記録ID: 2294632
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沢登り
赤城・榛名・荒船
田沢川 熊ノ沢
2020年04月10日(金) [日帰り]
ばいしくる
iroiro57
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:05
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 786m
- 下り
- 784m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:06
距離 7.3km
登り 786m
下り 786m
6:53
486分
スタート地点
14:59
ゴール地点
山旅ロガー使用
| 天候 | 基本的には晴れ（山頂から雪が舞ってきてました） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
しばらく進むと道路が田沢川沿いと沢入川沿いに分岐するので、左の田沢川へ進む。 道沿いに行くと舗装路からジャリの林道となり、ゲートが開放されている橋のところに駐車（1〜2台） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
入渓：ゲート前に駐車したら、作業道が続いているので切れるまで歩く。 早く入渓すると堰堤が二つあるので面倒です。 渓相：★★☆☆☆ 水量：少ない 水質：枯葉多め 雪渓：なし 沢靴：イドログリップ、フェルト（どちらも差はないかも） ザイル：30m×1本（登攀1回使用） その他お助け程度 登攀具：カム×2個 ナメ：なし 藪漕：なし 魚影：僅かにあり 害虫：稜線でマダニ確認 登攀：20m滝 左側クラック（�卦蕁⊆茲衂佞�ショルダー推奨） 水線シャワーも可能そうだが、ハーケン必須 下降：適当な尾根から下り同じ沢を下降。20m滝より下流に降りたので、あとは30mザイルあれば十分でした。 感想 4月ということで雪が舞っていたので寒かった。 ほぼ記録がない沢ということで、先輩と探検感覚で遡行しました。 アプローチも容易なのでシーズン初めの手慣らしや、初心者の練習にもってこいの沢だと思います。 沢は序盤は平凡ですが、中盤からは微妙なバランスで楽しめるヘツりや、20m滝などの登攀要素が多少あり、板状摂理に囲まれた雰囲気はなかなか良かったです。 終盤の詰めは、植林杉林となり魅力はありません。 遡行グレード ：1級上（体感） |
写真
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この開放されているゲート前に駐車しました。
小さな橋を渡ってスタート。
小さな橋を渡ってスタート。
トラバースします。
最初の作業道を終わりまで歩けば邪魔な堰堤を2つとも巻けますので推奨。
最初の作業道を終わりまで歩けば邪魔な堰堤を2つとも巻けますので推奨。
この辺りはマンガン鉱床だったらしい。
石英もちらほら落ちてた。探せば水晶あるかも。
石英もちらほら落ちてた。探せば水晶あるかも。
これが2つ目の堰堤です。これはくぐれるから容易。
ここの左岸まで作業道が続いていました。
ここの左岸まで作業道が続いていました。
F2（5m）
滝の高さは適当です^^;
まぁ、だいたいそれくらいってことで。
滝の高さは適当です^^;
まぁ、だいたいそれくらいってことで。
あちこちに試掘の跡があった。
緑青がみられるので銅も僅かに採れたのだろう。
緑青がみられるので銅も僅かに採れたのだろう。
右からヘツるが、そんなに簡単ではなく良い練習になる。
とりあえず、この冷たさだと落ちたくない。
とりあえず、この冷たさだと落ちたくない。
おぉ！？人工的だとおもいきや、こんなところに炭焼きの跡がありました。
よく見ると道っぽくなっていたところ、あり。
きっと昔の作業道ですかね。
きっと昔の作業道ですかね。
水線突破の場合は、最初の10mはシャワーで行けそうだけど...
後半の10mの傾斜がヤベー。手がかりも少なそうなので、挑戦するならハーケンが必須かな。
10m登ったところであえてピッチを切った。
カムが効いたが、最初の離陸がかなり怖かった。
カムが効いたが、最初の離陸がかなり怖かった。
この、10mくらいの滝は左から登ったが、見た目より意外と悪かった。初心者がいる場合はロープ推奨。
かなり寒いので、休憩がてら焚火で温まる。
なんの準備もしてなかったので着火が大変でした。
なんの準備もしてなかったので着火が大変でした。
な〜んか人の手が入ってる雰囲気なんだよな〜っと先輩が言っていると...
げっ！なにかの跡がある。
間違いなく昔ここで仕事してる人がいたんだ。
間違いなく昔ここで仕事してる人がいたんだ。
足元には石英がちらほら。。。
きれいな結晶もありそうなのでゆっくり探したいが...時間もなくなるので諦めました。
きれいな結晶もありそうなのでゆっくり探したいが...時間もなくなるので諦めました。
このあと分岐が3つあるけど、右、右、左で詰めました。
どこも杉林できれいではないです。
どこも杉林できれいではないです。
天然のブランコで童心に帰ってる先輩w
無邪気な子のようだ...
無邪気な子のようだ...
撮影機器：
感想
4月になると、沢の先輩が始動します。
すでに先週、計画流れになっていた沢登り。
先輩から「ど〜しても今週こそ行きたいから空けといて」と懇願され、沢シーズン突入しました。
場所は袈裟丸山の麓あたりにあるマイナー沢ですが、iroiro先輩のご友人である増田さん（皇海山と足尾山塊 著者）から、このあたりの沢だと比較的オススメがココ。
ということで、行ってきました熊ノ沢。
水量は少ないので、まだ雪がちらほら残ってるこの時期には丁度いい感じでした。
序盤は平凡な様相ですが、だんだんと立派な板状摂理の壁に囲まれ、探検ムードが上がってきます。
中盤に出てくる20m級の滝は、左から逃げ気味に取り付きましたが、出だしのフットホールドが乏しく傾斜も強いので、離陸が怖いです。
左側にクラックが走っているのでカム（大き目）でランニングとっていけば安心です。
さて、その滝を越え、いったいどんな景色に会えるかと思ったら、なんと沢沿いに台地が現れ、何かの遺構が出てきました。
こんな奥深いところで一体誰が何のために...？
こういった残置物をみつけては勝手に想像したり、調べたりするのも面白いです。
先輩、本日はありがとうございました。
またよろしくお願いします。
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足尾山塊 皇海山 袈裟丸山の渓谷 などの著者の増田さんが、「すぐ近くに、書籍には未発表の良い沢があるよ」と、昨年 沢ご一緒した時に教えて頂いた今回の熊ノ沢は、とっても岩質が美しく
滝も多く手強い所もあり 中級者も楽しめる沢でした。
さすが増田さん
３冊の著者ですね。 地元の渓谷は、誰よりも良く網羅しています
この熊ノ沢が、丹沢に有ったら 丹沢ベスト３内に入る沢でしょう
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