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Yamareco

記録ID: 2314532
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雪山ハイキング
丹沢

【過去録】豪雪後の檜洞丸

2014年02月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.3km
登り
1,228m
下り
1,213m

コースタイム

日帰り
山行
7:30
休憩
0:40
合計
8:10
10:30
30
11:00
40
11:40
30
12:50
13:10
40
13:50
10
14:00
40
14:40
0
14:40
90
16:10
16:20
110
18:10
10
18:20
10
18:30
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝路面凍結箇所有り
コース状況/
危険箇所等
丹沢では珍しく、熊笹ノ峰への尾根上にて雪庇が発達していました。
その他周辺情報 西丹沢VCは閉館していました。
締まった雪で快適な雪山歩き
2014年02月24日 10:48撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 10:48
締まった雪で快適な雪山歩き
ご愛嬌
2014年02月24日 11:53撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 11:53
ご愛嬌
稜線上は風に飛ばされて殆ど積雪無し
2014年02月24日 12:05撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 12:05
稜線上は風に飛ばされて殆ど積雪無し
2014年02月24日 12:24撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 12:24
山頂標識も半分出ています。
2014年02月24日 12:39撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 12:39
山頂標識も半分出ています。
山頂東側は吹き溜まりとなっています。
2014年02月24日 12:52撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 12:52
山頂東側は吹き溜まりとなっています。
ラッセルして様子を見に行く
2014年02月24日 12:52撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 12:52
ラッセルして様子を見に行く
半分雪に埋もれた青ヶ岳山荘
2014年02月24日 12:53撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 12:53
半分雪に埋もれた青ヶ岳山荘
アナログ派です。
もっぱら、DLした電子国土の地形図、コンパスと高度計にて
バリエーションルートを楽しんでいます。
2014年02月24日 13:03撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:03
アナログ派です。
もっぱら、DLした電子国土の地形図、コンパスと高度計にて
バリエーションルートを楽しんでいます。
当初 つつじ新道往復の予定でしたが、想像以上に雪が硬く歩き易かった事と先行トレースがあった事から、犬超路ルートへ予定変更しました。
2014年02月24日 13:15撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:15
当初 つつじ新道往復の予定でしたが、想像以上に雪が硬く歩き易かった事と先行トレースがあった事から、犬超路ルートへ予定変更しました。
風の文様が美しかったです。
2014年02月24日 13:16撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:16
風の文様が美しかったです。
先行トレース
2014年02月24日 13:20撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:20
先行トレース
稜線南西側に発達する雪庇が現れて来ました。
2014年02月24日 13:21撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:21
稜線南西側に発達する雪庇が現れて来ました。
2014年02月24日 13:21撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:21
2014年02月24日 13:22撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:22
積雪が多すぎて下の方がよく解りません。
誤って踏み抜くと滑落必至です。
2014年02月24日 13:22撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:22
積雪が多すぎて下の方がよく解りません。
誤って踏み抜くと滑落必至です。
2014年02月24日 13:23撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:23
2014年02月24日 13:25撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:25
この頃はまだ 雪も締っており、硬いクラフト状の表面にアイゼンがよく効いて快適でした。
2014年02月24日 13:26撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:26
この頃はまだ 雪も締っており、硬いクラフト状の表面にアイゼンがよく効いて快適でした。
2014年02月24日 13:29撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:29
2014年02月24日 13:41撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 13:41
2014年02月24日 14:20撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 14:20
2014年02月24日 14:21撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 14:21
2014年02月24日 14:22撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 14:22
この頃から、暖かい南風が吹き出し、不安がよぎりました。
2014年02月24日 14:34撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 14:34
この頃から、暖かい南風が吹き出し、不安がよぎりました。
小笄への登り返しは、踏みぬき(胸まで)が酷くまた、急なため、ズリ落ちて簡単には前に進む事ができません。
2014年02月24日 15:25撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 15:25
小笄への登り返しは、踏みぬき(胸まで)が酷くまた、急なため、ズリ落ちて簡単には前に進む事ができません。
犬超路の道標
2014年02月24日 16:09撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 16:09
犬超路の道標
下降ルート不明の中、何とか日蔭沢に降り立つと なんと、雪崩れによるデブリで谷が埋まっています。
普段聞こえる水流の音も一切聞こえません。
カメラをはじめ一切の携行物を防水処理しザックに仕舞いました。ストック1本では心もとないので、丈夫そうな枝を調達し、これから待ち受けるスノーブリッジの踏破に備えました。
2014年02月24日 16:51撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 16:51
下降ルート不明の中、何とか日蔭沢に降り立つと なんと、雪崩れによるデブリで谷が埋まっています。
普段聞こえる水流の音も一切聞こえません。
カメラをはじめ一切の携行物を防水処理しザックに仕舞いました。ストック1本では心もとないので、丈夫そうな枝を調達し、これから待ち受けるスノーブリッジの踏破に備えました。
雪まみれで奮闘の末、ようやく用木沢出会いに到着しました。

2014年02月24日 18:05撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 18:05
雪まみれで奮闘の末、ようやく用木沢出会いに到着しました。

アスファルト!
2014年02月24日 18:17撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 18:17
アスファルト!
ただいま!
2014年02月24日 18:35撮影 by  SP565UZ , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/24 18:35
ただいま!

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ
備考 スノーシュー

感想

2014年2月14日〜15日の記録的な大雪から約1週間経った23日、県道76号の開通情報が入り、つつじ新道往復なら檜洞丸も可能であろうと判断し、翌日決行しました。
「山(自然)は恐ろしい」と改めて痛感したレポートです。

自然教室〜檜洞丸
山頂への稜線は、強風で飛ばされたらしく積雪が少なく、クラストして硬いので快適な雪山歩きを楽しめました。山頂の東側は吹き溜まりでかなりの積雪でした。(1〜3m位)

檜洞丸〜犬越路
当初は、つつじ新道往復の予定でしたが、予想外に雪が締まっていて歩き易かった事に加え、犬超路に向かう複数のトレースが確認できた事から犬超路ルートへ急遽変更しました。
大笄まではクラストした雪でよく締まっていて、軽快な稜線歩きを楽しめました。
稜線の南東側には、雪庇が発達している個所がいたる所にありテンションも上がりました。
(稜線からせり出して雪が積もっているため、端を歩くと、踏み抜いて滑落する可能性有り。)
小笄への登りは、木や笹を掴んで注意して登っても雪を踏み抜き胸までもぐり、容易には進めません。また、大量の積雪や笹により、ルートが分かりにくいため、特に下りでのルートファインディングを慎重に行いました。
尚、この頃から南風が吹き始め急激に気温が上昇し、雪が緩んで踏み抜きが半端なく地獄のようでした。

犬越路〜用木沢出合
なんと 日蔭沢は、雪崩と想われる多量のデブリにより谷は埋め尽くされていました。(水音が全く聞こえない静寂な世界)重く腐った深い雪で踏み抜きも酷く、深い所では脇まで簡単にもぐりました。10歩進むのに3回もぐる感じです。下りにもかかわらず、相当な体力を消耗しました。そして、これから待ち受ける数々のスノーブリッジに備え、丈夫そうな太い枝を調達しました。踏み抜いて川に落ちぬようストックと枝を両手に匍匐前進してスノーブリッジ群を慎重に乗り越えていきました。
また、登山道の桟橋は雪崩による埋没や高く積もった雪で埋もれており、大変危険でした。

更には、雪面には多くの亀裂がみられ、いつ雪崩れるか分からないという精神的な疲労も相当なものでした。

用木沢出会いまでのルートは、体力の消耗・スノーブリッジでの匍匐前進・雪の急斜面のトラバース・雪崩れや大量の積雪による不明なルートなどにより、非常にハードなものとなりました。

【反省点】
・万が一に備え、ワカン・スノーシューを用意しておかなかった事。
・午後から気温上昇する事を踏まえ、つつじ新道往復としていた当初の予定を
 確かな根拠もなく容易に変更してしまった事。


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