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記録ID: 2231942
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

中野谷西尾根〜保久良山道〜金鳥山〜保久良梅林・岡本梅林

2020年02月23日(日) [日帰り]
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rxk00250 その他1人
GPS
--:--
距離
9.0km
登り
449m
下り
452m

コースタイム

日帰り
山行
2:38
休憩
0:58
合計
3:36
8:36
13
JR「甲南山手」駅
8:49
8:55
1
中野八幡神社
8:56
8:56
3
神戸薬科大学正門
8:59
9:01
24
中野谷西尾根 登山口
9:25
9:25
11
テーブルの休憩所(下)
9:36
9:38
8
テーブルの休憩展望所(上)
9:46
9:48
2
会下山尾根ルート 合流
9:50
9:52
1
深江山之神社跡(正一位千鶴大神石碑)
9:53
9:54
5
保久良山道 分岐
9:59
10:01
13
本庄山(424.5m三等三角点)
10:14
10:15
6
森林管理歩道4分岐
10:21
10:24
2
金鳥山(338m山頂)
10:26
10:28
5
展望ベンチ(上段)
10:33
10:34
9
展望ベンチ(下段)
10:43
10:44
1
保久良山道 登り口
10:45
10:58
14
保久良梅林
11:12
11:32
11
岡本梅林公園
11:43
11:43
29
JR「摂津本山」駅北
12:12
JR「甲南山手」駅南
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)JR甲南山手駅から徒歩で中野谷西尾根登山口へ
(帰り)岡本梅林公園から徒歩でJR摂津本山駅経由でJR甲南山手駅へ
コース状況/
危険箇所等
「中野谷西尾根」について
この尾根道に深い思い入れのある篤志家によって丁寧に整備されているルートで、休憩場所のベンチや展望所なども随所に作られており、明快で歩きやすい快適な道が続く。一貫して上りが続く道だが、南に大きく視界が開けている区間が多いので、景観も非常に良く、安全に楽しく歩ける道。ルートの最後は会下山尾根ルートの最上部に合流する。

「保久良山道」について
六甲山系の中でも最も良く歩かれるメジャールートの一つで、整備も行き届いており誰でも安全に歩ける。

「金鳥山・本庄山」について
金鳥山のピークは、高度338mの地点。保久良山道ルートから少しだけ西に離れたところに古びた木のテーブルのある少し広くなった場所があるが、そこからさらに数mほど西側の巨岩の点在する場所がその地点。
本庄山のピークは、424.5mの地点で、こちらも保久良山道ルートから少しだけ北に離れたところにある藪の中にある。ここには三等三角点が設置されているが、そのためここを金鳥山のピークと勘違いされている方もおられるようだが、ここは本庄山のピーク。なおこのピークからは周囲の展望はなし。
「中野谷西尾根」は俗称「薬大尾根」。登山口は神戸薬科大のキャンパス北側の裏手にあり、そこからまずは敷地の金網フェンス沿いに登っていく
2020年02月23日 09:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
1
2/23 9:01
「中野谷西尾根」は俗称「薬大尾根」。登山口は神戸薬科大のキャンパス北側の裏手にあり、そこからまずは敷地の金網フェンス沿いに登っていく
フェンスが途切れたところから本格的な登山道。雰囲気の良い歩きやすそうな山道が続いているが、この尾根は下りはなく最後まで終始上りとなる
2020年02月23日 09:03撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:03
フェンスが途切れたところから本格的な登山道。雰囲気の良い歩きやすそうな山道が続いているが、この尾根は下りはなく最後まで終始上りとなる
いかにも尾根という感じな上り道。高度の低いうちは雑木林の日陰の中を進む
2020年02月23日 09:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:08
いかにも尾根という感じな上り道。高度の低いうちは雑木林の日陰の中を進む
が、すぐに上空がひらけた明るい開放的な尾根道となる。先まで見通せる道も多く快適だ
2020年02月23日 09:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:11
が、すぐに上空がひらけた明るい開放的な尾根道となる。先まで見通せる道も多く快適だ
途中、遠く西に「摩耶山・掬星台」も見えて元気が出る
2020年02月23日 09:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:14
途中、遠く西に「摩耶山・掬星台」も見えて元気が出る
南から西にかけての展望がある。すぐ目の前は住吉の街並み
2020年02月23日 09:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:15
南から西にかけての展望がある。すぐ目の前は住吉の街並み
尾根道が西側から東側へ移動すると、今度は南から東にかけての展望が開ける
2020年02月23日 09:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:23
尾根道が西側から東側へ移動すると、今度は南から東にかけての展望が開ける
最初のテーブルのある休憩地はここ。けっこう広い場所だが、座ってしまうとここからは南に展望なし、北西の山並みが望める
2020年02月23日 09:25撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:25
最初のテーブルのある休憩地はここ。けっこう広い場所だが、座ってしまうとここからは南に展望なし、北西の山並みが望める
さらに高度を上げていく。尾根道からは海側の展望がずっと続くので、時々振り返りながら登ると楽しい(下りだとずっと良い気分だろうな)
2020年02月23日 09:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:30
さらに高度を上げていく。尾根道からは海側の展望がずっと続くので、時々振り返りながら登ると楽しい(下りだとずっと良い気分だろうな)
広範囲に伐採された新たな植林地が現れると、尾根道もいよいよあと少し
2020年02月23日 09:32撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:32
広範囲に伐採された新たな植林地が現れると、尾根道もいよいよあと少し
そこから振り返って海側を眺めるとこんな感じ。こんなに開放的な気分でゆったりと歩ける尾根道もまあ珍しいと思う
2020年02月23日 09:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:34
そこから振り返って海側を眺めるとこんな感じ。こんなに開放的な気分でゆったりと歩ける尾根道もまあ珍しいと思う
左手に枝道があるので入っていくと、テーブルのある広い休憩地があり、そこからの海側の展望が素晴らしい。ここでのんびり寛ぎながらぼんやり過ごすのもそれはそれで山行スタイルとして良いかも
2020年02月23日 09:36撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:36
左手に枝道があるので入っていくと、テーブルのある広い休憩地があり、そこからの海側の展望が素晴らしい。ここでのんびり寛ぎながらぼんやり過ごすのもそれはそれで山行スタイルとして良いかも
さらに登り続けるが、道は広いし、空は明るいし、疲れも感じない
2020年02月23日 09:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:42
さらに登り続けるが、道は広いし、空は明るいし、疲れも感じない
尾根道とは思えない平らで広い道。ここまで来るとあとほんの少し
2020年02月23日 09:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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尾根道とは思えない平らで広い道。ここまで来るとあとほんの少し
この道標と標識のある分岐点で「会下山尾根」に合流。右手上には鉄塔。左折は「風吹岩」方面、右折は「蛙岩・会下山遺跡」方面だ
2020年02月23日 09:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 9:45
この道標と標識のある分岐点で「会下山尾根」に合流。右手上には鉄塔。左折は「風吹岩」方面、右折は「蛙岩・会下山遺跡」方面だ
「会下山尾根」の下り始めのところの藪の中に「正一位千鶴大神石碑」がある。ここは少し前まで「深江山之神社」があった跡地だ(今は山の下へ移設されている)
2020年02月23日 09:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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「会下山尾根」の下り始めのところの藪の中に「正一位千鶴大神石碑」がある。ここは少し前まで「深江山之神社」があった跡地だ(今は山の下へ移設されている)
「保久良山道」途中にある「本庄山」の山頂にある三等三角点はこれ。高度424.5m地点。ここは金鳥山のピークではないので間違えないように
2020年02月23日 09:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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「保久良山道」途中にある「本庄山」の山頂にある三等三角点はこれ。高度424.5m地点。ここは金鳥山のピークではないので間違えないように
そこからグンと下って4分岐道標を過ぎた少し先、金鳥山のピークはこの古びた休憩ベンチの西にある
2020年02月23日 10:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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2/23 10:18
そこからグンと下って4分岐道標を過ぎた少し先、金鳥山のピークはこの古びた休憩ベンチの西にある
休憩ベンチから数mほど西へ行くと、このような巨岩が並ぶ広場のような場所があるが、ここが「金鳥山」のピーク地点だ
2020年02月23日 10:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 10:20
休憩ベンチから数mほど西へ行くと、このような巨岩が並ぶ広場のような場所があるが、ここが「金鳥山」のピーク地点だ
「金鳥山」のピーク地点の真正面(南)に回り込んで全景を見るとこんな感じ。「金鳥山」という山があるかどうかは別として、ここが高度338mのいわゆる山頂だ
2020年02月23日 10:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 10:21
「金鳥山」のピーク地点の真正面(南)に回り込んで全景を見るとこんな感じ。「金鳥山」という山があるかどうかは別として、ここが高度338mのいわゆる山頂だ
「保久良梅林」で満開になった梅を鑑賞。晴れた青空に梅の花が良く映える
2020年02月23日 10:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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2/23 10:52
「保久良梅林」で満開になった梅を鑑賞。晴れた青空に梅の花が良く映える
「保久良梅林」の満開の梅。南の海側を見下ろす
2020年02月23日 10:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 10:52
「保久良梅林」の満開の梅。南の海側を見下ろす
「保久良梅林」の満開の梅。北方向を眺む
2020年02月23日 10:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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2/23 10:53
「保久良梅林」の満開の梅。北方向を眺む
「保久良梅林」の満開の梅。西方向を眺む
2020年02月23日 10:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 10:54
「保久良梅林」の満開の梅。西方向を眺む
「保久良梅林」の満開の梅。保久良神社のある南東方向を眺む
2020年02月23日 10:55撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 10:55
「保久良梅林」の満開の梅。保久良神社のある南東方向を眺む
「岡本梅林公園」も梅が満開、早咲きはもう終わっていても今が満開の木が多く、枝垂れ梅もピークに近づきつつあった
2020年02月23日 11:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
2/23 11:29
「岡本梅林公園」も梅が満開、早咲きはもう終わっていても今が満開の木が多く、枝垂れ梅もピークに近づきつつあった

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は同行者の希望で「保久良梅林」と「岡本梅林公園」の両方でじっくりと満開の梅の花と香りを堪能してから「森温泉」へと向かうことに決定。
となると下りの目的地が「保久良梅林」となる訳だが、ではどこからどう登って「保久良山道」へ入るか、が問題。「芦屋ロックガーデン〜風吹岩」からだとあまりにも慣れ親しみ過ぎて新鮮味がないので、ここは意外にもまだ未踏だった「中野谷西尾根」を登ってみることにした次第。

「中野谷西尾根」は、もしかしたら別称で「薬大尾根」と呼ばれているかもしれないがそれはたぶん俗称というか愛称みたいなものであって、正しくは「中野谷」の西に連なっている尾根筋で「中野谷西尾根」。
現代の人工建造物、例えば建物や堰堤・ダムなどの名を基準にして尾根のルート名を付けるのはどう考えても理不尽だし、感性というかセンスに欠ける。やはりずっと昔から親しまれてきた土地土地に伝わる地名や山名、あるいは河川や谷や池などの名の相関から、尾根筋の名称が付けられるのがごくごく自然であり、大切に想う山々への敬意の払い方じゃないのかな。と私は常々そう感じてる。

さて、今回たまたま初歩きとなった「中野谷西尾根」は、思っていたよりうんと快適でかつ整備も行き届いている道で、地元の方々に昔からこよなく愛されいるんだろうなというのがひしひしと感じられた。
「権現谷」を挟んで一つ西にある「保久良山道」のほうが圧倒的に有名だが、尾根の途中からの海側の景観という点では、こちらのほうがずっと素晴らしいし、歩いていても楽しいなあというのが率直な感想。阪急岡本駅にこだわりがなければ、次からはこっちの道を使うことになるかもしれないな。

ここのところの気温のおかげか、「保久良梅林」も「岡本梅林」もともに満開。日曜日ということもあって大変多くの花見客で賑わっていた。出店もあってパンフレットも配られていて、梅まつり本番の日。やっぱり日曜は落ち着かないなあ。私みたいな静寂を好むタイプは平日かせいぜい土曜日、人の少ない時に行かなきゃだめだなあと改めて。

「森温泉」は、山行帰りの人も結構訪れる普通の町の銭湯。印象では団体客よりも単独行の人のほうが多い感じ。靴の泥汚れを持ち込まないように、山のゴミは自宅へ持ち帰るように、など注意書きもあるから、そのへんは銭湯側に余分な苦労をかけないようマナーは守らなきゃね。大人450円。タオル・石鹸シャンプーは持参で。

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