中野谷西尾根〜保久良山道〜金鳥山〜保久良梅林・岡本梅林



- GPS
- --:--
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 449m
- 下り
- 452m
コースタイム
- 山行
- 2:38
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 3:36
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(帰り)岡本梅林公園から徒歩でJR摂津本山駅経由でJR甲南山手駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
「中野谷西尾根」について この尾根道に深い思い入れのある篤志家によって丁寧に整備されているルートで、休憩場所のベンチや展望所なども随所に作られており、明快で歩きやすい快適な道が続く。一貫して上りが続く道だが、南に大きく視界が開けている区間が多いので、景観も非常に良く、安全に楽しく歩ける道。ルートの最後は会下山尾根ルートの最上部に合流する。 「保久良山道」について 六甲山系の中でも最も良く歩かれるメジャールートの一つで、整備も行き届いており誰でも安全に歩ける。 「金鳥山・本庄山」について 金鳥山のピークは、高度338mの地点。保久良山道ルートから少しだけ西に離れたところに古びた木のテーブルのある少し広くなった場所があるが、そこからさらに数mほど西側の巨岩の点在する場所がその地点。 本庄山のピークは、424.5mの地点で、こちらも保久良山道ルートから少しだけ北に離れたところにある藪の中にある。ここには三等三角点が設置されているが、そのためここを金鳥山のピークと勘違いされている方もおられるようだが、ここは本庄山のピーク。なおこのピークからは周囲の展望はなし。 |
写真
装備
個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
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感想
今回は同行者の希望で「保久良梅林」と「岡本梅林公園」の両方でじっくりと満開の梅の花と香りを堪能してから「森温泉」へと向かうことに決定。
となると下りの目的地が「保久良梅林」となる訳だが、ではどこからどう登って「保久良山道」へ入るか、が問題。「芦屋ロックガーデン〜風吹岩」からだとあまりにも慣れ親しみ過ぎて新鮮味がないので、ここは意外にもまだ未踏だった「中野谷西尾根」を登ってみることにした次第。
「中野谷西尾根」は、もしかしたら別称で「薬大尾根」と呼ばれているかもしれないがそれはたぶん俗称というか愛称みたいなものであって、正しくは「中野谷」の西に連なっている尾根筋で「中野谷西尾根」。
現代の人工建造物、例えば建物や堰堤・ダムなどの名を基準にして尾根のルート名を付けるのはどう考えても理不尽だし、感性というかセンスに欠ける。やはりずっと昔から親しまれてきた土地土地に伝わる地名や山名、あるいは河川や谷や池などの名の相関から、尾根筋の名称が付けられるのがごくごく自然であり、大切に想う山々への敬意の払い方じゃないのかな。と私は常々そう感じてる。
さて、今回たまたま初歩きとなった「中野谷西尾根」は、思っていたよりうんと快適でかつ整備も行き届いている道で、地元の方々に昔からこよなく愛されいるんだろうなというのがひしひしと感じられた。
「権現谷」を挟んで一つ西にある「保久良山道」のほうが圧倒的に有名だが、尾根の途中からの海側の景観という点では、こちらのほうがずっと素晴らしいし、歩いていても楽しいなあというのが率直な感想。阪急岡本駅にこだわりがなければ、次からはこっちの道を使うことになるかもしれないな。
ここのところの気温のおかげか、「保久良梅林」も「岡本梅林」もともに満開。日曜日ということもあって大変多くの花見客で賑わっていた。出店もあってパンフレットも配られていて、梅まつり本番の日。やっぱり日曜は落ち着かないなあ。私みたいな静寂を好むタイプは平日かせいぜい土曜日、人の少ない時に行かなきゃだめだなあと改めて。
「森温泉」は、山行帰りの人も結構訪れる普通の町の銭湯。印象では団体客よりも単独行の人のほうが多い感じ。靴の泥汚れを持ち込まないように、山のゴミは自宅へ持ち帰るように、など注意書きもあるから、そのへんは銭湯側に余分な苦労をかけないようマナーは守らなきゃね。大人450円。タオル・石鹸シャンプーは持参で。
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