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Yamareco

記録ID: 227932
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳(八ヶ岳)--雨も案外楽しいもの

2012年09月22日(土) 〜 2012年09月23日(日)
 - 拍手
kurikurumi その他15人
GPS
27:00
距離
14.7km
登り
1,301m
下り
1,301m

コースタイム

12:00稲子湯到着の時間が押したため、稲子湯〜みどり池方面登山道入り口までをバスで約600mショートカットしてスタート-14:15しらびそ小屋(ミドリ池)14:30−16:00本沢温泉(泊)
6:50本沢温泉-8:00夏沢峠(山びこ荘+ヒュッテ夏沢)8:15-9:15硫黄岳山頂9:25-10:20夏沢峠10:50-11:30本沢温泉12:00-13:20しらびそ小屋13:25-15:00稲子湯
天候 1日目:曇り
2日目:雨
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
往復とも小ツアーのチャーターバス利用。
往路:横浜駅西口〜東名御殿場〜大月〜中央道須玉〜141号海尻〜稲子湯
(一部渋滞あり、休憩2回含み所要約4時間30分)
復路:稲子湯〜中央道須玉〜八王子〜首都高高井戸〜環八〜第三京浜〜横浜駅西口
(日曜日の夕方の上りは当然通常の渋滞あり、プラス事故渋滞ありで、3回休憩含み所要約5時間)
コース状況/
危険箇所等
道の状況:
コースは分岐が少なく、かつ比較的整備された分かりやすい登山道だと思います。稲子湯〜本沢温泉は森林浴が満喫できます。硫黄岳山頂へ続くガレ場の手前などに少しだけ道幅の狭い個所もありますが、通常の注意で歩けます。

天候状況:
9/22曇り、雨は降らずにすみました。暑くも寒くもない森林行。
9/23台風は陰も形もなかったのに、ほぼ一日本降りの雨(午前中はいったん小雨)。雨の中の上り、下り。チームリーダーによると、今回山小屋から山頂往復なので可能、縦走だとかなり危険になる天候、とのこと。
コースタイム的には初心者配慮のかなりゆっくりめだったのだろうと思われますが、雨の中、腰を落ち着けて休憩というわけにもいかなかったため、雨宿りした昼食時以外ほぼ8時間ずっと雨の道を歩いていたので、出発前の予想よりも体力的にはハードでした。

温泉状況:
「本沢温泉の野天風呂」 ややぬるめで、軽めの硫黄匂あり(箱根大湧谷などと比べるとにおいはほとんど気になりません)。5人入るともうきゅうくつな感じの小振りな浴槽ですが、川のせせらぎを見下ろし、硫黄岳の一部を見上げるロケーションはすばらしい。飲み物を用意してゆっくり浸かれるとよいでしょう。上方の登山道から、けっこう丸見えなので、ご注意を(まあ、顔の識別が難しい距離ではありますが)。
「本沢温泉内湯」 薄暗くてあたたかい湯場です。出るときには浴槽に木のふたをします。山中なので、石けん等の使用は不可です。

注)これは、某市山岳協会主催「初心者を含む市民向けの登山教室」に参加した初心者の個人的な記録です。
今回の出発地点であり、終着地である稲子湯。山荘入り口の看板。
今回の出発地点であり、終着地である稲子湯。山荘入り口の看板。
しらびそ小屋、そのうちに泊まりに来たいです。
2012年09月24日 22:39撮影 by  P08A, DoCoMo
9/24 22:39
しらびそ小屋、そのうちに泊まりに来たいです。
何が撮りたったのかもはや分からない一枚。
2012年09月22日 15:29撮影 by  P08A, DoCoMo
9/22 15:29
何が撮りたったのかもはや分からない一枚。
しらびそ小屋を後にして、林の中をとんとんと進みます。
2012年09月22日 15:29撮影 by  P08A, DoCoMo
9/22 15:29
しらびそ小屋を後にして、林の中をとんとんと進みます。
本沢温泉、野天風呂の成分表示など。撮ってみたものの読めない。
2012年09月24日 22:36撮影 by  P08A, DoCoMo
9/24 22:36
本沢温泉、野天風呂の成分表示など。撮ってみたものの読めない。
さて、いよいよ、うわさの野天風呂が間近です。木の間を抜けて、川辺に出ます。
2012年09月22日 17:08撮影 by  P08A, DoCoMo
9/22 17:08
さて、いよいよ、うわさの野天風呂が間近です。木の間を抜けて、川辺に出ます。
雨が小降りになりました。向かう先の硫黄岳、見えるかな、どうかな、というところ。
2012年09月24日 22:34撮影 by  P08A, DoCoMo
2
9/24 22:34
雨が小降りになりました。向かう先の硫黄岳、見えるかな、どうかな、というところ。
2012年09月23日 08:00撮影 by  P08A, DoCoMo
9/23 8:00
山頂。
石がゴロゴロと広がる山頂部のまわりはすべて白。展望は望めず。雨だからね。
2012年09月23日 09:23撮影 by  P08A, DoCoMo
9/23 9:23
山頂。
石がゴロゴロと広がる山頂部のまわりはすべて白。展望は望めず。雨だからね。
山頂でぼやぼやしていると、あっという間に体が冷えちゃうんで、名残惜しいけどすぐに下ることに。
2012年09月23日 09:23撮影 by  P08A, DoCoMo
9/23 9:23
山頂でぼやぼやしていると、あっという間に体が冷えちゃうんで、名残惜しいけどすぐに下ることに。
ここ数ヶ月待望していた硫黄岳山頂。
2012年09月23日 09:23撮影 by  P08A, DoCoMo
9/23 9:23
ここ数ヶ月待望していた硫黄岳山頂。
雨のなかの人々2
あともう少しで、雨の登山もおしまいです。
2012年09月23日 13:22撮影 by  P08A, DoCoMo
9/23 13:22
雨のなかの人々2
あともう少しで、雨の登山もおしまいです。
雨のなかの人々。
2012年09月24日 22:34撮影 by  P08A, DoCoMo
9/24 22:34
雨のなかの人々。

感想

市民登山教室、16名の一行で八ヶ岳硫黄岳、山小屋(本沢温泉)1泊2日。
メンバー中、一番の初心者として参加。

リーダー1、サブリーダー2。他13名は、2班に分かれ(比較的早いペースで動ける経験者メインの第1班6名と、まっさら初心者とややお年を召した方を厚めに集めたゆっくり組の第2班の7名)、それぞれサブリーダーが先導。リーダーは全体の判断調整役。

第2班の基本オーダー:
班長のサブリーダー、(一行中最長老と覚しき)男性A、(ご年配ながら足取り軽やかな)女性B、初心者女性CとD、やや初心者男性EとF、ベテランG
※二日目、雨。温泉目当てのBさんと初日に捻挫ありのEさんと雨日は遠慮らしいFさんは山小屋で待機。雨の登頂行は、サブリ-A-C-D-Gで歩き始めて、途中、サブリ-C-D-G と、リーダー+A に分かれたり、山小屋から終着への下山は、サブリ-A-B-E-C-D-F-Gから、サブリ-B-E-C-D-F, A-G や サブリ-B-C-D-F, A-G, リーダー-E など状況に応じて変則的に人を入れ替えて調整されつつ歩いた。
おそらく、ある程度一定のペースで歩けるように調整してもらっていたのであろう。
一人行く山歩きだと、ついついはじめのうちばかりオーバーペースになってしまうので、ペースを作っている人の安定した歩調はとても参考になる。

さて、1泊2日気持ちよく楽しい時間を過ごした。
細かい感想の前に、とりあえず〈総括〉:
1•雨の日の山も案外楽しい! 
2•リーダー、班長はたいへんだ。感謝(「雨も案外楽しいものだ」などと言っていられたのは、リーダーたちの尽力のおかげなんだろうなぁ)。
3•装備品追加リストと荷作りの課題(詰めておさまったが、取り出し難い点を要改善。種類別に分けてしまうより、使う時間帯別にパッキングしてみたらどうか。今度試してみよう)

いつか、晴れた日に再訪したいですね〜。
(細かい感想を、またそのうちに書き足す予定)


今後、欲しいもの:
1)雨の日でも使える手袋。
2)中身が入りすぎるウエストポーチはやめることにする。で、それに代わる、小銭とちり紙&ゴミ袋と地図くらいが入るじゃまにならない小振りなバッグ。

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