黒戸尾根より甲斐駒ヶ岳


- GPS
- 04:25
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 2,343m
- 下り
- 154m
コースタイム
竹宇駒ヶ岳神社4:25〜笹ノ平5:25〜歯渡り6:20〜刀利天狗6:40〜五合目7:00〜七丈小屋7:30〜八合目御来迎場8:10〜甲斐駒ヶ岳山頂8:50
下り:3時間
甲斐駒ヶ岳山頂9:40〜七丈小屋10:15〜刀利天狗11:10〜竹宇駒ヶ岳神社12:40
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
竹宇駒ヶ岳神社から歯渡りは樹林帯の中の急登. 刃渡り以降ハシゴ,鎖場があるが,ハシゴ,鎖ともしっかりしている. 五合目小屋は解体されている. |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
甲斐駒の標高は2967m.
‘甲斐駒に行っても憎むな(2967)よ!’と覚えましょう.
ってことで行ってきました,黒戸尾根経由甲斐駒ヶ岳日帰り山行.
黒戸尾根は日本三台急登の一つに数えられ,標高差は2,200m.
山と高原地図のコースタイムは15時間.
長いが,日帰りで行けない距離ではない.
大学一年の頃の夏合宿では登らず通過.
大学二年の三月はラッセルにより八合目でタイムアップ.
いつかいつかと思っていたら,結局登らず仕舞い.
学生生活残り半年ってことで,意を決して行くこととする.
4:25竹宇駒ヶ岳神社出発.
もちろん神社で安全を祈願する.
真っ暗でヘッドライトなしでは歩けない.
心霊的怖さ,獣的怖さに襲われながら,登っていく.
5:25笹ノ平通過.
非常にいいペース.
暗いので急登を見上げずに済む.
ありがたい.
途中どうしてもキジ撃ちをしたくなり,キジを撃つ.
6時前にようやくヘッドラなしで歩けるようになる.
天気は曇りで,時折太陽が雲の間からのぞいている.
刃渡り前は綺麗なコケが生しており,見入る.
6:20刃渡り到着.
ここで心霊写真を撮ったことがあり,その後は災難が続いた.
今回はご勘弁である.
刃渡り後からハシゴがチラホラ.
6:40刀利天狗通過.
黒戸山をトラバース.
この山もコケが生している.
7:00五合目通過.
かつてあった五合目小屋は解体されていた.
ここからはハシゴの連続.
慎重に行く.
7:30七丈小屋到着.
ガスで甲斐駒が見えたり,見えなかったり.
山頂では晴れていてほしいものである.
8:10八合目御来迎場通過.
大学二年の頃の山行ではここで登頂を断念した.
それを越える瞬間はやはり嬉しかった.
あの時は雪で全く見えなかった山頂が今は綺麗に見える.
あと少しである.
8:50甲斐駒ヶ岳山頂到着.
念願の山頂.
今回の達成感は格別である.
心配していた天気も晴れ.
360°のパノラマを満喫する.
山頂では話しやすいおじいさんと山話に花が咲く.
これも山の楽しみの一つである.
ご飯を食べ,ゆっくり休む.
おじいさんは北沢峠へと一歩先に下山開始.
またどこかで会いたいものである.
9:40甲斐駒ヶ岳山頂出発.
写真を撮りながら下山.
10:15七丈小屋到着.
サクサク歩く.
11:10刀利天狗通過.
最近の登山はトレッキングシューズで行っているのだが,どうも足にあっておらず下山時にはマメができる.
保護シートは貼るが,困ったものである.
また,ヒザも軽く痛くなる.
これまた困ったものである.
12:40竹宇駒ヶ岳神社到着.
川で顔を洗うが,塩だらけであった.
夕方のニュースで甲斐駒ヶ岳初冠雪と言っていた.
下山後に降ったのだろうか.
いつか積雪期の甲斐駒にリベンジを果たしたいものである.
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する