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Yamareco

記録ID: 231823
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

黒戸尾根に初挑戦!

2012年10月06日(土) 〜 2012年10月07日(日)
 - 拍手
GPS
28:45
距離
16.2km
登り
2,436m
下り
2,425m

コースタイム

08:25駐車場
10:10笹の平分岐10:20
11:35刀利天狗11:40
13:10七丈小屋
   歩行時間4時間30分
第2日目
06:30七丈小屋
07:15御来迎場07:20
08:15甲斐駒ヶ岳山頂08:20
09:35七丈小屋09:45
11:00刀利天狗11:05
12:05笹の平分岐12:10
13:10駐車場
   歩行時間6時間10分
天候 第1日目 曇り
第2日目 曇り時々霧雨、後晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道「小淵沢IC」降車し、
国道20号線を目指します
左折し、道の駅白州へ
道の駅の信号を右折し、道なりに約8kmで
広い駐車場(トイレあり)に着きます
駐車場は数台の空きがある位でした
コース状況/
危険箇所等
登山口から刃渡り迄危険箇所はありません

刃渡りは鋭い岩尾根ですが、凍結していなければ
滑落の危険より、擦れ違いに注意が必要だと思いました

核心部は五合目小屋跡を過ぎ、
吊橋を渡った後の梯子からです
梯子や、鎖での岩登りが連続します
しっかり整備され、歩きやすくなっていますが
擦れ違いなどは声を掛け合って安全の確保が必要でしょう

ダブルストックで歩いている方を見かけましたが
梯子や鎖場では、下に居る人から見ると不安があります
混み合っている時などは、仕舞っていただけたら有難いです
予約できる山小屋
七丈小屋
日向山に登った時に間違えた駐車場です。ここが黒戸尾根登山口だなんて、その頃は全く知りませんでした。懐かしいです。気合を入れて出発!
2012年10月06日 08:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 8:25
日向山に登った時に間違えた駐車場です。ここが黒戸尾根登山口だなんて、その頃は全く知りませんでした。懐かしいです。気合を入れて出発!
日向山への登山口
ここから往復すると二時間近く時間がかかるので、矢立石まで車で行くと時間短縮に。これから紅葉の時期、駐車場が混み合いそうですが…
2012年10月06日 08:29撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 8:29
日向山への登山口
ここから往復すると二時間近く時間がかかるので、矢立石まで車で行くと時間短縮に。これから紅葉の時期、駐車場が混み合いそうですが…
竹宇駒ケ岳神社
深い杉木立に歴史の古さ、重厚感を感じます
2012年10月06日 08:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 8:30
竹宇駒ケ岳神社
深い杉木立に歴史の古さ、重厚感を感じます
真新しい神社です。火災で焼失して建て直されたのですね。
2012年10月06日 08:32撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 8:32
真新しい神社です。火災で焼失して建て直されたのですね。
社の左横の吊橋
ここを渡ると急登が始りました
2012年10月06日 08:33撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 8:33
社の左横の吊橋
ここを渡ると急登が始りました
しっかりしていそうな吊橋ですが、限定5名様
2012年10月06日 08:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 8:34
しっかりしていそうな吊橋ですが、限定5名様
白川とは、石の白さからきているのですね。とても明るく、清々しい流れ。
2012年10月06日 08:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 8:34
白川とは、石の白さからきているのですね。とても明るく、清々しい流れ。
下流の眺望
2012年10月06日 08:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 8:34
下流の眺望
いよいよです。ザックは軽量化してきた積りですがちょっと不安。
2012年10月06日 08:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 8:35
いよいよです。ザックは軽量化してきた積りですがちょっと不安。
尾白川渓谷への分岐は二箇所、いずれも標識完備
2012年10月06日 08:47撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 8:47
尾白川渓谷への分岐は二箇所、いずれも標識完備
こんな里山ののどかな歩きも。栗がたくさん落ちていました。中身はありませんでした。
2012年10月06日 08:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 8:57
こんな里山ののどかな歩きも。栗がたくさん落ちていました。中身はありませんでした。
登山者も頻繁に行き駆っていますので、迷う心配はありません
2012年10月06日 09:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 9:15
登山者も頻繁に行き駆っていますので、迷う心配はありません
こんな祠を見ると、この登山道を古より歩く人々の姿を思い描きます。
2012年10月06日 09:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 9:39
こんな祠を見ると、この登山道を古より歩く人々の姿を思い描きます。
このプレートより分岐はもう少し先でした
2012年10月06日 09:51撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 9:51
このプレートより分岐はもう少し先でした
笹の平分岐
この標識、味のある色合いですね。こんな周囲に溶け込むような標識の色に惹かれます。
2012年10月06日 10:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 10:11
笹の平分岐
この標識、味のある色合いですね。こんな周囲に溶け込むような標識の色に惹かれます。
クヌギ林からだんだんブナが入り混じる林になってきました
2012年10月06日 10:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 10:15
クヌギ林からだんだんブナが入り混じる林になってきました
石仏は信仰と共に大切な道標でもあったことでしょう
2012年10月06日 10:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
10/6 10:16
石仏は信仰と共に大切な道標でもあったことでしょう
足元に丈の短い竹が生い茂り、涼しげな雰囲気
2012年10月06日 10:26撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 10:26
足元に丈の短い竹が生い茂り、涼しげな雰囲気
石碑が立ち、急坂が一段落。登山道に余地があり、ここでのんびり腰を降ろして休むには最適
2012年10月06日 10:33撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 10:33
石碑が立ち、急坂が一段落。登山道に余地があり、ここでのんびり腰を降ろして休むには最適
鮮やかな赤が目立ちます
2012年10月06日 10:59撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 10:59
鮮やかな赤が目立ちます
ここが噂の刃渡りの取り付きですね。立ちはだかる壁のような大岩!鎖付きの手すりがついていました。
2012年10月06日 11:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 11:18
ここが噂の刃渡りの取り付きですね。立ちはだかる壁のような大岩!鎖付きの手すりがついていました。
刀利天狗
ここにも二つの祠が。白装束の修行者がここで無事を祈り、鎖も梯子もない時代、難関の岩場に向かって行った姿を想像します。
2012年10月06日 11:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
10/6 11:36
刀利天狗
ここにも二つの祠が。白装束の修行者がここで無事を祈り、鎖も梯子もない時代、難関の岩場に向かって行った姿を想像します。
南アルプスの原生林の雰囲気ですね♪
2012年10月06日 11:52撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 11:52
南アルプスの原生林の雰囲気ですね♪
針葉樹林の中の黄葉が、曇り空を青空の様に明るく感じさせます
2012年10月06日 11:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 11:57
針葉樹林の中の黄葉が、曇り空を青空の様に明るく感じさせます
道も緩やかですし、紅葉を楽しみながら歩きます♪
2012年10月06日 12:14撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 12:14
道も緩やかですし、紅葉を楽しみながら歩きます♪
五合目小屋跡
帰路は登りになりますが、下山道の標識
2012年10月06日 12:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 12:15
五合目小屋跡
帰路は登りになりますが、下山道の標識
一際周囲を明るくする紅葉
2012年10月06日 12:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
10/6 12:15
一際周囲を明るくする紅葉
本当の黒戸尾根の大変さは、ここからでした!右横の梯子より先に、祠の上の巨岩に圧倒されます。
2012年10月06日 12:19撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 12:19
本当の黒戸尾根の大変さは、ここからでした!右横の梯子より先に、祠の上の巨岩に圧倒されます。
やにわに長い梯子に取り付きます。巨岩に恐れおののいている暇はありませんでした。
2012年10月06日 12:19撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 12:19
やにわに長い梯子に取り付きます。巨岩に恐れおののいている暇はありませんでした。
こんな大岩の間をすり抜ける道は、ちょっと間違えると大変なことになりそう。慎重にルートを見極めます。
2012年10月06日 12:29撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 12:29
こんな大岩の間をすり抜ける道は、ちょっと間違えると大変なことになりそう。慎重にルートを見極めます。
梯子が続きます
2012年10月06日 12:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
10/6 12:30
梯子が続きます
やや平坦な尾根に差し掛かりました。一息!
2012年10月06日 12:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
10/6 12:38
やや平坦な尾根に差し掛かりました。一息!
ですが、そんなに甘いものではありません。大岩の影に又梯子、いつまで続くの…?
2012年10月06日 12:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 12:39
ですが、そんなに甘いものではありません。大岩の影に又梯子、いつまで続くの…?
オーバーハング、背の高い人は頭に注意!
2012年10月06日 12:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
10/6 12:39
オーバーハング、背の高い人は頭に注意!
紅葉を隠している雲ですが、急峻な山肌が見えない方が恐怖も少なくて済みます。
2012年10月06日 12:45撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 12:45
紅葉を隠している雲ですが、急峻な山肌が見えない方が恐怖も少なくて済みます。
心休まる秋の風景で緊張がほぐれます
2012年10月06日 12:46撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 12:46
心休まる秋の風景で緊張がほぐれます
おおっ、吊橋!この先にも難所が待っているのでしょうか?
2012年10月06日 12:48撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 12:48
おおっ、吊橋!この先にも難所が待っているのでしょうか?
丸太の間が開いていますので、嫌でも下が見えます。なるべく見ないようにして渡ります。
2012年10月06日 12:49撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 12:49
丸太の間が開いていますので、嫌でも下が見えます。なるべく見ないようにして渡ります。
垂壁に近い山の形は雲に覆われて優しさを醸し出しているようにさえ感じます
2012年10月06日 12:49撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 12:49
垂壁に近い山の形は雲に覆われて優しさを醸し出しているようにさえ感じます
七丈小屋入り口
鎖と梯子の修行の末、やっと着きました!未熟者ですが、修行者になった気分です。
2012年10月06日 13:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 13:11
七丈小屋入り口
鎖と梯子の修行の末、やっと着きました!未熟者ですが、修行者になった気分です。
こちらは素泊まり宿泊者用のようです
2012年10月06日 13:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 13:38
こちらは素泊まり宿泊者用のようです
美しい秋の景色が待っていてくれました。感動です。
2012年10月06日 14:58撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 14:58
美しい秋の景色が待っていてくれました。感動です。
錦秋ですね♪
2012年10月06日 14:59撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 14:59
錦秋ですね♪
甲府盆地
2012年10月06日 15:01撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 15:01
甲府盆地
険しい山々も美しく秋の錦をまとい、優しさを感じます
2012年10月06日 15:13撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 15:13
険しい山々も美しく秋の錦をまとい、優しさを感じます
ビル群が見えますが、甲府市街地でしょうか?
2012年10月06日 16:26撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 16:26
ビル群が見えますが、甲府市街地でしょうか?
一瞬、鳳凰三山が…
2012年10月06日 16:27撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/6 16:27
一瞬、鳳凰三山が…
第2日目
紅葉が鮮やかに目前に迫ります
2012年10月07日 06:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 6:31
第2日目
紅葉が鮮やかに目前に迫ります
テン場
紅葉に負けず、色とりどりの賑わい。重そうなザックの方を昨日かなりお見かけしました。この厳しい尾根をテントを背負って歩く方こそ、修験者かも。
2012年10月07日 06:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 6:40
テン場
紅葉に負けず、色とりどりの賑わい。重そうなザックの方を昨日かなりお見かけしました。この厳しい尾根をテントを背負って歩く方こそ、修験者かも。
大きな岩の上に祠
2012年10月07日 06:56撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 6:56
大きな岩の上に祠
上から見ると、苔むして、後ろに木が生えています。
2012年10月07日 06:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 6:57
上から見ると、苔むして、後ろに木が生えています。
何の眺望もありません(泣)
2012年10月07日 07:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 7:05
何の眺望もありません(泣)
御来迎場
石柱は倒壊した鳥居の跡なのですね
2012年10月07日 07:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 7:16
御来迎場
石柱は倒壊した鳥居の跡なのですね
明るい黄葉が慰めてくれます
2012年10月07日 07:22撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 7:22
明るい黄葉が慰めてくれます
行く手の険しい峰を雲が柔らかく隠しています
2012年10月07日 07:24撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 7:24
行く手の険しい峰を雲が柔らかく隠しています
鎖場
岩には窪みが深く、また沢山付けられているので、鎖に振られなければ難しくないと思います。
2012年10月07日 07:28撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 7:28
鎖場
岩には窪みが深く、また沢山付けられているので、鎖に振られなければ難しくないと思います。
石碑のような巨岩ですね
2012年10月07日 07:44撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 7:44
石碑のような巨岩ですね
山頂間近でしょう、ようやくここまで来ました
2012年10月07日 08:09撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 8:09
山頂間近でしょう、ようやくここまで来ました
山頂にも負けない石塔
2012年10月07日 08:09撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 8:09
山頂にも負けない石塔
この分岐は懐かしいです。前回、ここを通って北沢峠に下りました。
2012年10月07日 08:11撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 8:11
この分岐は懐かしいです。前回、ここを通って北沢峠に下りました。
山頂の祠
十年ぶりの甲斐駒ケ岳です
2012年10月07日 08:14撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 8:14
山頂の祠
十年ぶりの甲斐駒ケ岳です
今日はあいにくですが、山頂の雰囲気は変わりませんね。
2012年10月07日 08:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 8:15
今日はあいにくですが、山頂の雰囲気は変わりませんね。
御来迎場まで下ってきました
2012年10月07日 09:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 9:05
御来迎場まで下ってきました
せっかくの黄葉なのですが、残念!
2012年10月07日 09:05撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 9:05
せっかくの黄葉なのですが、残念!
天気が快方に向かっているらしく、空が明るくなって紅葉がきれいに見えてきました。これから登る方が羨ましくなります。日帰りとおっしゃる方に幾人も行き会いました。凄いですね!
2012年10月07日 09:25撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
10/7 9:25
天気が快方に向かっているらしく、空が明るくなって紅葉がきれいに見えてきました。これから登る方が羨ましくなります。日帰りとおっしゃる方に幾人も行き会いました。凄いですね!
周囲の山並みがうっすら見えてきました
2012年10月07日 09:27撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 9:27
周囲の山並みがうっすら見えてきました
八ヶ岳方面
2012年10月07日 09:30撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 9:30
八ヶ岳方面
雲が取り払われ、紅葉も色鮮やかに
2012年10月07日 09:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
3
10/7 9:31
雲が取り払われ、紅葉も色鮮やかに
急峻な谷間に、鹿の鋭い声が響き渡り、ここにも秋の風情…
2012年10月07日 09:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
10/7 9:31
急峻な谷間に、鹿の鋭い声が響き渡り、ここにも秋の風情…
七丈小屋に無事戻ってきました。これから長い道のり、エネルギー不足にならないよう、食事を摂ります。
2012年10月07日 09:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 9:34
七丈小屋に無事戻ってきました。これから長い道のり、エネルギー不足にならないよう、食事を摂ります。
木の枝近くの白いザレ地は日向山でしょう。鞍掛山も見えているはず。登ってみたい山です。
2012年10月07日 09:55撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 9:55
木の枝近くの白いザレ地は日向山でしょう。鞍掛山も見えているはず。登ってみたい山です。
梯子の連続に差し掛かります。まだ濡れているので、焦らず、慎重に下りました。
2012年10月07日 09:58撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 9:58
梯子の連続に差し掛かります。まだ濡れているので、焦らず、慎重に下りました。
このような岩の一つ一つも信仰の対象だったのでしょうね、石仏、石塔が数多く残っています。
2012年10月07日 09:58撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 9:58
このような岩の一つ一つも信仰の対象だったのでしょうね、石仏、石塔が数多く残っています。
下を見ないで渡る吊橋
2012年10月07日 10:02撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 10:02
下を見ないで渡る吊橋
下ってきた峰を振り返ります。ここまでくれば一段落です。後は長い里山歩き
2012年10月07日 10:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 10:03
下ってきた峰を振り返ります。ここまでくれば一段落です。後は長い里山歩き
見ているだけなら、本当に美しい秋景色です♪先程までの緊張感はどこへやら
2012年10月07日 10:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 10:03
見ているだけなら、本当に美しい秋景色です♪先程までの緊張感はどこへやら
祠に無事通過できたことにお礼を申し上げて後にしました。
2012年10月07日 10:23撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 10:23
祠に無事通過できたことにお礼を申し上げて後にしました。
五合目小屋跡地
この下の斜面に空き缶が沢山放置されていました。見苦しい光景でした。なんとかできないのでしょうか?
2012年10月07日 10:26撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 10:26
五合目小屋跡地
この下の斜面に空き缶が沢山放置されていました。見苦しい光景でした。なんとかできないのでしょうか?
こんな急斜面の岩場にもにも木々はしっかり根を張って、岩を覆い、生きているのですね
2012年10月07日 10:26撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 10:26
こんな急斜面の岩場にもにも木々はしっかり根を張って、岩を覆い、生きているのですね
木の葉一枚の秋
2012年10月07日 10:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 10:36
木の葉一枚の秋
苔むした道に落ち葉が降りしく秋
2012年10月07日 10:57撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 10:57
苔むした道に落ち葉が降りしく秋
刀利天狗
一呼吸入れます。昨日はここに大勢の方が休憩していましたが、今日は静まり返っています。
2012年10月07日 10:59撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 10:59
刀利天狗
一呼吸入れます。昨日はここに大勢の方が休憩していましたが、今日は静まり返っています。
八ヶ岳山麓
2012年10月07日 11:16撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 11:16
八ヶ岳山麓
刃渡りは登りよりも、下りの方が慣れもあるのでしょうか怖さはありませんでした。
2012年10月07日 11:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
10/7 11:17
刃渡りは登りよりも、下りの方が慣れもあるのでしょうか怖さはありませんでした。
山ガール・山ボーイのメッカ?日向山
2012年10月07日 11:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 11:20
山ガール・山ボーイのメッカ?日向山
大岩山も見えているのでしょうか?
2012年10月07日 11:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 11:20
大岩山も見えているのでしょうか?
竹原の緩やかな道、のんびり歩きます
2012年10月07日 11:32撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 11:32
竹原の緩やかな道、のんびり歩きます
笹の平分岐
ここまで来れば、後ひと頑張り!
2012年10月07日 12:06撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 12:06
笹の平分岐
ここまで来れば、後ひと頑張り!
神社に無事を報告し、お礼を申し上げました。
2012年10月07日 13:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 13:03
神社に無事を報告し、お礼を申し上げました。
駐車場の案内板
できたら晴れた日にもう一度挑戦してみたいものです。体力に自信があるでしょうか…
2012年10月07日 13:10撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
10/7 13:10
駐車場の案内板
できたら晴れた日にもう一度挑戦してみたいものです。体力に自信があるでしょうか…
撮影機器:

感想

今年もあの山、この山と行きたい山は沢山ありながら、もう秋半ば。
長年の夢を叶えられた山もありましたが、
思いが果たせないまま、来シーズンに夢を繋ぐしかないと
諦めようかと思っていたのが、「早月尾根」と「黒戸尾根」でした。

十月に入るとあちこちの小屋が閉まり、
今年中に何とかと思っている方の気持ちも慌ただしくなることでしょう。
そんな中、早月小屋に問い合わせると、週末の天気が良さそうなので
小屋は予約がかなり入り、混み合っているとの返事です。
もし雨が降り出せば、そのまま雪に変わり、剣岳は登れないとの話。
受付の方のお話に、今年は早月尾根を潔く諦める事にしました。

それなら黒戸尾根は?と調べてみると、七丈小屋は、十月中は大丈夫そうです。
日帰りの方の記録も多く拝見しますが、女一人の心もとない初挑戦ですので
一泊小屋泊とし、翌朝山頂を目指すことにしました。

三連休は概ね晴れ間もありそうな日が続く予報でした。
ここのところ、どうも悪い方に傾く山行が重なっています。
期待していた尾根からの眺望は全く得られず、
心残りでしたが、大変な尾根道を自分の足で確かに歩き切ったという充実感は、
勝るとも劣らぬものがありました。

吊橋を渡り、尾根に取りつく迄の急なジグザグ道は、
里山の雑木林の雰囲気が、とても気持ちの良い歩きでした。
分岐から、次第に樹木の様相が変わっていく様は、
苦しさは別として、実に変化に富んだ素晴らしさに感動しました。
ブナ林から、針葉樹林帯へ、やがては南アルプスを思わせる
苔むした倒木の横たわる原生林のような針葉樹林帯、
そして、花崗岩の巨岩の累々と重なる山頂への稜線は
思い返すと、畏怖と驚きの連続でした。
長いからこそ、味わえる変化の楽しみがあるのかと思います。

標高二千メートルを超える七丈小屋には、
石油ストーブが焚かれ、上で大きなやかんが湯気を立てていました。
熱いお湯を使って温かい食事が作れ、美味しく頂きました。
ガスは必要なく、その分ザックを軽くできたかと
事前の情報収集不足を後悔したほどです。
夜も冷え込むと思い、沢山着込んでいましたが
暑いくらいに暖かく過ごせました。

翌朝は、待っていても天候の回復しそうな兆しもなく
霧雨の降る中、山頂に向けてとぼとぼ歩きだしました。
今回は、甲斐駒山頂からの大展望も楽しみでした。
でも、目的は以前挑戦など考えられなかった
体力を要するルートを歩き切る事ですから、
天候はどうあれ、無事下山する為に気を抜かないで歩かないと。

山頂は、大勢の登山者で既に大賑わいでした。
悪天候にもかかわらず、あちこちで山頂到達の
喜びを話している声が聞こえます。
立ち止まるとすぐさま身体が冷えてきますから、
早々に下山にかかる事にしました。
いつかまた晴れた日にこの山頂に立ちたいと願いながら…

再び七丈小屋まで戻って来た時には、
これからも鎖、梯子が続くと分かっているのですが
気持ちが随分楽になりました。
誰もいなくなってひっそりしている小屋の前で
長い歩きに備えて、軽食を摂ります。

七丈小屋を後に歩き始めると、今朝方登り始めたと思われる方々と
次々擦れ違うようになりました。
この時期ですから、ヘッドランプでの出発でしょう。
明け方四時頃でしょうか、真っ暗な道を歩いてこられたのでしょう。
日帰りだとザックも軽く、速く歩けます。
夏至の頃の日の長い時期なら、私でも日帰りが出来るかもしれません。

五合目小屋跡からの登り返しを過ぎると
あとはひたすら下るのみですから、足取りも自然に軽くなり
疲れもあまり気にならなくなったのは不思議でした。
登ってくる方々はひきもきらず、
刀利天狗付近の梯子、鎖場での擦れ違いの殆どなかったのは幸運でした。

眺望には全く恵まれず、
日本三大急登、標高差2,200メートルをただひたすら歩いただけですが
当初の(大それた?)目的は達成できました。
来シーズンは「早月尾根」へと夢が膨らみます。
どうなることやら(来年の事を言えば鬼が笑います)!

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コメント

お疲れさん
頑張りましたね。
眺望がないのが残念でしたが、一つやっつけましたね。
お疲れさん。
2012/10/10 4:09
七丈小屋は温かでした
sanyujin2さま ご訪問有難うございます。

仰せの通り小屋がとても温かで、当初夜の冷え込みをとても心配していましたが、全くの杞憂でした

ただ歩き続けただけの黒戸尾根でしたが、訓練、訓練
又、快晴の日に再挑戦する機会があるかも

黒檜岳・鳴虫山有難うございました。
関東百山完登おめでとうございます
おかげさまで、名前も知らなかった凄い山に行けて、感謝です
中禅寺湖温泉、最高でしたし

今夜は、祝杯をカーミーと上げてくださいね
悪戯してたかな
2012/10/11 18:20
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甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
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