大先輩に連れられて、飯豊連峰北端・杁差岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,747m
- 下り
- 1,735m
コースタイム
9月16日 杁差小屋7:00−7:16鉾立峰−8:00大石山−8:44イチジ峰−9:04水場分岐(水汲み)9:30−10:04英三ノ峰−11:25姫子ノ峰−12:15足の松登山口−12:25胎内ヒュッテ(入浴)−打ち上げ−解散!
天候 | 1日目:晴天、一時雷雨 2日目:晴天 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
道に落石がいくつか見られたので注意です! 奥胎内ヒュッテの駐車場には20台以上は停められるかと。 ヒュッテの中にもトイレがありますが早朝は外のトイレを使って下さいと案内がありました。 ☆奥胎内ヒュッテ〜足の松登山口まで9人乗りの乗合タクシーが出ています。 片道一人300円。役場の案内では(土日祝の場合) 行きの便は5:50、6:10、6:30 帰りの便は13:00、14:00、15:00、16:00、17:00 曜日やシーズンなどによって違うようなのでご確認を。ちなみに今回は混雑していたので12:00頃に臨時便も出ていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆登山ポスト 奥胎内ヒュッテ前の乗合タクシー乗り場に登山者カードとポストがありました。 ☆登山道 足の松尾根は全体的に急こう配で痩せ尾根ですので滑落注意。特に岩場は慎重に。道標やロープはしっかり設置されていました。迷いそうな個所はありません。 大熊尾根は崩れていて通行禁止とのことです。 ☆水場 ・1095m付近の水場はかなり下った所にあります。とても急な道をロープに沿って下るとあります。水量豊富とは言えませんが、ちゃんと汲めました。 ・杁差小屋付近の水場は往復30〜40分とのこと。急で悪路。(役場では3〜4分下ればあると言っていたのに!)しかも小さなため池みたいなものしかなかったみたいです。この水場は当てにしない方がいいかも。 ☆杁差小屋 2階建て。50人まで泊まれるそうですが、余裕を持つなら20〜30人でいっぱいになりそうです。管理人はいません。トイレは屋外に2つ。 ☆花・紅葉 大石〜杁差岳周辺まで花の種類、数が豊富でした。ほんの一部ですが葉が色づき始めていました。 ☆奥胎内ヒュッテ 温泉ではありませんが日帰り入浴できます(600円)。ロビーに杁差岳までの登山道の案内が写真付きであるので、登る前に見ておくと行程をイメージできて良いかも。 奥胎内ヒュッテHP→http://okutainai.com/ |
写真
感想
yuyaさんからお誘いいただき、初めての飯豊連峰へ。
前日緊張のせいなのか、なかなか寝付けず睡眠時間が2〜3時間しか取れなかったものの、体調は良さそう。
1日目、天気は快晴。9月半ばというのに下は真夏日。
朝から暑くて、しかも登山道入ってすぐの急登。歩き始めてすぐに汗が噴き出す。途中ドーピング(アミノバイタル)が効いてきたのか動きが楽になるも、すぐにバテて前のペースについていけない…。何度も何度も先輩方を待たせてしまい、本当に申し訳なかったです。一番若いというのに一番体力が無いなんて情けない…。
大石山まではひたすら辛い登りだった。でも稜線に上がってからは一気に視界が開け、飯豊連峰を見渡せる。花も多く見られるようになった。「登ってきて良かった」とこの日初めて思えた(笑)
やっとの思いで小屋に着くと、ピークまでの近さにびっくり。小屋のサンダルで登れるほど。お酒を楽しみながらピークでのんびりしていると、遠くの尾根に一筋の光が落ちるのがはっきり見えてしまった。一同慌てて小屋へ。しばらくするとその雷雲がこちらへ来たらしく、激しい雨が。仕方なく小屋でまったりしていると「虹が出てる!」との声が。外には大きな二重の虹が出ていた。すごい!
美味しいご飯の後は素晴らしい夕焼けが待っていて、その後は満点の星空と新発田の夜景。夜中トイレに起きた時もしばらく外で見入ってしまった。小屋の中は意外と暑くて寝苦しかった。
2日目、4時半起床。御来光は期待できそう。
朝ごはんの準備の前にサンダルでピークへ御来光を拝みに行った。実は山で御来光を拝めたのは初めて。杁差の頂上で見ることができて本当に良かった。
朝食後にコーヒーをいただき、ゆったりと出発。いつもの朝のバタバタ感がなくて幸せだった。
下りではすぐに鉾立峰と大石山に登り返さなければならないのでなかなかつらい。大石からの下りも「よくこんなところを登ってきたなぁ」と昨日の自分に感心するほどだった。急な下りの連続で脚にくる。
沢の音が聞こえてからが意外と長く感じたが、なんとか最後の坂を降り切った時はよっしゃ!という気分だった。振り返るとやはりえげつない急登だ。よく耐えた、私の脚。
奥胎内ヒュッテで汗を流し、新発田でラーメンを食べて解散となった。つらかったが天気とメンバーに恵まれ、本当に楽しい充実した2日間であった。
最後に、この場をお借りして
企画、準備してくださったyuyaさん、そしてご一緒してくださったN野さん、K又さん、本当にありがとうございました。大先輩らのおかげでとても楽しく感動できる山行となりました。そして足を引っ張ってしまい、大変ご迷惑おかけしました…。
また懲りずに、機会があればよろしくお願いいたします。
コメント
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yamanokoさん、はじめまして、こんばんわ!
私も9/14-9/16に飯豊連峰に行っていて、9/16の私の記録を見ると、「751足ノ松尾根分岐・大石山(1570-1575)753→830鉾立山(1590)833」となってまして、yamanokoさんの記録を見ると、「7:16鉾立峰−8:00大石山」となっていて、おそらく大石山から少し杁差岳の方に行った所ですれ違ってるはず!ということで、思わずコメントを付けさせてもらいました(^^)その時、杁差小屋に泊まっていたと思しき登山者達と連続的にパタパタパタとすれ違いましたが、5人組の記憶が無いので、おそらく3人と2人に分かれた感じで歩いておられたのかも・・・
http://yama2.cocolog-nifty.com/yamayama/2012/09/20120914-16-e9f.html
私の方は、オンベ松尾根を登って権内尾根を下る二泊三日の縦走コースでしたが、9/15も9/16も非常に暑かったですな!9/16の権内尾根の下りとその後の林道&車道は暑さに相当へこたれてしまいました・・・
9/15の虹は、二重じゃなかったけど門内小屋からも見ることができました!
杁差小屋の水場は、涸れたという訳ではなくとも、かなりショボイ、涸れる一歩手前みたいな感じだったのでしょうか!1986年の8月末に杁差小屋で泊まった時は、結構な雪渓が残っていた記憶がありますが、今回は全然残っていなかった感じですね!
関西からはなかなか飯豊連峰は遠いですが、その内また行ってみたいものです(^^)
こんにちは、初めまして。
コメントありがとうございます!御返事遅くなり、すみませんでした。
記事読ませていただきました YAMAYAMA85さんは単独行だったのでしょうか?すれ違った時、私たちはYAMAYAMA85さんのおっしゃる通り、3人・2人で歩いていたと思います。私が歩くの遅かったもので …
杁差小屋の水場、雪渓は全くありませんでしたね。ずっと雨も降っていなかったようなので期待はしていなかったのですが、役場には利用できると聞いたのでがっかりでした。
関西からおいでで、しかも縦走。本当にすごいですね!私は東北以外の山にほとんど登ったことが無いので羨ましいです いつか関西方面でも登ってみたいです!
ちなみに山形県の朝日連峰も素晴らしい山ですよ
yamanokoさん、こんばんわ!
はい、私の方は単独行でした!おそらく9/16にyamanokoさん達がすれ違った初めての者だったのではと思います!
関西の山は大峰山脈と台高山脈を除くと、1dayハイクの山がほとんどで、標高も低くて地味ですが、いつの日か機会があれば遠征しにきてくださいませ(^o^)丿
朝日連峰は飯豊より更に遠いので更に行きにくいですが、1986年と2011年の2回遠征に出掛けた事があります!
http://yama2.cocolog-nifty.com/yamayama/2011/09/20110916-18-c71.html
朝日連峰もその内また行ってみたいもんですが、果たしていつになるやら・・・
またも御返事遅くなり、大変申し訳ありませんでした…。
言われてみれば単独行の方とすれ違ったような……。すみません、大石山の時点ですでに余裕がなかったもので記憶が曖昧です
東北ともアルプスとも違う関西の山々、憧れます。
朝日にも2度いらしているんですね!しかも去年にも!それは失礼しました
確かに関西からでは交通の便も悪くて山形方面へは来づらいでしょうね(><)
また機会がありましたら是非…!
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