石裂山(加蘇山神社社務所〜石裂山〜月山)-鎖＆梯子天国

2020年03月21日(土) [日帰り]

• GPS: 03:57
• 距離: 6.6km
• 登り: 788m
• 下り: 783m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:48
• 合計: 3:58

8:27 上久我石裂
8:38 8:40 加蘇山神社
10:05 10:05 東剣ノ峰
10:13 10:14 西剣ノ峰
10:25 10:31 石裂山
10:42 11:20 月山
12:14 12:14 加蘇山神社
12:23 12:24 上久我石裂
12:25 ゴール地点

天候

ずっと晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

加蘇山神社社務所の駐車場を利用。
トイレと休憩所(売店？)あり。

コース状況／危険箇所等

特筆するような難所こそ無いが、非常に険しく危険個所は多いので気を抜かないこと。
ピンクリボンや道標はとても多い。

【加蘇山神社社務所〜加蘇山神社】
平な舗装路。

【加蘇山神社〜中ノ宮】
斜度それなりの沢道歩き。何度か渡河する。後半は道がやや荒っぽい。
竜ヶ滝と中ノ宮に屋根付きの休憩所あり。

【中ノ宮〜東西剣ノ峰〜石裂山〜月山】
ロープ、鎖、梯子だらけ。四肢を駆使するような急斜の連続で、アップダウンが非常に多い。
ヤセ尾根で露岩と木の根がメイン。部分的に枯れ葉の堆積が多く滑りやすい。

【月山〜加蘇山神社】
序盤〜中盤はロープ、鎖付きの急斜面下り。
梯子もあるがこれまでに比べて短く数も少ない。
後半は荒れ気味の沢沿い歩きで何度か渡河する。部分的にガレガレで歩き難い。

その他周辺情報

◆栃木天然温泉いきいき夢ロマン
〒322-0601 栃木県栃木市西方町金崎字木ノ下263-1
http://www.yumeroman.net/

綺麗で大きい総合温泉施設。たくさんの内湯、露天、サウナに食事処、休憩所を備える。
ロッカーには35リットルザックがギリギリ入った。休日大人900円。おすすめ。

写真

3/21 8:20

8:27 麓の加蘇山神社社務所からスタート。

3/21 8:21

ヤマレコ地図には出てこないが中ノ宮や奥ノ宮などのポイントがあるようだ。

3/21 8:30

散らかり気味の舗装路(林道)をテクテク

3/21 8:35

10分もかからず駐車場に着いた

3/21 8:37

加蘇山神社の鳥居をくぐって

3/21 8:37

石段を登って社に立ち寄り。石段は引き返さず境内からそのまま入山できる。

3/21 8:38

木々に囲まれて良い雰囲気

3/21 8:47

沢沿いの平坦な道を行く

3/21 9:00

9:00 竜ヶ滝

3/21 9:01

屋根付きの休憩所がある

3/21 9:01

あれが竜ヶ滝か。水が綺麗だ。

3/21 9:04

竜ヶ滝の少し先に剣ノ峰側と月山側への分岐

3/21 9:08

「とちぎ名木百選 加蘇山の千本かつら」とある

3/21 9:08

ううむ、何ともゴチャゴチャした不思議な木だ。

3/21 9:10

沢道を行く。少し荒れ気味。

3/21 9:22

第一鎖場。ここの鎖は要らないでしょ。

3/21 9:22

9:22 中ノ宮。少し開けていて休憩所がある。ストックはここでしまうことをお勧めする。

3/21 9:26

いよいよ鎖天国の始まり

3/21 9:27

初っ端から長い。思ったより長いぞ。

3/21 9:31

長い梯子と鎖を登りきると奥ノ宮、石裂岩の表記。奥ノ宮は寄り道なので無視して進むことも可。

3/21 9:32

もちろん寄り道。梯子はものすごく長〜い！

3/21 9:33

長〜い梯子を登りきると横に割れた巨岩。石裂岩だろう。

3/21 9:34

岩間の鳥居が奥ノ宮だ。凛とした良い雰囲気。

3/21 9:38

四肢を駆使して木の根をよじよじ

3/21 9:41

ヤセ尾根っぽいゴツゴツの道

3/21 9:42

鉄橋！

3/21 9:45

梯子！階段！楽しい！

3/21 9:50

人工物ラッシュを抜け、枯れ葉に埋もれた坂道へ。

3/21 9:51

分厚く積もった落ち葉で歩き辛い

3/21 9:56

尾根に出ると急に冷たい風が吹いてくる

3/21 10:05

10:05 東剣ノ峰。特に何もない地味なピーク。

3/21 10:07

東剣ノ峰の先、またも長〜い梯子下り。慎重に。

3/21 10:11

梯子を下ってまた岩と根の急坂を登り返してと忙しい

3/21 10:12

ただの展望台分岐地点かと思いきや

3/21 10:13

道標の下部に小さく「西剣ノ峰」の文字。地味。

3/21 10:15

西剣ノ峰の正面に見えるのが石裂山だろう

3/21 10:14

展望台？からの展望はそれなり。

3/21 10:16

そしてまた鉄階段と梯子を下る

3/21 10:20

人工物の無い急斜面を再度登り返せば

3/21 10:26

10:25 石裂山に到着！

3/21 10:28

北面に展望あり。遠方に白い山が3つ見える。

3/21 10:28

左奥が日光白根山

3/21 10:28

真ん中のずんぐりが男体山

3/21 10:29

右の美人が女峰山

3/21 10:41

石裂山〜月山の間もいったん下って急斜面を登り返す。キツい。

3/21 10:44

10:42 月山に到着！

3/21 10:46

月山山頂は石裂山より広く、鳥居と社がある。

3/21 10:45

社は小さいがしっかりした造りだ

3/21 10:48

月山からも日光三山が拝める。こちらの方が少し大きく見える。

3/21 10:49

日光白根山。未踏。

3/21 10:49

男体山。足を痛めた状態で無理して登った。

3/21 10:51

女峰山。雨と霧の日に登った。

3/21 10:55

のんびり飯タイム

3/21 11:25

11:20 下山開始。下りも鎖付きの急斜。

3/21 11:32

密度の高い樹林帯にて魚眼で遊ぶ

3/21 11:34

木段はこの一か所だけだった

3/21 11:36

またも社。祠？信仰の山は色々あって飽きない。

3/21 11:45

左手が切れ落ちた細道。危険。

3/21 11:46

また梯子。月山〜神社側の梯子は短く少ない。

3/21 11:52

沢沿いは荒れ気味。浮石と散らかった枝で歩き辛い。

3/21 11:59

11:59 竜ヶ滝まで帰還

3/21 12:14

12:14 加蘇山神社まで帰還

3/21 12:22

ミツマタが綺麗に咲いていた

3/21 12:24

12:25 麓の加蘇山神社まで帰還

3/21 12:27

無事に下山できたことに感謝

3/21 12:26

売店らしきところでクールダウン。良い山だった。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL7 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル カメラ

備考

水1560ml持参→600残ml

感想

げんじゅ

最近鎖や岩場の多い山に登っていなかったのでアスレチックな山を求めて石裂山へ。短いながらも険しさと信仰の山ならではの魅力を備えた良いお山だった。

-天気と気候
文句無しの晴天。朝は寒かったものの、ぐんぐん気温が上がって4〜5月のような気候に。樹林帯のため風の影響も弱く、暑い程の状態が続いた。

-難易度
難所というようなところは無かったと記憶している。鎖場は岩の取っ掛かりが多いため鎖を使わず登れるし、梯子もしっかりしているので怖さは無かった。長い梯子下りは梯子に背を向けず、ちゃんと正対すれば安定する。
ただとにかく急斜とアップダウンが多いので数値上の歩行距離と累積標高より体力は必要だった。4時間でこんなに疲れると思わなかった。

-人の多さ
3連休中日にしては非常に少なく感じた。鎖場や梯子で待ち行列になったりせず、終始自分のペースで進めて快適だった。やはり時計回りが主流なのか、すれ違った人は5人くらいだったと記憶している。山頂であったのも数名。静かな山行だった(熊鈴はずっと聞こえてたが)。

-筋肉痛記録
3/22 筋肉痛なし。太ももはだるい。肩に張りがある。好調はキープ。