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Yamareco

記録ID: 2303852
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雪山ハイキング
増毛・樺戸

出戸股川から別狩岳(南) 敗退

2020年04月17日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:54
距離
16.1km
登り
482m
下り
493m

コースタイム

日帰り
山行
6:00
休憩
0:00
合計
6:00
8:04
360
スタート地点
14:04
ゴール地点
()で補足した林道各地点の名称は不確実なので、ルートログと対比してください
峰越林道ゲート 0722-51
(ストックを忘れ引き返す)
峰越林道ゲート 0804
峰越林道三差路 0821(地形図に記載有、発足林道の看板有)
出戸股川支流出合(Co.170)0854-0900
引き返す(出戸股川支流Co.215)0926
出戸股川支流(Co.175) 0955-58
出戸股川支流出合 1000
出戸股林道事実上の終点(Co.180付近)1009
峰越林道三差路 1100
当別越沢林道分岐 1106(地形図に記載無)
当別越沢林道終点 1122-31
当別越沢林道分岐 1206
出戸股連絡線起点三差路1216(地形図に記載無)
出戸股連絡線終点三差路1252-1300(地形図に記載有)
出戸股連絡線起点三差路1326
当別越沢林道分岐 1341
峰越林道三差路 1344(地形図に記載有、発足林道の看板有)
峰越林道ゲート 1404-19
天候 晴れ。気温高め
過去天気図(気象庁) 2020年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
峰越林道ゲート手前に駐車。4台位。複数駐車はあり得ないと思いますが。
コース状況/
危険箇所等
半ばわかっていたことですが、明らかに時期を逃していた。詳細は感想参照。
以下の時間はGPSログが取れていないので、手入力で補ってます。
09:59-10:54,11:50-12:23,12:42-13:14
ゲートの所にあった図
ゲートの所にあった図
ゲートの所にあった図
ゲートの所にあった図
繊維質含んでるし、大きさからみてオヤジですかね
1
繊維質含んでるし、大きさからみてオヤジですかね
乗越から。雪少ない...。どう見ても無理そうだ
乗越から。雪少ない...。どう見ても無理そうだ
出戸股川へ下り
三叉路。
別狩林道とかろうじて判読できる
別狩林道とかろうじて判読できる
雪はなし。一旦皆伐されたあとかな。
雪はなし。一旦皆伐されたあとかな。
水線のある沢の左岸末端。林班界標。灌木+強烈笹で無理そう
水線のある沢の左岸末端。林班界標。灌木+強烈笹で無理そう
水線のある沢に入ってみます
水線のある沢に入ってみます
鹿さんの足跡を追って、しばらくは問題なし
鹿さんの足跡を追って、しばらくは問題なし
等高線が混んだあたりで様子が変わる。
等高線が混んだあたりで様子が変わる。
ミニゴルジュ風
ここを越えても、いずれ行き詰まるだろうし...撤退
ここを越えても、いずれ行き詰まるだろうし...撤退
左岸、どうにも取付きにくい感じ。
左岸、どうにも取付きにくい感じ。
出戸股川上流を探索してみる
出戸股川上流を探索してみる
たおやかに流れてなんか癒される
たおやかに流れてなんか癒される
橋の流失ぽい
もはや林道の形をしてないけど対岸にも伸びていた
もはや林道の形をしてないけど対岸にも伸びていた
地図にない、当別越沢への林道
1
地図にない、当別越沢への林道
途中でえぐれてます。
途中でえぐれてます。
鴈のような鳥が居て逃げていきました。
鴈のような鳥が居て逃げていきました。
当別越沢林道終点。もう少し奥まで延びているとよかったんですけど。
当別越沢林道終点。もう少し奥まで延びているとよかったんですけど。
そのまま直進すると、一部笹が濃いが沢に出ます
そのまま直進すると、一部笹が濃いが沢に出ます
飛び石徒渉5回くらいで一回失敗しそうな水量でした
飛び石徒渉5回くらいで一回失敗しそうな水量でした
出戸股連絡線起点三差路(地形図に記載無)
林道名記載の看板がありました。距離は判読不能
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出戸股連絡線起点三差路(地形図に記載無)
林道名記載の看板がありました。距離は判読不能
出戸股連絡線終点三差路付近(地形図に記載有)
出戸股連絡線終点三差路付近(地形図に記載有)
三差路の先も道はしっかり
三差路の先も道はしっかり
444.2三角点峰かな
444.2三角点峰かな
札幌方面の山並みですが、写真ではわかりませんね
札幌方面の山並みですが、写真ではわかりませんね
厚田川右岸の山々
厚田川右岸の山々
来年来ましょう

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル 靴下 グローブ 防寒着兼雨具 日よけ帽子 行動食 非常食 飲料 地形図 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯(GPS&コンパス兼) 時計(高度計兼) タオル カメラ(コンパス兼) ストック 軽アイゼン(不使用) サングラス
備考 平年並積雪なら、沢から取付く場合4月中旬、尾根から取付く場合4月上旬が限度か。
どちらも、取付からして地勢が険しいのでピッケルがあったほうが良いかも。

感想

 この山はいつか登りたいとずっと思ってきた山だ。しかし、五月連休に登るには
遅く、首都圏在住時には無理(昔書いたメモには4月上旬が限度か? とあった)。
 無雪期に登った記録もあったが、どう見ても、苦労ばかりで、面白くなさそう。

 札幌に戻った今季は、と思っていたが、春の登り始めのスタートが遅れた。
(11日にやっと登れそうになったが、新型コロナ騒ぎがらみで中止に)
 もう、遅いだろうなと思いつつ、今年最後のチャンス兼来年の偵察の意味で、
決行してみる。

 出戸股川の地図上林道終点付近へ伸びる西微南尾根を昔から頭においてきたが、
Co.400のコル付近にギャップがあって通過できないという情報を得たので、
407P,387P経由を経由する南西尾根をルートにすることにした。

 厚田川から出戸股川へ乗越す峰越林道分岐、以前はコミュニティバスの停留所も
あったが、そのバス停名の「Fさん」宅はすでに空き家だ。
 分岐するとわずかでゲート。手前のスペースに駐車。周りの雪の状況から見ても、
成功は9割がた望めない。モチベーションだだ下がり。
 ストックを忘れて一度戻ったりして、予定より一時間近く遅れて出発。

 比高50mほど登って出戸股川へ乗越すが、左岸の斜面はどう見ても登れそうも
ない。林道上こそところどころ雪があるが、左岸は小沢でさえも雪が途切れている。
 この時点ではもう99%だめだろうけど、水線のある支流の手前の北西向きになった
尾根か、その沢を少し詰めてから適当なところで南側に取付けないか、一応
行ってみることにする。
 この出戸股川は水量の割に谷の規模が大きい。厚田川はその逆だ。厚田川が
こちらの谷を流れていた時代があったのかもしれない。
(厚田川の谷のほうが大きいから、そう長い期間でもないだろうが)

 沢の手前の尾根はやはり雪がなく、植生も密ブッシュで、話にならない。
...というか、雪があったにしても急だな。ストックでは恐いくらいだろう。
 水線のある支流に入ってみる。飛んで渡れる水量で、しばらくは谷底に平地が
あって、遡行は容易だったが、左岸は(右岸も)急で、取付けそうもない。
 いわゆるU字谷とは全く違うが、Uの字のような形をした谷だ。(出戸股川も)
 Co.210m付近で様子が変わり、正面が急斜面、流れは右に回って、
ミニゴルジュみたいになっていた。
 進めない水量ではないので水流沿いに行ってみる。鼻を回ると、先に急傾斜の
スノーブリッジが見える。行けないこともないが、スノーブリッジを壊す→
壊れたスノーブリッジと側壁の残雪で天然ダム→バックウォーターで水死→
何でこんなところで溺れたんだろ→昔洗面器で溺れた話もあったよ(笑)
などという結末が頭をよぎる。ここを突破しても、先で行き詰まる可能性が
高いわけだし...、ということで撤退することに。
(今思えば、ミニゴルジュ手前正面の急斜面も試してみるべきだったか)

 もう半月早ければ、ルートにできたかな?、407Pをパスできるのも魅力だ。
でも底雪崩が恐いな。などと考えながら引き返す。帰りは早い。

<以下、結論としては読む意味がないので、読まないほうが時間の節約です(笑)>

 さて敗退決定して、時間ができた、次回のために付近の偵察でも、ということで、
まず、出戸股川の林道を北上してみる。400mほどで橋が落ちたと思われる
個所があって、靴を濡らさずには渡れない。
 ここまで、路肩数ヶ所の崩壊を直せばすぐに使える道だったが、その先は
川越しに見たところでは、廃道後20年くらいは経っていそうだ。

 次は出戸股川を南下して、市町界尾根の470.4m三角点の南に伸びる破線記号を
偵察してみることにする。が、その前に、当別越沢川に沿う林道があった。
 これが奥まで入っていれば、ルートとして有望だ。沢の名前も魅力的。
入ってみるが、残念ながら、林道はCo.160mあたりで終わっていた。
 さらに50mほど笹を分けて進んで沢に降りたが、水量がやや多く、何度も
渡り返すと靴を濡らしそうだ。

 再び出戸股川に戻って南下し、地図の破線記号の探索。現役と思われる林道で、
Co.110付近で、出戸股川に沿ってさらに南下する地図にない林道を分ける他は、
地形図通りに続いている。211標高点Pを巻いて、地形図にある分岐まで行って
みたが、その先もしっかりしていて、ルートとして有望だ(とその時は思った)。

 無尽蔵に出ているフキノトウを若干いただき、車に戻る。

 さて、山行中は厚田山道方面の地図が無かった(au4Gの電波は終始不通)ので
気づかなかったが、帰宅後検討すると、本日後半のルートから入るくらいなら、
厚田山道の途中から入ったほうが、どう見ても労力が少ないようだ。
結論としては、実りの少ない一日だったということで(涙)。

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