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Yamareco

記録ID: 2238483
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山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

爺ケ岳 矢沢滑降

2020年02月28日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
13:17
距離
19.2km
登り
2,473m
下り
2,455m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:15
休憩
1:03
合計
13:18
4:29
508
スタート地点
12:57
13:02
5
13:07
13:08
55
14:03
15:00
167
17:47
ゴール地点
スキー場から出て尾根にのるルートを間違えた。
天候 晴、高曇り
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
藪、ラッセル
矢沢は堰堤まで滑走可能
【雪崩情報】
マヤクボ沢に巨大破断面確認(size3?)
25日からの不安定性に警戒
自身26日裏天狗裏鵯にてスキーカットで3回落とす(size1.5~2)
25日~28日複数のインシデント報告有り
その他周辺情報 下山後は大町の焼肉SOUL
営業終了悲し
明けてしまった
白沢天狗尾根に出た
白沢天狗尾根に出た
少し下って
ヤブすぎてもう駄目かと思った
ヤブすぎてもう駄目かと思った
良い反り具合
良い雪良い斜面
マヤクボ沢サイズ3#nadare2020
マヤクボ沢サイズ3#nadare2020
尾根も深い
こちらも良さそう
1
こちらも良さそう
つるぎよ
かしまやりよ
写真撮る時は鼻水拭こうよ。
あとヘッデン!
1
写真撮る時は鼻水拭こうよ。
あとヘッデン!
アックスがない…
2
アックスがない…
ヒャッホー後
まだいける
ここは渡渉
雪は繋がっていた
1
雪は繋がっていた

装備

個人装備
Grand Teton105
共同装備
6mm15mロープ(雪庇切り崩し等の為)
備考 2063ピーク南西1900m付近にアックスを置き忘れる。

感想

厳冬期最後の山スキー。
いつものパートナーonestoneと爺ケ岳に行ってきた。
記録的雪不足の為、既に今シーズンの営業が終了している爺ケ岳スキー場を04:30出発。

スキー場を出てから尾根に取り付くルートをミス。
無理やりツボで乗り上げたが引き返して1090へ上がるべきだった。
ここで余計な体力と時間を使ってしまう。

終始ヤブが濃く、1412辺りから雪も深くなり登高に苦労した。白沢天狗岳北の尾根に乗ってから2063を西から巻きはじめた辺りが特にひどいヤブで、スキーを脱いで木登りすることになってしまった。

しばらくツボ足でジャングルトラバースをし、ひらけてきたところから再びスキンで歩きはじめる。
が、なんと、このトランジションでアックスを雪面に刺したままそこに置き忘れてしまった!
山頂で写真を取るときにアックスをもってキメようと思ったときに無いことに気がついた。
やらかしてしまった。
気がついた時には時間的に回収不可能だったのであきらめて帰ってしまったが、いつか回収に行こうと思う。見つかるだろうか。

2063の北斜面は素晴らしかった。ツリーの間隔がほどよく、雪が良いのは間違いなかった。
例年通りの積雪があったら尚最高だろう。
そこそこ歩けて、白馬から移動時間が少なく、人が来ることは稀だろし、人の多いヒャッホー尾根に行くならこちらに来たい。ここは必ずまた滑りに来る。

矢沢源頭に着いた時点で既に昼を回ってしまった。協議の結果01:30リミットで行けるとこまで行こうということで、山頂目指す。

登るに連れて雪がどんどん深くなり、多いところは60cmオーバー。気持ち悪いくらいに深い。風はなかったのか。

01:30で標高差残り50だったので行くしかない。ここでやっと一部硬くなった斜面が出てきたのでスキークランポンON。
後少しのところでonestoneのギアトラブルがあり、少し遅くなってしまったが14:00時無事登頂。

南峰側に少し下ってからスキー滑降。
高曇りで雪は生きている。バフバフは確定。大きな斜面に飛び込みたかったが、深すぎるし、下の層との結合をじっくりみる時間も無かったのでなるべくシンプルな地形で。
滑走の楽しさより安全に素早く帰れる方を選んだわけだが、雪が良いのでどこを滑っても楽し。
矢沢源頭から小尾根を挟んでライダーズ右側の斜面上部にはソフトスラブが形成されていたのを往路で確認済みなので、左の沢へ。
こちらはデブリがでて既に落ちている様子なので大丈夫そう。
大きな破断面があったマヤクボ沢と同じ斜面方位なので一応警戒してスキーカットをいれたが問題なし。中間部からボトムまでパウダー。最高。
矢沢下部は一度だけ板を脱いで徒渉した箇所があったが、堰堤までほぼ滑ることができた。
堰堤を左から巻いて林道へ。
林道から道路までも問題なく雪が繋がっていた。
ギリギリヘッデン下山しなくて済んだ。
先週のカエラズ同様、13時間行動の燃焼系だった。

2人で山に行く場合はいつも自分が殆どのラッセルを担う。今回もそうしていたが、2人で交代しながら進めばもう少し早く登頂できたか。
残置してしまったアックス、尾根に乗るルートミス、など色々反省点有り。

記録をつけるという行為はとても大事なことであるとここ最近感じている。記憶とは曖昧で信じられないものだから。
ここ数年の山行もただの美しい思い出にかわってしまった。
今後無理の無い範囲で記録をつけていきたい。
自分も誰かの記録を参考にしている。皆様いつもありがとう。
見るだけユーザー卒業。

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