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記録ID: 2231580
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積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

八溝山地主脈縦走<21>湯袋峠〜筑波山〜石岡駅

2008年02月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:16
距離
34.5km
登り
1,258m
下り
1,499m

コースタイム

日帰り
山行
8:35
休憩
0:41
合計
9:16
9:15
99
10:54
19
女体山直下
11:13
11:20
22
11:42
40
12:22
20
12:42
12
12:54
12:58
68
14:06
22
宝篋山分岐
14:28
14:34
44
15:18
15:22
24
15:46
14
16:00
16:20
131
あきば峠
18:31
石岡駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
土浦駅(7:11/7:35)関東鉄道グリーンバス→柿岡車庫(8:30/8:37)…籠田入口(柿岡合同ハイヤー)→湯袋峠(9:10)
籠田付近からの峰寺山
1
籠田付近からの峰寺山
北東尾根上から女体山
1
北東尾根上から女体山
・602m付近
上部は雪が深くなってきます
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上部は雪が深くなってきます
御幸ヶ原からの男体山
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御幸ヶ原からの男体山
男体山からの女体山
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男体山からの女体山
女体山頂
木の間越しの女体山
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木の間越しの女体山
出船入船
子授け地蔵からの筑波山
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子授け地蔵からの筑波山
宝篋山からの筑波山
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宝篋山からの筑波山
301m付近からの剣ガ峰
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301m付近からの剣ガ峰
朝日峠展望公園
筑波共同試験場

感想

 筑波山塊を南下する2回目。これで,日帰り21回に及んだ4つの山塊からなる八溝山地主脈縦走が20年かけて完成することになる。

 筑波山の北東にある湯袋峠。前回はここから真壁側に下山し,関東鉄道常総線・黒子駅まで歩いた。その時の下山地点,湯袋峠までどういうアプローチにするか,山行の数日前に考えた。関東鉄道のバス路線図を見ると,土浦駅から柿岡車庫行きのバスが,朝のちょうどいい時間にあることがわかり,これを利用することにした。
 土浦駅下車。土浦駅前は,昔ながらに明るく開け,各方面にバスが次々に出て行く。土浦駅に下車したのは何年ぶりだろうか。思い出せないので,もしかしたら小学校の時,当時の関東鉄道筑波線に乗り換えるために降りたとき以来かもしれない。小学5年生の夏休みの終わりに,家族で筑波山に行ったときのことだ。駅前のトイレは男女共用だった気もする。
 乗り込んだバスは,土浦市内を抜けて筑波山塊の山裾をたどる。はじめ高校生などでいっぱいだった車内も最後は一人になり,終点の柿岡車庫に着く。ここから峰寺山の方に歩き出すが,湯袋峠まではまだまだ長いことを実感する。午前中のいい時間をアプローチに費やすのはもったいないので,家で電話番号をメモしておいた柿岡合同ハイヤーを呼ぶ。数分待って車に乗り,15分かからないくらいで湯袋峠に着く。
 峠付近は傾斜があって取り付きにくい。真壁側に少し下り,小さな沢を越えたあたりで急な斜面に入る。少し登ると,尾根上の踏み跡に出ることができた。ここからは明瞭な踏み跡に導かれながら高度を上げる。筑波山北面は,八溝山地では貴重な山らしい登りがいがあるところだ。やがて残雪が目立つようになる。2本の林道を横切るが,凍りついていて滑りやすい。
 標高600mを過ぎるとすっかり雪の中の登りになる。いつの間にか筑波高原キャンプ場からの登山道に合流し,女体山の直下に出る。ここからまず,男体山を往復する。平日にも関わらず,御幸ヶ原を中心に男体山と女体山を往復する人たちが目立つ。
 女体山からは,登山道を利用し,つつじヶ丘を経てロープウエイ駐車場に降りる。ここでも20人以上のハイカーとすれ違い,他の八溝山地にはない賑わいを感じる。
駐車場からは車道歩きとなる。風返峠からは,表筑波スカイラインを利用し,南に向かう。
 不動峠の少し先で,宝篋山を往復する。2万5千図にある踏み跡をたどり,尾根通しに往復しようと試みるが藪があまりに深いのですぐに断念。尾根の南側をまわり込む林道を利用する。頭上に電波塔を2つ見送り,鞍部から尾根上に上がると,宝篋山の頂上。まだ新しいベンチなど,とても整備されている。事前に調べたところでは,最近ハイキングコースが整備され,ずいぶん人が入るようになっているらしい。つくば市のホームページに紹介されているコースマップには,西側から6本ものコースがある。本屋で立ち読みした「新ハイキング」にも取り上げられていた。2万5千図には,筑波山以南の主脈上に山名記載のある山はないが,ここはいつか出ているかもしれない。
 林道からの往復は,道標もわずかで,一般的ではない裏のルートということになる。林道を使って表筑波スカイラインに戻る。ここから主脈は東に屈曲する。北に加波山方面の展望が広がる。
 右手前方に,草原が近づく。朝日峠展望公園だ。車道を離れ,この公園に入る。301.8mの三角点があり,振り返れば登ったばかりの宝篋山がすでに遠くなっている。
 この先の剣ヶ峰,雪入山周辺は,かすみがうら市観光協会のホームページでハイキングコースが紹介されている。整備された尾根を歩く。雪入山からあきば峠の間は,いい感じの林が続くと思ったら,東京営林局の「筑波共同試験地」という看板が立っていた。
 あきば峠から下山にかかる。峠の向こうにきれいな三角形型をしたピーク・浅間山が見え,これを見送るのは心残りだった。
 西日の残る枝尾根上の車道を下り,上佐谷集落に降りると交通量の多い車道に出る。すぐに右手の農道に入り,常磐自動車道を越える頃には真っ暗になっていた。さらに,畑と林の中の土道を横切り,さらに歩道もはっきりしない車の多い暗い道を石岡駅へと急いだ。

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コメント

縦走完成・・おめでとう!
小生は筑波山塊方面は、少し遠いので(若い頃は交通費がきつかったこともあり)、近場はもっぱら奥多摩方面でした。低山の2月は残雪もあり、腐った雪では足下が悪いですよね。

35kmの踏破、お疲れ様でした。
2020/2/24 14:50
Re: 縦走完成・・おめでとう!
ありがとうございます。
2020/3/3 23:16
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