橘山〜道の駅よしおか温泉〜総社古墳群

2020年03月22日(日) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 23.3km
• 登り: 114m
• 下り: 182m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:44

8:57 渋川駅
10:33 10:41 橘山
11:30 11:57 道の駅よしおか温泉
12:58 13:05 総社二子山古墳
13:23 13:32 宝塔山古墳
13:34 13:34 蛇穴山古墳
13:54 13:58 岩神の飛石
14:41 前橋駅

天候

晴れ→曇り→小雨→曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

■行き
渋川駅から徒歩。

■帰り
前橋駅まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありませんでした。

写真

3/22 8:19

連泊した新前橋駅を後にして、上越線に乗って北へ向かいます。

3/22 8:53

今日のスタート地点は渋川駅。ここから前橋駅へ向かって南下し続けます。

3/22 8:59

足馴らしに渋川駅周辺を歩いていると、幾つものピークを持つ榛名山が見えました。

3/22 9:00

東武伊香保軌道線の碑。古くから渋川が交通の要衝だったことが分かります。

3/22 9:09

ヤグルマギクと思われる花。園芸種はどうも苦手です。

3/22 9:14

渋川駅まで戻ってきた後、大崎アンダーパスで上越線・吾妻線の線路をくぐりました。

3/22 9:19

早尾神社は国道17号線脇にある小さな神社ですが...

3/22 9:20

とても大きなケヤキ（早尾神社の大ケヤキ）が鎮座していました！

3/22 9:33

渋川伊香保IC手前で陸橋を渡って...

3/22 9:35

次に地下道をくぐって南へと進みます。

3/22 9:47

半田交差点で国道17号線から国道291号線に入り、八木原駅・北橘（ほっきつ）方面へ進路を変えます。

3/22 9:59

坂東橋から見える城山（左）と橘山（右）。

3/22 10:10

土手のスミレは暖かい日差しを浴びて元気いっぱいです。

3/22 10:11

この道は落石の危険があるので、崖から離れて歩いた方が良さそうです。

3/22 10:16

下箱田交差点近くで、ついに橘山の標識を発見！

3/22 10:16

橘山は「ちょっとした地面の出っ張り」のような感じです。

3/22 10:19

このポイントから橘山に取り付きました。

3/22 10:21

先程の坂道を登りきると、ほぼ平坦な土地に畑が広がっていました。

3/22 10:23

畑の横を通り過ぎた後、この分岐から左の道に入ります。

3/22 10:26

これは事件現場ですね...

3/22 10:27

日当たり良好な一戸建てを発見(笑)

3/22 10:29

橘山の山頂に到着！

3/22 10:43

山頂で少し休憩した後、南へ向かって下山しました。

3/22 10:45

民家とカーブミラーの間の踏み跡から車道に出てきました。

3/22 10:47

車道に出た所で、道路脇の土手にはショカツサイの大群落！

3/22 10:48

こちらの畑には帯状に広がる菜の花！

3/22 11:06

トウダイグサ。橘山を過ぎた後はずっと車道歩きですが、路傍の草花に癒されました。

3/22 11:17

新坂東橋は国道17号線の側道のような感じで歩道用の橋がかけられているので、そこを歩いて利根川を渡りました。

3/22 11:18

新坂東橋からは榛名山が良く見えましたが、段々と靄が掛かってきました...

3/22 11:20

ついに吉岡町に初上陸！

3/22 11:26

道の駅よしおか温泉に到着！ここのレストランで昼食を食べる予定だったのですが...

3/22 11:36

残念ながら道の駅のレストランが臨時休業中だったので、売店でソースかつ丼を買いました。

3/22 11:55

食後は利根川沿いのサイクリングコースを歩いて、南の群馬総社駅へと向かいます。

3/22 12:03

昼寝中の吉岡ドラ猫を発見！

3/22 12:04

ゆっくりと近づいてきて...

3/22 12:05

頭突きによるぶつかり稽古(笑)をした後は、ゴロ猫タイムに突入しました。

3/22 12:08

土手のタチツボスミレ。今日は街歩きばかりなのに花が多いですね...

3/22 12:13

赤城乗馬クラブ。他にもヤギなどが飼われていました。

3/22 12:16

ここにもショカツサイの大群落！

3/22 12:26

総社緑地手前でサイクリングコースを抜けると、一本木稲荷神社がありました。

3/22 12:32

紅白の花はボケでしょうか？1つの株に2色の花が咲いていました。

3/22 12:38

群馬総社駅に到着。かなり小さな駅ですが、駅前にタクシーが数台並んでいたのに驚きました。

3/22 12:52

群馬総社駅で水分補給した後、少し歩くと総社二子山古墳に到着。「自然石を積んだ石室」と「加工した石を使った石室」を持つ珍しい古墳だそうです。

3/22 12:54

総社二子山古墳の頂上には、何かの石碑が置かれていましたが文字を読み取れませんでした...

3/22 12:58

柵で囲まれている場所は、どうやら石室の入口のようです。

3/22 13:00

もう一つの石室の入口を見つけましたが、大人だと匍匐前進しないと入れない高さでした。

3/22 13:10

キンカン。ヒヨドリやカラスが食べに来ていると思いますが、比較的綺麗な状態の実が多かったです。

3/22 13:12

総社小学校前の道路には、前橋市のゆるキャラ「ころとん」が描かれていました。

3/22 13:16

次は宝塔山古墳に到着。ここは四角錐型の方墳だそうですが、ちょっと崩れているので素人目には方墳なのか円墳なのかが分かりません(汗)

3/22 13:19

宝塔山古墳の頂上には、江戸時代初期に総社一帯を治めた秋元氏の歴代墓地がありました。

3/22 13:23

宝塔山古墳の南面に回り込むと、驚くほど緻密に石が積み重ねられた石室がありました。

3/22 13:24

中に入ると石棺がありましたが、石棺のサイズから当時の日本人が小柄だったことがよく分かりました。

3/22 13:25

古代人がどうやって石を正確に切り出したのか、本当に不思議ですね。

3/22 13:35

総社古墳群で他にも見たい古墳があったのですが、雨が降ってきたので撤収することにしました。

3/22 13:39

大渡橋から群馬県庁を発見！前橋駅前までもうひと頑張りですね。

3/22 13:51

大渡橋を渡って少し東へ進んだ所で、神社を見つけたので立ち寄ってみると...

3/22 13:55

境内には地上約10m、地下約10mの「岩神の飛石」が鎮座していました。こんな巨大な岩が浅間山から土石流として流れてきたとは信じられません！

3/22 13:59

群馬大学医学部。敷地の周囲にあるサクラは3分咲き程度でした。

3/22 14:03

国道17号線に入ると、交通量が激増しました。さすが群馬の県都ですね。

3/22 14:15

鳥めしの登利平。近くへ行って匂いだけでも楽しもうかと思いましたが、さすがに恥ずかしいのでやめました(笑)

3/22 14:17

広瀬川。川なのに「流れのある堀」という感じで、独特の雰囲気がありました。

3/22 14:19

百貨店のスズラン。ここの紙袋を持っているだけでもポイントが高いというのは本当でしょうか？

3/22 14:28

前橋駅まであと500m！

3/22 14:35

無事に前橋駅の北口に到着！3日間で70km以上も歩いたので、さすがにかなり疲れました(笑)

3/22 15:24

今日の締めは高崎名物のだるま弁当。

3/22 15:25

野菜や山菜が多いヘルシーなお弁当でした！

撮影機器：

ZenFone 3 Laser SIMフリー ASUS

PENTAX KP ボディ ペンタックス

装備

個人装備

ソフトシェル フリース 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス GPS 筆記用具 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット ナイフ ウェットティッシュ 保険証 携帯電話 予備乾電池 モバイルバッテリー 時計 小銭入れ タオル ストック カメラ クマ鈴

感想

ardisia

[ルート]
群馬県には数多の古墳がありますが、今回は「中毛エリア」の総社古墳群を中心にして、赤城山の流れ山である橘山や道の駅などを交えて歩いてみました。
道中には榛名山や赤城山の大展望が楽しめる場所や、「早尾神社の大ケヤキ」や「岩神の飛び石」など計画時点では知らなかった名所もあって、車道歩きばかりでも楽しい時間を過ごせました。
また、橘山は山主や近隣住民によって山中に幾つものルートが作られているため、それらを全て踏破してみるのも面白いかもしれません。

[展望・景色]
・橘山：山頂は木々に囲まれていて展望がありませんでした。
・新坂東橋：西側に位置する榛名山を一望できました。
・大渡橋：赤城山、子持山、小野子山、榛名山、群馬県庁を一望できました。

[動植物]
路傍ではショカツサイや菜の花、スミレなど春の草花があちこちで見られました。
橘山周辺では、藪や低木林ではウグイス、高木林ではシジュウカラの鳴き声が目立っていました。

[飲食・お土産]
昼食は道の駅よしおか温泉のソースかつ丼を頂きましたが、390円とは思えないほどボリュームがあって美味しかったです。
帰りの電車では、高崎名物のだるま弁当を頂きました。

[その他]
道の駅よしおか温泉では、レストランが今月末まで営業中止すると告知されていました。
恐らく新型コロナウイルスの影響だと思います。

コメント

yamaonse

よく歩いたね〜♩
ardisiaさん、こんにちは。グンマー、たっぷり歩きましたね。古墳群、ここのは比較的新しく、構造的にも意味があるものなのだそうです。近くには国府、国分寺跡もあるんですよ。八角形の古墳と合わせて歩きたいと思いつつ、未踏です。煉瓦の建物はピザ屋でパスタも美味いです。スズランは県民御用達の店、しばらく行ってないなぁ。地元もなかなかいい場所ですね。

ardisia

Re: よく歩いたね〜♩
yamaonseさん、こんばんは。

今回見学した古墳は「2タイプの石室がある古墳」と「ピラミッドのような3段の方墳」という初めて見るタイプの古墳だったので、とても楽しく見学できました。
そして古墳を見るたびに思うのですが、重機や測量器具を持たない古代の人達が、土を盛って、切り出した石を積み上げて作ったというのが信じられません。

あと、他県だと「百貨店はターミナル駅の目の前」という立地が多いですが、スズランは高崎と前橋の両方とも駅から数百m離れているのが印象的でした。
スズランの立地も、車社会の群馬を反映しているのでしょうか？

yamaonse

Re[2]: よく歩いたね〜♩
たびたびすいません。明治時代に鉄道が通じたとき、火の粉で火事が起こると反対され、中心市街地から離れた場所に駅ができた、と聞いています。用地取得が難しかったというのも理由のひとつなんでしょうね。駅が離れているのは地方都市にはよくある現象みたいです。

古墳の築造技術、地方には畿内の大きな古墳をそのままサイズダウンしたのもあるようで、藤岡の七輿山古墳などがそれに該当します。石室や石棺の造り方でどの流派？なのかも分かるようだし、誰の墓か分からなくなっても、当時のいろいろなことを教えてくれますね。

それから、高崎市郊外の観音山古墳の出土品が、晴れて国宝に指定されることになりました。近くの県立博物館に専用の部屋があって、多種多様な宝物がずらりと並ぶ様は圧巻です。古墳も見学できるし、博物館のある森は野鳥もいるようす。機会があればぜひ！＾＾

ardisia

Re[3]: よく歩いたね〜♩
yamaonseさん、おはようございます。

鉄道が蒸気機関車だった時代に、「火の粉が飛んできて危ない」という理由で市街地を離れた所に線路を敷いたという話は、東京の中央線でも同じような話を聞いた記憶があります。
昔は屋根が茅葺だったので、空から火の粉が降ってきたらひとたまりもないですからね...

観音山古墳の出土品が国宝に指定された件は、ちょうど群馬滞在中にホテルで上毛新聞を読んで知りました。
観音山古墳の近くにある群馬県立歴史博物館はまだ行ったことがないので、機会があれば野鳥観察とセットで行ってみたいと思います。