石〜東大顛は、歩く人も少ないと思いますので、ここも、ふつうの登山道です。

弥兵衛平は、木道が設置されていますが、その後の整備がされていなく、低い笹で覆われています。(しかし、支障なく歩けます。)

東大顛〜五色温泉分岐は、ほとんどが人の背丈程度、また、背丈を超える笹に覆われ、どろどろの登山道が見えない状態が続きます。
道の確認をするために、少し戻ってみるところが、数カ所あり。
また、笹の中、片側が切れ落ちているところも数カ所有り、注意が必要です。
マップには、明確に、「荒れている。注意!」と書くべきだろう。

五色温泉分岐〜浄土平は、ふつうの観光地です。

水場は、大凹の清水は涸れている。
西大顛−吾妻小屋の最下点の水は、登山道脇に小さな水たまりがあり、冷たい水がちょろちょろ(ほんのチョロ)と湧いている。(見逃さないでください。)
弥兵衛平の金明水は、これも、同様に、冷たい水がちょろちょろ(ほんのチョロ)と湧いている。(10分で500mml採れるかどうか。)
地糖の水は、澄んでいて、トンボも飲んでおり、煮沸、浄水、すれば、使用可能と思われる。
朝一番の、猪苗代駅
まだ、開いていません。
2012年08月31日 05:00撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 5:00
朝一番の、猪苗代駅
まだ、開いていません。
駅前の裸婦像です。
朝焼けがきれいです。
(田沢湖の「乙女の像」のようです。)
2012年08月31日 05:00撮影 by  P905i, DoCoMo
2
8/31 5:00
駅前の裸婦像です。
朝焼けがきれいです。
(田沢湖の「乙女の像」のようです。)
五色沼入口のビジターセンター
ここも開館は、9:00からです。
2012年08月31日 05:42撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 5:42
五色沼入口のビジターセンター
ここも開館は、9:00からです。
ビジターセンターの正面に、グランデコに向かう北方向の道です。

ここから、グランデコスキー場まで約8km、歩きます。
ゴンドラの運航は8:30からですから、−−
2012年08月31日 05:42撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 5:42
ビジターセンターの正面に、グランデコに向かう北方向の道です。

ここから、グランデコスキー場まで約8km、歩きます。
ゴンドラの運航は8:30からですから、−−
中間地点のキャンプ場です。
朝早いので、ブヨに追いかけられます。
2012年08月31日 06:35撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 6:35
中間地点のキャンプ場です。
朝早いので、ブヨに追いかけられます。
グランデコスキー場に着きました。
大型のバスは4台ありますが、人一人いません。
明るい廃墟のようです。

朝のお弁当を食べ、開くのを待ちます。
8:00乗車券発売開始、8:30ゴンドラ運行開始
2012年08月31日 07:36撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 7:36
グランデコスキー場に着きました。
大型のバスは4台ありますが、人一人いません。
明るい廃墟のようです。

朝のお弁当を食べ、開くのを待ちます。
8:00乗車券発売開始、8:30ゴンドラ運行開始
山頂駅です。(ほんとの山頂は、まだまだですが、−)
よく晴れていて、建家の脇より、磐梯山がよく見えました。
2012年08月31日 08:38撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 8:38
山頂駅です。(ほんとの山頂は、まだまだですが、−)
よく晴れていて、建家の脇より、磐梯山がよく見えました。
湿り気十分の樹林帯を登り、西大顛です。
頂上では、西吾妻山が目当ての3人が前後しました。
2012年08月31日 10:19撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 10:19
湿り気十分の樹林帯を登り、西大顛です。
頂上では、西吾妻山が目当ての3人が前後しました。
磐梯山です。
南から見ると穏やかな山容ですが、北からは噴裂口が荒々しいですね。
2012年08月31日 10:22撮影 by  P905i, DoCoMo
3
8/31 10:22
磐梯山です。
南から見ると穏やかな山容ですが、北からは噴裂口が荒々しいですね。
これから向かう西吾妻山です。
小さく、赤い屋根の吾妻小屋も見えますね。
2012年08月31日 10:22撮影 by  P905i, DoCoMo
2
8/31 10:22
これから向かう西吾妻山です。
小さく、赤い屋根の吾妻小屋も見えますね。
吾妻小屋に向かう、最下点の登山道脇に、冷たい清水が湧く、水たまりがありました。
かろうじて、水は出ていました。
(でも、気づかないで、通りすぎてしまいそうです。)
2012年08月31日 10:46撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 10:46
吾妻小屋に向かう、最下点の登山道脇に、冷たい清水が湧く、水たまりがありました。
かろうじて、水は出ていました。
(でも、気づかないで、通りすぎてしまいそうです。)
赤い屋根の、吾妻小屋です。
2012年08月31日 11:08撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 11:08
赤い屋根の、吾妻小屋です。
内部は、こぎれいに使われていました。
2012年08月31日 11:07撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 11:07
内部は、こぎれいに使われていました。
評判の、
展望の全くない西吾妻山の山頂です。
2012年08月31日 11:18撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 11:18
評判の、
展望の全くない西吾妻山の山頂です。
天狗岩に着くと、いま来た西大顛も見え、−
2012年08月31日 11:34撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 11:34
天狗岩に着くと、いま来た西大顛も見え、−
歩いてきた、西吾妻山、木道、も見えます。
2012年08月31日 11:34撮影 by  P905i, DoCoMo
1
8/31 11:34
歩いてきた、西吾妻山、木道、も見えます。
吾妻神社、
信心深く、家内安全、無病息災、商売繁盛、厄よけ祈願、をして参りました。
2012年08月31日 11:36撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 11:36
吾妻神社、
信心深く、家内安全、無病息災、商売繁盛、厄よけ祈願、をして参りました。
これから向かう、中大顛、
2012年08月31日 11:46撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 11:46
これから向かう、中大顛、
その先の、東大顛、もよく見えます。
2012年08月31日 11:46撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 11:46
その先の、東大顛、もよく見えます。
大凹の清水は、完全に涸れていました。
(登山道の石の下は、しっかり湿っているのに、不思議です。)
(あまり、いい水脈ではないのでは?)
2012年08月31日 12:12撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 12:12
大凹の清水は、完全に涸れていました。
(登山道の石の下は、しっかり湿っているのに、不思議です。)
(あまり、いい水脈ではないのでは?)
人形石です。
ここで、天元台へ帰るという方から、水500mmlを分けていただきました。
ありがとうございました。
2012年08月31日 12:35撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 12:35
人形石です。
ここで、天元台へ帰るという方から、水500mmlを分けていただきました。
ありがとうございました。
籐十郎を経て、東大顛への道です。
若干、北側より、黒い雲が湧いてきました。

先を急ぎます。
2012年08月31日 12:48撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 12:48
籐十郎を経て、東大顛への道です。
若干、北側より、黒い雲が湧いてきました。

先を急ぎます。
地図の間違いですね。
ヤケノママの分岐が先に出てきます。
2012年08月31日 13:05撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 13:05
地図の間違いですね。
ヤケノママの分岐が先に出てきます。
なにも、特徴のないところに、籐十郎の標識です。
2012年08月31日 13:08撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 13:08
なにも、特徴のないところに、籐十郎の標識です。
登山道の脇に、たくさんのリンドウです。

登山道をはずれたところには、あまりないので、種が靴について運ばれるのでしょうか。
2012年08月31日 13:28撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 13:28
登山道の脇に、たくさんのリンドウです。

登山道をはずれたところには、あまりないので、種が靴について運ばれるのでしょうか。
やっと、ここまで来ました。
弥兵衛平への分岐です。
2012年08月31日 13:47撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 13:47
やっと、ここまで来ました。
弥兵衛平への分岐です。
分岐の木道のすぐ脇に、こんな可憐な花が咲いています。
(翌朝は、露の中、まだ閉じていました。)
2012年08月31日 13:49撮影 by  P905i, DoCoMo
1
8/31 13:49
分岐の木道のすぐ脇に、こんな可憐な花が咲いています。
(翌朝は、露の中、まだ閉じていました。)
弥兵衛平です。
きれいに見渡せました。
右端に、ぽつんと、弥兵衛平小屋(明月荘)の屋根が見えています。
2012年08月31日 13:54撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 13:54
弥兵衛平です。
きれいに見渡せました。
右端に、ぽつんと、弥兵衛平小屋(明月荘)の屋根が見えています。
弥兵衛平小屋(明月荘)です。

今日は、ここをお借りします。
2012年08月31日 14:06撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 14:06
弥兵衛平小屋(明月荘)です。

今日は、ここをお借りします。
ザックを、中に置き、ペットボトルと、水袋を持ち、金明水へ向かいます。
小屋には、800mと書いてあります。

やっと着きましたが、見たとおり、水はパイプより、やっと滴っているだけです。
約3リッター汲むのに小一時間掛かりました。
2012年08月31日 14:30撮影 by  P905i, DoCoMo
8/31 14:30
ザックを、中に置き、ペットボトルと、水袋を持ち、金明水へ向かいます。
小屋には、800mと書いてあります。

やっと着きましたが、見たとおり、水はパイプより、やっと滴っているだけです。
約3リッター汲むのに小一時間掛かりました。
夜中、強い風の中、雲が飛ぶように流れていきます。
合間に顔を出す、満月です。
2012年09月01日 02:14撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 2:14
夜中、強い風の中、雲が飛ぶように流れていきます。
合間に顔を出す、満月です。
出発の朝です。掃除をして、出かけます。

お世話になりました。
ありがとうございました。
2012年09月01日 05:28撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 5:28
出発の朝です。掃除をして、出かけます。

お世話になりました。
ありがとうございました。
ガスの中、前日の分岐まで戻ります。
2012年09月01日 05:47撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 5:47
ガスの中、前日の分岐まで戻ります。
木道はいいのですが、濡れていると滑る。
まして、腐った葉、枯れた笹の葉、で、さらに危険です。
(いつも思います。計画と施工をやっている奴は、山なんか歩いたことがないんだろうな。)
2012年09月01日 05:48撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 5:48
木道はいいのですが、濡れていると滑る。
まして、腐った葉、枯れた笹の葉、で、さらに危険です。
(いつも思います。計画と施工をやっている奴は、山なんか歩いたことがないんだろうな。)
東大顛の山頂への分岐です。
2012年09月01日 06:00撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 6:00
東大顛の山頂への分岐です。
行ったら、約30秒で、この標識です。
2012年09月01日 06:00撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 6:00
行ったら、約30秒で、この標識です。
谷地平への分岐です。

ここから、登山道は、様子が一変します。
2012年09月01日 06:13撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 6:13
谷地平への分岐です。

ここから、登山道は、様子が一変します。
人の背丈の笹藪です。
これ、登山道です。

昨夜の雨で、笹はびしょぬれ、笹と摺れるため雨具の防水がなくなり、役に立ちません。
水が浸透し、中の衣類が濡れてきます。
2012年09月01日 06:27撮影 by  P905i, DoCoMo
1
9/1 6:27
人の背丈の笹藪です。
これ、登山道です。

昨夜の雨で、笹はびしょぬれ、笹と摺れるため雨具の防水がなくなり、役に立ちません。
水が浸透し、中の衣類が濡れてきます。
ルート上には、この標識は、頻繁に出てきます。

米沢市よ、歩いてもらいたいのなら、多少は手を入れろよ。!!!
2012年09月01日 06:31撮影 by  P905i, DoCoMo
1
9/1 6:31
ルート上には、この標識は、頻繁に出てきます。

米沢市よ、歩いてもらいたいのなら、多少は手を入れろよ。!!!
昭元山、樹林の中です。
ブヨが、わんわん飛んでいます。

でも、靴の中に入った水を抜き、靴下を絞り、ほんのちょっとの休憩です。
(最悪、!!!)
2012年09月01日 06:53撮影 by  P905i, DoCoMo
1
9/1 6:53
昭元山、樹林の中です。
ブヨが、わんわん飛んでいます。

でも、靴の中に入った水を抜き、靴下を絞り、ほんのちょっとの休憩です。
(最悪、!!!)
烏帽子山まで来ました。
頂上部は、岩が積み上がったもので、笹、水、と縁が切れ、爽快です。

パンツ一丁になり、全部絞って、乾かします。
2012年09月01日 07:32撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 7:32
烏帽子山まで来ました。
頂上部は、岩が積み上がったもので、笹、水、と縁が切れ、爽快です。

パンツ一丁になり、全部絞って、乾かします。
すぐ横に、立派な標識が、でも、這松に隠れて見えません。

この先も、笹と露、の地獄ですので、
乾かなくても、出かけます。
2012年09月01日 07:33撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 7:33
すぐ横に、立派な標識が、でも、這松に隠れて見えません。

この先も、笹と露、の地獄ですので、
乾かなくても、出かけます。
周りを見回すと、ガスも切れ、やってきた東大顛方面が見渡せます。
右側に緩やかに延びているのが、弥兵衛平です。
今朝出てきた明月荘が右端に、かすかに見えています。
2012年09月01日 07:40撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 7:40
周りを見回すと、ガスも切れ、やってきた東大顛方面が見渡せます。
右側に緩やかに延びているのが、弥兵衛平です。
今朝出てきた明月荘が右端に、かすかに見えています。
谷地平もきれいに、見下ろせます。
2012年09月01日 07:40撮影 by  P905i, DoCoMo
1
9/1 7:40
谷地平もきれいに、見下ろせます。
またまた、ずぶぬれになりながら、ニセ烏帽子まで来ました。
ここも視界不良、先へ進みます。
2012年09月01日 08:21撮影 by  P905i, DoCoMo
1
9/1 8:21
またまた、ずぶぬれになりながら、ニセ烏帽子まで来ました。
ここも視界不良、先へ進みます。
兵士です。
姥湯への分岐です。
2012年09月01日 08:35撮影 by  P905i, DoCoMo
1
9/1 8:35
兵士です。
姥湯への分岐です。
堀田新道分岐です。
2012年09月01日 08:40撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 8:40
堀田新道分岐です。
これは、地図の間違いか?、標識の間違いか?

家形山は、五色温泉分岐の手前にあります。
2012年09月01日 09:02撮影 by  P905i, DoCoMo
1
9/1 9:02
これは、地図の間違いか?、標識の間違いか?

家形山は、五色温泉分岐の手前にあります。
ここで、五色温泉分岐です。

やっと、ここで、笹と露、の地獄が終わりました。
2012年09月01日 09:10撮影 by  P905i, DoCoMo
1
9/1 9:10
ここで、五色温泉分岐です。

やっと、ここで、笹と露、の地獄が終わりました。
目の前に五色沼が現れます。
南斜面で、明るい登山道となりました。

ちょっと、休憩、
靴を脱ぎ、水を抜き、靴下を絞り、多少、さっぱりとします。
2012年09月01日 09:29撮影 by  P905i, DoCoMo
2
9/1 9:29
目の前に五色沼が現れます。
南斜面で、明るい登山道となりました。

ちょっと、休憩、
靴を脱ぎ、水を抜き、靴下を絞り、多少、さっぱりとします。
五色沼湖畔の、高湯への分岐です。
2012年09月01日 09:38撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 9:38
五色沼湖畔の、高湯への分岐です。
五色沼を巻き、その先の一切経山へ、ーーー
2012年09月01日 09:43撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 9:43
五色沼を巻き、その先の一切経山へ、ーーー
突然、ガスです。雨も降ってきました。
一切経山の山頂です。
2012年09月01日 10:11撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 10:11
突然、ガスです。雨も降ってきました。
一切経山の山頂です。
酢ヶ平小屋です。
外壁は、古そうに見えますが、−−
2012年09月01日 10:35撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 10:35
酢ヶ平小屋です。
外壁は、古そうに見えますが、−−
内部は、新しいですね。
しかし、このベンチの幅で寝るのは、ちょっときついですな。
2012年09月01日 10:36撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 10:36
内部は、新しいですね。
しかし、このベンチの幅で寝るのは、ちょっときついですな。
鎌沼北側の分岐です。

少し時間もあるので、鎌沼を廻ってみましょう。
2012年09月01日 10:39撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 10:39
鎌沼北側の分岐です。

少し時間もあるので、鎌沼を廻ってみましょう。
ここから、谷地平へ行くのですね。
そうそう、東吾妻山への登りも、−−
2012年09月01日 10:53撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 10:53
ここから、谷地平へ行くのですね。
そうそう、東吾妻山への登りも、−−
廻ってきた、鎌沼を振り返ってみました。
2012年09月01日 10:54撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 10:54
廻ってきた、鎌沼を振り返ってみました。
鎌沼南の分岐です。
2012年09月01日 11:02撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 11:02
鎌沼南の分岐です。
下っていくと、浄土平の建物、駐車場、が見えてきました。
2012年09月01日 11:11撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 11:11
下っていくと、浄土平の建物、駐車場、が見えてきました。
横には、噴煙を上げる、浄土平の後背です。
2012年09月01日 11:17撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 11:17
横には、噴煙を上げる、浄土平の後背です。
ここで、酢ヶ平からの道と合流します。
2012年09月01日 11:28撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 11:28
ここで、酢ヶ平からの道と合流します。
浄土平のビジターセンター、レストハウス、駐車場、です
これで帰れる、バスを撮ってみました。

ビショビショのグジュグジュで、着替えるのに忙しく、
建物の写真を撮るのを忘れました。

バスに乗ったとたん、土砂降りとなりました。

全行程、運が、よかったのか?。悪かったのか?
2012年09月01日 12:09撮影 by  P905i, DoCoMo
9/1 12:09
浄土平のビジターセンター、レストハウス、駐車場、です
これで帰れる、バスを撮ってみました。

ビショビショのグジュグジュで、着替えるのに忙しく、
建物の写真を撮るのを忘れました。

バスに乗ったとたん、土砂降りとなりました。

全行程、運が、よかったのか?。悪かったのか?
撮影機器:

感想

吾妻連峰に行って来ました。
公共交通の便が悪く、どこから登り、どこに下りるか、苦労しました。

夜行バスを使うと、5:10猪苗代駅発の五色沼入口行きのバスに乗れます。
8:30始発のグランデコスキー場のゴンドラは、3時間も間があるため、約8kmを歩いて、向かいます。
まだ、早朝なので、赤トンボも出ていず、ブヨの襲撃を撃退しながら、ただひたすら、舗装道路です。

到着したグランデコスキー場は、閑散として明るく、朝の弁当を食べながら、待ちます。
バスの乗客も、ゴンドラ待ちも、ひとりだけ、−−−

でも、いい天気です。
団体が泊まっているというホテルでも見てきますか、
草付きの丘を登っていくと、立派なホテルです。でも、それだけ、−−
なにもありません。

窓口が開き、切符を購入します。
「片道をください。」
「え!、片道ですか?、どこへ行くんですか?」
「浄土平まで、」
「1000円です。のど飴の小袋、サービスです。」
(サービスはいらないから、安くならないかな?)

ゴンドラに乗ります。一人だけです。

山頂駅で、登山届けのBOXを探していると、山装備のご夫婦が上がってきました。(BOXはありませんでした。)

天気が良く、陽に照らされる中、ゲレンデを登ってゆきます。
ゲレンデの上の端より、登山道の樹林帯に入ってゆきます。
道は、湿気が多く、すべて湿っている状態です。
(山系全体が、湿原に近いことが、後でわかりました。)

長い樹林帯の登りの後、灌木帯に出たとたんに、西大顛が、目の前です。
てっぺんだけ、岩場になっています。

西吾妻山へは、すこしだけ来た登山道を下り、分岐して、東に向かいます。

いったん下り、吾妻小屋、西吾妻山、へ登り返します。
その最下点の、登山道脇に、お盆ほどの大きさの水たまりが3つ、続いてあります。
よく見ると、最後の一つから、少しずつ、水が流れ出しているようです。
手を入れてみると、とても冷たいではありませんか!
その上からの流れはありません。わき出しているのです。
手ですくって、飲んでみるととても冷たく、おいしいです。
水を追加していくことにしました。
登山道の岩の下は、土が十分湿っており、枯れることはないように感じました。

登り込んでいくと、赤い屋根の、吾妻小屋が見えてきます。
ごぎれいに使われているようです。
ここから、西吾妻山に廻ります。小高い丘に登っていくと、低木樹林の中に、西吾妻山があります。(展望なありません。)

天狗岩へのゆるやかなアップダウンを歩き、吾妻神社の岩室に出ます。ここからは、前後の展望がきれいです。
天元台から、多くの登山者が来ます。
にぎやかです。

人形石へは、大凹の清水を経て、ちょっと大きなアップダウンです。
大凹の清水は枯れています。近くには水たまりもあり、また近くの土も十分に湿っているのに、枯れているとは、貧弱な水源と言わざるを得ません。

カモシカ展望台と人形石の分岐で、「もう、天元台へ帰る。」というかたと立ち話。
「帰られるのであれば、余った水があれば頂けませんか?」
「たくさんあるから、500mmlあげるよ。」
「ありがとうございます。」
このかた、人形石まで、同道してしまいました。

人形石からは、また、人がいなくなります。
向かう籐十郎、東大顛、方向は黒い雲が、北側から、どんどん湧いてきます。
「これは、急がないと、雨、雷、あぶないかな!」

突風が吹き、まっすぐに立ち上がる黒雲もあります。
先を急ぎます。

ヤケノママの分岐、籐十郎の標識、菅平の分岐、を過ぎた頃から、雲が消えだし、好転してきました。

木道が完備され、緩やかな東大顛へ登る中、弥兵衛平への分岐が出てきました。
ここまでくれば、降られることもないだろう。

弥兵衛平へ、緩やかに下る中、少しすると、少し先の、地糖のなかの小さな樹林の中に白い屋根が見えます。
あれが、明月荘か!!
木道を笹が隠す中、歩いていくと、池の畔の樹林の中に、小屋がありました。

早速、荷物を置き、水を取りに、金明水へ、−−−

笹が覆う木道を下っていくと、800m(約10分か)、道脇に塩ビのパイプが1本出ています。
そこから、水が、ぽたぽた、滴っています。
なぜか、パイプにつみ取った草が刺してあります。

草を取り、水を受けようとすると、雫がパイプを伝わり、奥の方に却って行くではありませんか。
「そうか、雫を、草の葉で、手元に滴らせるためか!」

10分で500mml程度、小一時間でやっと、2.5リッターを採り、戻ります。
もどって、地糖の水で、タオルを濡らし、体を拭きます。
さっぱりして、木道で昼寝です。

そうこうしている内、若い二人連れが来ました。
「水が細いですよ。」
「天元台で、そう聞いて、運んできました。」
二人は、はしごを登り、二階へ、

夜は、通り雨がよく降り、満月ですが、雲が早く流れていきます。
(ノートを見ると、毎日、一人から3人ぐらいが泊まっているようでした。)


翌朝、5:30 出発です。
雨は降っていませんが、ガスの中です。(雨具着用です。)
小屋に、「お世話になりました。ありがとうございました。」、と挨拶。

ガスの中を東大顛の分岐まで戻ります。
ずっと、濡れた木道です。滑らないように、滑らないように、慎重に歩きます。
もうコバイケイソウが枯れて、腐って、木道の上に張り付いていますので、さらに注意です。
(木道を計画、施工する人は、雨の日に、歩いたことのない人でしょうね!)

東大顛の頂上は、おもしろかったです。笑ってしまいました。
標識があるので、ザックをデポして、登りました。
すると、30秒もしないで、頂上の標識に着くのです。
ザックをおろして、水を持って、貴重品を持って、と、この時間の方が長かったです。

東大顛の下りまでは、道は整備され、きれいでした。
それからが、写真にもあるように、地獄の笹藪こぎです。
昨夜の雨で、笹はびしょぬれ、足下はぐしょぐしょ、
笹のわずかに低いところが、登山道だろうと当たりを着け、歩きます。
足下など見えません。

笹にこすれて、雨具の防水があっと言う間になくなります。
そこら中から、水が進入し、ズボン、足を伝わり、靴の中へ、−−−
ズボズボ、靴の中でと音をさせて、歩きます。
(何年ぶりだろう。)

昭元山、ブヨが急襲してくる中、靴を脱いで、水をこぼし、靴下を絞って、
さあ、出発です。

烏帽子山に来ました。
ここは、岩がごろごろした乾燥地です。
全部脱いで、パンツひとつで、全て岩の上に広げ、乾かします。
休みながら、これからも同じであろうことに気づき、適当なところで、又着ます。
でも、多少は、すっきりし、復活です。
天気、景色は最高、朝出てきた明月荘もよく見えます。
遙か下には、谷地平も見えます。

さらに、笹と、ずぶぬれの地獄は続きます。

ニセ烏帽子山を下ったところで、はじめて若い男性と会いました。
「今日、初めて会いました」
彼が、「よかった。歩いている人がいるんですね。もう、やめようかと思っていたんですよ。」
「まだ、昭元山の下まで続きますが、がんばってください。」
彼が「こちらもかなりありますが、がんばってください。」
と、別れました。

この後、地元の人らしい男性1名、地元訛でした。
その後に短パンの軽装の年寄り男性1名、「その服装ではきついですよ。」
とお教えしましたが、無視されました。
(頑固者!!)

五色温泉への分岐に来ると、藪ももう終わりです。
五色沼の北側に回り込むと、明るい登山道にやっとなります。

もう、整備された登山道に変わるでしょうから、と、
靴を脱ぎ、水切りの大掃除です。
やっと人心地がつき、観光地の五色沼、一切経山へ、
山上へ着くと、黒い雲が、覆ってきて、雨です。
さっさと下りると、ガスは山のてっぺんだけで、下は曇りです。
さすが観光地です。人がたくさん登ってきます。
やまガールの花盛りです。
(もう枯れている人もいますが、−−−)

酢ヶ平の小屋でも、たくさんの人が休んでいます。

このまま浄土平へ下りても、2時間以上のバス待ちですから、
鎌池を回っていきましょう。
高地湿原、さわやかで、きれいです。
これが、浄土平の名前の由来か、−−

浄土平に下ると、早速、多目的トイレをお借りして、水で体を拭き、着替えます。
あ、そうだ、ついでに頭まで洗ってしまいました。
(目的外かもしれませんが、多目的トイレ、有効に使わせていただいております。)

豚汁をいただき、おなかが、多少くちくなったので、バスの乗ります。

出発前、10分で、急にガスが押し寄せ、土砂降りとなりました。

運転手さんが、下りの坂の間中、
「ここは、景色が最高なんです。福島の町まで見えます。
秋は、ナナカマドで真っ赤でです。」
と、ガスの中、説明してくれました。


長い文章、お読みいただき、ありがとうございました。

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コメント

吾妻山連山を西から東、お疲れさまでした!
arukiyaさん、はじめまして。

私も吾妻山連山を、逆の東から西に6月に歩いたので、懐かしく読ませていただきました。

先ずは、西吾妻山への登頂おめでとうございます。
そして、東大巓〜家形山の笹漕ぎ、ホントお疲れサマでした。

私が歩いた6月初旬は例年より多い残雪が結構残っており、arukiyaさんも楽しんだ笹ラッセルのオンパレードで、家形山〜東大巓の間で、何度もルートを見失いました。おまけに、途中から雨が降ってきたので、ルートは半ば川状態。結局、雨具はおろか靴の中までぐしょぐしょのまま、友人と待ち合わせている蔵王に行くため、仕方なく西吾妻をスッパリあきらめて白布温泉に下りました。

ルートの印象は人それぞれでしょうが、私は福島の応援のつもりで、安達太良・吾妻・蔵王の飛び石縦走を歩いたこともあり、山深い福島(+宮城)の山に感動して帰ってきました。

西吾妻はそのうちリベンジしたいと思っています。参考になるレコありがとうございました。
でも、次は東大巓〜浄土平は 山ルートではなく谷ルートにするかもしれません(笑)
2012/9/3 22:51
同じ思いをされましたか!
山容は、穏やかで、とてもよい山だと思います。
また、笹があっても、あれまでの露がなければ、ーー
印象はとても違うものになっていたでしょう。
残念です。

言われる通り、東北は緑深く、優雅で、すばらしく山々だと思います。

朝日連峰、飯豊連峰、の整備作業には心がこもっており、担当されている方に、頭が下がります。

谷地平のルートですが、他の方のレコを見ると、笹藪深く、同じ程度の整備状況のようです。お大事に!!

今後も、よい山旅を!!
2012/9/4 8:17
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