記録ID: 2235195
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積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良
【厳冬期】西吾妻山
2020年02月22日(土) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:40
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,204m
- 下り
- 814m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:47
距離 11.1km
登り 1,204m
下り 828m
7:55
57分
スタート地点
14:35
ゴール地点
20200222 西吾妻山
3連休はあまり天気が良くないので、あまり天候に左右されなさそうな山をChoice!
で、安達太良山・西吾妻山・磐梯山へ。2日目が一番悪いので2日目に磐梯山を置いて計画を立ててみました。
西吾妻山は少し前に遭難騒ぎがあったのでここでも慎重に計画を立ててみる。ビバークを前提する装備で
天元台スキー場から入山する事とした。
同行者はあまり経験は無いが、モチベーションは高く、山に対してとてもハングリーな方。
初日は、前日の移動の疲れなどもあるからロープウェイとリフトを乗り継いで行く計画にしていたが、
前夜の晴天や当日朝の好天などに感化され、展望台から歩く事に。
アイゼン・ワカンのトレーニングを兼ねてスキー場の脇を歩いていく。
2つ目のリフトから先は無圧雪地帯へまだまだラッセルなんてレベルのものでは無いが、違いを感じてもらい、ワカンの有用性を
感じて貰った。
3つ目のリフトから先は登山となる。先行者は1名しっかりとしたトレースが着いていた。
そのトレースを頼りにあがっていくが、このルートはあまり印が無く、それらしき道はそこら中にある為、樹林の迷路の中を歩いていく。
読図というか、方角を確りと確認出来ない人は入ってはいけないなと感じた。
登りの斜度は全然急では無く適度な斜面で登りやすい。
嵐の前の静けさなのか、青空も広がりスノーモンスターと青空がとても映える。
中大?を越えるとのっぺりとした稜線にスノーモンスターの樹林が広がる。
なるほど!納得。これは遭難する。と感じた。
晴天の時には、本当に映える景色が広がるが、ホワイトアウトをするとこれはヤバイなと思う。
山に入る時には、いつも良い事ばかり考えてあるのではなく、酷くなった時や酷い時の状況を考え
その時の為に事前に情報を頭に入れておくことが大切だと改めて感じた。
とはいえ、最高の景色が眼下に広がり自然とテンションが上がる。
梵天岩を過ぎ、あれがピークかなと思い進む。 トレースはしっかりとしたものがあるが、色んな方向から人が自由に歩いている為、
あらゆる方向にトレースが広がっている。恐らくこういうものも遭難を引き起こす一因になるのだろう…
山頂付近では人が文字通り右往左往して居る。
話を聞くとみんな山頂標を探しているとの事。 夏に来たことが無いので判らないが、ここには山頂標が無いようである。
GPSを頼りにみんなあっちだ!こっちだ!と(笑)
自分達もその仲間に加わる。もういい加減満足したのでw。避難小屋に向かおうとするが、天候が徐々に悪くなり始める。
紺碧だった空は灰色に。たまに黒い雲も。風も少しずつ出て来た。いよいよ荒れ始めるのだろう。
となると、長居は無用なので、避難小屋を諦め、下山を始める。天狗岩を通り、中大?のピーク(これもGPSでここだろうという場所)を踏む
人形岩の方にも足を伸ばしたかったが、天候もあるが、行っても何も見えないことは判ったので、ゲレンデに戻る。
風が強まり雪も交じって来た。下山も特にルートは無い為、コンパスで角度を決めて、樹林やガスの合間から見えるスキー場を頼りに高度を降ろしていく。丁度登り口の所に戻って来れ一人読図に歓喜をする。(笑)
ここから先はスキー場歩き。スキー場の場内放送で第3リフトは強風の為、運転中止するとのアナウンスがありスキーヤも居ない快適な歩きが出来る。
第2リフトはまだやっているが、風がだいぶ強く成って来た。
ふと前方を確認すると虹がかかっている。
強風で飛ばされた雪?氷?がプリズムとなり虹を作って居る様だ。
夏ににじを見る事はあるが、冬に雪山で虹を見れるのはなかなか貴重である。
虹を見ながら高度を下げ、展望台に到着!
この頃にはまた天気は悪くなり、風雪が強くなり丁度いい時に降りれたなあと感じる。西吾妻山はガスで真っ白であった。
3連休はあまり天気が良くないので、あまり天候に左右されなさそうな山をChoice!
で、安達太良山・西吾妻山・磐梯山へ。2日目が一番悪いので2日目に磐梯山を置いて計画を立ててみました。
西吾妻山は少し前に遭難騒ぎがあったのでここでも慎重に計画を立ててみる。ビバークを前提する装備で
天元台スキー場から入山する事とした。
同行者はあまり経験は無いが、モチベーションは高く、山に対してとてもハングリーな方。
初日は、前日の移動の疲れなどもあるからロープウェイとリフトを乗り継いで行く計画にしていたが、
前夜の晴天や当日朝の好天などに感化され、展望台から歩く事に。
アイゼン・ワカンのトレーニングを兼ねてスキー場の脇を歩いていく。
2つ目のリフトから先は無圧雪地帯へまだまだラッセルなんてレベルのものでは無いが、違いを感じてもらい、ワカンの有用性を
感じて貰った。
3つ目のリフトから先は登山となる。先行者は1名しっかりとしたトレースが着いていた。
そのトレースを頼りにあがっていくが、このルートはあまり印が無く、それらしき道はそこら中にある為、樹林の迷路の中を歩いていく。
読図というか、方角を確りと確認出来ない人は入ってはいけないなと感じた。
登りの斜度は全然急では無く適度な斜面で登りやすい。
嵐の前の静けさなのか、青空も広がりスノーモンスターと青空がとても映える。
中大?を越えるとのっぺりとした稜線にスノーモンスターの樹林が広がる。
なるほど!納得。これは遭難する。と感じた。
晴天の時には、本当に映える景色が広がるが、ホワイトアウトをするとこれはヤバイなと思う。
山に入る時には、いつも良い事ばかり考えてあるのではなく、酷くなった時や酷い時の状況を考え
その時の為に事前に情報を頭に入れておくことが大切だと改めて感じた。
とはいえ、最高の景色が眼下に広がり自然とテンションが上がる。
梵天岩を過ぎ、あれがピークかなと思い進む。 トレースはしっかりとしたものがあるが、色んな方向から人が自由に歩いている為、
あらゆる方向にトレースが広がっている。恐らくこういうものも遭難を引き起こす一因になるのだろう…
山頂付近では人が文字通り右往左往して居る。
話を聞くとみんな山頂標を探しているとの事。 夏に来たことが無いので判らないが、ここには山頂標が無いようである。
GPSを頼りにみんなあっちだ!こっちだ!と(笑)
自分達もその仲間に加わる。もういい加減満足したのでw。避難小屋に向かおうとするが、天候が徐々に悪くなり始める。
紺碧だった空は灰色に。たまに黒い雲も。風も少しずつ出て来た。いよいよ荒れ始めるのだろう。
となると、長居は無用なので、避難小屋を諦め、下山を始める。天狗岩を通り、中大?のピーク(これもGPSでここだろうという場所)を踏む
人形岩の方にも足を伸ばしたかったが、天候もあるが、行っても何も見えないことは判ったので、ゲレンデに戻る。
風が強まり雪も交じって来た。下山も特にルートは無い為、コンパスで角度を決めて、樹林やガスの合間から見えるスキー場を頼りに高度を降ろしていく。丁度登り口の所に戻って来れ一人読図に歓喜をする。(笑)
ここから先はスキー場歩き。スキー場の場内放送で第3リフトは強風の為、運転中止するとのアナウンスがありスキーヤも居ない快適な歩きが出来る。
第2リフトはまだやっているが、風がだいぶ強く成って来た。
ふと前方を確認すると虹がかかっている。
強風で飛ばされた雪?氷?がプリズムとなり虹を作って居る様だ。
夏ににじを見る事はあるが、冬に雪山で虹を見れるのはなかなか貴重である。
虹を見ながら高度を下げ、展望台に到着!
この頃にはまた天気は悪くなり、風雪が強くなり丁度いい時に降りれたなあと感じる。西吾妻山はガスで真っ白であった。
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
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連休最終日24日に、福島県側の裏磐梯グランデコスノーリゾートから、ゴンドラリフトと第4クワッドリフトを乗り継いで、山頂に登りました。
西大嶺までは何とかトレースがありましたが、その先はまったくなくGPSを頼りにおおよその山頂を決めました❗
リトルスノーモンスターは見えました。
yoshiton4989 さま。
こんにちは。 コメントありがとうございます。
24日って結構風が強くガスがあった日では無いですか?
この後記載しますが、その日は安達太良に居て、ホワイトアウトの末、登頂をしました。
やはり山頂は見つかりませんでしたか…(笑)
私も当初計画ではグランデコスキー場からを目指したのですが、天元台の方がMajorだったので、こちらから入りました。
次回行くときには裏磐梯スキー場から行きたいなって思います。(西大塡も踏みたいので)
はい。山頂はガスっていて、ホワイトアウト寸前でした。
山頂付近で、ヤマップとGPSで何とか山頂を特定しました^_^
いやー、結構真剣になりましたよ😅
安達太良山は、1月に登って来ました。
西吾妻山から、安達太良山や磐梯山は見えませんでしたが、リトルスノーモンスターは拝めました。
西吾妻はリトルスノーモンスターが方向感覚を鈍らせますね💦
あれでホワイトアウトするとなかなか歩くのは勇気がいると思います。
先日の遭難騒ぎもホワイトアウトが原因だったので、良い判断だったのではないかな。
地形ものっぺりしているなかなか場所の特定が難しいですよね〜
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