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記録ID: 228716
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ハイキング
東北

太平山(秋田市)

2012年09月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:29
距離
8.2km
登り
884m
下り
884m

コースタイム

   08:56   旭又駐車場
   09:12   宝蔵岳コース分岐
   09:26   御滝神社(垢籬取場)  (〜09:30)
   10:39   御手洗           (〜10:54)
   11:44   萩形下山口分岐
   11:54   太平山奥岳山頂
   12:20   下山開始
   13:04   御手洗
   13:59   御滝神社
   14:25   駐車場
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
  秋田駅−《県道15号》−仁別林道−旭又キャンプ場駐車場(=旭又登山口)
  秋田駅から仁別の集落まで自家用車で25〜30分、仁別の集落から仁別国民の森経由旭又キャンプ場駐車場まで同25〜30分。
  旭又キャンプ場の駐車場は40〜50台は駐車できそうですが、山開きの日(6月第2日曜日)などは9時ころまでには満車の状況になります。
コース状況/
危険箇所等
【駐車場〜御滝神社】
  最初の数分間だけは小さな沢沿いの湿度の高い道であり、通常岩がぬれており滑りやすいです。それ以外は特に問題ありませんが、神社の手前数分のところにある木橋が損壊し、通行禁止となっています。損壊した木橋の下に丸木橋が掛けられています。
【御滝神社〜御手洗】
  基本的には土の道です。所々ブナの根が張った階段状の道になっていたり粘土質の道になっていたりします。御手洗に近づくにしたがって岩・石が散見されるようになります。
【御手洗〜山頂】
  ガレ・ザレの多い道です。道幅もだいぶ狭くなります。

  著名な山にあるような整備された登山道ではありませんが、崩落箇所や倒木、泥濘などには適度に手を入れており、危険な箇所や迷いやすい箇所はないといって良いと思います。ただ、登りの時は特に気になりませんでしたが、下山時はザレ、粘土質の土、苔むした岩などで滑りやすい部分があるので、気を抜かないように。

  標高差は870mあり、初級〜中級者のトレーニングには最適かと思われます。
  この山域全般にわたって最も注意すべきはクマの存在です。(クマ鈴は必須です。)
  

  
広い駐車場、左奥はトイレ。
2012年09月29日 08:52撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 8:52
広い駐車場、左奥はトイレ。
駐車場の片隅にはトリカブトが満開。
2012年09月29日 08:52撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 8:52
駐車場の片隅にはトリカブトが満開。
この木橋を渡ります。
2012年09月29日 08:54撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 8:54
この木橋を渡ります。
少し心許ない登山道ですが……。
2012年09月29日 08:55撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 8:55
少し心許ない登山道ですが……。
いつになく注意事項が満載です。
2012年09月29日 08:55撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 8:55
いつになく注意事項が満載です。
歩き始めの岩歩き。ごくごく短いですが、結構滑ります。
2012年09月29日 08:57撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 8:57
歩き始めの岩歩き。ごくごく短いですが、結構滑ります。
ほどなく、森林軌道だった道に出ます。
2012年09月29日 09:00撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:00
ほどなく、森林軌道だった道に出ます。
駐車場から7分程度で赤倉岳への分岐。
2012年09月29日 09:01撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:01
駐車場から7分程度で赤倉岳への分岐。
旭又沢にかかるコンクリート橋。駐車場からここまでは15分足らず。
2012年09月29日 09:07撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:07
旭又沢にかかるコンクリート橋。駐車場からここまでは15分足らず。
宝蔵岳コース分岐。前の橋から3分。
2012年09月29日 09:11撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:11
宝蔵岳コース分岐。前の橋から3分。
宝蔵岳コース分岐点からまっすぐ伸びている登山道。この道はかつてのインクライン(ケーブルカーの一種)軌道の名残です。
2012年09月29日 09:13撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:13
宝蔵岳コース分岐点からまっすぐ伸びている登山道。この道はかつてのインクライン(ケーブルカーの一種)軌道の名残です。
弟子還沢にかかる木橋が、確かに撓っています。
2012年09月29日 09:21撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:21
弟子還沢にかかる木橋が、確かに撓っています。
一見丈夫そうに見えていましたが、こうして見ると、なにやら問題点が無きにしもあらずかな?
2012年09月29日 09:21撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:21
一見丈夫そうに見えていましたが、こうして見ると、なにやら問題点が無きにしもあらずかな?
中央のブナを両脇からスギが挟んだ格好の、いかにも当地にふさわしい丸木橋。こちらの方が趣きがあるようにも思われます。
2012年09月29日 09:22撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:22
中央のブナを両脇からスギが挟んだ格好の、いかにも当地にふさわしい丸木橋。こちらの方が趣きがあるようにも思われます。
御滝神社、ここまで30分。
2012年09月29日 09:25撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:25
御滝神社、ここまで30分。
修験の時代は垢籬取場だったとのこと。
2012年09月29日 09:26撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:26
修験の時代は垢籬取場だったとのこと。
ブナの根っこの階段。
2012年09月29日 09:38撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:38
ブナの根っこの階段。
見上げるとまだ緑一色。
2012年09月29日 09:39撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:39
見上げるとまだ緑一色。
御手洗への尾根道にある休み場。このように登山道の幅が広くなるところがいくつかあります。ここは、神社から20分程度のところ。
2012年09月29日 09:48撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 9:48
御手洗への尾根道にある休み場。このように登山道の幅が広くなるところがいくつかあります。ここは、神社から20分程度のところ。
神社から1時間前後で御手洗到着。
2012年09月29日 10:40撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 10:40
神社から1時間前後で御手洗到着。
このコース中最も寛げる場所かもしれません。
2012年09月29日 10:40撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 10:40
このコース中最も寛げる場所かもしれません。
子供を背負ったお地蔵様? かつてより衣装が派手になったような気がします。
2012年09月29日 10:40撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 10:40
子供を背負ったお地蔵様? かつてより衣装が派手になったような気がします。
このコース唯一の岩場(?)。左右のロープが意味することが違っていますが、昨年までは何も無かったような気がします。
2012年09月29日 11:40撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 11:40
このコース唯一の岩場(?)。左右のロープが意味することが違っていますが、昨年までは何も無かったような気がします。
萩形コースからの合流点にある鐘。昨年秋は大きく傾いていましたが今年は修復されています。ここから奥岳頂上までは10分前後です。
2012年09月29日 11:42撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 11:42
萩形コースからの合流点にある鐘。昨年秋は大きく傾いていましたが今年は修復されています。ここから奥岳頂上までは10分前後です。
山頂の神社や参篭所が見えます。
2012年09月29日 11:45撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 11:45
山頂の神社や参篭所が見えます。
金属製の鳥居には”六根清浄”の文字。
2012年09月29日 11:46撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 11:46
金属製の鳥居には”六根清浄”の文字。
奥岳頂上の太平山三吉神社奥宮です。右奥は参篭所。
2012年09月29日 11:53撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 11:53
奥岳頂上の太平山三吉神社奥宮です。右奥は参篭所。
奥宮の中。小ぶりですが立派です。
2012年09月29日 12:12撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 12:12
奥宮の中。小ぶりですが立派です。
奥宮に横には奉納の石碑などがたくさんありました。
2012年09月29日 11:54撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 11:54
奥宮に横には奉納の石碑などがたくさんありました。
御祭神の一つである三吉霊神。
2012年09月29日 12:16撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 12:16
御祭神の一つである三吉霊神。
天狗塚とはどこのことでしょう?
2012年09月29日 12:16撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 12:16
天狗塚とはどこのことでしょう?
記念の標柱がいろいろあります。
2012年09月29日 11:53撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
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9/29 11:53
記念の標柱がいろいろあります。
太平山三吉神社とは……。参拝者は東北・北海道に多いようです。
2012年09月29日 12:17撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 12:17
太平山三吉神社とは……。参拝者は東北・北海道に多いようです。
参篭所(=山小屋)の休憩スペース。3年前に再建された新しく綺麗な小屋で、多い時は30人以上の夏季登拝者が利用するとのことでした。
2012年09月29日 12:08撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 12:08
参篭所(=山小屋)の休憩スペース。3年前に再建された新しく綺麗な小屋で、多い時は30人以上の夏季登拝者が利用するとのことでした。
宿泊は、この板の間に銀マットを敷き、さらに更に毛布を敷布団代わりにするようです。
2012年09月29日 12:08撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 12:08
宿泊は、この板の間に銀マットを敷き、さらに更に毛布を敷布団代わりにするようです。
諸料金はこのとおり。
2012年09月29日 12:18撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 12:18
諸料金はこのとおり。
雲が垂れ込めており、男鹿半島は見えたものの本山は雲の中でした。
2012年09月29日 11:54撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 11:54
雲が垂れ込めており、男鹿半島は見えたものの本山は雲の中でした。
秋田・青森県境の白神山地は辛うじて見えました。日本海から立ち上がっている最初のピークは大鉢流山、中央やや右が白神岳。
2012年09月29日 17:02撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
9/29 17:02
秋田・青森県境の白神山地は辛うじて見えました。日本海から立ち上がっている最初のピークは大鉢流山、中央やや右が白神岳。
少し北の五城目周辺は日が差していたのですが……。
2012年09月29日 12:20撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
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9/29 12:20
少し北の五城目周辺は日が差していたのですが……。
下山時はこれを見逃さないように。
2012年09月29日 12:27撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 12:27
下山時はこれを見逃さないように。
御手洗のすぐ上のブナ林。紅葉の気配はまだ全くありません。
2012年09月29日 12:50撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 12:50
御手洗のすぐ上のブナ林。紅葉の気配はまだ全くありません。
ここも休み場。前の休み場からは10分くらい登ったところです。
2012年09月29日 13:34撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 13:34
ここも休み場。前の休み場からは10分くらい登ったところです。
御滝神社側から見た弟子還沢の木橋。やはり危険な感じです。
2012年09月29日 14:01撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 14:01
御滝神社側から見た弟子還沢の木橋。やはり危険な感じです。
左の木橋に比べると、その右下の丸木橋がなんとも心許なく見えますが、全く問題ありません。
2012年09月29日 14:02撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 14:02
左の木橋に比べると、その右下の丸木橋がなんとも心許なく見えますが、全く問題ありません。
駐車場が見えてきました。
2012年09月29日 14:23撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 14:23
駐車場が見えてきました。
橋の下には旭川の清流。飲用は難しいと思います。
2012年09月29日 14:39撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 14:39
橋の下には旭川の清流。飲用は難しいと思います。
仁別国民の森にある森林博物館。昭和39年に設置されました。40数年前に遠足で来たような気がします。
2012年09月29日 14:45撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 14:45
仁別国民の森にある森林博物館。昭和39年に設置されました。40数年前に遠足で来たような気がします。
北海道の森林鉄道で活躍していたそうです。
2012年09月29日 14:46撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 14:46
北海道の森林鉄道で活躍していたそうです。
2012年09月29日 14:46撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 14:46
博物館の中。数年前にリニューアルしたとの事でした。
2012年09月29日 15:17撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 15:17
博物館の中。数年前にリニューアルしたとの事でした。
入場無料、結構勉強になりました。
2012年09月29日 15:17撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
9/29 15:17
入場無料、結構勉強になりました。
参考その1 3年前の9月26日の山頂付近です。本当はこんな景色を見たかった。
2010年06月09日 20:29撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
6/9 20:29
参考その1 3年前の9月26日の山頂付近です。本当はこんな景色を見たかった。
参考その2 同じく3年前の9月26日。右奥は森吉山です。
2010年06月09日 20:29撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
6/9 20:29
参考その2 同じく3年前の9月26日。右奥は森吉山です。

感想

 太平山奥岳は、自宅から登山口まで1時間足らずということもあり、これまで何度も登っていると思いますが、ヤマレコの記録はありませんでした。そこで今回は、トレーニングを主目的としつつヤマレコ記録用の取材(?)ということで登ってみました。
 9月末だというのに蒸し暑く、山頂からの展望も得られず紅葉もまだ、ということで、少し残念な結果となってしまいましたが、トレーニングとしての目的は果たせたようでした。

 本来、この山は白神山地、森吉、秋田駒ヶ岳、鳥海山、日本海など360度の展望に恵まれているので、次回は条件の良い時にご紹介いたします。

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