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Yamareco

記録ID: 227628
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳 初めての後立山

2012年09月16日(日) 〜 2012年09月17日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:02
距離
16.0km
登り
1,923m
下り
1,915m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

16日 猿倉8:05 → 9:00白馬尻小屋9:15 → 葱平 → 13:30村営頂上宿舎→村営頂上山荘テン場16:05 → 16:05 → 16:28白馬岳16:55 → 17:15村営頂上山荘テン場17:25 → 17:30丸山 → 17:45村営頂上山荘テン場
17日 村営頂上山荘7:00 → 葱平 → 9:00白馬尻小屋 → 10:00猿倉
天候 両日とも晴れなれど、山頂界隈はガスガスガス。
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
15日10:10 さわやか信州号にて大阪発。
16日 6:20頃 アルピコ交通白馬営業所 白馬町バス停下車、JR白馬駅に移動。
7:05発の猿倉行きバスに乗車。7時半頃猿倉着。
17日 10:10発のJR白馬駅行きバスで小日向の湯まで。小日向の湯12:37着のバスでJR白馬駅へ。
14:54 白馬駅始発臨時の特急しなので名古屋駅へ、のぞみに乗り換え帰阪する。
猿倉に着いたのは7時半過ぎ。
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猿倉に着いたのは7時半過ぎ。
そろそろ進み往きますか。
そろそろ進み往きますか。
この時は青空が見えていい感じだったが。
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この時は青空が見えていい感じだったが。
白馬尻小屋が見えてきました。
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白馬尻小屋が見えてきました。
白馬尻小屋着。
こちらが白馬の大雪渓なんですね。
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こちらが白馬の大雪渓なんですね。
村営頂上山荘に着く頃には周囲はガスまみれ。
ガスで眺望が得られないまま稜線を進むのは、あまにり切ないので、予定を変更して本日はこちらでテント泊とする。
そうと決めたら、小屋でコーヒー飲んだりユルユルと過ごします。
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村営頂上山荘に着く頃には周囲はガスまみれ。
ガスで眺望が得られないまま稜線を進むのは、あまにり切ないので、予定を変更して本日はこちらでテント泊とする。
そうと決めたら、小屋でコーヒー飲んだりユルユルと過ごします。
テン場へ移動します。
テン場へ移動します。
余裕ですね。
後で知ったことなるも、前日テン泊した山友によると、このテン場、昨日は満杯だったらしい。
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余裕ですね。
後で知ったことなるも、前日テン泊した山友によると、このテン場、昨日は満杯だったらしい。
明日も天候が思わしくなければ、これまた切ないので、一応、頂上踏んでおこうと。
明日も天候が思わしくなければ、これまた切ないので、一応、頂上踏んでおこうと。
瞬時、ガスがきれて。
とはいえ、眺望が得られるわけでもありません。
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瞬時、ガスがきれて。
とはいえ、眺望が得られるわけでもありません。
新田次郎「強力伝」のあれですね。
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新田次郎「強力伝」のあれですね。
ブロッケン現象がずっと続いてました。
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ブロッケン現象がずっと続いてました。
瞬時、杓子岳と鑓ヶ岳の勇姿が。
何かこれでも満足できる。
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瞬時、杓子岳と鑓ヶ岳の勇姿が。
何かこれでも満足できる。
頂上山荘でビールのあてを調達し、村営頂上宿舎に戻って来ました。
頂上山荘でビールのあてを調達し、村営頂上宿舎に戻って来ました。
おおっ、テン場からも見えてます。
おおっ、テン場からも見えてます。
丸山(って言うんですか)あたりから、山頂をパチリ。
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丸山(って言うんですか)あたりから、山頂をパチリ。
またまた、杓子岳と鑓ヶ岳の勇姿が。
またまた、杓子岳と鑓ヶ岳の勇姿が。
マイテントはモンベルのステラリッジ2人用。
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マイテントはモンベルのステラリッジ2人用。
16日早朝もはたまたガスガスガス。
昨日、登山口で計画書を提出した際、山岳救助隊の方から「台風が近づいてるので、明日は早めに下りてきてね」って聞かされてましたから、これはいかんと早々に下山することに。
夜半より続く強風でテントを仕舞うのに難儀しました。
16日早朝もはたまたガスガスガス。
昨日、登山口で計画書を提出した際、山岳救助隊の方から「台風が近づいてるので、明日は早めに下りてきてね」って聞かされてましたから、これはいかんと早々に下山することに。
夜半より続く強風でテントを仕舞うのに難儀しました。
村営頂上山荘にて、タオルを購入しときました。
村営頂上山荘にて、タオルを購入しときました。
復路も雪渓を往きます。
復路も雪渓を往きます。
白馬尻小屋まで下りてきました。
白馬尻小屋まで下りてきました。
猿倉から少し進んだところの鑓温泉との分岐。
猿倉から少し進んだところの鑓温泉との分岐。
下りてくるのが早すぎたので、白馬駅へ向かう途中、小日向の湯に立ち寄る。温泉につかってゆっくり過ごせましたわ。
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下りてくるのが早すぎたので、白馬駅へ向かう途中、小日向の湯に立ち寄る。温泉につかってゆっくり過ごせましたわ。

感想

近場の六甲界隈から山歩きを始めて丸4年、やっとこさ後立山に至る。
今年も北アルプスに踏み入ることが叶いました。

暇がなく日程は1泊2日。
今季は山行を重ねておらず、トレーニングも不足気味の感があったり。
それなりの年齢でありますし無理は禁物やね、近場で日帰りしてた方が無難、との思いがよぎりますものの、先だっても御嶽山から眺めやった際の至福感は未だ覚めやりません。

関西の低山がかの地の高峰に劣ると考えているわけではありませんが、季節は過ぎゆき、富士山も冠雪したようですし、北も南もそろそろお開きの頃、以降は容易に踏み入ることはならず。
脳裏を占めるかような事どもをしばらく呻吟。
やはりもう一踏ん張りして、あちらを目指しておくか、となった。

スキーは学生時代の短期間かじっただけですから今や縁遠い。
白馬って、全く知らなかったもんですから、もっと派手といっては可笑しいんですが、レジャー時期はもっと賑わいがあるものとイメージしていたこともあり、駅界隈の鄙びた感じは他の地方観光地と変わらぬ感じ、その佇まいにはちょいと拍子抜け。
雪を纏うと一変するのかな?
山も他の山域と変わることなし、いたって普通やったしね。
勝手な思い込みでありました。

できれば雪渓を登り三山を巡って、と計画していたものの、村営宿舎に着く頃には周囲はガスまみれ。
時間的には余裕あるのだけれども、そのまま視界のない頂上にタッチして歩み往くのはあまりに口惜しく、しばらく考えたあげく、また来ればいいし、ってことで今回は村営宿舎のテン場にテントを張って留まることとした。

翌日の天候もあてにならないのだろうから、夕刻、頂上を踏んでおく。
新田次郎の作品では初期の「強力伝」が気に入ってます。
で、以前から想いを寄せていたかの山座表示盤(っていうのかな)にも見えることができ、それなり目的を果たせた感が。
この時、少し雲が切れ、陽が差し込む。
また、所々ガスが途切れ、少しずつであるが、周囲の様相をうかがえた。
眼前では、ブロッケン現象が長く続き、山頂に同じくした若い娘らがキャアキャアいってましたね。

テン場へ戻る途中、頂上山荘に立ち寄りってビールのあてを調達。
その後、テン場近くの丸山の方へも足を向け、周囲を眺めやる。
早めに寝入りはしたものの、夜間は風が強くテントが揺らされ幾度も目を覚ます。
その都度、空を見上げればガスはなく満天の星空が。
そんなこんなで、けっこう満足してしまった次第。

翌朝は眺望が期待できるかとしたところ、目覚めてみれば、周囲はガスガスガスで
強風も止まず。
前日、猿倉にて計画書を提出を提出した際、山岳警備の方から、台風が近づいているため、明日は早い目に下山を、と聞かされていたこともあり、これはいかん、と急遽、下山の支度を。
テントを仕舞うのにおうじょうしましたわ。

しかして、往路を下山。
行きも帰りも雪渓歩き。

日本三大雪渓ということですが、期待というか、思ったよりあっさりって感じです。
一応、以前に購入したけれど使ったことのない4本爪のアイゼンを持参し靴に装着したものの、登りでは全く利いている感じがしません。
なくてもなんとかなりそう。
まあ、下りではあった方が良さそうですが、雪山での12本爪に慣れていることもあり、4本爪ってのはホントに利くものかあやふやな印象が。

落石があり危険、大雪渓からの登頂は避けるべし、と聞かされていまして。
雪渓に足を踏み入れてから周囲を見渡してみますと、あちこちに大小の岩が止まっております。
なるほど、通過中は周囲に目を配り、慎重に歩むべきですね。

雪渓はけっこうバッチイです。
手をついたり転んだりしますと、雪面に触れた個所はドロドロになります。

あまりに早く下山したものですから、白馬に戻る途中でバスを降り、ユルユルと小日向の湯に浸かる。
湯上り後、お山の方を眺めやりますと、上部は雲に覆われておりますものの晴天であるよう。
台風の影響はなかったよう・・・。
でもまあ、面白かった。
またの機会に歩きに来よう。

帰途は、JR白馬駅発臨時便のしなので名古屋駅まで。
やはり指定席は満席で、がっくり。
しかして、白馬駅発だったため、自由席を確保。ラッキー。

iPhoneのトレースはこの度も嘘っぽい感じ。

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ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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