西天狗岳・東天狗岳 唐沢鉱泉〜CCW周回


- GPS
- 05:14
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 863m
- 下り
- 850m
コースタイム
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 5:14
6:32 唐沢鉱泉駐車場到着 0℃
6:43 唐沢鉱泉出発
7:21 唐沢鉱泉分岐到着
7:57 第一展望台到着
8:25 第二展望台到着
8:56 西天狗岳山頂到着
9:14 西天狗岳山頂出発
9:29 東天狗岳山頂到着
9:41 東天狗岳山頂出発
9:50 天狗岳分岐到着
10:07 中山峠到着
10:11 黒百合ヒュッテ到着
11:04 黒百合ヒュッテ出発
11:18 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐到着
11:57 唐沢鉱泉駐車場到着
平面距離 8.2km
沿面距離 8.5km
記録時間 05:14:08
最低高度 1,868m
最高高度 2,649m
累計高度(+) 946m
累計高度(-) 947m
平均速度 1.6km/h
最高速度 7.3km/h
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉までの未舗装の林道はスタッドレス2WDで走行しましたが、積雪・凍結はなくノーマルタイヤ2WD車で走行可能だった 朝は林道の水分が凍結していてドライですが、帰りには一部泥濘となっていた |
コース状況/ 危険箇所等 |
西天狗岳への登山口、黒百合ヒュッテへの登山口ともに標高の低い場所ではアイスバーンとなっていた 自分のみ登り、下りで1回ずつコケました 西天狗岳から唐沢鉱泉に下る場合は急坂にアイスバーンとなるので慎重な歩行が必要になると思われる |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
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感想
2週間前に山友さんと天狗岳山行を予定していたが、天候が芳しくないため、2週続けて延期となっていた。
今回は鏡平の予報と比べて天気の良さそうな方を選択することとなったが、風は強めで最高の天気とはならなそうだ。
4WD車が調達出来ればもっと積雪の多い早い時期訪れたかったが、今年は諸事情でかなわなかった。
今週初めから麓でも積雪があったので、この時期になっても唐沢鉱泉までのアプローチは少し心配であった。しかし、未舗装の林道には積雪、凍結は無く2WDスタッドレスでのぞんだが、ノーマルタイヤでも通行可能な状態だった。
ただし、朝は完全なドライに見えた路面が昼には凍っていた地面の水分が融けてわずかな泥濘になり、車はひどい汚れになってしまった。
駐車場は仮設トイレの上には数台止まっているが、下には1台のみでガラガラ。人気のシーズンが過ぎ去ってしまった感は否めない。
唐沢鉱泉からまずは西天狗岳を目指すが、駐車場でも少し風が吹いている。山頂は強風かもしれないが、暴風でなければ良いなと願うのみ。
量は少ないが、登山口から積雪があるので、最初からチェーンスパイクを装着し、問題なければそのままアイゼンの出番はない予定だ。
少し進むと広いツルツルのアイスバーンが現れた。チェーンスパイクの爪がビシビシと気持ちいい音とともにしっかり食いつく。
その後踏み固められた積雪路になるが、時々アイスバーンもありながら傾斜が増して行く。
唐沢鉱泉分岐を過ぎると急な直登になり暑くなったので、毛の帽子を脱いでズボンのポケットに入れたつもりだったが、落としてしまったようだ。
しばらくしてから気付いて、一旦戻ろうか考えていたら山友の奥様が現れ、帽子を拾って来てくれたとのこと。北横岳にご一緒した時にも一眼レフの接眼目当てを旦那様に拾っていただいており、またかと恐縮するばかり。
きつい傾斜のアイスバーンではしっかり爪を食わせないと滑ってしまい、自分だけ登りと下りで各1回コケてしまった。
登るのはまだ良いが、ここを下りたくはないなと思えた。たとえ爪の長いアイゼンだとしても、第一展望台から唐沢鉱泉への下りは特に急なので歩行には注意が必要だと思われる。
第一展望台に到着すると視界は開けるが、春霞で麓は良く見えず、予報通り風も強い。
どこかで待っていてくれるだろう山友旦那様の姿はない。風を除けられる樹林帯に居ないと寒くて待っていることもままならないはずだ。
風は西からふいていたので、第二展望台の東側で旦那様は待っていてくれた。今日は帽子を落としたことで少し停滞したが、お腹が空いて行動食を摂ったり、ザックを降ろして着替えしたりは一切していないのだが、多分かなり待ちくたびれたのではないかと思われる。
第一展望台より第二展望台の眺望に期待してすぐに移動してしまっていたようだった。
第二展望台から一旦少し下ってからの西天狗岳への登り返しは、北向きの斜面にもかかわらず積雪量が少なく、持っていたストックが邪魔になった。
出発が予定より30分程早まったこともあって西天狗岳の山頂は貸し切り状態。
風は通って来た2つの展望台よりも弱く穏やかだ。
南八ヶ岳の眺望は良いが、麓は霞み南アルプス、中央アルプスはわずかに見える程度。
北アルプスはその存在させ確認がむずかしいほどだ。この季節の春霞なのであきらめもつく。
東天狗岳への急な下りは雪面が柔らかく、登りでは苦労しそうだが下りでは問題なく、登り返しの斜面は西天狗岳以上に積雪量が少ない。
山頂は西天狗岳よりも少し風が強かったので、あまり長居せずに中山峠経由で黒百合ヒュッテに下ることになった。
天狗の鼻からの下りは少し慎重に歩かなければならない場所もあったが、全体に積雪が減りハイマツが露出して滑落の危険を感じるような場所はなかった。
中山峠までのルートには岩の露出が夏のように多い場所が複数あるので、ストックが邪魔になるような場合は適宜持ち換える必要があった。
10時少し過ぎに黒百合ヒュッテに到着。昼にはかなり早い時間だが皆お腹が空いたので、昼食を摂って休憩することに。
最初は日差しがあり日に背を向けて座っていたがだんだんと雲が増え、下山を開始するころにはほぼ雲に覆われてしまった。
黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉への下りは全体に傾斜は緩いがアイスバーンが多数あり歩きにくい場面もあった。
お昼前には駐車場に到着したので、「帰宅してからまだ一仕事出来るね」などと話ながら次なる山行に思いを馳せていた。
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