椿丸でミツマタの香りに包まれて日向ぼっこ
- GPS
- 07:46
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 751m
- 下り
- 745m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
あまりひと気が無いところを1人で歩くことが多いので、万一のための備えの1つとして去年の秋から無線機を持ち歩き始めた(https://wp.me/p9OEot-ry )が持っているとどこまで届くか気になり、この頃時々山の上から無線交信をするようになった。
自分自身静かな山歩きを楽しんでいるので、他の人が多い中で音が出る無線を使うのは気が引け、できるだけひと気が少ないところで遠慮をしながら運用していて、今日は椿丸にやって来た。
椿丸はあまり人の往来が多くないうえに、山頂から織戸峠に向かう北の斜面は日当たりが良くて冬でも暖かく、いつも通るたびにここで日がな一日ゆっくり座っていたいと思っていたので、今回はここに腰を据えてのんびりしようと思った。
ミツマタの開花シーズンということもあり、いつもほとんど車が停まっていない落合隧道から世附に向かう途中の駐車スペースはどこも満車で、滝壺橋付近の道路には車が列をなして駐車されていたが、トイレがある世附の駐車場まで行くとだいぶ空いていて、3台分ほど余地があったゲート前の駐車スペースに車を停め身支度を済ませて出発する。
世附ゲート先で待機して入漁券をチェックしている漁協の係の人と挨拶を交わし、ザックのコンプレッションベルトにストックと一緒に挟んでいる釣り竿を指差して目的地は椿丸だということを伝え、「竿は持っているけれど無線のアンテナを止めるために持ってきたから針も糸も持ってませんよ。」と言うとそれ以上は何も聞かれず、「お気をつけて」と声を掛けられて通過しました。
4ヶ月ぶりの椿丸山頂には2枚増え、3枚のイラスト入りの山名標が木々につけられているのを見てなんだかなぁという気がしました。
味気ない山頂を手作りの山名標を付けて彩りたい、訪れる人の目を楽しませたい、良かれと思い手間をかけて手作りの山名標を取り付けているのでしょうが。。。
山頂を通り越した日当たりの良い斜面の上の平らなところに荷物を下ろし、伸ばした釣り竿にアンテナを括り付け木の切り株を支えに固定して1時間ほど無線を運用します。
帰りは一番手っ取り早く林道に下れる法行沢林道への尾根を降りることに。
山頂から少し浅瀬に戻って左に折れて尾根を下り、鹿柵をくぐった伐採地には思いがけずミツマタの群生があり、その中を泳ぐように下ると間もなく降り立った法行沢林道は昨年秋に受けた台風被害の復旧工事真っただ中で、林道わきに仮設の作業事務所が建てられ重機が入っていて、そこには今まで見たことがない大きなオール木製の堰堤が作られていました。
法行沢林道を延々と歩き大又沢林道に合流し、更に歩き続けてやっと浅瀬橋に到着。
奥まで行けば行くほど単調な林道歩きが避けられないのが玉にキズですが、それを差し引いても有り余る魅力が世附の山々にはあります。
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