ヤマレコ

記録ID: 2290 全員に公開 沢登り奥秩父

大洞川水系 荒沢谷

日程 2006年11月04日(土) 〜 2006年11月05日(日)
メンバー
 kamog(CL)
 karamomo(SL)
天候11/04 曇り
11/05 晴れ時々曇り
アクセス
利用交通機関

経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

11/04(土)
 東神奈川6:45=第三京浜=環八=練馬IC=花園IC=R140=
 (秩父市内ベルクで買い出し)=12:30大洞林道/大洞ダム上部辺り12:50−
 13:35荒沢橋(入渓後装備準備)
 14:40桂谷出合
 15:25ベンガラの滝
 16:00菅ノ平(焚き火&ツエルト泊)
11/05(日)
 6:15起床
 7:45発
 8:40井戸渕(右岸高巻き)
 8:55狼谷出合
 10:15大雲沢・北雲沢二俣
 12:54登山道
 13:03雲取山荘
 13:30大ダワ−桂谷とアシ沢中間尾根(読図下山)
 15:40荒沢谷(桂谷とアシ沢の中間点)
 16:30荒沢橋
 17:20大洞林道駐車箇所=大滝温泉(入浴)
コース状況/
危険箇所等
■携帯電話調査
 ドコモSO506I(mova)
 ・二瀬ダム 2本 通話OK
 ・大洞林道/大洞ダム上 圏外 通話不可
 ・荒沢橋 圏外 通話不可
 ・雲取山荘 0本 通話不可

■大洞林道情報
  東京周辺の沢等記録本によれば荒沢橋先ゲートまで車進入可となっているが
  ちょうど市ノ沢対岸(大洞ダムの辺り)先で、土砂崩れ防止柵が20mに
  渡り崩壊しており、車はその手前路肩までしか侵入できない。
  荒沢橋まで約50分近く歩く羽目になった。

■大滝温泉
  R140沿い二瀬ダムの下流にある。肌がすべすべする。
  20時まで営業。600円。付帯装備完備。
ファイル 2290.xls 計画書 (更新時刻:2010/07/28 08:54)
過去天気図(気象庁) 2006年11月の天気図 [pdf]

写真

同じく崩壊現場
2006年11月06日 00:27撮影 by DMC-FX9, Panasonic
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同じく崩壊現場
同じく崩壊現場
2006年11月06日 00:27撮影 by DMC-FX9, Panasonic
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同じく崩壊現場
本来はここまで侵入できる。荒沢橋駐車場
2006年11月05日 23:48撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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本来はここまで侵入できる。荒沢橋駐車場
荒沢谷へ入渓
2006年11月05日 23:48撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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荒沢谷へ入渓
桂谷出合
2006年11月05日 23:48撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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桂谷出合
桂谷出合から高巻道には赤札またピンクテープあり
2006年11月05日 23:47撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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桂谷出合から高巻道には赤札またピンクテープあり
アシ沢出合(2つの流れで荒沢谷に合わさる)
2006年11月05日 23:47撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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アシ沢出合(2つの流れで荒沢谷に合わさる)
ベンガラの滝(右岸から高巻く)
2006年11月06日 00:25撮影 by DMC-FX9, Panasonic
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ベンガラの滝(右岸から高巻く)
ベンガラの赤い岩
2006年11月06日 00:24撮影 by DMC-FX9, Panasonic
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ベンガラの赤い岩
菅ノ平は樹林の広い平地で幕営には最適
2006年11月05日 23:47撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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菅ノ平は樹林の広い平地で幕営には最適
菅ノ平を出発
2006年11月05日 23:47撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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菅ノ平を出発
菅ノ平のこの広さ
2006年11月05日 23:47撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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菅ノ平のこの広さ
井戸渕入口(右岸から30m以上高巻く。トラロープ数本あり)
2006年11月05日 23:46撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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井戸渕入口(右岸から30m以上高巻く。トラロープ数本あり)
高巻き最中から井戸渕を見下ろす
2006年11月05日 23:46撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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高巻き最中から井戸渕を見下ろす
井戸渕高巻きは狼谷出合で終わる
2006年11月05日 23:46撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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井戸渕高巻きは狼谷出合で終わる
大雲谷と北雲谷の二俣
2006年11月05日 23:46撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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大雲谷と北雲谷の二俣
大雲谷には5m級の滝が4つ続く
2006年11月05日 23:46撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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大雲谷には5m級の滝が4つ続く

感想/記録
by kamog

今年最後になるであろう沢泊遡行は初めて踏み入れる秩父湖の奥、
大洞川荒沢谷を選んだ。
三連休の中日に発したが意外と道路は混雑し
大洞林道に入ったのがもうお昼。
そして駄目押し!とばかり、大洞林道途中が全面崩壊しており
お先真っ暗になる。
とにかく行ってみよう、善後策はそれから、と崩壊地を乗り越え歩けば
何とか50分近くの歩きで荒沢橋に辿り着くことができた。

宿泊予定の菅ノ平まではおそらく届かないであろう、と踏んでいたが
行動終了予定時刻としていた午後4時頃
目的地の菅ノ平らしきだだっ広い林間の平台地に到着して安堵。

<荒沢橋〜菅ノ平までの様子>
・この時期だからあまり濡れたくはなく、左岸右岸と少しの徒渉で
 荒沢橋から桂谷出合までは、釣り師の踏み跡を追う。
 コースサイン(赤札またはピンクテープ)が10m間隔くらいに
 あり助かる。
・桂谷〜アシ沢も右岸に釣り師の巻き道とコースサインがある。
 桂谷出合で3mほど桂谷側に入り右岸の簡単な岩場を10mも登ると
 あとは踏み跡が続く。(岩場の登り口にもコースサインがある)
・アシ沢は2つの流れに分かれて荒沢谷に合わさる。
・ベンガラの滝は直登厳しく、まず滝右岸の岩に上がり、更に左上の岩を
 巻くように踏み跡があるのでこれを使用すればロープ不要。
 巻きの終わりはザレだが容易に降りられる。

沢泊初の杏ちゃんは夜通し、寒くて起きては火番を傍らでしていた。
もうこの時期は夏用シュラフだけではきつい。
時折姿を見せる準満月で、森の中はライトも要らないくらい明るかった。
シカさんの泣き声が谷を木霊していた。

翌朝、北向きの谷のせいか下界よりも明るくなるのが遅い。
すっかり時間を勘違いし寝坊してしまう。
明るくなってからは予想していたよりも寒くはない。
これなら水線通しにも行けそうかな。

<菅ノ平〜登山道>
・井戸渕までは昨日同様釣り師の踏み跡とコースサインを追う。
 途中若干ヘツリをまじえるがそれ程問題はない。
・井戸渕は深い釜と小滝をかけており水線通しは相当暑い夏でなければ無理。
 入口左側のガレ場上部10mにトラロープが垂れ下がっているので
 そこまでまずガレをよじる。更に上部にもトラロープ。
 沢から30m程度上がった辺りで小尾根を乗り越せば
 トラバース気味にトラロープがFIXされており、ここはセルフ確保を
 とりながら移動する。
 狼谷との出合でこの高巻きは終わる。
・その後もまだゴルジュが続くがヘツリも交えて突破。
・大雲谷に入ると5mクラスの滝が4つくらい続いていた。
 左岸を少し高巻きするなどして突破。
・大雲谷の詰めはかなり脆いガレ場。3歩登って2歩下がる、砂利雪崩が起きる。
 脹ら脛がパンパンになりアキレス腱が悲鳴をあげる。
 とにかくなかなか終わらない。
 我々はある程度登ってから左の尾根状に取り付き、更に左へとトラバース気味に
 続く踏み跡を追ってしまったが、大雲谷左側のザレ場も悪く、その上方から
 少し右に戻りながら登山道を目指した。まだかまだかと飽きた頃ようやく終了。
 これなら大雲谷のガレをずーっと詰めた方が早かったかな。

雲取山荘で小休止したあと、今回下山は桂谷とアシ沢の中間尾根を決行。
記録を見ても相当読図力が必要らしい。

<大タワ〜桂谷・アシ沢中間尾根〜下山>
・大タワで右寄りにトラバースしてしまう三峰方面への一般道から離れ
 稜線沿いにまず30mほど上がったピークを目指す。
・ピークから進むべき目標をコンパスにメモリし読図スタート。
 降り出すと何やら左側に尾根状が見える。これはおかしいと思い
 その尾根に乗り換えるとどうやらこれが正解だったようだ。
 最初から難しさを感じる。
・1557ピークは顕著な小ピークなので一目瞭然。
 ここから先が北へ西へと正しい尾根は向きを微妙に変化させるので慎重。
 踏み跡は何となくあるが笹藪がうるさい。たしかに春と深秋でないと
 藪がうるさくて無理かもしれない。
・この尾根はなぜか二重山稜になっているポイントが幾つかある。
 これが読図を難しくしている。
 正しいと思って降りていくと、何故だか右側にこちらよりも高い尾根が発生。
 まさか?と思い、そちらに移動してみると、どうやらこれが正解。
 踏み跡もしっかりある。
 途中藪漕ぎや脆い急な傾斜の下降もあるが、きっちり西にメモリーして
 それに則り降りていくと、何とか桂谷とアシ沢の中間地点に降りられた。

大洞川水系はとにかく山も谷も深い。
ニホンオオカミがまだ存在しているのでは?という噂も納得できるほど。
大洞林道が崩壊のためアプローチは更に悪くなったことも手伝い
井戸沢、和名倉沢、市の沢などの名渓は更にその価値を高めるのではないか。

感想/記録

奥秩父、雲取山北西面に位置する荒沢谷。
今シーズンことごとく中止となっていた念願の沢泊…!!!
大洞川流域入門コース(1級上)ということでウキウキ。
しかし、沢というものをナメていた。

沢の雰囲気は、少し狭く、暗い感じがした。緑の苔が多く、倒木が多い印象。釣りキチが
多いとのことで、巻き道が脆いながらもしっかりついていた。また、赤テープがふんだん
に使用されていた。このご丁寧な赤テープが少し面白くないといった感じのKAMOGさん。沢
屋ですものね。

幕営適地である菅ノ平は開けており明るかった。一面が黄色い絨毯。雰囲気のある大木。
苔むした倒木。美しい所だった。寒いけれど、この葉っぱが落ちた時期が明るくてベスト
シーズンなのでは?と思った。焚き火に薪をくべながらボーっと眺めながら過ごした。

なんとなく火の番をしながら一人焚き火の傍らでウトウト…。
クマとシカに襲われる夢で目が覚める。と、まだ1時間しか経過しておらず、焚き火は消
えそう…。(カルシファーが叫んでいる〜。我修院達也かよ。)種火があるので手ごろな薪
をくべて下から少し空気を入れるとすぐにまた燃え上がる。ううむ、面白い。
断続睡眠で暖かかったり、寒かったり。火の番は眠い。

翌日、大雲沢までは、ゴルジュあり、滝もナメっぽくヌルヌルしてる。直登できる所は少
ない。トラバース気味にあるいはサクサクと巻いて通過。全体的に濡れずに滝を登るのは
難しそうな感じ。大雲沢からは登りやすい3m前後の滝が続く。
そんなこんなでだんだん辺りはガレてきて、いよいよ詰めのザレ場へ…。

何がキツかったかといえばこの詰め…。這い上がるにも両手両足一気に滑る〜。まず前方
にある安定していそうな石コロ(!)に目標を定め、5〜6歩で滑り落ちる前に駆け上がる。
急登なので5〜6歩が精一杯。休んで次、の繰り返し。…こりゃ手ごろなホールドだ、と倒
木にしがみついたら両足が抜けてぶら下がり〜。倒木にアゴ強打…。倒木の下のザレがガ
ラガラガッシャーンと全部、大量落石〜。随分上方からKAMOGさんの声が…。「大丈夫?ガン
バ〜!」はい頑張ります。でもかなり辛い…。こんな所でもう限界?なんて考えてしまっ
て、更にペースダウン。自身が本当に情けなくなった…。

歩くたびにポツポツと汗が落ちる。笑顔の余裕も無くヘトヘトでやっとこ登山道へ。
そして少しの歩きで雲取山荘へ。連休後の閑散とした雰囲気に日が傾き始めた感じがなん
だか切ない。そして私も切ない。これから長い下山か…。不安。初めての読図での下山。
KAMOGさんは地図を見ながらワクワクと楽しそう。時々「慎重に落ち着いて…。」と自身に喝
を入れる姿。すごいなぁ。

読図講習で、10m未満のピークというのがあったが、こちらも等高線上に表れない地形が
あって難しかった。読図は本当に地図と地形を照らし合わせて自分の感覚にしていかない
といけないなぁ、と再認識。今回はほとんどCL任せ。ついて行きます、といった感じ。

そして、ヤブをひた下る。急な下り&滑って止まらないので笹をバッキバキに踏み倒しな
がら進んでゆく。そして笹がささる^^。転んでおケツに木が刺さる。痛い…。KAMOGさん
はノッテきたみたいで前方でどんどんスピードアップ。驚愕!

なんとか明るいうちに下山。振り返ると沢遡行の記憶が曖昧。(その他が印象強かった。)
体中痛いけれど、とてもとてもいい経験だった。こんな感想や写真じゃあのハラハラドキ
ドキを伝えられないのがとても残念。
沢はホント面白い。早くまた行きたい。
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