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Yamareco

記録ID: 225687
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ハイキング
鳥海山

初秋、千畳ヶ原の風【鳥海山・滝の小屋口周回】

2012年09月16日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.2km
登り
1,348m
下り
1,356m

コースタイム

6:15 登山口
6:30 滝ノ小屋
7:15 河原宿小屋
8:55 伏拝岳
9:35 大物忌神社(休憩)
10:00 新山山頂
10:25 七高山
(行者岳・伏拝岳・文殊岳)
11:45 七五三掛
11:55 御田ヶ原分岐
12:10鳥海湖
   千畳ヶ原への分岐(昼食)
12:50 出発
13:15 T字分岐
14:10 ボタ池
14:25 河原宿小屋
15:10 登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場に6時前到着。到着時は数台の空きがありましたが、下山時には路駐が多数。
登山口のトイレは朝6時45分まで使えませんでした。(発電機不調のため?)
仙台3時出発。仙台宮城IC〜酒田みなとIC利用で3時間くらいかかりました。
コース状況/
危険箇所等
【登山道】
・全体的に道は明瞭。登山道上に雪渓はありませんでした。
・新山は岩々な場所なので、上り下りは慎重に。私たちが七高山を下る頃には沢山の人でにぎわっていました。
・山頂小屋は今期営業終了。トイレはあります。その他の小屋にもトイレ完備。
・登りは独立峰らしい登りですが、景色もよく気持ちよく登れました。
・鳥海湖の千畳ヶ原への分岐からは本当に人が少ないです(この日会ったのは二人)。草原の風音とと鳥の声しか聞こえません。
・幸治郎沢は枯沢の岩を登るコース、手を使って登ります。ペイント、赤布を辿れば大丈夫。

【下山後】
・お風呂は鳥海山荘500円。
・〆のソフトクリームは法連寺の「産直たわわ」のヨーグルトソフトクリーム300円、土日限定9月まで。
朝日に照らされる鳥海山、良い1日の予感
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朝日に照らされる鳥海山、良い1日の予感
滝ノ小屋登山口の駐車場。すでに大きく見えてます。
滝ノ小屋登山口の駐車場。すでに大きく見えてます。
登山届をしてスタート
登山届をしてスタート
西側は雲海
滝ノ小屋
日本海と庄内平野♪
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日本海と庄内平野♪
青空へ登ります
八丁坂を登りきると再びドーンと
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八丁坂を登りきると再びドーンと
小屋を振り返ります
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小屋を振り返ります
素晴らしい広がりの景色
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素晴らしい広がりの景色
外輪が見えてきました
外輪が見えてきました
黄金色の庄内平野が遠くまで広がります
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黄金色の庄内平野が遠くまで広がります
近いようで遠い
笙ヶ岳を見下ろす
笙ヶ岳を見下ろす
視界が更に広がっていく
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視界が更に広がっていく
あと少しで外輪の稜線へ
あと少しで外輪の稜線へ
外輪に出ると新山の迫力
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外輪に出ると新山の迫力
大物忌神社(山頂小屋)
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大物忌神社(山頂小屋)
外輪からいったん下ります
外輪からいったん下ります
大物忌神社到着
七高山山頂と外輪を歩く人たち
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七高山山頂と外輪を歩く人たち
新山山頂へ
新山山頂到着
ちょっと下りて山頂を振り返る
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ちょっと下りて山頂を振り返る
次に七高山到着
七高山より新山を望みます
七高山より新山を望みます
祓川口方面、残雪期にソリで滑ったところw
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祓川口方面、残雪期にソリで滑ったところw
ちょっと違う角度から新山、右から二番目の突端が山頂
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ちょっと違う角度から新山、右から二番目の突端が山頂
外輪の稜線を行き交う人たち
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外輪の稜線を行き交う人たち
下りはこちらの尾根を下ります
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下りはこちらの尾根を下ります
何度も写真を撮ってしまいます
何度も写真を撮ってしまいます
同じような感じの写真がこのほかにも多数・・
同じような感じの写真がこのほかにも多数・・
これから進むこちらの尾根道もナカナカ良いです。
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これから進むこちらの尾根道もナカナカ良いです。
快適なハイウェイ
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快適なハイウェイ
青い空へ
千畳ヶ原を見下ろします
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千畳ヶ原を見下ろします
新山と外輪と青空☆
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新山と外輪と青空☆
最後にもう一度新山w
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最後にもう一度新山w
徐々に色付き始めています
徐々に色付き始めています
こちらの道も素晴らしい
こちらの道も素晴らしい
扇子森。また今度。
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扇子森。また今度。
ここから草原ロード
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ここから草原ロード
なんとも言えない風景
なんとも言えない風景
心躍る道
下には千畳ヶ原が広がって
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下には千畳ヶ原が広がって
本当に素晴らしい景色
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本当に素晴らしい景色
鳥海湖と扇子森
ここでお昼♪
新山を最後にもう一度
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新山を最後にもう一度
草原の風を聴く
あの向こうが千畳ヶ原
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あの向こうが千畳ヶ原
何度も振り返る景色
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何度も振り返る景色
ずっと木道
千畳ヶ原
広がる草原の向こうには海が見えます
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広がる草原の向こうには海が見えます
笙ヶ岳にもいつか行ってみたい
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笙ヶ岳にもいつか行ってみたい
ず〜っと続く草原ロード
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ず〜っと続く草原ロード
広がる景色を振り返ります
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広がる景色を振り返ります
草原の終着点は幸治郎沢
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草原の終着点は幸治郎沢
幸治郎沢への取付
幸治郎沢への取付
岩の登り。結構楽しい。
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岩の登り。結構楽しい。
幸治郎沢を登りきり千畳ヶ原を振り返る
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幸治郎沢を登りきり千畳ヶ原を振り返る
名残惜しい場所でした
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名残惜しい場所でした
あとは下っていくだけです
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あとは下っていくだけです
ボタ池と鳥海山ビューポイント
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ボタ池と鳥海山ビューポイント
奥に聳える月山
これ以上望めないよい天気の山歩きでした
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これ以上望めないよい天気の山歩きでした
本当に良い一日、名残惜しいほどでした
本当に良い一日、名残惜しいほどでした
最後に海を見て下ります
最後に海を見て下ります
駐車場到着
お風呂はここ(鳥海山荘)
お風呂はここ(鳥海山荘)
ソフトクリームはこれ(産直たわわ)
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ソフトクリームはこれ(産直たわわ)
帰りに見た鳥海山。
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帰りに見た鳥海山。

感想

秋の連休、第2弾山行。
天気予報と仕事のスケジュールを睨み、憧れの鳥海山へ。
残雪期に祓川から登ったことがあるものの、夏山の鳥海は初めて。
コースは、kiyoshiさんレコを参考に、滝ノ小屋口から山頂を経て千畳ヶ原を巡る周回コースを行ってみました。新山、七高山の山頂はもちろん、千畳ヶ原が今回のメインのお目当てです。

とは言うものの、鳥海山は本当にどこを見ても全てが素晴らしく、いつもなら下界もちょっと恋しくなる下山のときも名残惜しいくらい。これまでのベストな日帰りコースの一つになりました。

黒く聳える新山はスケール感と山容が素晴らしく、ずっと写真を撮っているような状態。
多くの人が行き交う山頂付近もそれはそれで楽しくもあり、以外とアクロバティックな新山山頂もかなり楽しめました。

そして今夏、kiyoshiさんとmokkedanoさんが訪れていた千畳ヶ原。
御田ヶ原から続く草原ロードは、人も少なく、ここまで歩いてきた道とは全く違う心象風景のような景色はまさに別天地。
鳥海山のスケール感を感じ、風の音が聞こえる開放的な景色はちょっと言葉がみつからない感じ。
本当に良かったです。

今年はもう行けないかなと思っていた鳥海山。
天気にも恵まれ、独立峰らしい登りや山頂の景観、雄大に広がる草原や下界の景色などなど、どこをとっても楽しめる鳥海山。
一つの山なのにいくつもの山を登ったような充実感と幸福感を感じる事が出来ました。

このルートを歩くきっかけを作ってくれたkiyoshiさん(と奥様)とmokkedanoさんのレコに感謝です。

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コメント

周回コース
一年前なのになんだか懐かしい
健脚さんなら絶対お薦めのコースですね。
さすがに若いお二人、サラっと周回されましたね。
千畳ヶ原どうでしたか?下から登ってみたくなったでしょ
私も幸次郎沢から見下ろした千畳ヶ原とポタ池あたりの風景が好きなんですよ
2012/9/17 23:50
本当に良いコースです
今回の周回、時間的にどうかなと思いましたが、どうにか回れました。
kiyoshiさんのレコをかなり参考にさせていただき、鳥海山満喫でした。

千畳ヶ原の醍醐味はやっぱり下からですか
登ってみたいけど、なかなか遠いみちのりのような・・。

でも、たしかに外せない場所ですね。
次の鳥海山のときに、また行ってしまうと思います。
2012/9/18 0:19
ついに行かれましたね!
レコ参考にして下さってありがとうございます。
地元の山を褒められるのは、自分がそうされるよりも嬉しくなるのはなぜでしょうね
お二人のレコを拝見して、私もまた行きたくなりましたよ。

またコースや時期を変えていらして下さい。独立峰なんですがバリエーションはかなり豊富です。
「海抜0mからの新山」という選択肢もありますのでw

私が高校の時期の千畳ヶ原は木道がまだなくて、登山道を外れて数時間草の上に寝転んでいたこともありました。
あの別天地、何度訪れても良い場所です。もう半月もすれば草黄葉が見事ですよ
2012/9/18 0:51
草原の風♪
本当に素晴らしい風景が広がっていましたね。
鳥海山の優しい一面を垣間見た気がします。

私は影鳥海を見たかったので一般的な鉾立・象潟口から行きましたが
こちらのコースはまた最初から最後まで美しい風景の中を歩き鳥海山の壮大さと雄大さと懐の深さを感じるものですね。

また行きたくなる山、別の登山口からも鳥海山のスケールを感じてみたいですね
2012/9/18 7:23
何度でも何度でも訪れたい場所です
去年と今年のkiyoshiさんの千畳ヶ原の記録を見て、ずっと憧れていました。
鳥海山に行くなら絶対に訪れたい場所がここだったんです。
何度も読んだあの記録の場所に立っているんだなぁって思ったとき、なんとも言えない幸福感に包まれて
枯れ沢を登り切って振り返ったとき、「これほど山から去りがたいと思ったことはないね。」と二人で言葉を交わしたほどあの場所は日常から切り取られたような不思議で優しい空間でした。

二ノ滝コースからの道、やっぱりこの道を来る人はどんな人だろうって思いました。
あの草原の中に立っていると、どうしようもなく懐かしい気持ちになるのは、鳥海山の胎内にいたからなのかななんて思います

ずっと二人で「kiyoshiさんと奥様、mokkedanoさんに感謝だね」と話していました。本当にありがとうございます
2012/9/18 15:22
黄金色の世界かぁ〜
日帰りで諦めていた今年の鳥海山ですが、mokkedanoさんとkiyoshiさんの記録はあまりにも魅力的で、ダメ元で行ってしまいました
コースタイムから見て、千畳ヶ原まで行けるって分かったときのうれしさといったら!(山頂も踏みたかったのです

木道のない千畳ヶ原に寝転ぶ!「ここで昼寝したい…」って話していたのバレたかのような夢のシチュエーションですね。うらやましい〜!
独立峰であってあのスケール感、本当にいろいろな鳥海山の姿を見たいって思いました。
sea to summit、まずは「クラシカル」を目指します

庄内の人たちは毎日あの鳥海山を見ているんですね。黄金色に輝く田んぼのむこうに、美しい裾野を広げ夕日を浴びる鳥海山は本当に美しかったです。

ちなみに汗を流そうと立ち寄った旅館で…mokkedanoさんがいました〜 (「よくきたの」って言ってくれました)
2012/9/18 15:24
同じ日に同じ山なんて!
meikenさんの記録、うなずきながら拝見しました。この日は本当に鳥海山が私たちに微笑んでくれましたね
見上げるとどこまでも青い空と山頂へ続く道、うねる緑の草原と上を走る雲の影…いろいろな表情をこの日の鳥海山は私たちに見せてくれて、最後の最後まで顔がほころんでしょうがない1日でした

千畳ヶ原に佇むと切なくなる程懐かしい気持ちになり、あそこは誰もが記憶の中に持っている風景に似ているのかもしれません。
meikenさんだったらどんな風に表現するのかな?

meikenさんの影鳥海、素晴らしいですね!本当に鳥海山は海と相思相愛の山なのだなと思います。
山の姿も美しく、そしてその懐はさらに優しく深く、もっとこの山を知りたいな、またあの場所に帰りたいなと心から思いました。
2012/9/18 19:53
mokkedanoさんこんばんは
鳥海ってなかなか遠く、そうそう行けないのですが、mokkedanoさんのレコのおかげで良いコース選択ができました。

千畳ヶ原の草黄葉、ホント違う季節も訪れたい場所です。
時間があれば昼寝なんてのもよさそう。
う〜んまた行きたくなりますね。
2012/9/18 22:05
ma-kuroさん、keen2さん、こんばんは。
丁度一日違いでしたね。
16日(日)も天気が良くて暑かったですね。
千畳ヶ原。心が洗われる場所。本当に名残惜しい場所ですね。草原や木道、何から何まで見渡し振り返りました。
是非、夫婦で歩いてみたいと思うような記録ですよ。
2012/9/18 23:20
朝の千畳ヶ原も…
以前も1日違いがあったような気がします
yamaya7さんもあの静寂の楽園に行かれたんですね。
朝の千畳ヶ原のきらきら輝く草原、記録で楽しませてもらいました。
本当に何度も振り返る場所、何度も訪れたくなるとても不思議な魅力をもつ場所ですね。

お父さんと一緒に登る小学3年生くらいの男の子がいました。yamaya7さんも息子さんといつか鳥海山登られるのかな?そして親子3人であの場所で風に吹かれたら素敵ですね

yamaya7さんが奥様の実家に帰省されるたびに鳥海山を訪れる理由納得です
2012/9/19 15:44
yamayaさんこんばんは
またもやニアミス。
でも、お互いに良い鳥海の1日、朝に訪れるまた違った千畳ヶ原もよさそうです。

それにしても遠くから眺める鳥海もなかなか、今度は山だけではなく鳥海付近のグルメ(?)なんかも楽しもうかな
2012/9/20 0:07
大好きな山です
ma-kuroさん、keen2さん、こんばんは。
同じ日に千畳ヶ原を訪れていました。
千畳ヶ原は去年と今年の7月、そして今回で3回目です。
先の2回はお二人と同じようなコースでした。
これで鳥海湖をくるっと回ると鳥が横向いたような
ルートになりますよ(鳥海山だけに
それにしても鳥海山は空と海の青が似合います
晴れた日は最高ですね

酒田海鮮市場2Fの海鮮丼、おススメです。
2012/9/21 1:18
やっぱり下からの鳥海山に挑戦したくなりました
degnoboさん、こんにちは。レコ拝見してました。今回訪れる前に「万助小屋」が気になっていたので、同じ日にこのルート歩いてた方達いたんだ〜って驚いた次第です 樹林帯の登りがきつそうですが、あの景色いいですね〜かつ「下見」ってあったので本番はどんなルート?って実はとても楽しみにしています

空と海に愛された山ですね、鳥海山。大好きな山がまた一つ増えました。
秋の草紅葉の千畳ヶ原を想像すると、またすぐに行きたくなってしまいます。
その際は海鮮丼(←早速検索してしまいました。すごい盛りと優しいお値段。食べたい…)をご褒美にしたいと思ってます
2012/9/22 13:03
プロフィール画像
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