記録ID: 2286
全員に公開
沢登り
丹沢
日程 | 2006年11月02日(木) [日帰り] |
---|---|
メンバー | , その他メンバー1人 |
アクセス |
利用交通機関
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|
地図/標高グラフ


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写真
撮影機材:
感想/記録
by kamog
相模労山Oさんが選んだ北丹沢道志方面の神ノ川(かんのがわ)支流ミクボ沢。
距離の割には高度差や時間がかかりそうな記録から想像すると
登攀部分がかなり嫌な感じなのであろう。
深秋だからそれほど濡れたくはないけど、少し気を引き締めて行く。
道志みち413号の青根を過ぎ「神ノ川キャンプ場」看板を左折。
路なりに車をゲートまで進ませる。
神ノ川ヒユッテは林道右奥にあり、駐車場代300円と看板もあるが
営業もしていないし平日なのでゲート手前に邪魔にならないよう置く。
ここのトイレは新しく水洗でペーパーもあるから
前泊するにはなかなかよい所だと思った。
登山ポストはヒユッテにあるが自由に開閉できるので
義務上入山時に提出し下山時に回収した。
ゲートを乗り越し2つトンネルを越え、少し歩いた河原に向かう小尾根から
踏み跡を追う。すぐに踏み跡は2つに分かれる。まっすぐ尾根先に向かうものと
右側河原に降りそうなもの。今回は後者の下降方向へ行くと特に問題なく
神ノ川河原に降りられた。
ミクボ沢を目指し下流へ戻ると、対岸から小洞沢が合わさり、堰堤を左岸から
越せば、奥にF1が見えるミクボ沢出合に到着。
F1−6m・・・直登は厳しそうなので、左側の脆いフェイスを騙し騙し
登って巻く。
小滝を越え
F2−8m・・・流芯右側からフリーで登る
すぐに2:1二俣。右俣は20m級の水量細い滝がかかっている。
右俣を登るには流芯左側に平行するチムニー状をかなり登ってから戻るようだ。
<左俣へ>
出合7m滝・・・流芯沿いに登り落ち口が低い左側から越すが少々バランスが必要。
ガレも混ざったナメを問題なく登れば、スラブ状10m滝。
このスラブ滝は問題なく登れるが、途中左側のハングした岩から細い水流が
滝っぽくなって落ちている。これが実は本流のようだ。
スラブ滝を登ったのち本流20mハング状滝の弱点を探す。
古びたハーケンとスリングが出だし2mにあり
どうやらそこから3m右へ被った岩に圧迫されながらトラバースして
凹状を登っていくのがルートらしい。
でもこのハング岩は被っているだけでなくとても脆そうだ。
ハング岩にトラバースしていくので、もし落ちれば下までいきそう。
高巻きも探ってみたがどうも無理そうなので
しばらくしたのち、相談のうえ左俣を遡行しようということになる。
左俣は次第に水涸れするガレ混じりの階段状ナメで
途中脆い箇所もあるが長くはない。
息もそれほど上がらず藪漕ぎもほとんどなく東海自然歩道でもある
風巻尾根登山道にひょっこり飛び出した。
遡行は2時間程度(休憩や相談含む)であったので
風巻ノ頭まで少しは息も弾ませながら歩いてみる。
風巻ノ頭は小ぎれいな東屋とベンチがあり休憩には十分だが
あまり展望は得られない。
再び往路を引き返し1時間程度で神ノ川林道へ戻った。
遡行中、下流部で20cm岩魚が小さな淀みを泳いでいた。
手づかみも十分できたが、この沢は釣り師もあまり入らないだろうし
どうか尺岩魚になってほしいと願いをこめて見送りました。
距離の割には高度差や時間がかかりそうな記録から想像すると
登攀部分がかなり嫌な感じなのであろう。
深秋だからそれほど濡れたくはないけど、少し気を引き締めて行く。
道志みち413号の青根を過ぎ「神ノ川キャンプ場」看板を左折。
路なりに車をゲートまで進ませる。
神ノ川ヒユッテは林道右奥にあり、駐車場代300円と看板もあるが
営業もしていないし平日なのでゲート手前に邪魔にならないよう置く。
ここのトイレは新しく水洗でペーパーもあるから
前泊するにはなかなかよい所だと思った。
登山ポストはヒユッテにあるが自由に開閉できるので
義務上入山時に提出し下山時に回収した。
ゲートを乗り越し2つトンネルを越え、少し歩いた河原に向かう小尾根から
踏み跡を追う。すぐに踏み跡は2つに分かれる。まっすぐ尾根先に向かうものと
右側河原に降りそうなもの。今回は後者の下降方向へ行くと特に問題なく
神ノ川河原に降りられた。
ミクボ沢を目指し下流へ戻ると、対岸から小洞沢が合わさり、堰堤を左岸から
越せば、奥にF1が見えるミクボ沢出合に到着。
F1−6m・・・直登は厳しそうなので、左側の脆いフェイスを騙し騙し
登って巻く。
小滝を越え
F2−8m・・・流芯右側からフリーで登る
すぐに2:1二俣。右俣は20m級の水量細い滝がかかっている。
右俣を登るには流芯左側に平行するチムニー状をかなり登ってから戻るようだ。
<左俣へ>
出合7m滝・・・流芯沿いに登り落ち口が低い左側から越すが少々バランスが必要。
ガレも混ざったナメを問題なく登れば、スラブ状10m滝。
このスラブ滝は問題なく登れるが、途中左側のハングした岩から細い水流が
滝っぽくなって落ちている。これが実は本流のようだ。
スラブ滝を登ったのち本流20mハング状滝の弱点を探す。
古びたハーケンとスリングが出だし2mにあり
どうやらそこから3m右へ被った岩に圧迫されながらトラバースして
凹状を登っていくのがルートらしい。
でもこのハング岩は被っているだけでなくとても脆そうだ。
ハング岩にトラバースしていくので、もし落ちれば下までいきそう。
高巻きも探ってみたがどうも無理そうなので
しばらくしたのち、相談のうえ左俣を遡行しようということになる。
左俣は次第に水涸れするガレ混じりの階段状ナメで
途中脆い箇所もあるが長くはない。
息もそれほど上がらず藪漕ぎもほとんどなく東海自然歩道でもある
風巻尾根登山道にひょっこり飛び出した。
遡行は2時間程度(休憩や相談含む)であったので
風巻ノ頭まで少しは息も弾ませながら歩いてみる。
風巻ノ頭は小ぎれいな東屋とベンチがあり休憩には十分だが
あまり展望は得られない。
再び往路を引き返し1時間程度で神ノ川林道へ戻った。
遡行中、下流部で20cm岩魚が小さな淀みを泳いでいた。
手づかみも十分できたが、この沢は釣り師もあまり入らないだろうし
どうか尺岩魚になってほしいと願いをこめて見送りました。
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