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Yamareco

記録ID: 229372
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ハイキング
甲信越

[信州の里山] 岩殿山(いわどのさん)三社権現経由岩殿寺コース

2012年09月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:23
距離
9.2km
登り
678m
下り
668m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

0750岩殿寺-0808水沢ダム石碑-0816林道分岐-0821林道終点(堰堤)-0839九頭龍社-0850墓-0855三社権現-0915天狗岩0945-岩殿山三角点

0955岩殿山三角点-1026天狗岩-1030三社権現分岐-1036雷神社-1047登山口堰堤-1050林道分岐-1114岩殿寺
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
麻績ICを降りて信号を右折。
国道403号線を松本方面へ。
県道55号線へ右折。
川を2回越えると左側に岩殿寺の案内板が見える。左折。
程なく左手に岩殿寺が見えてる。
コース状況/
危険箇所等
●駐車場
岩殿寺の駐車場を使わせていただいた。

●登山ポスト
なし

●トイレ・水場
なし

●コース状況・危険箇所
岩尾根は滑りやすく、ルートも不明瞭な箇所があるので注意。
特に下山時は気をつけたい。
そのほかは、踏み跡もしっかりしており、問題無い。
地形図には登山ルートが無い。
龍の口から水が出るようだ。
龍の口から水が出るようだ。
馬がいた。
木がぶら下がっていた。
車高の高い大型RV車などは通過が難しい。
木がぶら下がっていた。
車高の高い大型RV車などは通過が難しい。
大岩が現れだした。
大岩が現れだした。
鬱蒼としていて空気が悪い感じがした。
これも修行の内か?
鬱蒼としていて空気が悪い感じがした。
これも修行の内か?
珍しい火の見梯子。高さはそれほどない。5mくらい。
珍しい火の見梯子。高さはそれほどない。5mくらい。
スタート地点の岩殿寺(がんでんじ)藁葺きの門が目印
スタート地点の岩殿寺(がんでんじ)藁葺きの門が目印
切れ落ちてる箇所もあった。
上りでは気がつかなかった。
切れ落ちてる箇所もあった。
上りでは気がつかなかった。
左に巻けそうな道があったが、危険。
岩に登って乗り越すのが正規ルートだった。
左に巻けそうな道があったが、危険。
岩に登って乗り越すのが正規ルートだった。
岩と岩の狭い隙間を登ると岩稜にでて、景色が開ける。
岩と岩の狭い隙間を登ると岩稜にでて、景色が開ける。
馬の背岩
これを登らないと先に進めない。
右から巻こうと思ったが、最終的には岩に登った。
ロープ、鎖なし。足がかりもないので慎重に。
馬の背岩
これを登らないと先に進めない。
右から巻こうと思ったが、最終的には岩に登った。
ロープ、鎖なし。足がかりもないので慎重に。
カモシカと遭遇。写真ではわからない。
カモシカと遭遇。写真ではわからない。
左にすすむ。
足掛かりが少ないので注意が必要。
1
足掛かりが少ないので注意が必要。
南側、正面のピークが岩殿山三角点
南側、正面のピークが岩殿山三角点
立派なお堂
程なく雷神社
天狗岩に到着。
登れるようだが割愛した。
天狗岩に到着。
登れるようだが割愛した。
祠の右手を上がっていく。
祠の右手を上がっていく。
軽RVなら行けそう。
軽RVなら行けそう。
岩殿山山頂に到着
三等三角点
岩殿山山頂に到着
三等三角点
三社権現着
下山後の湯は麻績村のシェールガルデンに向かったが、なんと休み。
下山後の湯は麻績村のシェールガルデンに向かったが、なんと休み。
橋の入口に案内看板。
地元では三社権現を岩殿山としているらしい。
距離もそこまでの距離。
橋の入口に案内看板。
地元では三社権現を岩殿山としているらしい。
距離もそこまでの距離。
立派な岩稜である。
立派な岩稜である。
珍しい!サワガニがいた。5cm程の大きなもの。見るのは小学生以来だ。
珍しい!サワガニがいた。5cm程の大きなもの。見るのは小学生以来だ。
稜線にのって、三社権現分岐。右へ進む。
松の倒木があるが行ける。
稜線にのって、三社権現分岐。右へ進む。
松の倒木があるが行ける。
林道が二股に分岐している。
一応、案内書などはここが駐車地となっている。
林道が二股に分岐している。
一応、案内書などはここが駐車地となっている。
東側、坂北地区方面
東側、坂北地区方面
右斜面は茸止山となっている。
右斜面は茸止山となっている。
ここも直進。
駐車場にはざっと20〜30台は停めれそうだった。
駐車場にはざっと20〜30台は停めれそうだった。
標柱はなかった。
標柱はなかった。
一歩間違えると・・・いや、これは廃棄されたハイエース。略して、廃棄エース
1
一歩間違えると・・・いや、これは廃棄されたハイエース。略して、廃棄エース
轍はあるが、普通車は厳しいかも。
轍はあるが、普通車は厳しいかも。
結局、草湯温泉に立ち寄った。
400円
結局、草湯温泉に立ち寄った。
400円
これは北側。歩いてきた稜線がちょっと見える。
これは北側。歩いてきた稜線がちょっと見える。
沢を離れ、登りが急になるが、なぜか陰湿な空気から解放された清々しさがあった。
沢を離れ、登りが急になるが、なぜか陰湿な空気から解放された清々しさがあった。
稜線を岩殿山に向けて歩き出す。
程なく鎖場っぽい箇所。
岩に切れ込みがされていて歩くのに問題無い。
稜線を岩殿山に向けて歩き出す。
程なく鎖場っぽい箇所。
岩に切れ込みがされていて歩くのに問題無い。
滑落注意だが鎖は張ってあるので問題無い。
滑落注意だが鎖は張ってあるので問題無い。
お寺正面の道を左に50m位行くと橋がある。
お寺正面の道を左に50m位行くと橋がある。
新しい案内板。
沢を横断して
下りはルートがわかりづらかった。
ピンクテープに頼る。
下りはルートがわかりづらかった。
ピンクテープに頼る。
西斜面は急だか、こんなところにまで松茸取りに来るのだろうか?
西斜面は急だか、こんなところにまで松茸取りに来るのだろうか?
堰堤を超えたところ。
水はなかった。
堰堤を超えたところ。
水はなかった。
九頭龍社に到着
水はわずかしか出ていなかった。
九頭龍社に到着
水はわずかしか出ていなかった。
岩尾根はルートが分りにくい。
岩尾根はルートが分りにくい。
橋はかかっているが、水は流れていなかった。
橋はかかっているが、水は流れていなかった。
最初は舗装された林道。
最初は舗装された林道。
大きな堰堤にぶつかる。
これより先は車は不可。
ここに駐車しても良いだろう。
右の踏み跡をたどる。
大きな堰堤にぶつかる。
これより先は車は不可。
ここに駐車しても良いだろう。
右の踏み跡をたどる。
山頂は眺望がなかったが、50m程進んだ岩の上から南側の眺望が開けた。
山頂は眺望がなかったが、50m程進んだ岩の上から南側の眺望が開けた。
立ち止まると、沢を流れる水の音くらいしか聞こえない。
立ち止まると、沢を流れる水の音くらいしか聞こえない。
橋から岩殿寺を振り返る。
橋から岩殿寺を振り返る。
沢沿いに進む。周辺の林は手入れがなされていないようであった。
沢沿いに進む。周辺の林は手入れがなされていないようであった。
普通は狐とか犬とかなのだが、馬ってのは初めて見た。
普通は狐とか犬とかなのだが、馬ってのは初めて見た。
突然鉄パイプ製の階段が。
これを登る。
突然鉄パイプ製の階段が。
これを登る。
ここを上がってきた。
幅は50cm程。
ザックはデポした。
ここを上がってきた。
幅は50cm程。
ザックはデポした。
学問行者の墓地に到着
学問行者の墓地に到着
何箇所か沢を横断
何箇所か沢を横断
この案内板が恐らく別所コースとの出会い。
この案内板が恐らく別所コースとの出会い。
水沢ダムの碑
岩場に生える松が美しい。
岩場に生える松が美しい。
舗装路は300mほどで終わる。
舗装路は300mほどで終わる。
落葉は恐らく去年のもの。
落葉は恐らく去年のもの。
西側に京ヶ倉山が見えた。
その背後にアルプスの筈だか、見えなかった。
西側に京ヶ倉山が見えた。
その背後にアルプスの筈だか、見えなかった。
舗装路が終わるところに若干の駐車余地2,3台
舗装路が終わるところに若干の駐車余地2,3台
次第に道が悪くなっていく。
この辺りでウゥーという獣系の嗚咽が路肩脇から聞こえる。
次第に道が悪くなっていく。
この辺りでウゥーという獣系の嗚咽が路肩脇から聞こえる。
綱場も出てきた。
綱場も出てきた。
登山道から少し右に入ったところにある。
登山道から少し右に入ったところにある。

感想

岩殿山へ岩殿寺コースを三社権現経由で行き、帰りは別所コースへ下ることにした。

林道を詰めて奥まで行くこともできなくはなかったが、行程も短いし、アラウンドの予定だったので、麓にある岩殿寺の駐車場をお借りした。

人通りはおろか、車の通りもほとんどなく、本当に静かで趣のあるところだ。

林道をてくてく歩いて行くと、道半ばの辺りで、獣系の「ウゥー」という唸る声が聞こえた。距離にして5m程後方だ。直感的に熊かなと思ったが、ガサガサと音もしないし、あれはなんだったのだろう。反射的に走ってしまったが、いざとなったら良くない事だ。

一応、熊よけスプレーは常時携行することにしている。

その後、黒毛のカモシカにであった。

林道は堰堤で行き止まりになる。その堰堤には平成16年と書いてあったので、それ以前の記録には恐らくこの堰堤の存在はないので注意が必要。

九頭竜社までは沢沿いのなだらかな道を詰めていくが、何となく空気が停滞しているようで、不気味ささえ感じた。

稜線に乗るとすぐに三社権現への分岐がある。大きな松の倒木が道を塞いでいるように見えるが、問題なく奥にすすめる。
すぐに三社権現権現の祠が現れる。祠の右手をさらに登っていくと岩尾根に出ることができる。岩と岩の間の狭い隙間を登っていく。10m程でロープがあるが、足掛かりに乏しいので注意が必要。ザックが挟まってしまったので、デポして登った。
その岩尾根で展望が開ける。
残念ながらアルプスは見えなかった。

引き返して稜線を岩殿山に向けて進む。岩稜帯はルートをロストしやすいので注意が必要。それ程危険箇所はないが、山頂直下の馬の背岩だけは注意したい。


それ程目立たない山なので、誰とも会うことはないだろうと思っていたが、下山時に、10名程のパーティーに出会った。ちょっとビックリ。

下山ルートは登りと別ルートを下るはずで、自分としては別所コースを下っているつもりであったが、気がつくと、その下るべき尾根が後方に見えた時に初めてルートを間違えたことに気がついた。分岐はどこにも無かったはずだが・・・。思い込み道迷い遭難に陥る典型的な例だなと思いながらも、引き返す事はせず、来た道をそのまま戻ることに。

今回の大きな反省材料となった。

下山後、別所コースの登山口を確認するために車を走らせると、3台路肩の余地に車が止まっていた。先ほどのパーティの方たちは別所コースから登ってこられたようだ。

機会があればまた登り、今回の山行におけるミスを検証したいと思った。

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