幸田・貴嶺宮より桑谷山、遠望峰山周回 とぼね秘道シリーズ3

2020年04月03日(金) [日帰り]

• GPS: 03:23
• 距離: 11.0km
• 登り: 558m
• 下り: 554m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:08
• 休憩: 0:16
• 合計: 3:24

8:11 スタート地点
9:06 9:10 最明山
9:26 9:26 桑谷山
9:40 9:45 桑谷展望園地
9:58 9:59 桑谷山
10:12 10:14 最明山
10:40 10:44 展望台
10:48 10:48 遠望峰山
11:35 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　駐車箇所は愛知県幸田町荻・貴嶺宮の下の大駐車場です。この駐車場は貴嶺宮を訪れた人のほか、「不動が滝キャンプ場」へ行く人、「幸田町健康の道」をウォーキングする人などである程度の台数がいつも止まっています。

　貴嶺宮へは岡崎と蒲郡を結ぶ国道248号線から入ることができます。入り口には大きな看板が出ています。地図で調べればすぐ分かります。

コース状況／危険箇所等

　とぼね秘道シリーズ。今回はその3として貴嶺宮（きれいぐう）から登る山道を紹介いたします。しっかりした登りを経て遠望峰山（とぼねやま）と桑谷山（くわがいやま）を結ぶ市境ルートに合流します。そこまでの山道が秘道というべきあまり知られていない道です。ただ、秘道1と2よりは通られていて知っている人も少しは居るでしょう。道ははっきりとしていてつづら折れの山道です。一時台風のあと竹藪箇所が荒れて通行困難だったのですが、今はちゃんとなっています。

　ウォーキングで「健康の道」を歩く人は多いです。この道で遠望峰山にも多くの人が登るでしょう。が、今回紹介するこの道はほとんど利用されず、知っている人もごく少数のはず。昔の人が利用した山道なのです。私は回りくねって距離の長い林道よりは山道の方を好むのですが、それぞれ趣味や考え方が違いますので。ただし、今回は遠望峰山からの下りだけ健康の道を利用しました。

　今回秘道を登り市境道に合流した後、桑谷山頂上を経て桑谷山展望台まで行き折り返して戻り、次に遠望峰山展望台から山頂を訪れ、健康の道を下って「不動が滝」へ寄り、駐車箇所まで帰還というコース。

　軌跡チャートで見るとかなりの変形型です。桑谷山展望台往復の行程が実に長くなっています。ただ、この間の往復道はアップダウンがきつくなく鼻歌気分で歩を進められる道です。

　戻って三河湾スカイラインに出て遠望峰山へ登るのに今回は通常使う市境道を使わず、スカイライン沿いに行って途中近道から大駐車場跡に入り、展望台を先に訪れて山頂まで行きました。あと、ホテル天の丸へ行く道を下ってのち健康の道に入り「不動が滝」を訪れて帰っています。

　貴嶺宮出発からつづら折れ秘道を市境道合流点に達するまでが結構きついコースとなります。蒲郡周辺の山のコースとしては五井山の妙善院コースと双璧、トレーニングに良いでしょう。

　私の普段の体感から行くと比較的疲れました。何なら桑谷山へ往復するのをやめて遠望峰山だけでも結構でしょう。

その他周辺情報

　貴嶺宮はこの近辺では有名で、大きく立派な神社です。手入れも行き届いて名前の通り!!綺麗です。たまたま本日は本殿の下のしだれ桜が満開で見事でした。山行の出発時にはお参りして行きましょう。
　トイレは貴嶺宮にあります。それと、不動が滝キャンプ場にも。

写真

4/3 8:22

貴嶺宮下の大駐車場。今回の駐車場所です。

4/3 8:22

貴嶺宮正面。

4/3 8:25

貴嶺宮社殿。登山の前にお参りをしてゆきました。

4/3 8:26

社殿下のしだれ桜が満開で見事です。

4/3 8:27

登山開始。境内から左へ出てこの道を登ります。

4/3 8:30

しばらく行くと、道は細くなって車は通れなくなります。

4/3 8:33

さらに行くと石垣で盛られた舞台のようなものが見えてきました。ここから左に曲がります。

4/3 8:34

この舞台は貴嶺宮のもので、祭事に使うもののようです。

4/3 8:34

左折して、こんな山道に入ります。

4/3 8:36

谷の左側に沿った道が、ここで小川を越えて谷の右を進むようになります。

4/3 8:44

さらに進むと、次第に左の谷と右の谷の間の尾根の上を進むようになります。

4/3 8:48

道はつづら折れになっていて、結構な傾斜が続きます。

4/3 8:56

この辺まで来ればしめたもの。あと少しの労苦で健康の道林道まで達せられます。

4/3 8:58

健康の道林道まで来ました。

4/3 8:59

それを横断して、さらに山道は続きます。

4/3 9:01

細い道となって続いています。

4/3 9:03

遠望峰山から来た市境ルートと合流します。鋭角になっています。

4/3 9:06

さらに進むと、ここに「遠望峰」の山頂標識がありました。これは誰かが間違って付けたのではないかと思います。

4/3 9:10

ここで一旦三河湾スカイラインに出ます。すぐ正面からまた山道に入ります。

4/3 9:12

あと、市境に沿って道は続きます。

4/3 9:15

しばらく後、ここで林道深山線に降ります。落ちないよう気を付けて。

4/3 9:17

左折してトンネルをくぐって右、ここから再度山道に入ります。

4/3 9:19

最明山頂上。どこかの講が立てた「登山記念」の木標がだんだん古くなってきています。

4/3 9:24

落ち椿の絨毯の上を歩きます。

4/3 9:27

桑谷山へ、ここからしばらくの登りです。

4/3 9:30

ここから左折。標識に従って。この手前に左へ分かれる箇所がありますが、そこへ入らないよう。必ずこの標識のある所から。

4/3 9:32

金網の裏を三か所通ることになります。これが最初のもの。2か所目の所に桑谷山の頂上があります。

4/3 9:36

桑谷山山頂。三角点があります。大きな通信施設があって、その裏側となります。

4/3 9:55

桑谷山展望台。今回はここまで来て引き返します。

4/3 9:51

展望台から三河湾眺望。

4/3 9:51

同じく展望台から、桜とツバキをちょっと撮りました。

4/3 10:08

【桑谷山帰路】桑谷山山頂の金網の端、最近この標識ができていて、まっすぐに行く踏み跡ができています。こちらへ行かないようご注意ください。

4/3 10:23

【桑谷山帰路】スカイラインを越える箇所、戻りは深山林道降りずに、ここから左に曲がってスカイラインに一旦出ます。

4/3 10:25

【桑谷山帰路】ちょっと歩いて再びここから山道に入ります。

4/3 10:35

【桑谷山帰路】三叉路まで来ました。右は今回登って来た道。帰りは左へ逸れて遠望峰山へ向かいます。

4/3 10:39

ここで再度スカイラインに出ます。

4/3 10:40

スカイラインを少し歩いた右側。ここから幸田町の街並みが俯瞰できます。

4/3 10:41

その正面、天の丸へ入る道の分岐点。写真の右端辺りから山頂へ上る道があるのですが、今回はスカイラインに沿ってそのまま進みます。

4/3 10:45

「とぼねの湧き水」への入り口。とぼねの湧き水は以前私が秘道シリーズ2で詳しく紹介しています。

4/3 10:47

大駐車場跡へ行くのに近道を利用します。ガードレールが途切れてすぐここ。

4/3 10:49

大駐車場跡まで来ました。このあと、今回は左向こうへ進んで、突き当りを右に折れて土手を上がり展望台に上がります。

4/3 10:52

遠望峰山展望台からの三河湾風景。

4/3 10:54

展望台から分かれ、山頂まで行きます。遊歩道になっていて、その入り口に綺麗な桜。

4/3 10:57

遠望峰山頂上です。数か月前に立派な山頂標ができました。

4/3 10:57

同じ頃山頂北側の旧展望台部分も整備され、ベンチも備えられ大変良くなりました。

4/3 10:58

昔はここから岡崎方面がよく見えたのを記憶しています。今はこの景色。

4/3 10:59

山頂から、今回はホテル天の丸へ下る道に入ります。

4/3 11:00

道を隔てて、幸田町の街並みがよく見えます。

4/3 11:03

ここで、ホテル天の丸の入り口に降り立ちます。

4/3 11:04

ホテル天の丸。

4/3 11:04

右を見ると、健康の道へ下る入り口が見えています。ここへ入ります。

4/3 11:10

健康の道まで下りました。左に曲がります。右へ行けば、登ってきた時の出会い点まで行くことができます。ただ、やや登りの道が続きます。

4/3 11:12

健康の道を少し下って右、展望台があり幸田町の街並みが展望できます。

4/3 11:13

そこに咲いていた山つつじ。

4/3 11:33

健康の道をずうっと下ってきました。ここで右に入り不動が滝キャンプ場に寄ります。

4/3 11:36

不動が滝。

4/3 11:36

滝のすぐ右にある不動明王。

4/3 11:37

この辺りには休憩所等も設けられ、公園のようになっています。滝を過ぎて下る道。正面はトイレです。

4/3 11:39

健康の道の本道まで下がりました。ここからは別に遊歩道がありますのでそこへ入ります。正面です。

4/3 11:40

遊歩道脇には桜も咲いていて綺麗です。

4/3 11:43

桜の花が見事。

4/3 11:43

駐車場まで着きました。山行完了。

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

感想

subchas8

　本日は金曜日。途中まで誰とも会わなかったのですが、桑谷山展望台の周辺で人が居ました。この場所は岡崎の桑谷山キャンプ場から登って来た人とか、桑谷山荘跡駐車場まで車で来て登ってくる人がよく居ます。岡崎市民エリアです。
　そのあと、またずっと人と行き会わず。そして下山時、幸田町健康の道を下るときに何人も人と行き会いました。幸田町民エリア。ウォーキングをしている心掛けのよい人たちです。