大展望の笠倉山＆魅力Maxの魚沼アルプス周回（反時計回り）

2020年04月25日(土) [日帰り]

• GPS: 04:53
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,178m
• 下り: 1,168m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:51

距離 13.7km 登り 1,178m 下り 1,182m

6:49 駐車地点
6:56 宝泉寺
7:30 7:31 大力山
8:27 8:30 黒禿の頭
8:56 9:12 笠倉山
9:29 9:31 黒禿の頭
10:02 10:04 駒の頭
10:24 10:29 トヤの頭
10:55 11:01 鳴倉山
11:40 駐車地点

天候

快晴☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●鳴倉山登山口近くの林道退避スペースに駐車
・大力山と鳴倉山登山口周辺に登山用駐車場は無い
・今回利用した駐車スペースは5台程度
・大力山登山口から100mほど離れた車道の路肩部にも10台程度駐車可能

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：4（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：3（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望：4（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4.5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：7人】


◆ルートの状況（周回ルート）
・全体的に登山道の整備が行き届き、急登や滑りやすい区間はロープや階段が設置されて歩きやすい。
・特段に危険性が高い箇所もないので、登山初心者やファミリー登山も可能。
・周回ルートの最高峰となる標高770mの黒禿ノ頭までアップダウンしながら登っていく。アップダウンは、大力山〜黒禿ノ頭よりも鳴倉山〜黒禿ノ頭の方が数が多く高低差も大きい。
・このルートの3割程度は樹林帯で眺望の悪い箇所もあるが、県内の豪雪地里山に見られるボイ山（低生産性広葉樹林）の影響で、大きな樹木がない区間が多く、低標高の尾根歩きにかかわらず、アルプス風の眺望の良い尾根歩きができる。
・現時点で標高700m以上から残雪が見られ、一部区間は残雪を歩くが、特段の装備は不要。

◆ルートの状況（黒禿ノ頭〜笠倉山）
・黒禿ノ頭から笠倉岳まで基本的に尾根歩きとなるが、一旦林道を100mほど歩く。
・このルートも整備度は良く、急登箇所等にはロープが設置され歩きやすい。
・林道から山頂まで現時点で残雪が0〜80cmほどあり、更に最近降った新雪が5cmほど積もっていた。明瞭なトレースは無かったが、尾根歩きでルートは明瞭。雪の締まりはイマイチだが、ツボ足でも支障はない。
・笠倉山の山頂は、魚沼地域の名峰が見渡せる360度の大展望が広がる。特に越後三山は近接に見えるため、岩峰に積もった雪山は迫力の出で立ちを眺められる。

写真

4/25 6:54

下山口周辺の林道に車を止め、大力山登山口へ歩く。

4/25 6:57

10分弱歩き、宝泉寺脇の大力山登山口に到着。

4/25 6:59

では、出発しよう！

4/25 7:02

登山口から5分ほどでお堂を通過。

4/25 7:05

お堂を過ぎると尾根歩きになり、正面奥に大力山の山頂部が見えてきた。

4/25 7:22

階段が整備されていたり歩きやすい登山道が続く。

4/25 7:27

登山口から30分強歩き、標高504mの大力山の山頂に到着。

4/25 7:27

大力山から魚沼市街（小出）を望む。

4/25 7:31

見晴らしの良い山頂から50mほど南に進むと「ここが本当の山頂です‼」と書かれた標識があった。

4/25 7:34

では、見晴らしの良い尾根を歩いていこう！

4/25 7:46

若干のアップダウンはあるが、往路は緩やかに登っていく感じだ。

4/25 7:59

全般的に北斜面（左側）の方が見晴らしがいいね〜

4/25 8:02

本日も沢山のイワウチワ達。

4/25 8:08

南側には二百名山の八海山。

4/25 8:08

八海山のアップ。

4/25 8:09

正面に見える大力山から歩いてきた稜線を振り返る。

4/25 8:10

本日の先頭を歩く方が見えてきた。

4/25 8:15

正面に周回ルートの最高峰となる黒禿ノ頭が近づいてきた。

4/25 8:27

標高700mを越えると先日降った雪が積もりはじめる。

4/25 8:28

標高770mの黒禿ノ頭に到着。

4/25 8:28

黒禿ノ頭から歩いてきた稜線を見渡す。

4/25 8:32

では、本日の目的地である笠倉山に行ってみよう！
まずは、黒禿ノ頭から100mほど歩き林道へ。

4/25 8:37

林道を更に100mほど歩き、ここから再び稜線へ。

4/25 8:44

稜線に戻ると笠倉山の頂が見えてきた。

4/25 8:48

残雪に新雪が5cm強積っており、ほぼノートレースの稜線を進んでいく。

4/25 8:51

雪の締まりはイマイチだが、ツボ足でも支障なく歩ける。

4/25 8:55

最後はやや急な雪面を登ると、

4/25 8:57

大展望広がる標高907mの笠倉山の山頂に到着。

4/25 8:58

三角点にもポチっと！

4/25 8:58

笠倉山からの南東方向の眺望。
越後三山の越後駒ヶ岳、八海山、奥に中ノ岳が一望できる素晴らしい山だ。

4/25 9:02

眺望が良いので、記念撮影。

4/25 9:04

越後駒ヶ岳と右奥は中ノ岳のアップ。

4/25 9:04

そして、八海山。
八ツ峰付近もまだ雪が多そうだ。

4/25 8:59

越後駒の左には荒沢岳のトップが顔を出していた。

4/25 9:09

笠倉山からの北側の眺望。
守門岳から浅草岳まで見渡せる。

4/25 8:59

守門岳のアップ。

4/25 8:59

左奥の浅草岳と右は毛猛山。

4/25 9:09

笠倉山からの西側の眺望。
魚沼市街（小出）が見渡せる。

4/25 9:12

では、下山しよう！

4/25 9:27

再び林道まで下り、

4/25 9:30

黒禿ノ頭に戻る。

4/25 9:37

黒禿ノ頭から周回ルートをリスタート。

4/25 9:43

登山道を彩るスミレさん。

4/25 9:43

復路の方がアップダウンが多いね〜

4/25 10:04

標高680mの駒ノ頭に到着。

4/25 10:05

駒ノ頭から湯之谷に下りるルートもあるんだね〜

4/25 10:05

駒ノ頭から先ほど登った笠倉山（右手前）と越後駒（左奥）を眺める。

4/25 10:06

更に周回を続け、右奥にトヤの頭が見えてきた。

4/25 10:15

駒ノ頭からトヤの頭まで標高差100mほど下り、更に100mを登り返していく。

4/25 10:17

オオカメノキの花。

4/25 10:25

標高671mのトヤの頭に到着。

4/25 10:25

トヤの頭から毛猛山を眺める。
久しぶりに行ってみたいね〜

4/25 10:35

復路も見晴らしが良い尾根歩きが続く。

4/25 10:36

タムシバさん達。

4/25 10:49

鳴倉山の頂が近づいてきた。

4/25 10:50

その前に鏡ヶ池に立ち寄る。

4/25 10:51

カタクリはちらほら。
他の場所は終盤戦といった感じだった。

4/25 10:56

標高578mの鳴倉山に到着。

4/25 11:03

鳴倉山の山頂はパラグライダー？の飛び立ち台が設置されている。

4/25 11:06

鳴倉山から本格的に下山していく。

4/25 11:10

いや〜、ボイ山のおかげで眺望の良い稜線歩きが楽しいね〜

4/25 11:20

ゴールの干溝集落が眼下に見えてきた。

4/25 11:35

集落近くに下山。
用水を渡る。

4/25 11:41

車を止めた林道に到着。
お疲れさまでした！

4/25 11:48

（おまけ）
大力山登山口から100mほど離れた場所にも駐車スペース有り。
本日は昼時点で10台程駐車していた。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

感想

Joker

複数人の登山や公共交通機関による移動、移動中の買い物等をしなければ、登山中に3密どころか1密になるとも思えませんが、当面の間、登山者の多い人気の山は避けようと思っています。
そこで、今回も隠れた名峰を楽しもうと、一般的なガイドブック等には載っていませんが、地元で魚沼アルプスと呼ばれる里山に行ってみました。

この山は、低標高のため夏場は不向きですが、大半がボイ山（薪炭林跡地が豪雪の影響で大きな樹木に更新できない林）のため、眺望の良い尾根歩きが楽しめ、春や秋にお勧めしたい山です。
また、寄り道した最高峰の笠倉山は360度の大展望が見渡せ、特に越後三山の越後駒と八海山は大迫力で眺めることができました。

地元に愛された今回の隠れた名山（里山）は、その魅力がMax！
初心者から経験豊富な人まで、是非ともお勧めしたいとっても良い山でした！