薬師岳


- GPS
- 12:08
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,772m
- 下り
- 1,768m
コースタイム
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 12:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
8月最後の土日、富山、長野方面が久しぶりに天気が良いとの予報。北アルプスで残っている百名山、薬師、黒部五郎、鷲羽、水晶のどこかへ行きたい。ただ、最近の体調を考えた場合、日帰り可能な薬師岳が無難か。登山口の折立の雰囲気も知りたい。
ホテルを予約するとキャンセル料が発生するので、車中泊で行くことに。体力に余裕があれば火打山にも行きたい。先週富山に帰ったところなので、高速道路を走るのが苦痛だ。自宅を早めに出て、なるべく一般道で行きたい。10時過ぎ自宅を出発、吉井ICまで一般道、更埴JCで高速を降り、久しぶりにオリンピック道路を行く。白馬、小谷を経由し糸魚川から再び高速に。小谷道の駅周辺の道路整備は完了していた。立山ICを降り、コンビニで夕食と明日の朝食及び非常食を購入する。
有峰林道の亀谷ゲートで料金(\1900)を支払い折立キャンプ場を目指す。5時ごろキャンプ場に着く。駐車場は満車。臨時駐車場が500m離れたところにあるみたいだ。そこは十分余裕があった。ただトイレがない。止まっている車のナンバーを見ると全国各地からきているようだ。
8時ころ就寝。が、寒い。12時ころ長袖シャツを着る。それから一時間ごとに目覚める。結局4時前に起床。4時45分登山口へ。あまり体調は良くない。すぐ十三重の塔があり、お参りする。
ここから、急登が始まる。心臓バクバク、ピッチ上がらず。喘ぎながら登る。三角点まで1時間20分もかかる。いつも参考にしている方のコースタイムは1時間、頂上まで行けるだろうか。三角点を過ぎると展望が開けてきて、登山道も緩やかになってくる。木道も現れてくる。五光岩ベンチを過ぎると、たおやかな平原が広がる。登山道は太郎平小屋に向かって緩やかに登り、白山、有峰湖が右手に見える。天気は最高、何とか頑張ろう。
3時間半かかって太郎平小屋に到着。参考にしている人のコースタイムは2時間半、ただ昭文社のコースタイムは、甘々だけど5時間それより早いから良しとしよう。ここから薬師岳方面、黒部五郎岳方面、雲の平方面と分岐する。眺めも素晴らしい。人気の秘密がわかった。
少し休憩し、次のポイントの薬師岳山荘を目指す。太郎兵衛平と言われる軽いアップダウンのある平原を行く。花の季節は素晴らしいのだろう。一旦大きく下ると薬師峠のキャンプ場に着く。
ここから、岩がゴロゴロした涸れ沢の急登が始まる。意外とマークが少なく、帰りに二回コースアウトしてしまった。薬師平で休憩中に、下山してきた方に山頂の様子を聞く。富士山も見えたとのこと、期待が膨らむ。ただ、疲れがいつもより激しい。小休止を繰り返しながらなんとか薬師平小屋に到着。
山頂が目の前に見えるが、ここからまだ一時間、標高差300m弱、空気も薄くなってくる。少し前を登っていく若い女性に続くがすぐ引き離される。稜線に建つ避難小屋跡まで行けば後は尾根歩き、一歩一歩進む。山頂には15名ほどの人が。皆さん絶景を堪能していた。
薬師岳山荘に戻り、一休み、後は登山口に戻るだけ。往復12時間の難行でした。
明日はどうしよう。取りあえず、温泉に入ってから考えよう。グリーンパーク吉峰に。風呂から上がると午後7時、自宅へ帰るのも、車中泊するのもどちらも辛い。明日、火打に登る元気もない。結局帰ることに。午後12時少し前に自宅着。翌日は体が分解しそうだった。
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