また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 2271015
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

積雪期限定。日白山から平標へ。

2020年03月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
hmngbird73 その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:22
距離
18.3km
登り
1,604m
下り
1,605m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:59
休憩
0:24
合計
11:23
5:49
8
6:25
6:31
107
8:18
8:18
74
9:32
9:37
53
10:30
10:33
191
13:44
13:50
31
14:21
14:22
33
14:55
14:56
136
17:12
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
二居の日帰り温泉「宿場の湯」の、道路を挟んだ相向かいに駐車スペースがあります。
7〜8台くらい停められます。
トイレ等はありません。
コース状況/
危険箇所等
その時々での、雪の付き方や尾根の出来かたに大きく左右されると思います。
今年は雪が少ないせいか、今回の山行でも歩きにくい区間が多かったかもしれません。

<二居峠ー東谷山>
ツボ足のまま。ストック使用。
全体的には歩きやすかったが、ヤブっぽい箇所が少しあった。
そんな場所では樹間を抜いて歩く感じ。
危険箇所はないが、踏み抜きを何度か。
雪がもっと多く木の邪魔が少なければ、ワカン等を使用してもっと快適に登れるのかもしれない。

<東谷山ー日白山>
アイゼン装着。ストック使用。
クラスト化した硬い雪面が多くなり、快適に歩く。

<日白山ー二居俣ノ頭>
アイゼン装着。ピッケル使用。
ここからノートレース。我々が先頭となる。
日白山からの下りはじめが痩せていて、やや急斜面。
カカトから蹴り込むようにして慎重に下る。
以降は難しいポイントはなく、快適。

<二居俣ノ頭ー平標山>
アイゼン装着。ピッケル使用。
ここから急激に歩きにくくなる。
雪稜の幅がなく、乗れば落ちそうな箇所がつづき、その度に樹林の中へ入る。
急坂のトラバースなどが繰り返され、緊張を強いられる場面多数。
さらにツリーホールや踏み抜きに何度も足を取られる。
慎重に進めば問題はないが、疲れる割にはなかなか距離がはかどらない。
一般ルートとの合流が近づくと、以降は快適に歩ける。

<平標山ー松手山>
アイゼン装着。ピッケル使用。
稜線に出ると風が出てくるが、強風というほどでもない。
一般ルートなので沢山の人出がある、ルート明瞭&踏み跡多数。
危険箇所なし。

<松手山ー二居(松手尾根)>
ワカン装着。ストック使用。途中からツボ足。
何度か踏み抜きがあったが、危険箇所はとくになし。
鉄塔のところから林道のほうに降りてしまったため、後半はずっと林道歩き。
本当はもっとショートカットできるルートがあったようだが、分岐がわからなかった。

その他周辺情報 下山後、車を停めた場所の目の前にある「宿場の湯」を利用しました。
600円/人。
内湯しかなく、ちょっと狭い感じがしますが、下山後に移動なしで入れるので楽ちんです。
宿場の湯の相向かいが駐車スペース。
6時前にほぼ満車。びっくり。
2020年03月21日 05:49撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3/21 5:49
宿場の湯の相向かいが駐車スペース。
6時前にほぼ満車。びっくり。
最初は公道を北へ歩き、二居峠へ向かう。
2020年03月21日 05:54撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3/21 5:54
最初は公道を北へ歩き、二居峠へ向かう。
途中から未舗装の作業道のような道になる。
2020年03月21日 05:56撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3/21 5:56
途中から未舗装の作業道のような道になる。
二居峠。あずまやがあり、ここから尾根に上がる。
すこしヤブになっているところをつっこむ感じなので、もっと取り付きやすいところを探して林道を奥に進んでみるが、、、、
結局見つからずに、適当なとこからヤブに突っ込んだ(笑)
2020年03月21日 06:29撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3/21 6:29
二居峠。あずまやがあり、ここから尾根に上がる。
すこしヤブになっているところをつっこむ感じなので、もっと取り付きやすいところを探して林道を奥に進んでみるが、、、、
結局見つからずに、適当なとこからヤブに突っ込んだ(笑)
東谷山を目指す。
朝早いため、おおむね、雪が固く締まっていて歩きやすい。
雪庇は小さい(というかほとんどない)が、ギリギリを歩くと落ちそうなので樹林よりを歩く。
2020年03月21日 07:17撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
3/21 7:17
東谷山を目指す。
朝早いため、おおむね、雪が固く締まっていて歩きやすい。
雪庇は小さい(というかほとんどない)が、ギリギリを歩くと落ちそうなので樹林よりを歩く。
場所によっては森歩き。
ときどき、踏み抜いたりしながら。
2020年03月21日 07:40撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3/21 7:40
場所によっては森歩き。
ときどき、踏み抜いたりしながら。
樹林帯を抜けると、一気に開けて解放感が抜群。
とたんに歩きやすくなる。
2020年03月21日 07:54撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 7:54
樹林帯を抜けると、一気に開けて解放感が抜群。
とたんに歩きやすくなる。
右手(南)に目をやると、今回の旅の目標地・平標山と、谷川連峰最高峰・仙ノ倉山が並んで見える。
きれいだなぁ
2020年03月21日 08:00撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 8:00
右手(南)に目をやると、今回の旅の目標地・平標山と、谷川連峰最高峰・仙ノ倉山が並んで見える。
きれいだなぁ
先行者が一人いて、先行者のトレースをたどらせてもらって歩く。
2020年03月21日 08:05撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3/21 8:05
先行者が一人いて、先行者のトレースをたどらせてもらって歩く。
東谷山山頂までもう少し。
360度の大展望!!
2020年03月21日 08:13撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
3/21 8:13
東谷山山頂までもう少し。
360度の大展望!!
東谷山山頂に到着。
山頂から、今回の核心部である、日白山から平標へつづく尾根を一望する。
尾根の後半、ぐっと標高を上げていくが、
事前にイメージしていたよりも、平標山が遠いような印象を受ける。
うへぇ。長そうだなぁ

2020年03月21日 08:16撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3
3/21 8:16
東谷山山頂に到着。
山頂から、今回の核心部である、日白山から平標へつづく尾根を一望する。
尾根の後半、ぐっと標高を上げていくが、
事前にイメージしていたよりも、平標山が遠いような印象を受ける。
うへぇ。長そうだなぁ

東谷山山頂から、来た道(西)を振り返る。
雪の平原の向こうに、苗場山がよく見える。
2020年03月21日 08:18撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3
3/21 8:18
東谷山山頂から、来た道(西)を振り返る。
雪の平原の向こうに、苗場山がよく見える。
東谷山山頂から、巻機方面。
3年前、白毛門から巻機へ縦走したことを追い出す。
あれも面白い旅だったなぁ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1127307.html
2020年03月21日 08:23撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3/21 8:23
東谷山山頂から、巻機方面。
3年前、白毛門から巻機へ縦走したことを追い出す。
あれも面白い旅だったなぁ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1127307.html
東谷山をあとにし、日白山を目指す。
太陽にきらきらと輝く雪稜。
とても気持ちの良い区間。
2020年03月21日 08:58撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
3/21 8:58
東谷山をあとにし、日白山を目指す。
太陽にきらきらと輝く雪稜。
とても気持ちの良い区間。
振り返ると、後続の登山者がちらほらと。
2020年03月21日 09:10撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 9:10
振り返ると、後続の登山者がちらほらと。
日白山山頂が迫る。
右手奥には、仙ノ倉山と平標。
2020年03月21日 09:22撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 9:22
日白山山頂が迫る。
右手奥には、仙ノ倉山と平標。
日白山の山頂に到着。
こちらも全方面大展望の、すばらしい景色!!
山頂から、平標山方面。
2020年03月21日 09:33撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3
3/21 9:33
日白山の山頂に到着。
こちらも全方面大展望の、すばらしい景色!!
山頂から、平標山方面。
日白山山頂から、谷川方面。
この時期の上越国境の山々は、趣があって本当にいいなぁ。
2020年03月21日 09:33撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 9:33
日白山山頂から、谷川方面。
この時期の上越国境の山々は、趣があって本当にいいなぁ。
日白山山頂から、タカマタギ方面。
2020年03月21日 09:33撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 9:33
日白山山頂から、タカマタギ方面。
日白山山頂から、苗場山方面。
2020年03月21日 09:34撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
3/21 9:34
日白山山頂から、苗場山方面。
ここからは、我々が先頭に。
日白山をあとにし、平標へ向かう。
2020年03月21日 09:41撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
3/21 9:41
ここからは、我々が先頭に。
日白山をあとにし、平標へ向かう。
二居俣の頭までは、快適な雪山散歩だったのだが、、、
このあと、二居俣の頭からは難路となり、急激に歩きにくくなる。
2020年03月21日 09:58撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 9:58
二居俣の頭までは、快適な雪山散歩だったのだが、、、
このあと、二居俣の頭からは難路となり、急激に歩きにくくなる。
雪稜が細くて安易に乗れないところでは、樹林帯でヤブと格闘したり、
急な斜面のトラバースをしたり。
雪稜が大きいところでは、尾根に戻ったり。
2020年03月21日 11:08撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 11:08
雪稜が細くて安易に乗れないところでは、樹林帯でヤブと格闘したり、
急な斜面のトラバースをしたり。
雪稜が大きいところでは、尾根に戻ったり。
もう少しのように見えるのに、なかなか近づかない。
ルート選びや踏み抜きへの警戒で、神経を使う。
そのくせ、疲れる割には距離がはかどらない。
バリエーションルートあるある(笑)
2020年03月21日 11:59撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
3/21 11:59
もう少しのように見えるのに、なかなか近づかない。
ルート選びや踏み抜きへの警戒で、神経を使う。
そのくせ、疲れる割には距離がはかどらない。
バリエーションルートあるある(笑)
尾根上のルートが終わって、森林限界を越えると、平標山まであとわずか。
ふぅ〜、なかなかしんどかったぜ。
2020年03月21日 12:59撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 12:59
尾根上のルートが終わって、森林限界を越えると、平標山まであとわずか。
ふぅ〜、なかなかしんどかったぜ。
真っ白な雪と、真っ青な空。
苦労した甲斐があったよ、最高だ〜
2020年03月21日 13:24撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 13:24
真っ白な雪と、真っ青な空。
苦労した甲斐があったよ、最高だ〜
いよいよ今回の旅の目標地、平標山が見えてきた。
2020年03月21日 13:30撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3/21 13:30
いよいよ今回の旅の目標地、平標山が見えてきた。
平標山山頂まで、最後のひと登り。
2020年03月21日 13:37撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
2
3/21 13:37
平標山山頂まで、最後のひと登り。
平標の山頂に到着!!!
いや〜、達成感もひとしおだ。
2020年03月21日 13:44撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 13:44
平標の山頂に到着!!!
いや〜、達成感もひとしおだ。
平標山山頂から、仙ノ倉山方面。
2020年03月21日 13:47撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 13:47
平標山山頂から、仙ノ倉山方面。
平標山山頂から、巻機山方面。
2020年03月21日 13:48撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 13:48
平標山山頂から、巻機山方面。
平標山山頂から、苗場山方面。
東谷山、日白山につづき、ここも全方位の大展望!!
すばらしいなぁ
2020年03月21日 13:50撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 13:50
平標山山頂から、苗場山方面。
東谷山、日白山につづき、ここも全方位の大展望!!
すばらしいなぁ
名残惜しいけれど、下山を開始。
松手山へ向かう。
2020年03月21日 14:20撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 14:20
名残惜しいけれど、下山を開始。
松手山へ向かう。
下山の途中で振り返る。
また来るからね〜
2020年03月21日 14:37撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3/21 14:37
下山の途中で振り返る。
また来るからね〜
松手山から右(北)へ折れて、松手尾根をたどって下山。
ここでワカンを使用。
結局、持参した雪山装備のすべてを使用したことになる。
2020年03月21日 15:17撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
3/21 15:17
松手山から右(北)へ折れて、松手尾根をたどって下山。
ここでワカンを使用。
結局、持参した雪山装備のすべてを使用したことになる。
ラーメン香華で、塩チャーシューメン。
北毛(群馬県北部)には美味しいラーメン屋が少ないのだが、このお店はとても美味しい。
今日は運転もないので、生ビールも頂きました(^^)v
2020年03月21日 19:01撮影 by  FinePix XP30, FUJIFILM
1
3/21 19:01
ラーメン香華で、塩チャーシューメン。
北毛(群馬県北部)には美味しいラーメン屋が少ないのだが、このお店はとても美味しい。
今日は運転もないので、生ビールも頂きました(^^)v

感想

雪のときだけ登れるという、日白山という山の存在を知ったのは数年前。
それからずっと、いつか行ってみたいと思っていた。
今回、平標山とつなげて歩く、縦走という形で実現。
大満足の山旅になりました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:597人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら