武甲山（一ノ鳥居~表参道登山口~山頂~シラジクボ~一ノ鳥居）

2020年05月31日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.6km
• 登り: 802m
• 下り: 783m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:20

8:35 一の鳥居
9:03 9:05 表参道登山口
9:17 9:20 不動滝
9:58 10:13 大杉の広場
11:00 11:05 シラジクボ・浦山口 分岐
11:10 11:15 武甲山
11:22 シラジクボ・浦山口 分岐
11:45 11:50 シラジクボ
12:38 表参道、シラジクボ分岐
12:55 一の鳥居

おおむね予定していた通りの時間で下山できた。ほとんど雨に降られず下山できて幸運だった。

天候

【5月31日（日）】一ノ鳥居~表参道登山口~山頂~シラジクボ~一ノ鳥居
曇り一時霧雨
　朝方、この時期にしては気温がやや低く感じられた。日中風弱く、曇りで気温上がらず。
　登山中、杉林の中を進んだので、日光による暑さはなかった。しかし、登りではしっかりと汗をかいた。登っている途中に、他の登山者からも暑いという声が漏れていた。一方、山頂では気温が低く、やや風もあるので体を冷やさないようアウターウエアーを着ている人もいた。
　帰り際、一の鳥居から横瀬駅に向かう途中に霧雨が降ってきた。横瀬駅付近では霧雨は止んでいた。

（参考）気象庁【埼玉県秩父】
　　5月31日（日）07時　気温摂氏15.4度　西の風　　　風速0.9m/s
　　5月31日（日）08時　気温摂氏17.2度　西南西の風　風速0.8m/s
　　5月31日（日）09時　気温摂氏18.8度　西北西の風　風速0.8m/s
　　5月31日（日）10時　気温摂氏19.3度　北の風　　　風速0.7m/s
　　5月31日（日）11時　気温摂氏20.2度　北の風　　　風速1.2m/s
　　5月31日（日）12時　気温摂氏21.4度　北西の風　　風速1.3m/s
　　5月31日（日）13時　気温摂氏21.2度　西南西の風　風速1.8m/s
　　5月31日（日）14時　気温摂氏22.0度　西の風　　　風速1.5m/s
　
（参考）埼玉県さいたま市（5月31日（日））
　　日の出時刻　04:27
　　日の入時刻　18:52

アクセス

利用交通機関：

電車 自転車

【5月31日（日）】
04:20　自宅　　　　　　発【自転車で】
05:30　石神井公園駅　　発【電車で640円】
06:15　飯能駅　　　　　発
06:34　飯能駅　　　　　発
07:14　横瀬駅　　　　　着　L0.0km　H240m
07:31　横瀬駅　　　　　発【自転車で】
08:21　一ノ鳥居　　　　着　L5.9km　H518m
（登山）
13:11　一ノ鳥居　　　　発　L0.0km　H518m
13:31　横瀬駅　　　　　着　L5.9km　H240m
13:46　横瀬駅　　　　　発【電車で640円】
14:30　飯能駅　　　　　着
14:40　飯能駅　　　　　発
15:12　石神井公園駅　　着

コース状況／危険箇所等

【水場・トイレ・休憩ポイントなど】
●一の鳥居手前道路脇に延命水（湧き水）、表参道18丁目に不動の滝がある。
●横瀬駅、武甲山山頂にトイレがある。
●一の鳥居、大杉の広場、山頂御嶽神社下の広場に腰を下ろせる場所があり、休憩ポイントになる。

【危険・注意個所など】
全体として、特に危険な箇所はない。

《一の鳥居~大杉の広場~武甲山山頂》
　朝8時過ぎに一の鳥居に着くと、駐車場はほぼ満車に近い状態。サイクリング用靴を登山靴に履き替えて登山開始。駐車場から生川本流沿いに集落の脇の道をしばらく進んだ後にコンクリート舗装された坂道がはじまる。これを登り終えると表参道登山口に着く。登山口から大杉の広場まで尾根を巻くように登っていく。大杉の広場からやや緩やかな登山道を登っていくと山頂に至る。特に、危険個所はないが、強いて言うならば、特に山頂付近の登山道に転がる石は白色の石灰質のものが多くなる。濡れると滑りやすくなるので足元に注意する必要がある。

《武甲山山頂~シラジクボ~一の鳥居》
　武甲山山頂からシラジクボの鞍部までの下りは比較的に急。シラジクボから生川基点への下りは急傾斜な山腹を縫う細い登山道なので、足を踏み外して滑落しないように注意が必要。林道まで下れば歩きやすい道になる。

《追加：横瀬駅~一の鳥居》
　横瀬駅から一の鳥居までは石灰関係の各種施設群の中を走る道路を進むことになる。当日は日曜日だったので、ダンプカーを見かけなかったが、普段の日は車両の行き来が多いように想像される。施設群を抜けると道路の幅員が狭くなり、勾配も急になる。自転車をこいだ印象では、一部区間に10％を超える勾配の区間もあるように感じた。メンテナンスも行き届いておらず、舗装が剥げている区間が3か所程度あった。河川の護岸と道路を整備するための工事が行われる区間もあった。

その他周辺情報

【秩父湯元　武甲温泉】
住　　所 :
アクセス :横瀬駅から徒歩10分
電話番号 :
営業時間： 10時から21時まで（2020年4月から変更）
日帰り入浴料 : 土日祝日　大人900円,子供500円
　　　　　　　 平日　　　大人700円,子供400円
閉 館 日：年中無休
参考URL : http://www.buko-onsen.co.jp/

写真

5/31 7:20

5月31日（日）朝7:17、西武秩父線横瀬駅に到着。駅前から武甲山を望むと山頂付近にガスがかかっている。駅前で自転車を組み立てて一の鳥居へ向かう。

5/31 7:42

途中、石灰関連の施設群の中を進む。今日は日曜日のせいか、時折自家用車が行き交うだけで、ダンプはほとんど走っていない。

5/31 8:01

石灰関連の施設群を抜けると、道が狭くなる。ここから道路の勾配も急になる。車両通行止めの表示があるが、自家用車は進入していた。

5/31 8:03

道幅は自家用車2台がやっとすれ違うことができる程度。

5/31 8:05

途中、河川の護岸と道路を補修している区間がある。この他に勾配が急な2か所に舗装が剥げている区間がある。

5/31 8:17

勾配が緩くなると、幅の広い道路の区間に出る。

5/31 8:21

一の鳥居に到着。横瀬駅から5.9km、約50分で到着。
一の鳥居をくぐったところが駐車場になっている。

5/31 8:34

8時すぎでは駐車場は満車状態。後から来た車は駐車場に車を止めることができず、戻って道幅の広い区間に路上駐車していた。

5/31 8:34

私は自転車なので、一の鳥居の登山口近くに駐輪。

5/31 8:34

一の鳥居の登山口に、登山ポストが設置されている。クマ出没の注意喚起を促す張り紙が目立つ。

5/31 8:34

登山靴に履き替えて登山開始。一の鳥居が表参道の一丁目になる。山頂に行って確認したところ、山頂に建つ御嶽神社が52丁目になる。表参道には丁目を表す石が置かれていて、道程の目安になる。

5/31 8:36

橋を渡り、生川（「うぶがわ」と読むらしい）に沿って上流側に登っていく。途中家屋が数件ある。

5/31 8:47

八丁目を通過。

5/31 8:52

ここからやや急なコンクリート舗装の坂道を登る。

5/31 8:58

表参道とシラジクボへ向かう道の分岐に到着。
左手の橋を渡る：シラジクボ（武甲山と小持山の間の鞍部）へ
直進：武甲山に向かう表参道

5/31 8:58

分岐の道標。

5/31 9:03

コンクリート舗装の坂道が終わる。ここが表参道登山口と思われる。

5/31 9:03

表参道登山口から大杉の広場（標高1000m）まで50分、
武甲山（標高1304m）まで1時間40分

5/31 9:10

よく手入れされた杉林の中を進む。尾根を巻くように登っていくようだ。

5/31 9:12

途中、沢が崩壊している区間もある。

5/31 9:17

しばらく杉林の中を登っていくと不動の滝に出る。不動の滝は18丁目にあたる。ここで水を補給した。余裕がある人は山頂までペットボトルを荷揚げしているようだ。

5/31 9:18

不動の滝の上に少し日が差し込む区間がある。

5/31 9:19

日が差し込んで新緑が鮮やかな中、木橋を渡る。

5/31 9:22

20丁目を通過。

5/31 9:28

22丁目に到着。丁目石の横の木に腰かけてしばし休憩をとる。

5/31 9:50

さらに、杉林の中を進む。

5/31 9:49

薄暗い杉林の中、空を見上げてみる。

5/31 9:58

さらに進んで、大杉の広場に到着。ここは32丁目にあたる。この広場で、早めの昼ごはん（アップルパイ）を食する。

5/31 9:59

大杉の広場に設置された道標。
武甲山（標高1304m）50分
生川基点（標高515m）50分

5/31 10:29

大杉の広場を過ぎると、しばらく緩やかな傾斜の登山道が続く。

5/31 11:01

傾斜がやや急になりしばらく登ると、シラジクボからの道との合流地点に出る。

5/31 11:01

この合流地点が51丁目にあたる。

5/31 11:01

合流地点の道標。

5/31 11:02

山頂直下の広場。

5/31 11:07

武甲山山頂トイレ。

5/31 11:08

広場の直上にある御嶽神社に到着。

5/31 11:08

武甲山の来歴。

5/31 11:09

御嶽神社の裏に山頂展望台がある。

5/31 11:12

武甲山山頂（標高1304m）に到着。

5/31 11:14

残念ながら、山頂からの視界はなし。晴れていれば秩父市街地が一望できるはず。

5/31 11:15

武甲山山頂展望台全景。

5/31 11:18

何も展望できないので、早々下山を開始。御嶽神社正面。

5/31 11:19

神社正面の左に置かれた狛犬。

5/31 11:19

神社正面の右に置かれた狛犬。

5/31 11:22

帰りは登ってきた表参道を下らず、シラジクボを経由して下ることにした。

5/31 11:24

採石場からの発破のお知らせ。発破は定時に行われるらしい。

5/31 11:38

山頂直下は結構急な下りになる。振り返って下ってきた登山道を見上げる。

5/31 11:44

尾根を鞍部まで下る。

5/31 11:48

鞍部をしばらく進むと、シラジクボ（標高1088m）に到着。

5/31 11:49

シラジクボをまっすぐ進むと小持山への上り。左に進むと生川基点への下りになる。

5/31 11:49

小持山には登らず、左に折れて生川基点に下る。

5/31 11:50

林の中、狭い登山道を下る。左側は急な傾斜地になるので、慎重に進む。

5/31 12:11

林道まで降りてくる。このあたりにお寺の跡があるはずだが、どこにあるのかよくわからない。写真は林道に降りてから振り返って登山道への入口を映したところ。

5/31 12:13

林道に沿って下る。

5/31 12:29

途中、林道からはずれて再び登山道を下る。

5/31 12:35

登山道から杉林を見る。よく手入れされた杉林の中を進む。

5/31 12:38

表参道との合流点に戻ってくる。

5/31 12:39

合流点の標識。

5/31 12:43

生川基点に向けて、コンクリートの舗装道を下る。

5/31 12:56

一の鳥居まで戻ってくる。午後1時になり駐車していた車はだいぶ減っていた。

5/31 13:12

自転車で横瀬駅を目指して下山開始。一部舗装が剥げている区間があるので注意して下る。

5/31 13:15

一の鳥居からしばらく下ったところ右手道路脇に湧水がある。延命水というらしい。大変おいしい水だった。霧雨が降ってきたので、急いで自転車に飛び乗り横瀬駅に向かう。

5/31 13:27

山を下ってくると霧雨が止んでいた。横瀬駅に向かう途中、振り返って武甲山を望む。

5/31 13:31

延命水から15分で横瀬駅に到着。横瀬駅と一の鳥居間は約5.9km。自転車で上りに50分要した分、帰りは早かった。

5/31 13:43

横瀬駅に入線してきた飯能行の列車。奥に見えるのが武甲山。

5/31 13:44

横瀬駅ホームから武甲山を望む。

5/31 13:47

飯能行の電車に乗って、車窓から武甲山を望む。

5/31 13:48

車窓から武甲山を望みながら、雨に降られずに下山できたことを幸運に想う。

撮影機器：

Canon PowerShot S90 Canon

装備

個人装備

自転車 Giant Glide R3;登山靴：Sirio P.F.630 25.5cm

感想

hakodate

　一年前の5月の早朝、越後駒ケ岳に登るために上野駅から高崎行きの始発列車に乗り込んだ。大宮駅で私の席の向かいに30代の登山姿の男性が腰かけた。彼はこれから武甲山に登りに行くと伝えて熊谷駅で下車していった。この時の会話が、私が武甲山に関心を持っきっかけとなった。
　今回実際に登ってみて、湧き水あり、滝ありで変化のあるハイキングコースであることがわかった。首都圏近郊にあり、都心から手軽に足を運ぶことができる山域である。次回は小持山、大持山にも足を延ばす周回コースを辿ってみたい。