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Yamareco

記録ID: 2238358
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

雪の上高地

2020年02月28日(金) [日帰り]
 - 拍手
Echigoya その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
07:20
距離
18.6km
登り
252m
下り
226m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:09
休憩
1:13
合計
7:22
6:48
49
7:37
7:37
21
7:58
8:07
43
8:50
9:35
23
9:58
9:59
141
12:20
12:21
4
12:25
12:31
43
13:14
13:25
15
13:40
13:40
30
天候 晴れ(昼過ぎから高曇り)
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
中の湯温泉旅館の上高地スノーシュープランを利用。
・前日に釜トンネル前の中の湯バス停に路線バスで到着すると、車で迎えに来てくれている(中の湯バス停から中の湯温泉旅館まで3キロ近くある)
・当日朝は釜トンネル前まで車で送ってくれる。6時以降30分刻みで好きな出発時間を選べる(自分たちは6時半発にした)。
・上高地から帰ってくると、釜トンネル前まで車で迎えに来てくれて、中の湯の温泉を利用できる。
・入浴後、釜トンネル前の中の湯バス停まで車で送ってくれる。
コース状況/
危険箇所等
河童橋周辺まではトレースばっちり。大正池トイレでスノーシューを着脱する人が多かったけれど、自分は終始何も着けなかった。それで沈む場所はほとんどなし。ただ、除雪車が通ったあととかはトレイルがツルツルで、少しグリップが効きづらかった。今回の河童橋までのコンディションなら、全体通してたぶんチェーンスパイクがベスト。

河童橋から岳沢湿原方面に少し入ると、そこにはもうトレースがなく、ツボ足だと20〜30センチ沈んだ。
その他周辺情報 冬季トイレは、釜トンネル入口、大正池、小梨平、梓川左岸のバスターミナル、梓川右岸の中の瀬の5か所。以下のサイトに地図あり。
https://www.kamikochi.or.jp/learn/winter
釜トンネル入口まで車で送って頂いて出発!
2020年02月28日 06:44撮影 by  iPhone SE, Apple
2/28 6:44
釜トンネル入口まで車で送って頂いて出発!
太兵衛平を過ぎると穂高の山々が姿を現して、「おーっ!」
2020年02月28日 07:39撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 7:39
太兵衛平を過ぎると穂高の山々が姿を現して、「おーっ!」
大正池。湖面が穏やかで穂高の山々をきれいに映し込んでる。
2020年02月28日 07:48撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 7:48
大正池。湖面が穏やかで穂高の山々をきれいに映し込んでる。
うっすらと朝靄も。
2020年02月28日 08:03撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 8:03
うっすらと朝靄も。
稜線部のアップ。雪煙が舞っていて寒そう!
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稜線部のアップ。雪煙が舞っていて寒そう!
焼岳
2020年02月28日 08:04撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 8:04
焼岳
田代湿原。奥の方にだけ朝陽が届いたところ。
3
田代湿原。奥の方にだけ朝陽が届いたところ。
田代池。お会いした方のアドバイスのおかげで朝靄の瞬間に出会えた! 9時18分撮影。
2020年02月28日 09:18撮影 by  iPhone SE, Apple
5
2/28 9:18
田代池。お会いした方のアドバイスのおかげで朝靄の瞬間に出会えた! 9時18分撮影。
iPhoneを少しだけ上に向けると、登ったばかりの朝陽が眩しい。
2020年02月28日 09:21撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 9:21
iPhoneを少しだけ上に向けると、登ったばかりの朝陽が眩しい。
梓川沿いを歩きながら、対岸のケショウヤナギ越しに穂高連峰。
2020年02月28日 10:28撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 10:28
梓川沿いを歩きながら、対岸のケショウヤナギ越しに穂高連峰。
ダケカンバの道。
2020年02月28日 10:35撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 10:35
ダケカンバの道。
河童橋が近づいてくる。
2020年02月28日 10:47撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 10:47
河童橋が近づいてくる。
河童橋上からの穂高連峰。
2020年02月28日 10:53撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 10:53
河童橋上からの穂高連峰。
左右にケショウヤナギ並木を従えた焼岳も堂々として素晴らしい。
2020年02月28日 10:56撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 10:56
左右にケショウヤナギ並木を従えた焼岳も堂々として素晴らしい。
小梨平のトイレで折り返すのは皆さんほぼ同じパターン(^ ^)。冬季用は裏側に。
2020年02月28日 11:17撮影 by  iPhone SE, Apple
2/28 11:17
小梨平のトイレで折り返すのは皆さんほぼ同じパターン(^ ^)。冬季用は裏側に。
清水橋の梅花藻。トイレに寄ったり休憩したりしていたら、帰り際に陽が当たってきた。
2020年02月28日 11:28撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 11:28
清水橋の梅花藻。トイレに寄ったり休憩したりしていたら、帰り際に陽が当たってきた。
ケショウヤナギの蕾! 赤いのは葉や実じゃなくて枝なんですね。
2020年02月28日 11:32撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 11:32
ケショウヤナギの蕾! 赤いのは葉や実じゃなくて枝なんですね。
岳沢湿原の方にきれいな色のケショウヤナギが見えたので膝ラッセルしながら近づくも、中洲状のエリアで間近には行けなかった。
2020年02月28日 11:51撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 11:51
岳沢湿原の方にきれいな色のケショウヤナギが見えたので膝ラッセルしながら近づくも、中洲状のエリアで間近には行けなかった。
帰りは梓川右岸で。
2020年02月28日 12:12撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 12:12
帰りは梓川右岸で。
ケショウヤナギと霞沢岳。
2020年02月28日 12:24撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 12:24
ケショウヤナギと霞沢岳。
ケショウヤナギと明神岳。
2020年02月28日 12:27撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 12:27
ケショウヤナギと明神岳。
ここのケショウヤナギが一番きれいだった。
2020年02月28日 12:27撮影 by  iPhone SE, Apple
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2/28 12:27
ここのケショウヤナギが一番きれいだった。
サルが数匹。妻が撮ったこのぽけーっとした表情がかわいい。
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サルが数匹。妻が撮ったこのぽけーっとした表情がかわいい。
現実世界へのトンネルに向かう千尋・・・じゃなくて妻。うちらは何度も後ろを振り返りました(^ ^)
2020年02月28日 13:44撮影 by  iPhone SE, Apple
2/28 13:44
現実世界へのトンネルに向かう千尋・・・じゃなくて妻。うちらは何度も後ろを振り返りました(^ ^)
撮影機器:

感想

30回目の結婚記念日周辺で初めての冬の上高地に行ってみようという話になり、天気の良さそうな28日に中の湯温泉旅館の上高地スノーシュープラン利用で行ってきた。

田代池の霧氷が見たかったので、朝6時半発の車で釜トンネルまで送ってもらって、早めの出発。平日の早朝はさすがに人が少なく、大正池まで誰とも会わなかった。

大正池はうっすらながら朝靄がかかって、iPhoneで写真を撮るのが申し訳ないぐらいの美しさ。湖畔でお会いした男性は、立派な三脚にデジタルとアナログの2つの大きなカメラで撮影なさっていた。

その男性とは田代湿原でもお会いした。湿原から田代池に足を伸ばしてみるも、あまり霧氷が出ておらず、少しがっかりして田代湿原に戻ってくると、まだ湿原の撮影をなさっていたその方が「あと少しで田代池に朝陽が届いて、たぶん朝靄が湧いてきれいですよ」と教えて下さったので、20分ほど時間をつぶし、日陰の境界が東へ移動していくのに合わせてもう一度田代池に行ってみると――

驚きだった。六百山から太陽が顔を出して水面に陽が届くと、本当に朝靄が湧いてきて、あっという間に当たりを神々しい景色に変えた。朝靄が立ち込めたのは10分弱。その瞬間に出会えて本当に良かった。早起きした甲斐があったし、何よりもアドバイス下さった男性に感謝。本当にありがとうございました。

その後は明るい青空の下での気持ち良いスノーハイク。雪の穂高連峰と焼岳、梓川、ほんのり赤いケショウヤナギをいろいろに組み合わせて撮影するのが楽しかった。

ちなみにケショウヤナギの赤は葉や実ではなく枝なので、帰宅後に調べたところでは冬の間長く楽しめるらしい。

*****
今回、最初2時間半の寒さは辛かった。半月前の西穂独標と同じ服装で臨んだのだけれど、今回は最初2時間以上陽を浴びることができず、登りがない上に大正池や田代池の撮影で立ち止まる時間が長くて、体が芯から冷えてしまった。標高と気温と風速だけで防寒装備を決めてはいけないんだなあ・・・またひとつ勉強になった。

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