焼岳 ルートミスでロバの耳?通過
- GPS
- 05:14
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 908m
- 下り
- 895m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北峰へのダイレクトルートを間違わなければ問題ない。南峰へのルートは途中ザレており登りにくく落石も危険。南峰から北峰へのルートはロバの耳なみの緊張を強いられる。 |
写真
感想
天気がよさそうなので急遽、これまで登ったことのない焼岳を目指した。去年の4月にまだ雪山の焼岳を目指したが天候の悪化で敗退した。来年積雪期に歩くための下見のつもりもあった。
前夜0時頃に新中の湯登山口に到着。10号カーブ過ぎの登り側の駐車帯に停める。まだ下り側に駐車の車はなし。翌朝5時に起き、5時半にスタート。駐車スペースはいっぱいになっていた。天気は最高。森林限界を抜け、ツインピークが見え、穂高の稜線が見えてきたまではよかった。よく整備された道だ。しかし途中から、けっこう道が急傾斜でザレてガレて登りにくくなる。少し上だが先行者もいるし、後続もいる。一般登山者が歩くにはけっこう難しいのではと思うが、道はまっすぐ南峰に向かっているし、正しいルートと信じて歩く。傾斜はさらにきつくなり、途中、ミスして人の頭くらいの大きさの石を落してしまう。勢いよく転がり落ちる、ラク―!っと下に叫ぶ。幸い無事だったが、これから大勢人が上がってくるのにこのルート、大丈夫なのかと心配になる。下りは一層危なそうだ。やっと傾斜が緩んで一息。植生の間の薄い踏み跡を辿って稜線に立つ。稜線上も細い岩場が続いている。少し進むと途中稜線が大きく落こみ、硫黄ガスを噴き上げる岩の向こうのピークに何人かが休んでいるのが見える。北峰だ。そこに向かうが、途中の大きな岩を越したり、下降するのがけっこう大変。奥穂のロバの耳を通過するくらいの注意力が必要な感じ。こんなところ皆通るのかな?と考えながら進むと、見下ろした鞍部に向かって下から大勢の人が歩きてくるのが見えた。何だ、やっぱり間違っていたのか、と納得。下りたら、自分が歩いてきたところは立ち入り禁止のロ―プが張られていた。終わってみればけっこう楽しかったのでまあよかったが。登り返した快晴の北峰では素晴らしい眺望を楽しめた。槍穂、笠の眺めが抜群。最奥には野口五郎。振り返ると乗鞍もバッチリ。50分近くを頂上で過ごす。下りではものすごい多くの人とすれ違う。あの頂上にこれだけの人が密集したら大変そうだ。さっさと下山。時間も早いので安房峠に行ってみた。安房トンネルが通り、交通量も減ったかと思いきや、ドライブを楽しんでいるクルマがけっこう多い。ひらゆの森で汗を流す。この夜は乗鞍高原に宿泊。明け方空を見たら素晴らしい星空だった。
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