剱岳(実家周辺がかすかに見える 早月尾根)


- GPS
- 14:04
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 2,265m
- 下り
- 2,267m
コースタイム
- 山行
- 12:57
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 13:57
5:55 1600m
7:50 早月小屋
9:20 2600m
11:20 頂上着
約7時間15分
11:50 頂上出発
14:30 早月小屋
17:50 登山口
約6時間
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
剱岳登山道入口の表示のところで、間違えて左手に行ってしまった。明るければ間違えないと思うが。 登山道に入れば道迷いの心配は無かった。 まず、急登から始まる。しばらく登ると、平坦な道に出る。な〜んだ。と思ったのはそこまで。 以後、頂上まで、ほぼ一貫して登り。標高2,800mからの鎖場も高所恐怖症気味の私にとっては、厳 しかった。前日夜に雨が降ったようで、滑りやすかった。下山時に3回転倒。 |
写真
感想
自宅に立山連峰の大きな写真があるが、どの山が剱岳かも知らなかった者が、まさかそこに登るとは、半年前には想像もできなかった。ヤマレコの山行記で、早月尾根から登るルートがあることを知り、ここだとあの“タテバイ、ヨコバイ”を回避できる。体力勝負とのこと。密かに目標に決めた。
実家から馬場島までは1時間半くらいか。9月15日からの三連休に帰省することになったので、16日天気がよければ挑戦することに。曇りマークが晴れマークに変わってきて、前日予報では晴れ。よかった。立山ICを降り馬場島に向かう。途中、星座観測をしている方がいた。満天の星空。
3時半頃、馬場島到着。ところが駐車場満杯。下から二番目の駐車場に何とかスペースを見つけた。4時駐車場出発。登山口は暗い中では分かりづらかったが、何人か出発する方がいたので、その後に続く。先頭は若い人で登る速度が速い。後続の人も付いてくる。自分にとっては少しオーバーペースかな。でも、珍しく心臓バクバクも無い。1,400mの標識までついていった。ところが急に、パワーが落ちたような状態に。このままでは持たない。ペースダウン。明るくなって、樹林帯の間から、富山湾が見える。下山してくる人に聞くと、頂上からの眺望はすばらしかったとのこと。ガスが出ないことを祈りながら登る。早月小屋で小休止していると、富山弁が飛び交っていた。何となくうれしい。
ここからまだ800mか。200m毎の表示が微妙に遠く感じる。水3L背負ってきたが、暑いせいか、意外と消費した。小屋に聞くとお茶等を販売しているとのことだったので、一安心。おにぎりでエネルギーを補給し、頂上を目指す。ここまでも急登の連続だったが、この後も厳しい登りが続く。頂上手前の鎖場も想像していたより、怖かった。また、浮石が多く、落石には要注意だと思った。
頂上は人で一杯。タテバイを登ってきた人たちの歓声があふれていた。
頂上からは、360度の絶景を楽しんだ。能登半島もうっすら見え、能登半島の付け根あたりにある実家周辺もかすかに見えた。この時期に実家から立山連峰がくっきり見える日はあまり無いので、幸運に感謝した。30分程休憩し、下山開始。ヨコバイは大渋滞しているようだった。
急登の連続だったので、下山は予想以上に大変だった。早月小屋を過ぎてから、3〜4名の方が足を庇いながら、下山されていた。私も、右足の踵が痛くなり、庇って歩いていると左ひざが痛くなり、一歩一歩の下山となった。
2日後も激しい筋肉痛に襲われている。今年はもう富山県の山には登れないと思うが、来年は他の山にも是非挑戦したい。
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